上条「なんだ美琴か」御坂「ビリビリ言…いま…なんて?」 その3
    2009年11月06日 コメント(30) 長編創作・SS 
    336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 19:42:10.37 ID:gNvTtph8P
    御坂妹「以上で上位互換に対する報告を終わりにします、とミサカはなんでいちいち顔合わせ無ければならないんだよと内心愚痴りながらいいます」

    打ち止め「それって内心に秘めて言ってほしいんだけどーってミサカはミサカは下位互換なあなたの反逆にちょっと涙が出そうになったり……」

    御坂妹「反逆ではありません。下克上です、とミサカは上位互換の語弊の狭さに溜息をつきます。はぁー……」

    打ち止め「それって意味同じじゃないの? あれ? ミサカは見た目は子供頭脳は大人な上位互換なはずなんだけど?
     ってミサカはミサカは10032号の仕打ちに涙が! ほら!」

    御坂妹「まったく……これだから子供は何でも泣けばすむと思って……とミサカはあまりの上位互換の低能っぷりに頭を抱えます」

    打ち止め「いいじゃん! 普通にお顔合わせてお話しすることは人間には重要なことなんだよ!
    ってミサカはミサカは精神論的観点から見解を示してみたり!」



    337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 19:45:11.98 ID:gNvTtph8P
    御坂妹「あなたが精神論を語るのは2万年早いんだよガキが、とミサカは嘆息を交えながら言います」

    打ち止め「なんなの!? なんなの!? 最近10032号の不機嫌っぷりがミサカにばっかくるよ!? ってミサカはミサカは八つ当たりをするミサカに怒ってみたり!」

    御坂妹「誰が八つ当たりなどと……常日頃からの恨みです。それ以外の意図はないです、とミサカは断言します」

    打ち止め「知ってるんだよー? あの男の子がお姉様と仲良くしてるんだよね? ってミサカはミサカはいやみったらしく勝ち誇ってみるっ!」

    御坂妹「勝ち誇る? あのロリコンを相手にして勝ち誇ると? とミサカは上位互換のセンスを疑ってみます」

    打ち止め「ああーっ!? 言ったね! 言ったね!? もう10032号なんて大ッ嫌いだ!!
     とミサカはミサカはあの人の悪口を言われたことに対する憤りを露わにしてみる!」

    御坂妹「今はなきあの白髪頭は愛想尽かせて上位互換の元から離れていくのだった……とミサカはナレーションを入れてみます」

    打ち止め「むぅ〜!!! もう怒った! ミサカネットワーク遮断! そして逃亡! うわーん! 10032号はあの人とお姉様を指をくわえてみてるといいんだっ!
     ってミサカはミサカは捨て台詞を吐いて目にも留まらぬ早さで駆け抜ける!!」

    御坂妹「……いつかあのクソ上司に反旗を翻すような算段をしなくてはなりません、とミサカはほかのネットワークのミサカ達に鼓舞を送ります」



    340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 19:56:34.47 ID:gNvTtph8P
     わたくし上条当麻、最近何かおかしいことになっています。

     なぜか居候が二人いるような気がして仕方がないのです。

     いや、飯食って散々インデックスとじゃれた後帰るから居候ではないのだけど。

     でも飯はうまいしインデックスの世話は楽だしメリットが多いことも否定できないけれど、でもやっぱなんというか……。

     何だこの関係?

     俺も最近になってわからなくなってきましたお母さん。なんで飯作ってくれるのさ? なんでこんなにくつろいでるのさ?

     意味わからん。万年落ち零れの俺の頭では理解できません。

     確かに気は楽だ。アイツはなんだかんだで腐れ縁なんだろう。男女の友情? 大いに結構!

     でもなにか引っかかりが見えてきたのはなぜだろうか。アイツの仕草表情態度が引っかかる。

     わかりません。天に召します我らが父よこの上条当麻めになにかアドバイスでもください。

    インデックス「みことー! ご飯の時間なんだよ! 今日は何作ってくれるの!?」

    美琴「今日はハンバーグよ。アンタ好きでしょ? わかったらさっさとテーブルかたつけて! 汚いのよいつも掃除してもすぐ元に戻って!」

    インデックス「むむ……ご飯のためならお手伝いも辞さない覚悟だよ! スフィンクス! おしぼりだよ! おしぼりを持ってくるんだよ!」

    美琴「猫にできるわけ無いでしょ! ……ん? なによあんたぼーっとして」

     幸か不幸かわかりません。



    343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 20:10:51.65 ID:gNvTtph8P
    美琴「そういえばあんた最近ジャッジメントとアンチスキルが大忙しなの知ってる?」

    上条「そーいえばなんかやたらごたごたしてるよな。どこかしこもどっちかが見回りしてる。
    関係ないのになーんか胃が痛くなる思いなのは俺に少しでも罪状みたいのがあるからなんでしょうか……」

    インデックス「ハンバーグうまうま!」

    スフィンクス「にゃー」

    インデックス「スフィンクスもおいしいよね! その刺身わたしにちょーだいっ!」

    当麻「こらこら猫から飯をたかるな!」

    インデックス「だってまぐろだよっ? とうまがご飯作ってたときはこんなものでてこなかったもん!」

    当麻「あれ……なんでだろう上を向いてないと汗が流れてきそう……ああ蛍光灯まぶしいなぁー」

    美琴「アホやってないで話の続き。なんか最近襲撃事件が多発してるんだって。黒子も最近はあんま門限までに帰ってきてないし。
    なんかぼやいてたけど私は電撃飛ばしてその話は終わりなんだけど」

    当麻「襲撃事件ねー……能力者か?」

    美琴「っぽいわね。なんか結構やられた人ひどいみたいね。病院各所で大慌てだって」

    当麻「ふーん。季節の変わり目は変な人が多いからなー。美琴も気をつけとけ。あとインデックスは一番気をつけとけ」

    美琴「みっ……わ、私は天下のレールガンよ? 何を気をつける心配があるのよ?」

    当麻「まあちょっとしたやっかいごとに巻き込まれまくってる先輩からの助言……かな……あれ? おかしいなまた汗がしょっぱい……あ、蛍光灯切れそう」



    353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 20:51:24.89 ID:gNvTtph8P
    美琴「なんか私が電気屋に来るのも変な感じね……」

