


バレエの後に行ったのが滬江大飯店です。ここは上海料理のお店ですが、以前からずっと行ってみたかったの。重慶マンションの、ネイザンロードを隔てた向かいにあります。銅鑼湾の時代広場の中にも支店があるけれど、メニューが若干異なるのと、尖沙咀のお店の方が若干評判も良いのでまずはこちらを・・・。実はね、ずっときになってたのよ、上海蟹(9月半ば〜11月一杯ぐらいが旬)の前の短い期間だけ食べられると言う黄油蟹(ウォンヤウハイ、またの呼び名をバタークラブ)という蟹が。この黄油蟹、っていうのはね、夏の暑さで蟹ミソが体中に周って味噌だらけになってしまった可哀想な蟹の事なんですんって。7月、8月と旬も短いし、なんと上海蟹よりも値段が高い。
昨年は叶〇妹が、この黄油蟹をたべるために「だけ」香港に来た、って話もありましたな。
どうしても味わってみたかったので、今日の食事は夫と娘の意見は聞かず「ここ行くよ」と強行突破。
お店に入ったのは6時ちょっと前・・・かなり早い時間だったんだけど、驚いたのは既に席が結構埋まっていたこと。(香港は食事のピーク時間が遅い)
予約ナシでふらりと入ったから「7時半ぐらいまでに食事を終えてください」とのお約束で入店しました。黄油蟹は今から蒸します、と言われて、1両あたり80ドルでしたが、持ってきてもらった蟹(夫もマカロンも毛蟹とか日本の蟹が好きで、上海蟹にも全く興味を示さないので基本私の鼻息もスルー)は1杯の重さで計算してもらったら710ドルだって!!サイズは手のひらより小さいぐらい(勿論手指は含まれません)よ・・・それで710ドルって
・・・高いよねぇ・・・と想像はしてたけどやっぱり「高ぇな」とは思いつつ、初心貫徹、とにかく私の好奇心を確かめたい溜めに「ヨシ蒸してこーい」とマネージャーのおぢさんにお願いします。30分近く胡瓜だけ(塩揉みが足りないきゅうりでまだ味がちゃんと入ってない感じでチョッと残念な味)で空腹を堪えてやっと蟹がやって来た。簡単な解体だけしてくれます。
身を開いたけど、そんな溢れるほどのミソじゃないじゃん・・・上海蟹とそんな変わらないんじゃない?と思いながら、一口ミソを食べたけど・・・もしかしてover cooked?全然ミソもとろける感じじゃなくて、しかも独特のにおい(ナンかお化粧品みたいな独特の匂い)がある・・・話によると、蟹爪にまでミソが溢れてるという話だったけど、全然そんなこともなく、蟹ミソの味は上海蟹や毛蟹の方が全然上だわ・・・蟹肉も大して美味しくないし・・・これで7500円ぐらいもするわけ〜〜〜?こりゃないだろ〜〜〜ってカンジ。
マカロンも夫も、一口ミソを味見して「ポイッ」って感じ。まぁ多分私一人で食べることになるだろうとは思ってたけど、食べてても全然楽しくない蟹だった。しかもさぁ〜〜上海蟹の何倍もする値段でしょ・・・私が今回食べたのがたまたまハズレだったの?でもハズレつかみたくないからこそ、評判の良い有名店に来たんだけどネ・・・それでもたまたま運が悪くハズレの蟹に中ってしまったのかもしれないけど、もう2度と試す気にはなれないなぁ・・・だって高すぎるモン。値段の価値は(私にとっては)全く見いだせない蟹でした。私がこの蟹に出してもいいのはせいぜい50ドルだわね・・・。ある意味良い勉強になりました。




他にも頼んだよ。最近マカロンがマイブームになっている「北京ダック」。ここの北京ダックはちゃんとメニューにも「皮のみ」って書いてあるの。1羽オーダーのみで、「焼くのに40分かかります」って言われました。焼き上がったらまた恭しく解体してくれるんだけど、やっぱり皮だけと言うより肉も混じってますやん・・・って感じなのねぇ・・・ここ香港で、オーソドックスに皮だけ薄~く削いでもらうのってムリな芸当なのでは、って達観して来ちゃったワ。・・・とは言え、夫が「ここの肉は美味しいぞ、お肉がついてもオッケーだ」と言ってパクパク食べてました。しかも、身離れは良いので、皮だけピローン、って取って食べられます。薄餅もたっぷり蒸篭に入ってて良かったよ。他にお約束の川海老の塩炒めと、お店の名を冠した金華ハムと卵白の炒飯をオーダーしました。が、結局途中でお腹がいっぱいになって、結構打包(お持ち帰り)をして帰りました。黄油蟹は失敗したけど、他には美味しそうなメニューが沢山あってまた来て色々試してみたいと思いました。7時前には広い店内がすっかり満席になって、私たちがお店を出る時にはお店に待ちの長い列が。本当に人気店です。
最終的なお会計額をまた金額忘れちゃいかんと思ってちゃんとiPhoneのメモに記録して帰って来たよ。(いつも友達に値段を聞かれても忘れちゃって役立たず扱いされる
から、最近忘れないように必死:笑)チップ込みで1500ドル弱です。蟹の値段が値段だったから、2000ドル超えは覚悟してたけどこの程度で済んでヨカッタとぬか喜び。とは言え、黄油蟹の私の印象はちっとも良くなくて、実質価格710ドルでも私の認定価格はせいぜい50ドルだったので、お初の黄油蟹は大惨敗です。この失敗は痛かった。
Comment
こんなところで記事読めるとは!嬉しい♪
私は食べた事ないけれど、元々、そういう蟹なのか?たまたま当たった蟹がそうだったのか?真相はいかに?
