阿笠「最近哀くんの機嫌が悪いんじゃ…」
    2016年03月26日 コメント(10) 長編創作・SS 
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    1以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 20:54:08.81 ID:4sbUYENFE
    コナン「灰原のやつが?」

    阿笠「ああ、何故かイライラしておってな…近寄り難いんじゃよ。新一、哀くんから話を聞いてみてくれんか」

    コナン「…わかった、聞いてみるぜ」






    2以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 21:04:02.97 ID:4sbUYENFE
    灰原の部屋

    コナン「灰原、入るぞ」コンコン ガチャ

    灰原「…どうぞ」フッ,フッ

    コナン「…なんで腕立て伏せなんかしてるんだ?」

    灰原「ずっと家に籠りきりで…ストレスが溜まるから…気晴らしにトレーニングしているの」フッ,フッ

    コナン「博士の言ってたイライラの原因はこれか…」

    灰原「だって仕方ないじゃない!下手に外に出たらジンやウォッカに見つかるかもしれないから、ほとんど家から出られないのよ!ストレスも溜まるわよ!」スタッ!






    3以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 21:24:08.84 ID:4sbUYENFE
    コナン「それは…しかたねぇじゃねえか。見つかったら殺されちまうんだから」

    灰原「確かに博士にはキツく当たってしまったわ…でも子供の体になってから数ヶ月しかたってないはずなのに、体感的にはもう数十年もずっと小学生なのよ!気が狂いそうだわ!」フッ,フッ

    コナン「…オレもそれは感じるけどよ。って、今度はスクワット始めやがった」

    灰原「でも最近はトレーニングを始めるようになって、だいぶストレスが軽減されるようになったわ。徐々に成果も出始めてきたしね」フッ,フッ

    コナン「…ほんとだ、腹筋がうっすら割れ始めてる…」

    灰原「近頃は筋肉に作用する薬も自分で作って摂取するようになったわ。もちろん、体に害がなく、薬物検査にも引っ掛からない薬よ?」フッ,フッ

    コナン「薬まで飲んでんのかよ…しかも薬物検査って…」






    4以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 21:48:54.29 ID:4sbUYENFE
    灰原「博士には後で謝っておくわ。…トレーニングに集中したいから一人にしてもらえるかしら?工藤くん」フッ,フッ

    コナン「お、おう…ほどほどにな、灰原」ガチャ バタン



    阿笠「…で、どうじゃった?哀くんは」

    コナン「…家に籠りきりでストレスが溜まってたらしい。それで博士に強く当たったみたいだ」

    阿笠「そうか…たまには何処か旅行でも行くかのう…」

    コナン「そうだな。気分転換に何処か連れてってやってくれ。…それと」

    阿笠「それと?なんじゃ?」

    コナン「…ストレス解消にトレーニングを始めたらしい。博士、知ってたか?」

    阿笠「いいや…知らんかったのう。哀くんもそんなことは一言も言わんかった。…最近、少し肉付きが良くなったようには見えたが」

    コナン「そうか…今じゃ、自分で筋肉に効く薬を作って飲んでるらしいぜ」

    阿笠「な、なんと!薬まで飲んどるのか!?哀くんは!」

    コナン「そうらしい。灰原は完璧主義だからな…博士も灰原がやり過ぎないように、見張っててくれ」

    阿笠「わ、わかった…注意しておくぞぃ」






    5以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 22:17:42.11 ID:4sbUYENFE
    1か月後 阿笠博士の家

    コナン「…博士の家に来るのは久しぶりだな、お邪魔しまーす」ガチャ

    コナン「ん?…ドアノブが…変形してる!」グニャリ

    コナン「ま、まさか…!」ゴクリ

    阿笠「そうじゃ、哀くんじゃよ。やったのは」ヒョコ

    コナン「は、博士!」

    阿笠「ワシも最初は気付かなくてな。だが、日を追うごとにドアノブが変形していったんじゃよ。まさか哀くんがやったとは思わなかったがのう…」

    コナン「ほ、他にも…灰原がやったものはあるのか?」

    阿笠「あるぞい。例えば、これとかな」ヒョイ

    コナン「なんだこりゃ?」

    阿笠「ナイフとフォークじゃ。…ぐにゃぐにゃに変形しとるがのう」

    コナン「こ、これがか!?」






    6以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 22:20:43.91 ID:4sbUYENFE
    阿笠「そうじゃ…あれはステーキを食べている時じゃった。哀くんいわく、ステーキを切ろうと『ちょっと力を入れたら曲がってしまった』らしい…」