    上条「そ、そうか! 御坂を一家に一台! 電気代もかからず自家発電! なんて経済的!! 主婦魂の上条さんはお得という文字が大好きなのだ!」

    美琴「口上は済んだ? そしたら次は辞世の句を詠み上げましょうか?」

    上条「ははは……目は笑ってるのに怒ってる……器用なお顔ですねーいよっ! 麗しい!」

    美琴「左手は電気通るのよね? この手入れ替えてそっちにしましょうか?」

    上条「ご遠慮いたします……いたいいたい! つねるのやめてください地味にいたいぎゃー!」

    美琴「保険かけてるつもりでも物理的ダメージは関係ないのよね。最近学んだわ」

    上条「とても楽しそうな笑顔ですね……おお寒気が……」

    美琴「なんでこんなけったいな能力なんでしょうね」

    上条「俺が聞きたい……あーあどうせならお前みたいなわかりやすい能力の方がよかったなー」

    美琴「まあ応用きくしねこの能力。さすが私! 使いこなしてる!」

    上条「まあ能力云々の話じゃないのはわかってるんだけどさー……こんな能力のせいでいらん補修受けさせられるのかと思うとちょっとなぁー」

    美琴「元々の頭のできの問題よそれ」

    上条「不幸だー。うだー」



    354以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 21:00:33.53 ID:gNvTtph8P
    美琴「学園都市なのに蛍光灯っていうのもなんか変な気分」

    上条「時代は発光ダイオードとかだもんなー。ふ……無能力者の身の丈に合ってるのさふふ……」

    美琴「努力をなさい。そうすればレベルあがるわよ。スライムからブチスライム倒せるぐらいには」

    上条「たいした差ねえじゃん……それに俺は計測自体ができてないんですー」

    美琴「あんたはぐれメタルぐらいのレア度なのかしらね」

    上条「ドラクエこだわるなーお嬢様がゲームばっかりやって……そうだよ! 俺のドラクエ勝手にクリアしやがって!
     楽しみにゆっくり進めていたというのに……」

    美琴「いいお話しだったわー」

    上条「ちくしょう」

    美琴「お嬢様に夢見すぎ。お嬢様だろうが普通に漫画読むし立ち読みするし」

    上条「それはお前だけだと信じてる……俺のお嬢様像はもっとおしとやかで優美で可憐で……」

    美琴「時代後れねキングメタルぐらいレアな時代に取り残された人だわ」

    上条「ちくしょう」



    356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 21:12:36.54 ID:gNvTtph8P
    美琴「かいものしゅーりょー。さあ帰るわよー」

    上条(なぜ店内は手を繋いで外だと外すんだろう……わけわからん)

    美琴「ちゃきちゃき運びなさい荷物持ち。シスターさんがおなかすかせて待ってるわよ」

    上条「へーい。……っと? 何だあの人だかり」

    美琴「うーん? あ、ジャッジメントだ。っていうか……黒子だ……」

    上条「げ……ここはひとまず退散をかますしか……」

    美琴「同意見だわ……見つかるとうるさい……」

    黒子「おねええええええええええええさまあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!??????????
    なぜその殿方とオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!?????」

    美琴「あちゃー……」

    上条「よ、よう白井!」

    黒子「きィィィィィィィィィィ! わたくしが責務に追われてる間にま、まままままさか愛の逢瀬などと!!??????」

    美琴「違うわよ! ただの買い物! そう買い物なのよ!」

    黒子「いやああああああああああああああああ!!!!! わたくしのお嬢様がこんな類人猿ごときにィィィィィ!!!!!!
    これは完全犯罪を企てるしか! お姉様を救い出す手立ては!!!!!」

    美琴「ちょっと落ち着けやごらァ!!」
    黒子「ああん!久しぶりの愛の鞭! 黒子は悦んでいます! おねええさまあああああああああ!!!!!!」



    360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 21:31:58.21 ID:gNvTtph8P
    美琴「反省した?」

    黒子「ハイ、モウワタクシハイットキノカンジョウニミヲマカセルコトハイタシマセンノ」

    上条「こええ……お嬢様こええ……」

    美琴「んで? 何の騒ぎなのこれは」

    黒子「オネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマ」

    美琴「ええっと……斜め45度に……回し蹴り、っと!!」

    黒子「あふん! あ、ハイですの。例の襲撃者の件で新たな事件ですの」

    上条「御坂……人は機械じゃないんだぞ……ほら首が何かおかしな方向に……」

    美琴「大丈夫よ。アンタ並みに不死身だからこの子」

    上条「ええー……納得いかないのは何でなんだろう……」

    黒子「被害者は例に洩れず教職員や研究者等の大人ですの。一部を除いて学生以外は能力開発を受けていませんから、まあなすすべ無くボコボコですわね。
    今回は研究職員が被害者ですの」

    美琴「なんで大人ばかり?」

    黒子「それがわかったら苦労しませんの。証言には芳しくないものが多いので捜査は難航を極めてますわ」

    上条「目撃者は?」
    黒子「徹底的に探し回ってますけど痕跡無し。スキルアウトの連中見たく監視カメラの穴をついて、かつ人通りの少ない通りを狙ってますわね。
    よっぽど学園都市に内通してますわね。」



    363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 21:45:43.06 ID:gNvTtph8P
    美琴「じゃあスキルアウトじゃないの?」

    黒子「いいえ。能力者である可能性が濃厚ですの。現場を見ればわかりますわね。そこの殿方はお留守番で。わたくしの能力が効きませんからね」

    上条「どうぞどうぞ。俺は一足先にうちに帰るわ」

    美琴「あっ、ちゃんと蛍光灯換えといてね? なんかチカチカして目に悪いわアレ」

    黒子「なんですのその同棲的な雰囲気……まさかいやでも本当に!!!?????」

    美琴「はいはーいちゃっちゃといくわよほらー」

    黒子「この類人猿めがァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!今度見かけたら体を穴だらけにしてやるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!」

    美琴「斜め45度に……モンゴリアンチョップ!」

    黒子「あふん! サアイキマショウカオネエサマ」ヒュン…

    上条「こええ……本当お嬢様こええ……もうからかうのやめよう……肉体言語こええ……」



    365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 21:58:22.01 ID:XqTIMf120
    >>363
    「いちゃいちゃいくわよ」に見えた俺はもうダメだな



