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- 2 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:06:33.17 ID:tpiSSoPm0
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――ルイーダの酒場
ﾙｲｰﾀﾞ「王様からお話は聞いてるわ〜」
勇者「仲間はどちらに」
賢者「初めまして勇者様。賢者です」
勇者「初めまして。あれ、君しかいないみたいだけど」
賢者「ここには私一人ですね」
勇者「もしかして君と二人旅？」
賢者「いいえ。全員外で待機してます」
ﾙｲｰﾀﾞ「狭い酒場でごめんねぇ〜」
勇者「えっ？」
賢者「ちょっとここには全員入りきれないので」
勇者「えっ？」
- 5 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:12:20.99 ID:tpiSSoPm0
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――城下町広場
勇者「うわぁ」
賢者「こちらの団体が戦士２５００人です」
戦士「よろしく勇者（殿）！」×2500
賢者「こちらが武道家２０００人です」
武道家「しゃーっす！」×2000
賢者「こちらが商人１５００人です」
商人「よろしくお願いします」×1500
賢者「こちらが盗賊５００人です」
盗賊達「…………」×500
賢者「以上が武闘派６５００人です」
勇者「何これすごい」
- 6 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:15:06.45 ID:tpiSSoPm0
-
賢者「続いてこちらが魔法使い１５００人です」
魔法使い「よろしくお願いするぞい（しまーす）」×1000
賢者「こちらが僧侶１５００人です」
僧侶「よ、よろしくお願いします」×1000
賢者「こちらが賢者５００人です。あ、私は別です」
賢者「よろしくお願い致します」×500
賢者「以上が呪文に長けた３５００人です」
勇者「すごい」
賢者「私と勇者様を含めると、総勢１００００とんで２名になります」
勇者「どうなってるの」
賢者「ちなみに賢者が十分揃っているので遊び人はいません」
勇者「王様が本気だ」
- 7 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:18:07.97 ID:tpiSSoPm0
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勇者「じゃあ出発しよう」
賢者「旅の補佐は私にお任せ下さい」
勇者「よろしく」
賢者「ではまず陸路で向かいますか。海路で先に行きますか」
勇者「そうかいきなり船があるんだった。じゃあ陸路で」
賢者「最初に拠点にできる町は４ヶ所ありますが」
勇者「まだ皆レベル１でしょ」
賢者「数でフォローできます」
勇者「犠牲が出ない？」
賢者「多分出ます」
勇者「それじゃあダメだよ。魔王を倒して皆で平和な世界を満喫しないと」
賢者「さすが勇者様ウロコが落ちる思いです。では一番近場の町に向かいましょう」
勇者「普通はそうするんだよね」
- 9 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:19:12.32 ID:GFVunj4w0
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レベルは1なのね
- 10 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:20:08.51 ID:Lii/rJhe0
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何人いても全体攻撃で一掃だよな・・・
- 11 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:20:14.46 ID:B4wbWzI6O
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DQ3だとしたら経験値は人数割り・・・
ゴクリ
- 12 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:20:22.43 ID:nyEnkeFm0
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全員均等にレベル上げとか果てしなくだるそうだな
- 13 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:22:02.35 ID:tpiSSoPm0
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フィールド――
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯﾄﾞﾄﾞｯﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ……
勇者「まるで大軍の行進だね」
賢者「なんせ一万の兵力ですから」
勇者「やっぱり多すぎない？」
賢者「大は小を兼ねるといいます」
勇者「でもこれじゃあちょっと忘れ物したときすぐに引き返せないよね」
賢者「キメラのつばさを使うといいでしょう」
勇者「一万人ごと飛んでいっちゃう？」
賢者「恐らく可能かと」
勇者「可能じゃだめじゃない」
賢者「重要な道具は勇者様に決定権があります」
勇者「気軽に使えない」
- 14 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:26:44.92 ID:tpiSSoPm0
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まもののむれが現れた！▼
賢者「勇者様、モンスターが現れました。スライムときりかぶこぞうです」
勇者「よし、この旅で最初の戦闘だね」
ﾆｱたたかう ﾋﾟｯ
戦士「待ってたぜ！」 武道家「腕がなるぜ！」 魔法使い「戦闘開始ですぞー！」
「戦士の攻撃！「武道家の攻撃！「戦士の攻撃「魔法使いはメラを「戦士の攻撃
「武道家の攻「戦士の「８７ポイントのダメージ「商人の攻撃「賢者はメラを
「盗賊の攻撃「会心の一撃「「戦士の攻撃！「５８ポイントのダメージを与えた」与えた」「戦士の
まもののむれをたおした▼
勇者「ストーップストップ終わり！ もう戦闘終わり！！」
ﾎﾞﾛ……
勇者「ひどい。これじゃ出会うモンスターみんなサンドバッグ」
賢者「今ので全員に１ずつ経験値が入りました」
勇者「だろうね」
賢者「そして総額１００８Ｇ手に入りました」
勇者「商人すごいけど軍資金１０億Ｇある」
- 15 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:27:46.81 ID:d/h6vo5L0
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散れよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ集中砲火しすぎｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
- 17 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:30:33.10 ID:tpiSSoPm0
-
勇者「ところで皆やけに装備が充実してるね」
賢者「王からの支援です。恐らく今以上の武具が手に入るのはずっと先でしょう」
勇者「どれだけ高性能なの」
賢者「例えば戦士の武器はメタルスライムぐらいなら一撃です」
勇者「レベル１なのにそれが何千人といるの？」
賢者「そうなります」
勇者「もう魔王倒せるんじゃない」
賢者「魔王と相対できるのは勇者様ただ一人だけです」
勇者「勇者軍団一万人でも通用すると思うんだけど」
賢者「伝説の武具が必要なのです」
勇者「なにそれ」
賢者「すでに盗賊部隊から情報が入ってきています。もはや世界中の秘宝の情報は掌握済みです」
勇者「もうこれ冒険とかじゃないよね」
- 18 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:34:35.72 ID:tpiSSoPm0
-
最初の町――
勇者「ついたー」
賢者「それではさっそく郊外に宿営地を設けましょう」
勇者「やっぱりそうなるんだ」
賢者「私達と各職業のリーダーはこのまま町に入って宿屋に泊まります」
勇者「リーダーなんて決まってたんだ。みんなレベル１なのに」