    コナン「…この鉄製のナイフとフォークがか?」

    阿笠「ああ。…それ以来、チタン合金製のナイフとフォークを使っとる。並みの強度じゃもたんからな」

    コナン「マジかよ…」






    7以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 22:39:25.09 ID:4sbUYENFE
    阿笠「他にもあるぞ。車のドアを引っ張ったらドアがもげたり、掃除機をかけるときに片手で家具を持ち上げて下を掃除したり、包丁で野菜を切るつもりが下のまな板まで真っ二つにしたり…挙げたらきりがないぞい」

    コナン「なんでそんなになるまで灰原を止めなかったんだ!」

    阿笠「まさかここまでになるとは思わなかったんじゃ!それに…無理やり辞めさせようとしたんじゃが、哀くんが怒ってしまってのう。大暴れして家が半壊したんじゃ。もうワシでは止められんほどに強くなってしまったんじゃよ!」

    コナン「…それで、灰原は今何処にいるんだ?」

    阿笠「哀くんの部屋じゃ。またトレーニングしてるんじゃろう」

    コナン「ちょっと行ってくるぜ」

    阿笠「気を付けるんじゃぞ新一!」






    8以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 23:00:08.66 ID:4sbUYENFE
    灰原の部屋

    コナン「灰原、いるか?」コンコン

    灰原「ええ、どうぞ」

    コナン「入るぞ…」ガチャ

    灰原「何かご用かしら?工藤くん」

    コナン「…あれからもトレーニングをしてたみたいだな」

    灰原「そうよ。ますます筋力もついてきてし、気分も晴れやかだわ」

    コナン「博士から灰原の武勇伝は聞いたが…体格は1か月前とあまりかわらねぇな」

    灰原「そうね。それは薬の効果によるもので、筋密度を高めているからボディービルダーみたいなムキムキではないわ。でも高密度に圧縮された筋肉は本物よ。しかも、最近は加減の仕方も分かってきたから、以前のように物を壊すことも無くなったわ」

    コナン「…つまり、その小さい体に熊並みの筋肉が詰め込まれていると」

    灰原「いい例えね工藤くん。だいたいそんな感じよ」






    9以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 23:08:37.37 ID:4sbUYENFE
    コナン「…まぁ、人に危害を加えなければ灰原の好きにしていいか。ストレス発散にはなってるみたいだしな」

    灰原「あら、私は誰も傷つけてなんかないわよ。博士が私のトレーニングを無理やり辞めさせようとしたから、ちょっと暴れただけよ?」

    コナン「ちょっと暴れただけで家が半壊かよ…ほどほどにしろよ?」

    灰原「大丈夫、無理はしないわ」

    コナン「じゃあな。灰原」ガチャ バタン






    10以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 23:17:35.78 ID:4sbUYENFE
    阿笠「…なんていっとった?哀くんは」

    コナン「トレーニングの邪魔をしなければ暴れないってさ。好きにさせてくれって」

    阿笠「…もう邪魔しようにも邪魔できんよ、ワシも命は惜しいからのう。…最近は物を壊すことも無くなったし、哀くんのストレス発散になるなら好きにさせておくか」

    コナン「それが一番だと思うぜ、博士」






    11以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 23:29:55.65 ID:4sbUYENFE
    学校 体力測定

    元太「まずは握力測定からだな!うりゃ!」グイッ!