    366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 22:00:07.21 ID:gNvTtph8P
    黒子「ここですわね。関係者以外立ち入り禁止ですけどお姉様ですから特別です」

    美琴「これはこれは結構ひどいわねえ」

    黒子「でしょう? アーマード等でも簡単にはここまでできません。能力者、しかも強力な能力者ですわね」

    美琴「レベル4、下手したらレベル5の能力者……ねえ……人物絞れてんじゃない?」

    黒子「レベル4以上は機密レベルが上がりますので特定はわたくしたちには無理ですわね。普通なら、ですが」

    美琴「へえ? 秘訣ありってところ?」

    黒子「おねえさまぁん? お姉様なら簡単ですよね? ちょちょいのちょいですわよね?」

    美琴「……こういうことか……まんまと乗せられた訳か……」

    黒子「わたくしたちは早期解決を望んでますのよ? 学徒の保全が我々ジャッジメントのお仕事ですから〜?」

    美琴「こんにゃろう……こういう時だけ……」

    黒子「お姉様が協力してくれるのなら……心苦しいですが……・黒子の初めてを差し上げますわ! さあ早くわたくしのお胸に飛び込んできてくださいましー!!」

    美琴「アンタが飛び込むな! ああもうわかったわよ! ただしそれだけね! ちょっと情報盗むだけ! それでいいわけでしょ!」

    黒子「さっすがお姉様〜! わたくしがお慕いするだけありますわ! それじゃあサポートは初春に頼みますのでちょっとそちらまで行きましょうか」

    美琴「はあー……私って押しに弱いわホント……」



    367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 22:01:00.61 ID:gNvTtph8P
    黒子「ここですわね。関係者以外立ち入り禁止ですけどお姉様ですから特別です」

    美琴「これはこれは結構ひどいわねえ」

    黒子「でしょう? アーマード等でも簡単にはここまでできません。能力者、しかも強力な能力者ですわね」

    美琴「レベル4、下手したらレベル5の能力者……ねえ……人物絞れてんじゃない?」

    黒子「レベル4以上は機密レベルが上がりますので特定はわたくしたちには無理ですわね。普通なら、ですが」

    美琴「へえ? 秘訣ありってところ?」

    黒子「おねえさまぁん? お姉様なら簡単ですよね? ちょちょいのちょいですわよね?」

    美琴「……こういうことか……まんまと乗せられた訳か……」

    黒子「わたくしたちは早期解決を望んでますのよ? 学徒の保全が我々ジャッジメントのお仕事ですから〜?」

    美琴「こんにゃろう……こういう時だけ……」

    黒子「お姉様が協力してくれるのなら……心苦しいですが……・黒子の初めてを差し上げますわ! さあ早くわたくしのお胸に飛び込んできてくださいましー!!」

    美琴「アンタが飛び込むな! ああもうわかったわよ! ただしそれだけね! ちょっと情報盗むだけ! それでいいわけでしょ!」

    黒子「さっすがお姉様〜! わたくしがお慕いするだけありますわ! それじゃあサポートは初春に頼みますのでちょっとそちらまで行きましょうか」

    美琴「はあー……私って押しに弱いわホント……」



    368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 22:01:56.75 ID:gNvTtph8P
    黒子「ここですわね。関係者以外立ち入り禁止ですけどお姉様ですから特別です」

    美琴「これはこれは結構ひどいわねえ」

    黒子「でしょう? アーマード等でも簡単にはここまでできません。能力者、しかも強力な能力者ですわね」

    美琴「レベル4、下手したらレベル5の能力者……ねえ……人物絞れてんじゃない?」

    黒子「レベル4以上は機密レベルが上がりますので特定はわたくしたちには無理ですわね。普通なら、ですが」

    美琴「へえ? 秘訣ありってところ?」

    黒子「おねえさまぁん? お姉様なら簡単ですよね? ちょちょいのちょいですわよね?」

    美琴「……こういうことか……まんまと乗せられた訳か……」

    黒子「わたくしたちは早期解決を望んでますのよ? 学徒の保全が我々ジャッジメントのお仕事ですから〜?」

    美琴「こんにゃろう……こういう時だけ……」

    黒子「お姉様が協力してくれるのなら……心苦しいですが……・黒子の初めてを差し上げますわ! さあ早くわたくしのお胸に飛び込んできてくださいましー!!」

    美琴「アンタが飛び込むな! ああもうわかったわよ! ただしそれだけね! ちょっと情報盗むだけ! それでいいわけでしょ!」

    黒子「さっすがお姉様〜! わたくしがお慕いするだけありますわ! それじゃあサポートは初春に頼みますのでちょっとそちらまで行きましょうか」

    美琴「はあー……私って押しに弱いわホント……」



    374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/29(木) 23:02:10.22 ID:gNvTtph8P
    美琴「初春さんちーす」

    初春「あー御坂さん。こんにちはですぅー……」

    黒子「というわけで了承は得ましたの。初春はサポートをお願いしますわ」

    初春「了解ですけどぉー……いいですよねーレベル5だと何でもできてーいいですよねー……」

    美琴「な、なにいきなり卑屈に……」

    初春「だって私の取り柄っていったらこのぐらいなのに……なんか急にハイスペックな人が嫌いになりそうです……」

    美琴「わ、私にだって欠点はあるわよ! むしろ欠点だらけよ! そうよね黒子!?」

    黒子「まあお子様趣味が欠点と言えば欠点ですけど……すいませんでしたお姉様! その振りかぶった拳をお下ろしになってくださいませ!」

    初春「万能人はみんなそういうんですよ……いいモン私はサポートですよどーせ……」

    美琴「な、なんか初春さんネガティブになってない?」

    黒子「疲れてるじゃないでしょうか。ここ最近情報処理の仕事が山積みですし」

    初春「ふふふ……私にかかればこんなセキュリティの一つや二つちょちょいと……女性徒の3サイズを調べることだって簡単なんですからふふふ……」

    美琴「初春さんが怖い……」

    黒子「普段大人しい人間ほど裏には何抱えてるかわかりませんから……」



    443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/30(金) 20:11:37.41 ID:Li/t/XRwP
    黒子「首尾はいかがですの?」