賢者「私が独断と偏見で決めました。特に戦士と武道家には苦労しました」
勇者「ケンカしたり？」
賢者「なかなかいざこざが絶えません」
勇者「まだ初日なのに前途多難だなぁ」
賢者「けれどみんな勇者様についていくと言ってます」
勇者「えっ」
賢者「勇者様の『全員帰還』の方針が好印象だったようです。進んで脱退する者などは一人も出ないと考えていいでしょう」
勇者「出てもいいくらいうじゃうじゃいるのに」
- 19 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:39:15.57 ID:tpiSSoPm0
-
――町探索
勇者「ねぇ、町の人たちみんな驚いてるよ」
賢者「王都から魔王討伐の遠征部隊が挙兵されたとの噂が広まっています」
勇者「間違ってないんだけど」
賢者「この町に留まる理由は、勇者様が町長から話を聞くのみです」
勇者「のみってそんな。情報収集は？」
賢者「盗賊達がいます」
勇者「旅の道具をそろえたりは？」
賢者「王からの支援物資は当分尽きることはありません。それに万一の場合でも商人達がいます」
勇者「あとはイベントを進めるだけ？」
賢者「そうなります」
勇者「そのためだけにこの町に来たの？」
賢者「まぁ。はい」
- 20 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:41:36.61 ID:tpiSSoPm0
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――町長邸
町長「勇者殿ご勘弁くだされ、王都への献納は十分なはずです」
勇者「いきなり弁解されても」
町長「あの大軍はいったい」
勇者「魔王を倒しに行きます」
町長「そうでしたか、いやはやホッとしました」
勇者「あのう何か頼みごとありませんか」
町長「恐縮ながら町の近辺から立ち退いていただければ」
勇者「その他には」
町長「北の洞窟に巣くう魔物を退治していただければ」
勇者「そういうのが本命でした」
町長「さようでしたか。ではよろしくお願いします」
勇者「なんだかごめんなさい」
- 21 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:44:00.44 ID:tpiSSoPm0
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賢者「どうでしたか」
勇者「北の洞窟に巣くう魔物を退治しに行くことに」
賢者「予測通りです、すでに計画は立てておきました。いかがなさいますか」
勇者「もう日も暮れるし、明日の朝出発しよう」
賢者「今日中に攻略できますが」
勇者「よしとこう」
賢者「分かりました。では各団隊に伝達しておきます」
勇者「君は優秀だね」
賢者「身に余るお言葉」
勇者「優秀な政治家になれるよ」
賢者「しかし様々な高等呪文を習得しています。むしろ戦闘が本業です」
勇者「もう交代しようよ」
- 22 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:45:50.81 ID:O3k+lVq90
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いいぞもっとやれ
- 24 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:48:25.87 ID:tpiSSoPm0
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――町の宿屋
宿主「ひぃぃ」
勇者「ではリーダー全員が集まったところで今日の報告から」
戦士「軍内の恋愛禁止を申請する！」
武道家「もっとモンスターと闘いたい！」
商人「儲けさせてもらっております」
盗賊「早く寝かせろ」
魔法使い「戦士隊と武道家隊がうるさい」
僧侶「みんなでお祈りする時間を頂けたら」
賢者「全てを勇者殿にお任せします」
勇者「どうしよう一度にそんな言われても。賢者に任せていい？」
賢者「お任せ下さい」
勇者「旅って大変」
- 25 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:52:42.84 ID:tpiSSoPm0
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――朝
勇者「おはよう」
賢者「おはようございます」
勇者「じゃあ北の洞窟に向かおうか」
賢者「お待ち下さい、まだ戦士隊と武道家隊から全員起床の報告がきておりません」
勇者「ええー無理に起こさなくてもいいよ寝かせてあげようよ」
賢者「軍規が乱れます」
勇者「もう完全に『勇者ご一行』じゃ済まされなくなってる」
賢者「あっ、報告来ました。寝坊した者はメラの刑にしておきます」
勇者「やめようよ」
賢者「それで洞窟の方はどのように攻略しますか」
勇者「なんか町に迷惑かけてるみたいだから早めに終わらそう」
賢者「さすが勇者様。極悪非道な魔物を早急に退治せんとする心意気さすが」
勇者「ありがとう。でも迷惑かけてるのはこの大軍の方ね」
- 26 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:56:24.46 ID:tpiSSoPm0
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洞窟――
……ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ……
戦士「乗り込めぇぇぇ」
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
武道家「ヒャッハアァー！」
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
盗賊「お宝っ」
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ……
勇者「あれこれどうなってるの」
賢者「勇者様が早めに終わらすようにとの事でしたので」
勇者「ちょっと大丈夫なのいきなり無闇に突っ込ませて」
賢者「洞窟が崩れる心配などはありませんが。……あっ」
勇者「ん？」
賢者「今報告がきました。洞窟内の魔物は掃討完了です」
勇者「ちょっと待ってまだ何もしてないんだけど」
賢者「しかし洞窟内に魔物はいません。それとも逃げた魔物を追撃しますか」
勇者「しません。これ以上災害めいた行為は自重してください」
賢者「ではそのように」
勇者「どうしてこうなった」
- 27 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 21:59:32.59 ID:tpiSSoPm0
-
フィールド――
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｵﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ……
勇者「町長もあまり喜んでいなかったね」
賢者「そうでしたでしょうか。私には喜色満面にみえなくも」
勇者「間違いなく別の理由だろうね」
賢者「ところで次はどちらに向かいましょう」
勇者「ちなみに魔王城に向かうまでの最短ルートは」
賢者「まず伝説の塔で勇者様の武具を手に入れます」
勇者「いきなり？」
賢者「そして魔王城です」
勇者「ええっ」
賢者「なんせ数だけはいます」
勇者「そのルート以外は寄り道？」
賢者「寄り道ですね」
勇者「なにそれもう最短ルートでいいよ」
- 28 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 22:01:56.33 ID:tpiSSoPm0
-
――船
勇者「もう何もかも無視していきなり伝説の塔に。他の船はついてきてる？」
賢者「ちゃんと９隻います」
勇者「一転して海軍だね」
賢者「十隻に分けた船だと一戦闘における経験値が普段の十倍になります」
勇者「これ以上強くならなくても」
賢者「みてください戦士号を。イカのクラーケンがタコ殴りにされてます」
勇者「うわぁひどい」
賢者「みてください賢者号を。クラーケンが集中砲火を受けて焼きイカ五体目です」
勇者「うわぁひどい」
賢者「皆強くなりました。これも全て勇者様の指揮のおかげです」
勇者「まだ三日目なのにそんな無茶な」
賢者「あっ、見えてきました。あれが伝説の塔です」
勇者「きっとあれも一瞬で攻略されてしまうんだろうな」
- 30 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 22:04:44.95 ID:Vbqa7ZF90
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レベル低いから中ボスのイオラとかで1万人全滅じゃね？