    歩美「すごーい!元太くん、15圓發△襦歩美は7圓世辰燭錙」

    光彦「僕は12圓任靴拭灰原さんは?いくつでしたか?」

    灰原「…どうやら壊れているみたいね。計測不能だわ」ボロッ

    光彦「えぇ!こ、壊れてたんですか!?」

    コナン「(握力計が壊れてるってどういうことだよ…)」






    12以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 23:44:53.38 ID:4sbUYENFE
    元太「次はソフトボール投げだな!おりゃ!」ブンッ!

    光彦「おお!凄いですね元太くん!25mはいったんじゃないですか?」

    元太「へへっ!結構ボール投げは得意なんだ!灰原は?」

    灰原「…ボールが何処かにいっちゃったみたいね。江戸川くん、探してきてくれるかしら?」

    コナン「お、おう…(投げたボール一瞬で見えなくなったぞ…加減しろよ灰原!)」タタタッ!



    コナン「はぁ…はぁ…100mは離れた体育館のコンクリート壁に…めり込んでやがる…」






    13以下、VIPがお送りします :2016/03/24(木) 23:54:24.85 ID:4sbUYENFE
    歩美「次は50m走だね!…歩美は11秒22だったよ?哀ちゃんは?」ハァハァ

    灰原「…走ろうとしたら靴紐が切れてしまって、走れなかったわ」

    歩美「えー!靴紐きれちゃったの?じゃあ、また今度測るしかないね哀ちゃん!」

    コナン「(その靴は買ったばかりだろうが!どうやったら新品の靴の靴紐が切れるんだよ!)」






    14以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 00:05:37.62 ID:zcCDmV8Ld
    光彦「最後は反復横とびですね!…僕は25回まで出来ましたよ!灰原さんは?」ハァハァ

    灰原「…私は…24回くらいね」シュウゥゥ…

    光彦「凄いですね灰原さん!危うく抜かれるところでした!」

    コナン「(サバ読んでんじゃねぇよ灰原ぁ!お前の所だけ摩擦熱で床が焦げ付いてるんだぞ!?本当は何回とんだんだよ!)」






    15以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 08:30:24.14 ID:DGHMjg3Hg
    学校の裏

    コナン「…おい!灰原!」

    灰原「…なにかしら?工藤くん」

    コナン「もう少し力を押さえろよ!ほとんど計測出来てないぞ!」

    灰原「分かってはいるのだけど…どうしても力んでしまうのよ」

    コナン「力んでって…灰原、オレらは今小学生なんだぜ。あまり目立つようなことはするなよ、ジンやウォッカの目につく」

    灰原「…そうね、気を付けるわ」



    ???「………」






    16以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 08:45:51.57 ID:DGHMjg3Hg
    学校の帰り道

    灰原「工藤くんの言うとおりね…もうすこし気を付けないと」スタスタ

    灰原「どこにジンやウォッカがいるかわからないし…」スタスタ

    ジン「…ようシェリー、久しぶりだな」ヌッ

    灰原「!?じ、ジン!」ビクッ

    ジン「やれ!ウォッカ!」

    ウォッカ「へい!」プシュー

    灰原「うっ!…」バタリ

    ジン「…ボス、ありがとうございました。ボスのお陰でシェリーを捕まえることが出来ましたよ」

    ???「…急いで車に乗せなさい。周りの目につきますから」

    ウォッカ「へい!ボス!」






    17以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 08:56:20.52 ID:DGHMjg3Hg
    毛利探偵事務所

    蘭「はい…はい、わかりました…」ガチャン

    コナン「どうしたの?蘭姉ちゃん」

    蘭「阿笠博士からだったんだけど、哀ちゃん、家にまだ帰ってないみたいなのよ…コナンくん知らない?」

    コナン「…ううん、知らない」ブンブン

    蘭「そう…私、お父さんに哀ちゃんのこと…相談してくるね?」ガチャ バタン

    コナン「…まさか、灰原のやつ!」ピッピッピッ!