    初春「上々です。後もう少しで御坂さんのスリーサイズがわかりますよ……ふふふ……」

    美琴「えっ!? ちょっと! 何それ聞いてない! そういうことか黒子!?」

    黒子「まあ元々お姉様を熟知しているわたくしには関係のないことですわ。本題は犯人の目星を立てることにありますもの」

    美琴「おいコラやっぱりちょっと待て。何で私のスリーサイズをアンタが知ってるのよ!」

    黒子「それはもちろん敬愛するお姉様のことですから! 身長体重スリーサイズ、視力や聴力さらにはアレの周期までェッ!」

    美琴「殺す。やはり殺すしかないわ。初春さん証拠隠滅できる?」

    初春「できなくはないですけどー。私も日頃の恨みがあるので−。まあそれは後の相談として。
     ここから先は御坂さんの出番です。 なかなか頑丈なセキュリティーなんですがいけますか?」

    美琴「私を誰だと思ってるのよ? 天下の御坂美琴ちゃんよ? 私の辞書に不可能という文字があるか? 否! 断じて否よ!」

    初春「なるべく痕跡は消してますけど、見つかってオメガシークレットなんかやられた日にはたまったものじゃないので。
     ここは迅速にお願いしますね」

    美琴「りょーかいっ! まっかせなさーい!」

    黒子「あははー……お花畑にたくさんのお姉様が見えるー……セクシーなお姉様、わたくしの知るお姉様、頭にごついのつけたお姉様、
    ロリで活発なお姉様……ああまるでここは桃源郷のようなすばらしき場所ですわー……今からそちらに行きますからねーお姉様ー……」



    446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/30(金) 20:26:27.92 ID:Li/t/XRwP
    初春「でました! さすが御坂さんです! さあて御坂さんのスリーサイズは……」

    美琴「もういいから……んで? なんだっけ?」

    初春「とりあえずレベル4以上であの現場になる程度の破壊力のある能力者の絞り出しですね。
    つまりメンタル系の能力者や、まあ発火系や電気系もないでしょう。それらしい痕跡はないので」

    美琴「じゃあ私のアリバイは証明された訳ね」

    初春「疑ってなんか無いですよ。むしろ協力してくれるわけですし」

    美琴「まあね」

    初春「てな感じで条件を絞った結果がこの16人ですね。ここから先はしらみつぶしですかねー。アリバイ実証とかそんな感じな作業になりそうです。
    まあ後は私たちの仕事なので御坂さんは……あれ? 御坂さん? どうしました?」

    美琴「え? う、ううん! なんでもないわよ! なんでも!」

    初春「そうですか……ああ御坂さんはもう帰ってもらっても大丈夫ですよ。あとは私やそこで泡吹いてる白井さんの仕事です。
     今日も残業が待ってるぞーうふふふふふ……」

    美琴「あ、ああそう。まあーなんというかほどほどにね。じゃあおつかれー」

    初春「はいですー。ほら白井さん! サボってないで聞き込み行きますよ!」

    黒子「おねええええええええええええええええええさまあああああああああああああああ!!!!!!!!ああこんなにもお姉様がたくさん!!!!
    わたくしもう天国へいってしまいそうううううううううううううううううううううう!!!!!!!」

    美琴(アクセラレータ……なんか懐かしい名前ね……忌々しいったらないわまったく……)



    448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/30(金) 20:50:32.46 ID:Li/t/XRwP
    美琴「ただいまー……じゃないか。おじゃましまーす」

    インデックス「みこと! みこと! ご飯だよ! わたしはもうおなかと背中がくっついて動けないんだよ!」

    美琴「いきなり飛びついて来といていえた口か! おーちゃんと蛍光灯換えてあるわね。関心関心。」

    上条「これぐらいはな。それよりどうだった? 現場の方はさ」

    美琴「ああーなかなかひどいわね。ありゃ相当の能力者の仕業ね。黒子にせっつかれて私が協力してあげてレベル4以上のそれらしい人物絞り上げたところ」

    上条「能力者以外の可能性はないのか?」

    美琴「能力者以外だれがあんなたまげた威力出せるのよ」

    上条「まあ……そうだよなー……学園都市にいる以上はそう思うのが普通だよなー……俺の普通よ、カムバック」

    美琴「なあに訳わかんないこと言ってるんだかっ! ああ……そういえば候補にアクセラレータがいたわ」

    上条「げ……マジか……アイツならやりかねないってのが正直なところだが……だとしたら誰も手がつけられないんじゃないか?」

    美琴「かもね。……実験が凍結されて、さらにアンタに負けてアイツもいろいろ大変だったみたいだけどさ……
    やっぱりそう簡単には人の感情って揺るがないものなのね」

    上条「まあ……そうだな。だけどアイツは話せばわかるやつだ。俺はそう思う」

    美琴「……まあアンタのことだしね。それはアンタの欠点であり強さでもあるわ。誇りなさい。私が人をほめるなんて滅多にないから」



    452以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/30(金) 21:12:11.30 ID:Li/t/XRwP
    美琴「そんでまたあの後黒子がさー……んん? お客さんだ」

    上条「俺んちに客なんて……いやなくはなかったわそういえば……神崎とか五和とか土御門とか……だいたい俺に不幸を運ぶ死に神だ……」

    美琴「私が出るのは……まずいわよね」

    上条「ああ大変によろしくない。インデックスも同義。場合によるが。素直に俺が出ますよーまったくおいしくご飯をいただいてるときと言うのに誰だ非常識なやつは……」

    御坂妹「来訪を告げるべくチャイムを鳴らしたのに非常識扱いされるのは誠に遺憾であります、とミサカは政治家のような口上を述べて不平を露わにします」

    上条「おまっ! なんで俺の家に来やがりましたんでごぜえますかっ!?」

    御坂妹「その発言は修羅を抱えているように感じます。中にお姉様がいるからですか? とミサカは憤怒を隠そうともせずに言います」

    上条「いいやそういうわけではめっそうもない!」

    御坂妹「まあ中にお姉様がいらっしゃるのならかえって今回は好都合というものですね、不服ではありますが。とミサカは我が物顔で部屋へと侵入します」

    美琴「とーまいったい誰……」

    御坂妹「ご機嫌麗しゅうお姉様、とミサカは敵意を丸出しにしてお姉様に挨拶をします」

    美琴「ちょっと! どうしてアンタがここに!?」

    インデックス「わっ! みことが二人なんだよ! これが噂のほろぐらふぃってやつなのかな!?」

    御坂妹「ホログラフィではなくれっきとした実体です、とミサカは自己の存在説明をしました」

    インデックス「ミサカ!? まさか姉妹なのかな!? 双子ちゃんなのかな!?」
    御坂妹「否定はしませんがその答えは正解ではないです。正確にはお姉様と細胞組織をともにしたクローンです、とミサカは懇切丁寧にお姉様との関係を説明しました」