- 31 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 22:06:27.29 ID:acut1TKA0
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>>30
そうなったら神父さん涙目
- 32 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 22:06:36.76 ID:tpiSSoPm0
-
――伝説の塔
賢者「勇者様お待たせしました。伝説の剣と盾と鎧です」
勇者「一瞬ですら生ぬるかった」
賢者「思いのほか塔の内部は広く、今晩の宿泊拠点になりそうです」
勇者「仮にもダンジョンでなんという」
賢者「全ては順調に進んでおります。今のところ軍の秩序も守られています」
勇者「それってすごいことなんじゃないの」
賢者「賢い者と書いて賢者とよびます」
勇者「君ってすごい人材なんじゃないの」
賢者「勇者様のためとあらば」
勇者「ねぇ。割と本気で勇者降りていい？」
賢者「ご冗談を。さぁ伝説の武具をお召し下さい」
勇者「ねぇったら」
- 34 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 22:10:44.90 ID:Lii/rJhe0
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>>33
全員がそれ着てたらボス一瞬で・・・
- 35 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 22:12:02.68 ID:NzQYbDCb0
-
これはｗｋｔｋする
- 36 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 22:12:51.02 ID:tpiSSoPm0
-
賢者「勇者様、実はこの塔は１２階建てです」
勇者「そうなんだ。最上階にあるアイテム装備してるのに初めて知った」
賢者「なのでまだ多数のモンスターが塔内をうろついています」
勇者「ちょっと待ってそんな所に泊まるの？」
賢者「大丈夫です。塔周辺と６Ｆまでのモンスターは全て駆逐しました」
勇者「駆逐」
賢者「うろついてるのはむしろ逃げ回ってる魔物です」
勇者「鬼畜」
賢者「ところでもう魔王城一歩手前だというのにまだレベルが十分ではありませんよね」
勇者「二つ目のダンジョンにして最終舞台一歩手前」
賢者「この塔にははぐれメタルが現れます。レベルを上げるなら今がチャンスです」
勇者「この人数ではぐれメタル狩りだって」
賢者「塔内を完全攻略する頃には、軍の平均レベルは３０ほどになっている計算です」
勇者「なんかもう攻略の意味合いがおかしくなってる」
- 38 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/20(水) 22:21:13.20 ID:tpiSSoPm0
-
はぐれメタルが現れた！▼
戦士「いたぞぉっ！」
武道家「いましたあああああああっ！」
ﾆｱたたかう ﾋﾟｯ
はぐれメタルの攻撃！ 戦士は１５のダメージを受けた！
盗賊の攻撃！ ﾐｽ！ ダメージを与えられなかった
盗賊の攻撃！ ﾐｽ！ ダメージを与えられなかった
盗賊の攻撃！ ﾐｽ！ ダメージを与えられなかった
盗賊の攻撃！
・
・
盗賊の攻撃！ はぐれメタルに１のダメージを与えた！
はぐれメタルをたおした！
経験値を獲得！
戦士のレベルが上がった！
僧侶のレベルが上がった！
賢者のレベルが上がった！
武道家のレベルが上がった！
戦士のレベルが上がった！
戦士のレベルが上がった！
勇者のレベルが上がった！
魔法使いのレベルが上がった！ ……
勇者「まだこの旅で一回も攻撃した記憶がないのにどんどんレベルが上がってく」
- 50 ：1：携帯 ：2010/01/21(木) 00:27:50.81 ID:glvQoo3/O
-
「伝説の塔」駐留二日目――
賢者「勇者様、もうこの塔の魔物はいなくなりました」
勇者「伝説の塔が全滅の塔に」
賢者「見込み通り軍の平均レベルは３２.５までアップしました」
勇者「なんか塔の中が賑やかになってるってか出店だらけだけど」
賢者「商人達が一丸となってこの塔を集落にしようと」
勇者「あの幕はなに」
賢者「武道家達の強い希望で闘技大会を」
勇者「やりたい放題だね」
賢者「申し訳ありません私が許可しました。何もしないよりかは建設的かと」
勇者「もういっそここに半分くらい置いていっちゃおうよ」
賢者「それが全員魔王城に突入することを強く希望しているようで」
勇者「えっ全員？」
賢者「１０割です。皆、勇者様についていきたいと」
勇者「なんでそこまで無意味に狂信的なの」
- 52 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 00:32:36.96 ID:WHQA1NUj0
-
勇者の主体性の無さがあまりにも
- 53 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 00:37:27.25 ID:ox1qZtR30
-
カリスマだな
勇者は道化か
- 56 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 01:05:53.05 ID:glvQoo3/O
-
賢者「ようやく出発の準備ができました……勇者様そのケガは？」
勇者「回復呪文使うとバレるから」
賢者「なんですって」
勇者「いやこっそり変装して大会に出場してみた。三回戦で負けちゃった」
賢者「勇者様、もしものことがあったら大変です。明日は魔王との決戦なのですから御自重を」
勇者「自重も何も初戦闘が魔王戦なのは勘弁して」
賢者「それは配慮が至らず」
勇者「そういえばまだ生きてる魔物はスライムときりかぶこぞうとはぐれメタルしか見たことない」
賢者「皆勇敢にして血気盛んですから」
勇者「やりすぎとは思わない」
賢者「数の為せる技です」
勇者「限度って何だろう」
賢者「そろそろ出発しましょう」
勇者「そうしましょう」
- 60 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 01:28:48.89 ID:glvQoo3/O
-
魔王城付近――
賢者「ついにここまできました」
勇者「本来の過程をどれだけすっ飛ばしてるんだろう」
賢者「あの毒沼地帯を越えた先に峡谷があります。その中心部にそびえ立っているのが」
勇者「三番目のダンジョンだね」
賢者「この毒沼を避ける呪文は賢者と僧侶しか使用できません」
勇者「えっじゃあどうするの」
賢者「カバーできない配置の者はダメージを受けながら行進することになります」
勇者「それはダメじゃない、今すぐ人員を削減しよう」
賢者「その必要はありません、大量の世界樹のしずくを手配しました」
勇者「すごい。ちなみに軍資金の残高は」
賢者「ざっと７億５０００万Ｇです」
勇者「逆になんでそんなに減ってるのってきく所だろうね」
賢者「これでもやりくりしてます」
勇者「相場がわかんないよ」
- 63 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 01:35:13.14 ID:d3/93o9v0
-
2億5000万使ったか
- 65 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 01:41:26.29 ID:0r/8uE+a0
-
これじゃRPGじゃなくて戦略シュミレーションだよ
- 68 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 01:47:00.90 ID:glvQoo3/O
-
毒沼――
ｽﾞﾌﾞｽﾞﾌﾞｽﾞﾌﾞｽﾞﾌﾞｽﾞﾌﾞｽﾞｽﾞﾌﾞﾌﾞ……
勇者「大丈夫なの。大丈夫なの」
賢者「呪文で浮いてます大丈夫です」
勇者「そうじゃなくてあっちの戦士隊と武道家隊の方」
賢者「はい。生身で歩いてますね」
勇者「叫び声とか苦痛の声とか笑い声とか聞こえるんだけど大丈夫なの」
賢者「そろそろと道具を使う頃かと……あ、使いましたね」
勇者「なんてリラックスした顔だ。あっでもまた苦しそうに」
賢者「繰り返してれば魔王城です」
勇者「ところで魔物の姿がみえないようだけど」
賢者「魔王城も近いので何か策があるかもしれません、もしくは逃げ出したか」
勇者「逃げ出した可能性も否めないっておかしいよね」
賢者「ただいま１０００２名確認しました、欠員いません」
勇者「うへえ」
- 70 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 02:08:40.49 ID:glvQoo3/O
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――峡谷