    18以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 09:29:21.87 ID:DGHMjg3Hg
    プルルルル…

    コナン「おい!博士!いるか!?」

    阿笠「…ワシじゃ。新一か、哀くんがまだ家に帰ってきてないんじゃよ!」

    コナン「もしかして…ジンたちに捕まったのかもしれねぇ!博士、灰原の探偵バッチの信号…追えるか!?」

    阿笠「…どうやら追えそうじゃ!」

    コナン「急いで位置を教えてくれ博士!ジンたちがあぶねぇ!」

    阿笠「…ん?ジンたちが?哀くんじゃないのか?」

    コナン「忘れたのかよ博士!灰原には今、とんでもない力があるんだぞ!」

    阿笠「そ、それはそうじゃが…それでも哀くんを心配するべきじゃろ」

    コナン「わかってねぇな博士!灰原のパワーは人間レベルじゃねぇ!オレは今日の体力測定で見たんだ…灰原が本気で暴れたらジンたちがミンチになっちまう!」

    阿笠「それほどか…直ぐに位置を知らせる、もう少し待っていてくれ!」

    コナン「頼むぞ、博士!」






    19以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 09:46:46.25 ID:DGHMjg3Hg
    黒の組織 アジト 地下監禁室

    灰原「うっ!…こ、ここは…」

    ジン「起きたか、シェリー…ここはアジトの地下監禁室だ。手足も拘束してある」

    灰原「んっ!くっ!」ガチャンガチャン!

    ウォッカ「無駄だ!鋼鉄製の拘束具だ。外れねぇよ」

    灰原「…私を生かしておいて、どうするつもり?」

    ???「…あなたにはまた、薬の開発をしてもらいます」スタスタ

    灰原「!?あ、あなたは!…」

    光彦「ふふふ…僕ですよ、灰原さん。光彦です」

    灰原「…あなたが黒の組織のボスだったのね!」ガチャン!

    光彦「そう…僕も薬を飲んで小学校に潜入し、シェリーと思われるあなたをずっと監視してたんですよ。そして、ついにあなたがシェリーであることを確信しました。今日の学校裏での話を聞いてね。そこでジンたちに連絡し、あなたを拐ったんですよ」






    20以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 09:57:15.46 ID:DGHMjg3Hg
    灰原「あの時…盗み聞きしてたのね」

    光彦「さらに、江戸川コナンが工藤新一だということも分かりました。生かして置くのは危険ですからね…明日始末します」

    灰原「!?や、止めなさい!」ガチャンガチャン!

    光彦「ダメです。工藤新一には死んでもらいます。ジン、ウォッカ。頼みますよ」

    ジン「はい」

    ウォッカ「へい!」

    光彦「それでは夕食にしましょう…上に行きますよ」スタスタ

    ジン「はい。…シェリー、明日食事を持ってきてやる。大人しくしてろよ」スタスタ

    ウォッカ「この部屋にも監視カメラが設置してあるからな!妙なことはするなよ!」スタスタ






    21以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 10:45:45.66 ID:DGHMjg3Hg
    灰原「工藤くんを…始末するですって?させないわよ…そんなことは絶対に!」グググッ!

    灰原「んぐぐぐぐぐっ!」ギチチチチッ!

    灰原「うりゃあ!」ブチンッ!

    灰原「はぁ、はぁ、右手が外れたわ!残りも外してくわよ!」ガチャガチャ

    灰原「ふんぬぁぁぁぁ!」ギチギチッ!

    灰原「はぁっ!」バキンッ!

    灰原「ふぅ、ふぅ…後は脚だけね!」ジャラジャラ






    22以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 11:06:13.77 ID:DGHMjg3Hg
    アジト 最上階

    光彦「今日はカレーですか」

    ジン「はい、腕によりをかけて作りました。どうぞお召し上がりください」

    光彦「ほう…なかなか美味しいですね!学校の給食にも引けを取りませんよ!」モグモグ

    ジン「が、学校の給食ですか…」ショボン

    ウォッカ「あ、アニキ!このカレー凄い旨いですよ!今まで食べた中で一番です!」ガツガツ!

    ジン「そうか…それはよかっ…ん?」チラッ

    光彦「…どうかしましたか?ジン」

    ジン「ぼ、ボス!監視カメラを見てください!」

    光彦「監禁室ですか?シェリーがなにか…」カチャン!