    454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/30(金) 21:26:38.71 ID:Li/t/XRwP
    上条「勝手に上がり込んで何のようなんですかね御坂妹さん?」

    美琴「そうよ! というよりなんでアンタこいつの家知ってるのよ!」

    御坂妹「そんないっぺんに質問されても困ります。ミサカは聖徳太子ではないのです、とミサカはのんびりお茶をすすりながらいいます」

    美琴「ちょっとアンタまじめに答えなさいよ!」

    御坂妹「ここに来たのにはれっきとした理由がありますが、なによりおいしそうなご飯に目がくらんでしまってお話しする気分ではありません、
    とミサカは遠回しなご飯の催促をします」

    インデックス「私のはあげないからね!」

    美琴「どこまで自我を貫くんだこのバカは!?」

    上条「もういいからさっさと要望かなえてもらって本題行こうぜ……つきあってたらいつまで経っても先に進まない……」

    御坂妹「話をわかってもらって助かります、とミサカは右手を差し出してお茶碗を受け取る準備をします」

    美琴「もういやこの子ったら本当にもう……」



    575以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/31(土) 20:47:48.00 ID:8ZOxBnb6P
    上条「打ち止めの消息がわからない?」

    御坂妹「はいもぐもぐ、3日前にもぐあのクソ上司と口論にもぐもぐなりましてごくん、ミサカネットワークを遮断し独立行動モードにもぐ、移行した後もぐもぐ、
    負け犬の遠吠えを宣ってごくん、いなくなりやがりました、とミサカはおいしいご飯に舌鼓をうちつつ経緯を簡略化してお伝えしました」

    美琴「それアンタが悪いんじゃない……それともの食べながら喋るのやめなさい」

    御坂妹「あのクソ上司がつっかかてきたのです、とミサカは新たに食材を求め箸をのばしながら自己の正当性をアピールします」

    上条「まるで本当の姉妹じゃないか。ケンカするほど仲がいいってかーいいことじゃないですかー」

    御坂妹「こちらとしてはネットワークから長期間独立されると生命維持活動、主に知能系統に障害が出るのでたまったものじゃないのです、
    とミサカはあのちび上司に愛想を尽かします」

    上条「まあ所詮は子供の駄々だろ? 子供という定義に当てはまるかどうかは別問題だが、そんな心配しなくてもすぐに帰ってくるだろう」

    御坂妹「それなのですがもぐもぐ。一応ミサカ達ももぐもぐ捜索してみたもぐ、のですが、足がかりがつかめないのです、
    とミサカは旬の秋刀魚を咀嚼しながらいいます」

    美琴「見た目子供だから、それ活かしてどこかに隠れてるんじゃないの? あともの食べながら喋るのやめろって言ってるだろコラ」



    576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/31(土) 20:56:53.19 ID:8ZOxBnb6P
    御坂妹「上位互換の携帯電話から発信される電波の追跡を行おうとしても完全に電波を拾えない状況です。電池切れであればいいのでしょうが、
    さて果たしてどうでしょうか……とミサカは意味深な発言で不安を煽ってみます」

    美琴「困るのはアンタでしょうが。……だから話してる最中におかずに手を伸ばすなっていってるだろうがァ!!!」

    御坂妹「お姉様、短気は損気というお言葉をご存じですか、とミサカはさらなる食材を……」

    美琴「話し終わるまで没収」

    インデックス「みこと! それはないんじゃないかな!? 私のおかずもなくなっちゃうんだよ!?」

    美琴「少し我慢なさい。あんた食べ過ぎ。そのうちぶくぶく太るわよ」

    インデックス「わっ! わたしは太らないモン! ふ、ふふふ太らないモン!!」

    美琴「あら心当たりがあるのね? 脂肪はついてほしくないところからつくから用心しないとねぇー」

    インデックス「ごちそうさま! ちょっと散歩行ってくるね! いくよスフィンクス!」

    スフィンクス「にゃー……」

    上条「おおー気をつけてなー。ちゃんとちょっとしたら戻ってこいよー」

    御坂妹「……常々疑問だったのですがあのシスターもどきはいったい誰なんですか? とミサカはここに来て当然の疑問を放ちます」

    上条「怪獣暴飲暴食姫」

    御坂妹「相反する名称があるんですがなんということか納得してしまいました、とミサカは素直に感嘆の言葉をあげます」



    578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/31(土) 21:13:31.06 ID:8ZOxBnb6P
    御坂妹「本題に戻らないとご飯が食べられないので話の続きです。まあぶっちゃけて言えば上位互換を引っ捕まえて差し出してください、
    とミサカは話の本題を告げおかずの要求をします」

    美琴「おい待てコラ。なにあっさりまとめてんのよ! 今までの件はどうなるのよ!?」

    御坂妹「正直ごはんがおいしくてそれどころではなかったです、とミサカは久しぶりの病院食からの脱却に感動を覚えて真実を伝えます」

    美琴「ああ〜もー……本当にやだこの娘……つかれるぅー……」

    上条「いや見つけるのはかまわないんだけどよ、お前らに見つからないものが俺たちに見つかるとは到底思えないんだが」

    御坂妹「まああなたなら何とかしてくださると思っていますので、とミサカは絶対の信頼をかけて他力本願します」

    上条「なげやりなんだか信用されてるのかわかんねえ……」

    御坂妹「困ってる人を助け出さないと気が済まない性分だと思ってましたが、とミサカは率直に尋ねます」

    上条「いやーでも人捜しねー……向いてるとは思えないけど……」

    美琴「自分がまいた種は自分でなんとかなさいよ」

    御坂妹「無理です。正直面倒です。特にあの上位互換に至っては、とミサカは断言します」

    美琴「アンタ……ケンカ売ってる?」

    御坂妹「お姉様、ミサカはお二方の力が必要といってるのですよ? とミサカはまっすぐに言います」

    美琴「う……なんだかなー……まあやれることはやるわよしゃーない……」
    御坂妹「さすがはミサカのお姉様です、とミサカは内心しめしめと思いながらご飯を要求します」
    美琴「まだ食う気かよ」