魔物の群れが城を取り囲むように集結している▼
勇者「やっと毒沼を越えたと思ったらこんなものを見せられるとは」
賢者「やはりそういうことでしたね」
勇者「数はどのくらいかな」
賢者「盗賊達の情報をまとめるにその数――」
勇者「ドキドキ」
賢者「その数８５０」
勇者「８５０！ ってどうなの」
賢者「上級モンスター８５０を平均レベル３５の１００００の軍勢で破らなければなりません」
勇者「しかも商人や僧侶など非戦闘員の存在も加味しなくてはならない」
賢者「そうなると勝算は９割程度しかありません」
勇者「９割か。今までで一番厳しい戦いになりそうだね」
賢者「はい。心して挑みましょう」
勇者「ボケてるのかマジなのか真剣に分かんない」
- 71 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 02:15:37.78 ID:nf7iMNiM0
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9割で厳しい戦いってｗｗｗ
- 72 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 02:17:22.22 ID:TSyf2Cwf0
-
これはwww
- 74 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 02:24:20.80 ID:kDYfWbkGP
-
笑いが止まらないｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
- 77 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 02:39:02.89 ID:glvQoo3/O
-
勇者「メラ隊、てーっ」
魔法使いと賢者たちはメラを唱えた！▼
勇者「続けてヒャド隊、てーっ」
魔法使いと賢者たちはヒャドを唱えた！▼
勇者「これでどんな意味があるの」
賢者「メラとヒャドなら遠距離の射程でも一方的に攻撃できます」
勇者「でも上級モンスター相手ならほとんど効かないと思う」
賢者「ところが」
メラとヒャドがぶつかり合う！
新たに生み出されたエネルギーが魔物の群れを襲う！！▼
「ｱｰｸﾃﾞｰﾓﾝに350ﾎﾟｲﾝﾄのﾀﾞﾒｰｼﾞ「ｼﾙﾊﾞｰﾃﾞﾋﾞﾙに405「ｱｰｸﾃﾞｰ「ｸﾞﾚｲﾄﾄﾞﾗｺﾞﾝに「ｼﾙﾊﾞｰ「を与えた「380ﾎﾟｲﾝﾄ
勇者「えっなにこれイオナズンより強い」
賢者「とっておきの呪文です。さぁ敵の陣形が崩れました今です」
勇者「うわぁ奇襲もいいとこだ」
- 79 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 02:41:30.63 ID:TTYgKbm50
-
温度差攻撃かー
- 81 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 02:43:24.16 ID:LvPC4GIe0
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メラゾーマとマヒャドでメドローアだから、
メド、もしくはローアだな
- 82 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 02:43:27.84 ID:TGUfOKSi0
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アリアハンの国力てすごいな
- 85 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 02:51:01.18 ID:IzT3gZyd0
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戦争は数だな
勇なまでコケ地獄を作った時そう思った
ピクミンは少数精鋭のがいいときもあるが
- 86 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 02:52:07.31 ID:glvQoo3/O
-
勇者「とつげきーっ」
戦士達「うぉおおおおおっ！！」
武道家達「あ″あ″あああああああっ！！」
ドドドドドドドドド……
商人達「しぇああああっ！！」
盗賊達「…………！！」
魔法使い達（♂）「きえええええっ！！」
僧侶達（♂）「ちょああああああっ！！」
ドドドドドドドドド……
勇者「えっちょっ何でこんなみんな元気いっぱいなの」
賢者「ようやく戦いらしい戦いに巡り会えた男の宿命は血沸き肉踊るものです」
勇者「えっ、騒音の中なんとか聞き取れたのに内容が意味わかんない」
賢者「私達も人と魔物が踊り狂う戦禍へ飛び込みましょうさぁ勇者様さぁ」
勇者「賢者がおかしくなった」
- 92 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 03:08:48.40 ID:glvQoo3/O
-
▼
「メラミを唱えた！「会心の一撃！「ﾐｽ！ ダメージを与えられない！「ベホイミを唱えた！「痛恨の一撃！……
勇者「戦場が一気にカオス状態に」
「燃えさかる火炎「ｼﾙﾊﾞｰﾃﾞﾋﾞﾙを倒した「痛恨の一撃！「世界樹のしずくをふりまい「バイキルトを唱え「！ しかし生き返らなかった……
勇者「賢者〜どこ〜」
アークデーモンの攻撃！！▼
勇者「痛てっ！！」
勇者は１０ポイントのダメージを受けた！▼
商人の攻撃！ アークデーモンに４５のダメージを与えた！▼
戦士の攻撃！ アークデーモンに２８６のダメージを与えた！▼
僧侶の攻撃！ アークデーモンに１５のダメージを与えた！▼
アークデーモンを倒した！
勇者「痛いなこの」
勇者「はっもう倒されてる。展開早過ぎて追いつくヒマない」
- 95 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 03:13:48.45 ID:jvoua0Uz0
-
下請けに仕事丸投げしてる大企業ってマジでこんな感じだよな
- 96 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 03:17:11.08 ID:TGUfOKSi0
-
>>95
下請けの力ってすごいんだな
- 102 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 03:32:22.34 ID:glvQoo3/O
-
魔物の群れを倒した！▼
戦士ｓ「ｳｵｵｵｵｯ」ｳｵｵｵｯ
武道家ｓ「ｼｬｱｱｱｱｯ」ﾗｰｯｼｬｱｱｱｯ
ジジイｓ「ｿﾞｵｵｵｵｨｯ」ｷｬｱｱｱｱｯ
勇者「鬨の声が上がってる。適当にうろうろしてたら終わってしまったぽい」
賢者「勇者様ご無事で！」
勇者「賢者。探したよ」
賢者「勇者様、勇者様は何匹ぐらい片付けました！？」
勇者「えっ？」
賢者「私は４体、あの目まぐるしい中４体もの魔物にトドメを！！」
勇者「そうですか」
賢者「ﾊｧﾊｧ！！」
勇者「ちょっと休む？」
賢者「またまた勇者様はご冗談がお上手！！」
勇者「休んだ方が良さそうだから休もう」
- 147 ：1 ：2010/01/21(木) 10:20:52.09 ID:glvQoo3/O
-
賢者「賢者は我に返りました。申し訳ありません少しハイになってしまい」
勇者「日頃何か蓄積されてる感情でもあったら遠慮なく言って」
賢者「先程すべて放出しました心配無用に」
勇者「被害状況は」
賢者「戦士隊に死傷者が約１２００名、武道家隊が約１０００名――」
勇者「死人が出たの？」
賢者「出ましたが今はみんなピンピンしています」
勇者「世界樹の葉？」（蘇生ｱｲﾃﾑ
賢者「まだ半年分ほど余ってます」
勇者「しずくも？」
賢者「おかげさまで全員無傷に」
勇者「欠員は」
賢者「たったいま報告がきましたゼロです」
勇者「で敵は全滅と。結果だけみたら圧勝にもほどがあるね」
賢者「完全試合です」
- 151 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 10:40:24.82 ID:JkUt0C25O
-
半年分ｗｗｗ
- 152 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 10:43:46.85 ID:glvQoo3/O
-
――城門
勇者「すごい強そうな門番のボスが倒されてる」
賢者「いつも通りです」
勇者「やっぱり全員で乗り込むの」
賢者「魔王は儀礼的様式美を重んじる趣向があるようです」
勇者「つまり全員乗り込めるほどの間取りと」
賢者「本来ならば少数精鋭を多勢で狙い撃ちにする構造ですが、今回はそれが仇になってるようです」
勇者「こっちは魔王軍でいう多勢の十倍以上いるからね」
賢者「ところでここいらで全軍に勇者様から何か一言伝えると効果的でしょう」