    23以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 11:23:30.87 ID:DGHMjg3Hg
    ウォッカ「シェリーがどうしたんで…なっ!」ガチャン!

    ジン「シェリーのやつ…拘束具を破壊してやがる!」

    ウォッカ「バカな!鋼鉄製の拘束具ですよ!?人間の力じゃ壊せませんよ!ましてやシェリーは小学生なんですよ!?」

    光彦「…ですが実際に破壊しています。恐らく、なにか薬でも使って筋力をあげているんでしょう」

    ウォッカ「それにしたって…あれは異常ですぜ!」

    ジン「シェリーを逃がす訳にはいかねぇ。ウォッカ、いくぞ!」

    光彦「待ちなさい!ジン、ウォッカ。シェリーを殺してはいけませんよ!まだ彼女には利用価値があるんです!」

    ジン「分かりました。死なない程度に痛め付けますよ!」タタタッ

    ウォッカ「へい!了解しましたボス!」タタタッ

    光彦「まったく…今日に限って他の組員がいないというのに。まぁ、あの二人ならシェリーを捕獲できるでしょう」






    24以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 11:41:12.59 ID:DGHMjg3Hg
    灰原「…きっとジンたちは上にいるはず。このまま進んでいけば見つけられるはずよ…」スタスタ

    ウォッカ「…見つけたぜぇ!シェリー!」バッ! バァンバァン!

    灰原「!?きゃあ!」バッ!

    ウォッカ「ちっ、外したか…いてっ!」ボカン!

    ジン「バカ野郎!ウォッカ!殺すんじゃないぞ!狙うなら手足を狙え!」

    ウォッカ「へ、へい!すみません!」

    灰原「(あ、危なかったわ!)」ドキドキ…

    ジン「おいシェリー!どうやって拘束具を壊したのかは知らないが…大人しく出てきたほうが身のためだぞ?今なら怪我はさせねぇ」

    灰原「イヤよ!私は昔とは違う!あなたたちに縛られていた私じゃないの!私のためにも…工藤くんのためにも、あなたたちを倒して自由になってやるわ!」






    25以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 11:53:40.91 ID:DGHMjg3Hg
    ジン「…わかった、それがお前の答えなんだな!だったら、手足を撃ち抜いて一生逃げられないようにしてやる!ウォッカ!いけっ!」

    ウォッカ「へい!アニキ!覚悟しろよシェリーぃぃぃ!」ダダダッ!

    灰原「(く、くる!…そうだ!)」ガシッ!

    ウォッカ「無駄だシェリー!今すぐ撃ち抜いて…?」

    灰原「うおりゃあああ!」ミシミシ!

    ウォッカ「あいつ…机持ち上げてやがる…まさか!」

    灰原「ふんっ!」ブンッ!

    ジン「!?避けろ!ウォッカぁ!」バッ!

    ウォッカ「おわっ!」バッ!



    ガッシャーン!






    26以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 12:47:46.05 ID:uGc/9OAqA
    ウォッカ「な、何てヤツだ…机を投げつけてくるなんて!」スクッ

    ジン「しかも10mは飛んでたぞ…ウォッカ、想像以上に強いぞ!集中しろ!」スチャッ!

    ウォッカ「へい!アニキ!」スチャッ!

    灰原「おりゃ、おりゃ、おりゃあー!」ブンッブンッブンッ!

    ウォッカ「うおおおおっ!物が!物が幾つも飛んできますぜ!」

    ジン「慌てるなウォッカ!避けつつ距離を詰めていくぞ!オレは回り込む、ウォッカはシェリーの気を引け!」ダダダッ!

    ウォッカ「へ、へい!」ダダダッ!






    27以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 13:13:58.08 ID:uGc/9OAqA
    ウォッカ「…よっしゃあ!捕まえたぜシェリー!」ガシッ!

    灰原「くっ!」ジタバタ

    ウォッカ「お、大人しくしやがれ!くそっ!」グイッグイッ

    灰原「…この!」ガシッ!