    580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/31(土) 21:34:50.87 ID:8ZOxBnb6P
    美琴「散々食い散らかして帰って行きやがってぇー……もう本当に私のクローンなのかしら……」

    上条「100人見たら100人がお前の関係者だと思うっての」

    美琴「でも私ってあんなに横暴?」

    上条「まあよく怒って電撃飛ばしてくるあたりは横暴とも言えなくも……ごめんなさいでしたこのとおり土下座してますからその包丁しまってください!
     なるべく手の届かないところに! 子供が触れられないような場所に保管するのが監督者の義務であり責任でもあるんでしょう!?」

    美琴「ホント、アンタってば余計なことしか言わないのね」

    上条「いやだってお前だし……」

    美琴(何その意味深発言……い、いやいやないない……期待するな私……)

    上条「まあなんだかんだいってお前はちゃんと協力してやるんだろ?」

    美琴「まあ……血を分けた、てのは違うけどさ……やっぱり姉妹だしね。見た目末っ子がいなくなったとなればさすがにね。あの娘にはああいったけど」

    上条「そうだ。お前達は姉妹なんだ。だから守れよ? その幻想」

    美琴「ふんっ! 言われなくても! へへっ」



    581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/31(土) 21:35:52.23 ID:4lqaXIlyO
    かわいいのうかわいいのう



    582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/31(土) 21:51:23.36 ID:8ZOxBnb6P
    美琴「とりあえず監視カメラに何か映ってないかって思ったのよ」

    上条「さすが美琴さん! 着目点が違いますね!」

    美琴「みこっ……えっふん! でね、初春さんにでも協力してもらおうかと思ったの」

    上条「ああ……あの白井と同じジャッジメントの」

    美琴「そうそう。あの娘クラックとかハッキングとか得意だから。でももし打ち止めが映ってた時に私なんて言い訳すればいいかなーて思いついて……」

    上条「御坂さんはバカだなーそこまで考えての行動じゃないんですか? いやー御坂さんはバカだなーあっはっはっはー!」

    美琴「こう……下の方を……強キック!」

    上条「いってえええええええ!!!! すいません調子乗りましたすいませんでしたぁっ!! っていうかいてえ! 弁慶が泣くっ! 弁慶がっ!!!」

    美琴「じゃあなに言えばいいのですかねぇ? 当麻さんならわかるんじゃあそばせんこと?」

    上条「え、ええっとー……実は妹で……」

    美琴「とーまバカぁ? もう一回言うわね? とーまバカぁ? 何そのありふれたいいわけ? そんなことしか考えつかないの?
     さっすが万年補修のとーま君は違いますねぇー?」

    上条「くっ! ここぞとばかりに! マジで上条さんの精神ゲージが0に達する5秒前! 略してMK5!」

    美琴「世代が見て取れるわね……仕方ないから私がハッキングするかぁー……あんまり初春さん達を出し抜くようで気が進まないのよねぇ……
     あの娘達今超多忙そうだから」

    上条「あっ、後からもじわじわくる……なにこの脚の鈍痛新感覚過ぎて感動の涙が出そう……」



    583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/31(土) 21:53:25.48 ID:3rx/1nwaO
    動揺したのかwえっふんワロタ



    584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/31(土) 21:54:22.98 ID:g3/N0KGd0
    >>582
    >MK5
    マジで空気読めない5人組のことかー!



    590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/31(土) 22:25:42.60 ID:8ZOxBnb6P
    美琴「ええっとー……足がつかないように公衆ランで……ほいっと」

    上条「すげえーやっぱりレベル5ってすげー。そんなかけ声一つでばっちり盗撮ですよ」

    美琴「人聞きの悪い……とりあえず一昨日から4日前までの間のカメラ情報をずっと順繰りでさがすしかないわね。
    うえー初春さん達こんなことばっかやってるのー……」

    上条「これは俺の出番なし? なら俺はせっかくの休みを満喫ですねーさあーお洗濯日和ですよー真っ白シャツが栄える陽気ですねー」

    美琴「アンタも映像渡すから検証やんなさいよー」

    上条「さぁてとりあえず家に帰ってインデックスさんの飯の世話をしてー洗濯機回してる間に買ったまま積んでいる漫画に手をつけてー。
    まあなんて幸せなお休みなんでしょうかー!」

    美琴「抜け駆けは許さないわよー。私だってなんでせっかくの休みをこんなことに費やしてんのかと自責してるんだから我慢なさいー」

    上条「だって洗濯物が! 洗濯物が俺を呼んでいる! ああ待ってて真っ白シーツ!ぱりっと乾かして気持ちよく寝床に! 
     ……思えばベッドで寝てるのインデックスだ……」

    美琴「はいはい不幸ねー。私と過ごせてしあわせでしょー。ちょっと神経研ぎ澄ませてんだから静かにそこで待ってなさい」

    上条「……なにがしあわせだって?」

    美琴「えー? 私とせっかくの休日を過ごせてー……ああん?」

    上条「ああん?」

    美琴「……ああ! しくった! セキュリティ引っかかった! とりあえずデータ保存してとっととずらかるわよ! ほら早く! もう早く! 光の速さより早く!」



    600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/31(土) 22:51:41.97 ID:8ZOxBnb6P
    初春「ふぃー……追跡はむりでしたね。しっぽ見せたと思ったらすぐに退路を用意してきましたよ。よっぽどの腕ですねこの方」

    黒子「そうですの……でも監視カメラデータなんて何に使うんでしょうね」

    初春「気になるあの子を監視したいんじゃないんですかね。いや適当言っただけですけど」

    黒子「……はっ!? ういはるー? 監視カメラの検証わたくしが受け持ってもいいですわよー?」

    初春「なんですかそのあからさまに不純な動機がありそうな心変わりは。それに今は監視カメラの映像よりアリバイの実証です。
    監視カメラの検証なんてとっくの昔の話じゃないですか」

    黒子「い、いえいえ! 見逃しただけでなにか手がかりが残っている可能性もなきにしもあらず! 可能性はあくまでも捨てきらないのが操作の基本ですことよ!」

    初春「いい心構えですが、今は残りの人間の調査をしてほしいんですが」

    黒子「そうはいいましてもピックアップした16人のうち13人は実証されましたし。残り三人は行方不明。捜査は座礁ですわ。
    なら基本に帰って少しでも手がかりを!」