勇者「これ以上士気揚げても逆効果じゃないの」
賢者「魔王城には多くの罠が仕掛けられていると思われます。我が軍への影響は計り知れません」
勇者「盗賊を投入すればいいじゃない」
賢者「彼らだけでは上級の魔物に対処できませんから」
勇者「つまり罠を数の勢いで乗り越えようと」
賢者「集団心理のパワーはバイキルトに匹敵しますから」
- 153 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 10:51:05.68 ID:HEoFAtXX0
-
みんなで行けば怖くないw
- 154 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 10:54:39.49 ID:Hdd3ETR6O
-
こりゃひどい
- 155 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 11:01:11.11 ID:IzT3gZyd0
-
なんか沼の穴を塞いで不死身の銀玉がどんどん溜まっていってるみたいだな
- 156 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 11:02:04.82 ID:B8bKZWGG0
-
押せ・・・っ 押せ・・・っ
- 158 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 11:13:01.72 ID:zeMFOPEf0
-
数の暴力とは正にこのこと
- 168 ：1・ＰＣ ：2010/01/21(木) 12:11:49.19 ID:WkUlYrnF0
-
勇者「それじゃあみんな聞いてくれ」
ｻﾞﾜｻﾞﾜ…………ｼｰﾝ……
勇者「ついにここまで来た。倒すべき魔王はこの扉の先にいる」
戦士AZQ「お……おおお……」
武道家XA「おおおっ」
賢者「まだ静粛に！ 勇者様どうぞ」
勇者「えー皆に伝えることは一つだ」
勇者「全員無事に生きて帰ろう。一人も欠けてはならない。だから命を大事に！」
戦士ｓ「……ぉぉぉおおおお”おおおお”おおおおおおおおおっ！！」
武道家ｓ「あ”あ”ああああああああああああっ！！」
商人ｓ「ア”ア”ア”ア”アアアアアアアアアアッ！！」
盗賊ｓ「ヒョオオオオオオオオオオオオオオオオッ！！」
勇者「い、命を大事に！」
魔法使いｓ「イェア”ア”ア”ア”アアアアアアアッ！！」
僧侶ｓ「勇者様アアアアアアアアアアァァァァッ！！」
賢者ｓ「うわああああああああああいいいいいいいッ！！」
勇者「命を大事に！ ねぇ、ちょっと分かってる？ 命を大事にだって！！」
賢者「さすが勇者様たった一言で軍の士気を」
- 170 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:13:38.46 ID:JkUt0C25O
-
なんというガンガンいこうぜｗｗｗｗ
- 169 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:13:20.59 ID:dDvQrTBu0
-
賢者ども全員遊び人上がりだろｗ
- 171 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:13:48.69 ID:GDD73ksw0
-
nice 暴徒.
- 173 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:19:29.57 ID:isR3zmfrO
-
魔法使いシャウトしすぎｗ
- 172 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:15:26.35 ID:BM0TSa510
-
この盛り上がりよう・・・キラーマシーンも真っ青だな
- 174 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:30:12.31 ID:WkUlYrnF0
-
ズズーン……
ドドドドドドドドドッドドドドッドドドドドッド
戦士ｓ「進めぇぇぇぇーッ！」
武道家ｓ「魔物だーッ！！ チェーッスト！！」
盗賊ｓ「お宝ーっ！」
勇者「ねぇ大丈夫なのこれ？」
賢者「やはり扉のすぐ内側に強力な魔物が待ち伏せていたようです」
勇者「数は？」
賢者「もう殲滅されました。ほぼ最強装備の大群がしかもこのテンションです」
勇者「何人くらい一気に雪崩れ込んだの」
賢者「今ここに勇者様の護衛兵が約２０００名います。するとやはり８０００名ほどかと」
勇者「もう意味わかんない」
賢者「ただし護衛の中に戦士と武道家はほとんどいません。まったく血の気の多い連中です」
勇者「どうも彼らは『命を大事に』のあとに『するな』と補完したらしいね」
賢者「我々も奥へ向かいましょう」
勇者「魔王城に討ち入ってるはずなのにまるで凱旋気分」
- 175 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:31:12.87 ID:0htbQ/DN0
-
凱旋気分ｗｗｗｗ
- 176 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:31:58.04 ID:/AqS978L0
-
戦いのドラム要らず
- 177 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:37:48.85 ID:ouqTdRa40
-
賢者の石とか使ったら1時間ぐらいログが流れそう
- 178 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:40:50.07 ID:JkUt0C25O
-
王様が無理して勇者を仕立てた意味がわからんｗ
この兵力で普通に攻めろｗｗ
- 179 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:41:10.89 ID:WkUlYrnF0
-
大広間――
魔王の側近「ククク愚かな人間共め。私には打撃も呪文も効かぬ。伝説の武具を以って初めて」
戦士の攻撃！ 側近に１のダメージを与えた！▼
戦士の攻撃！ 側近に１のダメージを与えた！▼
武道家の攻撃！ 会心の一撃！ 側近に１のダメージを与えた！▼
盗賊の攻撃！ ﾐｽ！ ダメージを与えられなかった▼
戦士の攻撃！ 側近に１のダメージを与えた！▼
魔法使いの攻撃！ ﾐｽ！ ダメージを与えられなかった▼
戦士の攻撃！ 側近に１のダメージを与えた！▼
戦士の攻撃！ 側近に１のダメージを与えた！▼
・
・
・
１ターン経過
側近「バ、バカな、なんだこの数は」
戦士の攻撃！ 側近に１のダメージを与えた！▼
僧侶の攻撃！ 側近に１のダメージを与えた！▼
盗賊の攻撃！ 側近に１のダメージを与えた！▼
・
・
商人の攻撃！ 側近に１のダメージを与えた！▼
「ぐおおおおおおっ」
側近を倒した！！▼
戦士の攻撃！ 側近に１のダメージを与えた！▼
武道家の攻撃！ 会心の一撃！ 側近に１のダメージを与えた！▼ ……
- 180 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:42:16.99 ID:ouqTdRa40
-
ごり押しｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
- 181 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:43:11.50 ID:BM0TSa510
-
仙水のRPGを思い出したｗｗｗ
- 182 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:43:14.46 ID:ZprXJ9FJ0
-
しっぺで殺される方がマシだｗｗ
- 184 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:43:42.28 ID:B8bKZWGG0
-
ひでえｗ
- 186 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 12:55:07.39 ID:zT5Lvqvb0
-
ミス！ダメージを与えられない！ にしてやれよｗｗｗｗｗｗ
- 190 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:02:17.49 ID:WkUlYrnF0
-
勇者「戦況はどうなの」
賢者「魔王は卑劣で狡猾なワナを城内に幾多にも」
勇者「厳しい？」
賢者「今のところ死者は出ておりません。というより出ても大丈夫です」
勇者「世界中の葉？」
賢者「一人につき３枚ずつ持たせています。しずくは５個ずつ」
勇者「僧侶いらなくない？」
賢者「ステータス変動呪文があります。それに一応バギを習得できます。集中砲火の火力アップです」