    ウォッカ「お、オレの胸ぐらを!」グラッ

    灰原「触るんじゃないわよ!」ブンッ!

    ウォッカ「うわぁ!」ドカンッ!

    灰原「このっ!このっ!このおっ!」ブンッブンッブンッ!

    ウォッカ「うげっ!うがっ!うごぉ!」ドガン!ズガン!ボゴン!

    灰原「うら若き小学生相手に…!」グルングルン!

    ウォッカ「うわああああ!」グルグルグル!

    灰原「何すんのよっ!」パッ

    ウォッカ「ぐああああっ!」ヒュー… ドガッシャーン!

    灰原「はぁ、はぁ、一人やったわね…」ハァハァ






    28以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 13:40:41.06 ID:uGc/9OAqA
    ジン「スキを見せたな!」ヒュ!

    灰原「!?ああああっ!」グサッ!

    ジン「ウォッカがやられたが…お陰で左腕をもらったぜ!」ザッ!

    灰原「くっ…!」ザッ!

    ジン「悪いことは言わねぇ、諦めるんだな。左腕が動かないだけじゃなく、出血でどのみち動けなくなるんだ。降参しろシェリー」

    灰原「い、イヤよ!」ブンブン

    ジン「…仕方ねぇ。右腕も奪えば気も変わるだろう!」ダッ!

    灰原「ふっ!」ダッ!グンッ!

    ジン「!?(は、速い!なんて踏み込みだ!懐に入られた!)」

    灰原「はあああ!…」グググッ…!

    ジン「(体を捻って…!狙いは腹か!だが残念だな!オレのコートは防弾仕様!大抵の衝撃は吸収できる…お前のパンチをしのいだら、次はオレの番だ!)」ニヤリ






    29以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 14:00:51.20 ID:uGc/9OAqA
    灰原「うりゃぁっ!」ゴウッ!ドゴンッ!!!

    ジン「!?ぐはぁっっ!(なにぃ!ろ、肋骨が!…)」ベキメキゴキィ!

    灰原「まだまだぁ!」ブンッ!ベコンッ!

    ジン「げはあっっ!(な、内蔵が…!)」ビチャビチャッ!

    灰原「これで…」グググッ…

    ジン「ぐ…!(が、ガードを…腹を守れ!)」バッ!

    灰原「最後よジン!」ゴウッ!

    ジン「!?(この軌道は…腹じゃない!狙いは…顎か!)」ゾクッ

    灰原「うっりゃあああ!」バキィッ!

    ジン「ごああああっ!」ピシピシッゴキャッ! ドシャァ!…

    灰原「今の感触は…顎の骨が砕けたわね。私の左腕のぶんよ…」ハァハァ

    灰原「…残るは円谷くん…いや、ボスだけね、行かないと…」ヨロヨロ






    30以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 14:15:09.92 ID:uGc/9OAqA
    アジト 最上階

    灰原「はぁ…はぁ…こ、ここかしら」キョロキョロ

    光彦「…よくぞここまでたどり着きましたね!シェリー!」スッ

    灰原「いたわね…あとはあなただけよ。あなたを倒せば、黒の組織も壊滅…私たちも自由になれるわ!」

    光彦「そうですねぇ…ま、僕を倒せればの話ですが。これを見てもそんなことが言えますかね?」グイッ!

    コナン「ぐっ!」ドサッ!

    灰原「く、工藤くん!!」

    光彦「この辺りをチョロチョロと動き回っていたので、捕まえたんですよ。コナンくん…いや、工藤新一が死んでもいいんですか?」チクッ

    コナン「うっ!…」ツゥー…

    灰原「くっ…卑怯者!」






    31以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 14:34:44.21 ID:uGc/9OAqA
    光彦「なんとでも言って下さい。勝てばいいんですよ、勝てば…監視カメラで見ていましたよシェリー。ジンとウォッカを倒した…随分人並み外れた筋力を手に入れましたね」