    初春「三人の捜査を優先です。しかし……どちらに転んでもあまりいい展開ではありませんね……」

    黒子「それは……どの方も我々に手が負える相手では無いですものね……」



    601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/31(土) 23:07:51.77 ID:8ZOxBnb6P
    初春「アリバイがないのは皆さんレベル5。しかも1、2、4位とそろい踏みですからね」

    黒子「1位のアクセラレータ。長点上機学園に編入という記録はあっても接触は不可能と一点張り。どうも例の噂に関連してそうとう警戒してるという噂ですわね」

    初春「ああ……一位が誰かに負けたから能力が失われたに違いないとかいうやつですね。まあすべての学生の頂点はそうそう崩せないですよね。
    あくまで噂に尾ひれがついているものだと思ってますよー私は」

    黒子「同意見ですわ。能力等は知りませんが、序列一位は伊達ではないはずですわよ。お姉様が三位なんですから、少なくともそれ以上……
    考えるだけでも恐ろしい限りですわね」

    初春「おかしいのは二位四位である垣根帝督さんと麦野沈利さんですね。どうも情報改竄がほどこしてあるみたいですね。
    もとのデータを探ってみたら二人とも消息不明とかなんとか」

    黒子「……まったく謎だらけですわ。学園都市という都市は」

    初春「私たちの知らないところで何が起こっているんでしょうね」

    黒子「一つ、言えることがありますの」

    初春「ほほー」

    黒子「事件はあの殿方を中心にして起こってるということ、ですわね」

    初春「その心は?」

    黒子「学園都市で起こった事件性があることにおおかたあの殿方の関与の記録がありますの」

    初春「まっさかー。わたしも会ったことありますけど特に何かある訳じゃ……」

    黒子「それがありますのよ……」



    603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/31(土) 23:23:31.92 ID:8ZOxBnb6P
    初春「な、なんですかそれは……」

    黒子「あの殿方は……」

    初春「ご、ごくり……」

    黒子「お姉様を誑かして! あまつさえ誰でも彼でも助け出して! なんなんですの!? 漫画の主人公にでもなったつもりですの!?」

    初春「……いきなり何を言い出すかと思えばやっぱり御坂さん絡みですか……」

    黒子「わたくしも助けられた身とはいえどあの殿方がお姉様を誑かしてるのは事実……この恨みはらさいでいるべきかァァァァ!!!」

    初春「はいはい……あれ? そういえばあの方の名前って上条当麻さんですよね?」

    黒子「キィィィィィィィ!!! 忌まわしきかなその名前!!! 今頃お姉様ときゃっきゃうふふしていると考えるだけでも……キィィィィィィィ!!!!!!!」

    初春「あ、やっぱり合ってるんだ。うーん……あの人の情報も開けないってのはどういうことなんでしょうね。しかもレベル5級の扱いで能力を伏せられてますね」

    黒子「あァん?! ……あら本当。わたくしのテレポートが効かないのも何か関係があるのかしらね。興味ないですがッ!」

    初春「ふーん……なにか噛んでるってのはあながち間違えじゃないかもしれませんねぇー……」



    610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/01(日) 00:18:49.65 ID:wZEuQiccP
    上条「なあ御坂」

    美琴「あによ」

    上条「真っ暗な密室空間……このなかで起こりうる事象はいったいなーんだ? いちー。密室殺人。にー。ホラー映画鑑賞。さんー。
    修学旅行での妙なテンションで自然と起こる気になるあの子のお話し。開けてびっくり玉手箱! さああけたら何が起こってる?」

    美琴「なに、シュレディンガー理論の話?」

    上条「たいむあーっぷ。正解は四番の永遠人間観察の記録をみることでしたー。外れた御坂さんに罰ゲーム。俺を解放してくださいお願いしますまじで」

    美琴「バカなこと言ってないで気配りなさい。見逃したらアウトよ。しばらくずーっと人間観察で人間性が崩壊する恐れがあるわよ」

    上条「ああ! 俺ちょっとトイレに……」

    美琴「はいストップ。さあついて行くわよ。どうしたのさっさと立ちなさい」

    上条「なんで手をがっしりなんですかねぇ!? そんなんじゃトイレにもいけませんことですよ!?」

    美琴「トイレの前で離すわよ。その後も拘束だからもちろん。あ、手はちゃんと洗いなさいよ?」

    上条「腕つかむまでいかなくていいじゃない!? 俺の腕の血管血がたまってる! ほら超手がしびれてほら!」

    美琴「離したら逃げるでしょ絶対。保険よ保険」

    上条「実は……慎ましいお胸が当たってごっはァッ!!!」

    美琴「ささささささサイテー!!!!! いっぺん死んどけゴラァ!!!!」



    616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/01(日) 00:37:37.02 ID:wZEuQiccP
    美琴「…………」

    上条「久しぶりの不機嫌モードイン御坂美琴嬢! ……はぁーふこうだー」

    美琴「…………」

    上条「それでも手は離さない御坂美琴嬢! ひどい! あくまで俺を逃げると思い込んで!」

    美琴「…………」

    上条「……少なくともこんな状態のままほっとくわけにはいかないんだよなー……はぁー……」

    美琴「…………」

    上条「御坂さーんさっきのは冗談ですよー。このつまらない鑑賞会に華をですね……」 

    美琴「…………」

    上条「いたいいたい爪が! 爪が食い込んでる! 悪かった! 慎ましいとか言ってごめんなさい! 全然慎ましくなんか……いたいいたい!
     何でつねるんですかマジ痛いから!」

    美琴「…………」

    上条「悪かったってー本当に反省してますこのとおりっ! だから機嫌直そうぜ? な! そうだ気分転換にアイスでも食いに行こうか!
     ……もう冬も近いけど!」

    美琴「…………」

    上条「ですよねーやっぱりこんな時期にアイスは季節外れもいいところですよねーあはははははーあぁ……」



    620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/01(日) 00:59:46.30 ID:wZEuQiccP
    上条「うだー……手がつけられん……今回はなかなか厳しいぞ……」
    美琴「…………」

    上条「まあでも……確かに女性に対してデリカシーのない発言だったな。うん。でもなんか……うん。よくわかんねえけどお前だから気がゆるんだんだなきっとうん」
    美琴「…………」