勇者「そう。いまさらな話でごめんね」
賢者「あっ、ただいま魔王の側近らしき魔物を倒したとの報告が」
勇者「最終局面になってもいつもと変わらずどんどん話が進んでいく」
賢者「後は玉座の間の扉を残すだけとなりました」
勇者「賢者の指示だよね。やれること残してくれてありがとう」
賢者「いえいえ、魔王だけは勇者様の力が必要ですので」
勇者「うそだったらちょっと承知しない」
- 192 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:04:46.01 ID:JkUt0C25O
-
バギクロスじゃなくてバギなのかｗｗｗ
- 196 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:16:46.97 ID:WkUlYrnF0
-
――大広間
戦士「あっ勇者殿だっ！」ｻﾞﾜｻﾞﾜ
武道家「勇者さん早く早く！」ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ
勇者「大広間に味方がびっしりいる」
賢者「全員整列させておきました。玉座の間へのじゅうたんの左右に」
勇者「ねぇ、ここどこだっけ」
賢者「魔王城の最深部の大広間です」
勇者「だよね。ごめんきいてみただけ」
僧侶「勇者様ーっ」
盗賊「ﾋﾟｭｰｯ! ﾋﾟｭｰｲｯ!!」
賢者「勇者様勇者様勇者様勇者様」
勇者「怪しい宗教団体の教祖にでもなった気分」
賢者「勇者様のカリスマ性の為せる業です」
勇者「これが玉座の間への扉？」
賢者「そうです。勝手に開けようとした者がいましたがメラミの刑に」
勇者「うわぁこの焦げ跡そのせいだったの」
- 197 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:18:00.97 ID:ouqTdRa40
-
規律を守るって大変なんだよな
- 198 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:20:07.69 ID:EZHaw1XsO
-
魔王の部屋がロッカーにしか見えない
- 200 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:23:11.27 ID:izkjRhRY0
-
ここまでいったらむしろ勇者が魔王状態じゃんｗｗｗ
- 201 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:24:03.18 ID:/+gALKwj0
-
勇者が何か言うたびに全員スーパーハイテンションになってるなｗ
- 205 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:30:06.27 ID:WkUlYrnF0
-
バアァァン――
魔王「勇者よ。よくぞここまで辿りついた……」
勇者「魔王！」
魔王「卑劣極まりなき数で攻めたておって……我が魔族は決して人間共に屈しはせん！！」
戦士「黙れ魔王！！」ﾌﾞｰﾌﾞｰ
武道家「俺とタイマンだコルァ！！」ﾌﾞｰﾌﾞｰ
魔法使い「くたばれ魔王！！」ﾌﾞｰﾌﾞｰ
魔王「たとえこの場は敗れようとも……我が魔族に受け継がれし矜持だけは見せ付けてくれるわ！」
商人「情けないぞ魔王！！」ﾌﾞｰﾌﾞｰ
僧侶「魔王は口を挟まないで！」ﾌﾞｰﾌﾞｰ
賢者「かーえーれっ！」ｶｰｴｰﾚｯ！
勇者「ねぇ賢者。なんか決心が鈍ってきた」
賢者「何をおっしゃるのです。確かに魔王の力は強大無比ですが怖気づくとは勇者様らしくない」
勇者「そういうことじゃないんだけどまぁいいや」
魔王「さぁかかってこい勇者よ！！」（ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ
勇者「行くぞ魔王！！」（ﾜｰﾜｰｷｬｰｷｬｰ
- 212 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:41:53.59 ID:WkUlYrnF0
-
勇者「でやあああっ！」
勇者の攻撃！ 会心の一撃！ 魔王に８４８のダメージを与えた！▼
賢者「皆のもの勇者様に続けーっ！」
勇者「えっ？」
＼ オオオオオオオオオオオオオオオオーッ ／
盗賊の攻撃！ 魔王に３０のダメージを与えた！▼
盗賊の攻撃！ 魔王に２９のダメージを与えた！▼
盗賊の攻撃！ 魔王に３３のダメージを与えた！▼
盗賊の攻撃！ 魔王に１９のダメージを与えた！▼
盗賊の攻撃！ 魔王に３７のダメージを与えた！▼
盗賊の攻撃！ 魔王に２５のダメージを与えた！▼
盗賊の攻撃！ 魔王に２９のダメージを与えた！▼
盗賊の攻撃！ 魔王に２２のダメージを与えた！▼
盗賊の攻撃！ 魔王に１８のダメージを与えた！▼
・
・
盗賊の攻撃！ 魔王に２０のダメージを与えた▼
盗賊の攻撃！ 魔王に２４のダメージを与えた！▼
魔王を倒した！▼
魔王「ぐあああああああああああああああああっ」
勇者「ええっ」
軍団「ええーっ！」
- 213 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:42:43.39 ID:Cc93KGo+0
-
終わったｗｗｗ
- 214 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:42:56.49 ID:l8eDCTIe0
-
トドメ持ってかれたｗｗｗｗｗ
- 215 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:43:10.92 ID:eERteExn0
-
魔王アウェー過ぎるｗｗｗｗ
- 221 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:44:53.55 ID:Y2LcKd/a0
-
ちょｗｗｗｗｗｗｗｗ
- 217 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:43:58.57 ID:JkUt0C25O
-
伝説の武具ｗｗｗｗｗ
- 218 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:44:09.01 ID:iFHx6kJ9O
-
はぐれメタルを毒針持って取り囲む姿が見えた
- 220 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:44:41.65 ID:FJHKCbap0
-
＞盗賊の攻撃！ 魔王に２４のダメージを与えた！▼
こいつｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
- 216 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:43:38.50 ID:EZHaw1XsO
-
これはメラゾーマの刑
- 222 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:45:18.64 ID:bwIOd0L40
-
えええーっ
- 234 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:54:57.95 ID:WkUlYrnF0
-
勇者「ねぇちょっと待ってよ、まだ最終形態とか残してるんでしょ？」
戦士「こら魔王！ まだオレは攻撃してないぞーっ！」
武道家「立てーっ！ 勝負しろーっ！！」
魔王「おのれ人間共め……たとえこの身は朽ち果てようとも……」
戦士「あっまだ息があるぞ！！」
武道家「チャーンッス！！」
戦士の攻撃！ 魔王に１４８のダメージを与えた！▼
武道家の攻撃！ 会心の一撃！ 魔王に２０２のダメージを与えた！▼
戦士の攻撃！ 魔王に１５２のダメージを与えた！▼
戦士の攻撃！ 魔王に１６０のダメージを与えた！▼
勇者「おーいストーップ！ とまれーっ」
戦士の攻撃！ 武道家の攻撃！ 僧侶の攻撃！ ▼
・
・
・
ﾎﾞﾛ……
賢者「やりましたね勇者様」
勇者「うわぁ消し炭よりひどい。しかも結局魔王の遺言聞き取れなかった」
- 236 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:55:34.87 ID:Fvf8fFAI0
-
これは酷いｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
- 237 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:55:56.32 ID:Y2LcKd/a0
-
どっちが悪かわからんｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