今、マイブームの本「中国料理小辞典」の魚介類の項目で「黄油蟹」のところコピペ
引用始
バター蟹。香港、マカオなどで夏の産卵期に浅瀬にいるノコギリガザミの雌が強い日光で水温が上がると、卵が金色の油状に変わり、身全体がオレンジ色になり、バターのようなので名づけられた
引用終
ってあって、私も好奇心旺盛だからどんなだかな〜味わってみたいな〜って思っていたの。
う〜〜〜ん、このレポ読むと、頼むの怖いなぁ・・・
知人の中国料理有識者に聞いてみよう!
ホントに美味しいのか?それとも、話題先行?
我が家の夫は、私たちが来港する前には、
黄油蟹を絶賛して、旬の季節には喜んで
食べていたそうです。
今回は、蟹の時期が遅かったのではないかと
言っておりました。一番いいのは、ローカルの
知り合いの食べなれたお店に行くのがいいそうですが、それ以外なら、鴻星海鮮酒家あたりも大丈夫だと言っておりました。好き好きかもしれませんが、こってりした味が好きな人なら好きだろうとの事でした。値段的には、690ドルくらいと言っていたので、妥当ですよね。
我が家は、以前こちらの店舗で上海蟹を
食べましたが、高かったですがおいしかったので(他のものも)時期が残念だったのかなあ
と。。。でも、悲しいですよね。
ケリーちゃんのような蟹食いの御仁は、やはり、みそが体中に回ってってとこで、そそられるんだろうねぇ。
私だったら7500円なら神戸ビーフの鉄板焼きがええなぁ。お肉一口サイズかもしれないけど〜。
っていうか、北京ダック1羽オーダーがうらやましすぎ。
大好きだー。
やっぱ、皮だけ削いで欲しいよねぇ。
で、お肉も炒め物とかで食べたいなー。
私の周りでは賛否両論なの。
でも検索すると「すごく美味しかった〜」って書いてる人もいるし、私も好奇心には勝てずつい食べに行ってしまいました。評判の良い美味しいお店の蟹だったんだけどね〜。
でもホント何度も言うけど手のひらより小さいサイズの蟹1パイに7500円はリスキー過ぎるわ・・・。(こんなものに7500円もかけてしまった・・・って_| ̄|〇なカンジ)今回私としては大ハズレだったし、2回目トライする気力も財力も私にはありましぇん。
> 今回は、蟹の時期が遅かったのではないかと
そうなんだ〜〜上海蟹とかは旬も終わりに近づくとどんどん良くなる・・・って聞くので黄油蟹も同じようかと思っていたけれど、違うのかもね〜。
とにかく想像していた美味しさの2%ぐらいの印象でした。(←この2%、ってのが私のガッカリ度が伝わるかと・・・)滬江大飯店もローカルに愛される名店と言われているお店なのよ〜。ハズしたくなかったからわざわざココ選んだのに〜。他のお料理は(きゅうり以外は)美味しかったのに〜。
お肉だったらさぁ〜とりあえずお腹に少しは溜まるけど、蟹じゃそれも無いモンねぇ。ちっさい蟹なのでほとんど殻で食べるのも一苦労だしさぁ・・・他の(美味しい)蟹は殻と格闘してもそれに匹敵する美味しさがあるけど、この710ドル(よほど悔しい)はむなしさだけが残ったワ・・・。
救いは私がそんなむなしい散財をしても夫は「どうしても気になる物を試せたんだからいいよ♪」って私を責めないでいてくれる人だってことよ。
この蟹は今年一番の恨み手帖かも。
幸せ(不幸せ)な人間だけど
挑戦してみたくなる気持ちはわかるわぁ〜〜。
今回の帰省で何がイチバン楽しみだったかって
岩牡蠣なのよ。
しかもここの岩牡蠣を食べたら他では食べられないという象潟まで
車を飛ばしていったのにガッカリよ。
でも、おいしいものを食べるための労力は惜しまない私なので、ケリーちゃんの食べる前の意気込みはすっごくよくわかります(笑)
↑spikaさんが教えてくださったように、時期が遅かったんだと思うよ〜。きっとtoo lateだったのかも?
私も黄油蟹興味あったからFacebook上で問うてみたら、昔の同僚の香港の方が回答くれた。読むとわかる、食べる時期が限定、しかも味わいに好みがある蟹かも?来年、またトライしてみたら?
引用
if you like the taste of the orangy fat, then they are the best, a lot more than Shanghai crab. It contains nearly half the crab. Actually, the crab is sick or near dead(I think) so the body turns everything to fat, thus the season is very short, around June/July. HK people loves them
期待も大きいし今回はかけた金額も(私からしたら)デカかったからショックが大きかったワ・・・_| ̄|〇
私はネットで必死に情報収集したんだけど、上海蟹が出始める直前までOKみたく書いてあったのよ〜高いんだから正確な情報流してよと思うわ。
来年トライするかどうかはビミョー。
とにかく高いし(私はスゴク高いと思うんだけどみんな平気なのかしらん)片鱗でも美味しさの糸口みたいなものを感じられれば良かったんだけど、それが全くなかったからねぇ・・・。
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