    上条「なんかいきなり追われて逃げての繰り返しで正直うんざりしてたけどさ、なんか話してみるとおもしろいやつだなーって。
    まあ妹達の件とかいろいろあって、いろいろ知っちゃったしな。最近はよくわかんねえけどさ、急に晩飯作ってもらって、
    ほとんど毎日一緒にいるとさ、やっぱり気は緩むってもんだよ。気の知れた仲って言うのか? そういうの」
    美琴「…………」

    上条「ツーカーの仲? おしどり? バカだからわかんねえけど、やっぱり……いやわかんねえや」
    美琴「…………」

    上条「まあ……自意識過剰だったらアレだけど……結果的に俺が助けたようなこともあったかも知れない。
    でもその分やっぱりいろいろ助けられたりもしたんだなーって最近思うようん」
    美琴「…………」

    上条「ははは……何言ってんだ俺……さあて観察観察っと……」

    美琴「……だから許してあげる」

    上条「は?」

    美琴「……アンタと……とーまとわたしのなかだから……ゆるしてあげる」

    上条「……ははは、光栄に預かります美琴さまーってか?」
    美琴「……ばーか」



    621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/01(日) 01:04:42.68 ID:wZEuQiccP
    ちょっとキリいいところで今日はおしまい

    相変わらず遅いですがおつきあいありがとうございました
    それではおやすみなさい



    624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/01(日) 01:12:50.83 ID:1ekSwv2mO
    乙でやんす
    しっかり休んで英気を養ってね



    625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/01(日) 01:14:08.94 ID:ip47FDFcO
    >>621
    さてんちゃん出せたら出してね



    続きます
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     コメント一覧 (30)

      • 1. ナナフシ
      • 2009年11月06日 10:00
      • いや、俺は面白い
        早く話を続けたまえ
      • 2. no face
      • 2009年11月06日 11:57
      • よろしい。続けたまえ。
      • 3. ゴールデン名無し
      • 2009年11月06日 13:05
      • 空気目録にとって御坂妹は初見じゃないぞ…
      • 4. ゴールデン名無し
      • 2009年11月06日 15:15
      • というか、上条さんのキャラなんて元々定まってないから
        二次創作見てると変な気分になってくる
        原作ですら一巻跨いだら性格変わってね?って事もあるしね
        最後は幻想をぶっ殺してくれるからスッキリするけど
      • 5. ゴールデン名無し
      • 2009年11月06日 15:54
      • インデックスは美琴と御坂妹の区別はつくし、妹と最低2回は会ってる。
        だから、話が結構不自然だわ。
      • 6. ゴールデン名無し
      • 2009年11月06日 16:10
      • 上条の独白や美琴への口調や距離感が、女子に慣れてない典型的なヲタのそれでなんかキモイんだが、原作はこうなのか?
        アニメでしか知らんのだよ
      • 7. ゴールデン名無し
      • 2009年11月06日 16:24
      • ぶちスライムはスライムより弱い
      • 8. ゴルァ
      • 2009年11月06日 16:30
      • まずは原作読めって事か…
      • 9. ゴールデン名無し
      • 2009年11月06日 17:55
      • パー速に移転したけど転載続けんのかな
      • 10. ゴールデン名無し
      • 2009年11月06日 18:05
      • 読み始めた時はここまで続くとは思ってなかったぜ
      • 11. お姉さま
      • 2009年11月06日 19:03
      • なんか変なコメが混じってきたがかまわん、続けたまえ
        あといちゃいちゃに見えたのは言うまでもない
      • 12. ゴールデン名無し
      • 2009年11月06日 19:34
      • 一巻以降性格変わってるように思えるのは記憶喪失、で無理やり解決した
      • 13. ゴールデン名無し
      • 2009年11月06日 19:47
      • インデックスが完全に飼い馴らされてて、ヒロインだった頃の面影ナッシング。

        コレの作者さんはアニメとWikiだけの知識で書いてるから、内容がちぐはぐなんじゃない?
      • 14. ゴールデン名無し
      • 2009年11月06日 19:57
      • とりあえず五和は死神ではないな・・・

        ステイルさんじゅうよんさいと土御門は死神だがなwwwwwwwww


        あと、データバンク内では上条はレベル0の中にあるのにレベル5級の扱いはありえないですよwww普通の人間が見れるデータなのだから

        逆さの君アレイスターの頭の中の情報でイロイロやってるけどwwwwwwwwwwww
      • 15. ゴールデン名無し
      • 2009年11月06日 21:27
      • 最近とある読みだしたから面白い

        頑張っていただきたい
        よくキャラつかめてるなー
      • 16. ゴールデン名無し
      • 2009年11月06日 23:21
      • こまけぇことはry
      • 17. 藤壺
      • 2009年11月07日 22:18
      • 続きは…?
      • 18.  
      • 2009年11月10日 04:08
      • 文字媒体で見ると、黒子も案外ウザく無いんだなぁ
      • 19.  
      • 2009年11月10日 05:27
      • 肉体言語って見る度に、同じ声優の大魔法峠が思い出されるんだ。
      • 20. ゴールデン名無し
      • 2009年12月14日 16:12
      • 続きは?
      • 21. ゴールデン名無し
      • 2010年02月18日 12:55
      • 御坂妹の態度がDQNすぎてかなりビキビキするが
        それ以外は俺に良し
      • 22. 空き缶
      • 2010年03月19日 00:24
      • 面白かったですよー
        続きに期待♪
      • 23. ゴールデン名無し
      • 2010年04月10日 00:10
      • その4あるのに、リンク貼られて無いんだね
      • 24. ゴールデン名無し
      • 2010年08月10日 21:50
      • 黒子、嫉妬心ありすぎ。
      • 25. みかん名無し
      • 2010年08月10日 21:54
      • 凄く面白いです。続きをお願いします。
      • 26. このコメントは削除されました
      • 2010年08月11日 15:58
      • このコメントは削除されました
      • 27. このコメントは削除されました
      • 2010年08月14日 14:29
      • このコメントは削除されました
      • 28. ゴールデン名無し
      • 2011年01月26日 00:27
      • >27
        上条にだろw
      • 29. ○○○
      • 2011年02月21日 22:15
      • ....いつまで続くの?
      • 30. ゴールデン名無し
      • 2011年02月27日 20:50
      • 早く続きが見てー
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