- 235 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:55:30.45 ID:ieSxco+n0
-
殺しても生き返る一万人の軍団とか恐ろしすぎる
- 239 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:56:46.59 ID:9Qqw9f1A0
-
FFの世界ならHP数十万とかあるからまだよかっただろうけど
DQの世界じゃな・・・
- 240 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:57:01.56 ID:OenJzubZO
-
酷すぎワロタｗｗｗｗｗｗｗｗ
- 243 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:58:23.52 ID:bwIOd0L40
-
あんまりだｗｗｗｗｗ
- 244 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 13:58:59.21 ID:JkUt0C25O
-
この旅終わったらこいつらどうするんだｗ
- 263 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:12:36.55 ID:WkUlYrnF0
-
こうして 魔王は倒れ 世界に再び平和が訪れた▼
――凱旋・王都
ﾜｰﾜｰ ﾋﾟｭｰﾋﾟｭｰ
勇者「賢者、結局勇者の役割ってなんだったの」
賢者「伝説の剣で一太刀を入れなければ魔王は無敵でした」
勇者「普通に殴ったら？」
賢者「１しかダメージを与えられません」
勇者「それあの数で迫ったら倒せたんじゃない」
賢者「そうかもしれません」
勇者「勇者いらないじゃん！」ﾂｯｺﾐ
賢者「きゃっ」
勇者「好みの甲高い女声」
賢者「勇者様ご自重ください」
勇者「もうわけわかんない」
賢者「さぁもうすぐ王の元に到着します。参りましょう」
勇者「もうわけわかんない」
- 270 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:15:39.97 ID:GfWjFFKI0
-
賢者女だったのかよｗｗｗ
- 267 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:15:03.98 ID:Fvf8fFAI0
-
好みワロタｗｗｗ
- 269 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:15:32.71 ID:WkUlYrnF0
-
王の広間――
王「勇者よ、よくぞ半月で魔王を討ち果たした」
勇者「お言葉ですが王の支援が十分だったためです。わたしめは何もやっておりません」
王「仮にそうだとしても、その統率力は確かなものであった」
勇者「全て賢者のおかげです」
王「ほう、我が娘の」
勇者「えっ？」
賢者「お父様、ただいま帰りました」ﾌｧｻｯ
勇者「えっ」
王「娘よ、立派になったな」
姫「お父様。私はこの旅で勇者様にお見惚れしました」
王「よかろう、相手が勇者ならば許そう」
姫「勇者様、よろしければ私と結婚していただけませんか」
勇者「いいよ」
勇者「もう好きにして」
- 274 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:17:15.05 ID:MdfuAawuO
-
もう好きにしてｗｗｗ
- 273 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:17:13.33 ID:Fvf8fFAI0
-
なんというハッピーエンドｗｗｗ
- 276 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:17:38.71 ID:u6REShlE0
-
なんとこれは予想外ｗｗｗ
- 275 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:17:15.34 ID:JkUt0C25O
-
賢者王女ワロタｗｗｗ
- 278 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:18:14.71 ID:B8bKZWGG0
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娘を率先して預けるとか、王様本気にも程がある
- 279 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:18:40.42 ID:oNY+XE6s0
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勇者勝ち組杉ワロタ
- 281 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:20:06.61 ID:Cc93KGo+0
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ちょｗｗｗさっき読み始めたばかりなのにｗｗｗｗ
終わったｗｗ
- 285 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:21:40.72 ID:iFHx6kJ9O
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賢者可愛いな賢者
- 286 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:22:01.14 ID:xWAuJKIx0
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10002人が32.5レベルだから、
レベルアップ時の「チャラララッチャッチャッチャー」が流れる時間は
1回3秒だとして 97万5195秒
270時間53分15秒鳴り続ける
- 291 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:25:30.57 ID:fwrm3UnH0
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>>286
なにそれこわい
- 289 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:25:05.08 ID:ieSxco+n0
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>>286
皆のレベルアップ音が同じタイミングで流れても恐ろしい事になりそうだな、
- 288 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:25:04.53 ID:9Qqw9f1A0
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この冒険で勇者がやった事
武道家主催の大会に出場、3回戦敗退
魔王決戦前に軍の士気を最高潮にする
伝説の武器で魔王の無敵を解除する
賢者（姫）を落とす
この物語は後にどう語られるんだろうか・・・
- 292 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:26:03.01 ID:ZgSH3it30
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町民から嫌がられるわけだわｗｗｗｗｗ
- 296 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:31:49.76 ID:rSXY5AEzO
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半月でクリアだから実質冒険してたよりレベルアップの音聞いてた方が長いのな
- 297 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:33:58.05 ID:WkUlYrnF0
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――結婚式
ﾋｭﾙﾙﾙ〜 ﾊﾟﾝ！ ﾊﾟﾝ！
＊「勇者様ばんざい！」
＊「新たな王、勇者王ばんざい！」
＊「勇者王ばんざい！」
勇者「ゆうしゃってなに」
姫「私は幸せです」ﾍﾟﾀ
勇者「ゆうしゃってなんだろう」
姫「あっ、城の外に仲間が」
勇者「ちゃんと１００００人いるの」
姫「はい、欠員はいません。皆、嬉しそうに手を振っています」
勇者「多すぎてよくわかんない」
姫「それではじかに挨拶に向かいましょうか」
勇者「えっ」
- 299 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:35:16.84 ID:s4JM/PR40
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10000人への握手大会が始まりますｗｗｗ
- 301 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:35:50.21 ID:JkUt0C25O
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以下10000人に対しての挨拶スレ
- 302 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:35:56.46 ID:nIOtxs0W0
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一万人からライスシャワー投げられたらどうなるのっと
- 304 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:36:56.24 ID:SlaSLKgIO
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>>302
米が消える
- 307 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:38:37.23 ID:WkUlYrnF0
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戦士「勇者殿おめでとう！」「勇者「勇者殿おめでとう！」でとう！」僧侶「勇者様「様おめでとう」
武道家「勇者ばんざい「んざい！」ばんざい！」商人「おめでとう！」武道家「勇者と勝負「」めでとう」
でとう！」盗賊「最後とどめをさしてすみま「おめでとう「ばんざい！」魔法「勇者様すてき！「」商人「金」
「おめでとう！」戦士「勇者殿おめでとう！「ばんざい「勇者様ばんざい「んざい」「でとう」めでとう！
勇者「これ終わんない！」
姫「皆が勇者を永劫語り継ぐことでしょう」
勇者「この先勇者王は何をすればいいの？」
姫「そろばんです」ｽﾁｬｯ
勇者「えっ？」
姫「まずは財力を蓄えることです」
勇者「えっ？」
姫「曽祖父も勇者でした。代々この方法で確実に世界は救われています」
勇者「えっ？」
姫「さぁ城へ戻りましょう。ふふ、今日もいい天気ですね」
ＥＮＤ
- 321 ：1 ：2010/01/21(木) 14:41:22.69 ID:WkUlYrnF0
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どうしてこうなった
- 323 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:42:28.55 ID:h24OXpmxO
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どうしてだろうな
- 324 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:42:58.48 ID:/+gALKwj0
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本気出しちまったからだろ
- 317 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:41:03.26 ID:Y2LcKd/a0
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乙ｗｗｗｗｗｗ
おもろかったぞｗｗｗｗｗ
- 327 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:43:45.38 ID:GDD73ksw0
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勇者王ｗｗｗｗｗ誕生したｗｗｗｗｗ
- 318 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:41:07.44 ID:cz8ux4D8P
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乙 王になってからのほうが大変なのかｗ
- 309 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:39:56.10 ID:FJHKCbap0
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商人「金」
こいつｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
- 313 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:40:24.53 ID:1ApbWEY8P
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＞盗賊「最後とどめをさしてすみま
自覚はあったんだなｗｗｗｗｗｗｗ
- 319 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:41:11.08 ID:pLC5m4pK0
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本日の魔王に同情するスレ
- 335 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 14:49:40.79 ID:16q2Qvy10
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そんなことより世界樹、枯れちゃってんじゃない？
- 347 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2010/01/21(木) 15:12:00.71 ID:V7iG4JlkO
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乙
教訓 金さえあれば何でもできる
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コメント一覧 (76)
勇者モノってすげえんだなw
と思ったけど2度読んでも面白かったがや
僧侶の肉を食べるとかなくてよかった
時の経過とは恐ろしいほどに早いものよ・・・
朝から笑わせてもらったわｗ
仕事頑張ってくる
1年と6ヶ月ぐらい前に見たわー
さすがは良スレ再発掘に定評のあるゴールデンタイムズッ！
このタイミングで懐かしいSSグッジョブ
炎と氷属性に加えて何故か光属性が追加されてるという。
戦争は金だぜ、弟よ。
これ書いた人壊れた勇者と同じ人なんだぜ
次代の勇者に同じ事をさせるためには再び
途方も無い金額を貯める必要があるわけで
つまり勇者は稼ぐまで姫様に監禁されるんだよ！
まさかこんなところでみられるとはｗｗ
やっぱりか。境遇が完全に真逆だから対になってんのかなーとか思ってた。
歴代の王が「魔王の発生」を予期して財力を蓄え、本気で対処しておくとこうなるのか。
しかし、これだけの軍勢を移動させたら、絶対に他国が黙っちゃいない気がする……。
面白かった乙
明らかにID違うから。※34は釣りだから。
シミュレーションゲームやりたいｗ
詳しくないけどＩＤって変わるんじゃないの？
歩兵部隊で一個師団くらいか？本格的に戦争できるよなコレｗｗｗ
物資補給とか大変そうだけど。
IDは毎日変わるぞ。
ところでこれ、去年の1月に書かれてるな。
鬱勇者の人の過去作なのかな？
そう言われると今このスレを発掘してきたことに変な説得力があるな。
なるほど
いやーやっぱ戦争に必要なのは金だね。補給だね。
思い出した
王様はロバの集団水戸黄門
と思いながら読んでたら
Amazonが勇者30でﾜﾛﾀ
てかコンだけ人数と軍資金あれば魔王城発破すれば一撃で終わったんじゃないかと
その後に、戦場を探す。
凡将はまず、戦場を見つけてから
その後に、勝ちを拾いに行く。
この一言に尽きるかな…。
商人×１５００と盗賊×５００は「武闘派」じゃなく「支援担当」じゃまいか？
勇者は「象徴」だから、そんな士気が下がる真似はしない。
真の賢者は適当におだてて自分が実権を握る。
つまり、このSSは正解って事だ。
他のＳＳで読んだぞ
1ターンで数百万〜一千万のダメージがいく計算になるぞ
FFすらぬるい、ディスガイアでやれｗｗｗ
てゆーか一人の攻撃で1通るんなら闇ゾーマですら1ターンキルだよなｗｗｗ