    灰原「…あなたたちに追われていたせいで外出出来なかったから、代わりにトレーニングをしていただけよ」

    光彦「いや、あれはトレーニングだけで身に付くようなものじゃないでしょう…明らかに薬によるもの…シェリー、あなたが作った薬を飲んだんでしょう?」

    灰原「…そうよ」

    光彦「やはり…あなたの才能は素晴らしい!ここで命を散らすのは勿体ないです…どうですか?また僕につく気はありませんか?厚待遇で扱いますが…」

    灰原「結構よ!私は2度と、あなたのもとには行かないわ!」






    32以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 14:56:45.43 ID:uGc/9OAqA
    光彦「そうですか…残念です。では、あなたには死んでもらいましょう」ポイッ カラン!

    灰原「!?」

    光彦「そのナイフで自害してください。あいにく銃は持ち合わせていないのでね」

    コナン「や、止めろ!灰原!うわっ!」グイッ!

    光彦「工藤新一は余計なこと言わなくていいんです!…シェリーのパワーは脅威ですからね、僕が近づくリスクは冒したくないんですよ」

    灰原「………わかったわ。その代わり、工藤くんには手を出さないで」

    コナン「灰原!?」

    光彦「…いいでしょう。シェリーが自害すれば、工藤新一は助けてあげますよ」ニヤリ

    コナン「止めろ灰原!こいつは約束なんか守るヤツじゃねえ!」

    光彦「うるさいですよ!僕はシェリーと話しているんです!」

    灰原「…やるわ」ヒョイ






    33以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 15:18:13.58 ID:uGc/9OAqA
    コナン「ダメだ!灰原!」

    灰原「心配しないで…工藤くん。あなたが私の敵をとって…お願いよ!」ブンッ!

    コナン「やめろおぉ!」

    灰原「あああああっ!」グサッ!

    光彦「ついにやりましたね!もっと腹の奥まで差し込むんですよシェリー!」

    灰原「ぐっ…あぁ!…」グリグリ… ポタポタッ

    コナン「は…灰原…」

    灰原「く…どう、くん…かはっ!」ビチャッ! ドサァッ!

    コナン「灰原ぁー!」

    光彦「…どうやら、力尽きたようですね」






    34以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 15:38:30.95 ID:uGc/9OAqA
    光彦「…さて、次は工藤新一。あなたの番です」

    コナン「て、てめぇ…!灰原との約束を反故にする気か!」

    光彦「当たり前じゃないですか。一番危険なシェリーが死に、残るはあなただけなんですよ?大丈夫、シェリーの使ったナイフで殺してあげますから」ニヤリ

    コナン「…このゲス野郎が!」

    光彦「誉め言葉として受け取っておきますよ…では、シェリーの生死を確認しつつ、ナイフを回収しに行きますか」スタスタ






    35以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 15:56:19.20 ID:uGc/9OAqA
    光彦「…かなりの出血量ですね。これでは生きてはいないでしょう」

    灰原「………」ジワァッ…

    光彦「それでは…返して貰いますか」グッ

    光彦「…ん?抜けな…」グイッ

    灰原「スキありぃっ!」バッ!ブンッ!

    光彦「!?ごはぁっ!」ドゴッ! ズシャアッ!

    コナン「!?は、灰原ぁ!生きてたのか!」

    灰原「工藤くん…まだ死ねなかったわ、私」ニコッ






    36以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 16:15:01.09 ID:uGc/9OAqA
    光彦「ぐっ!…バカな…一体どうやって!…」ガクガク

    灰原「左手がまだ少し動いたから、右手でナイフを腹に刺すとき、ナイフの刃を左手で握ったのよ。口からの出血はわざと口のなかを噛んで出血させたの。どちらもとても痛かったわ…」ポイッ カチャン!

    光彦「そ、そんなことを…!」

    灰原「ボス、武器もなければ人質もなし…どうするつもりかしら?」

    光彦「ぐっ…!か、金だ!金をやろう!」






    37以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 16:31:44.22 ID:uGc/9OAqA
    灰原「お金…そんなものでは私の気は晴れないわね。私の気が晴れるとすれば…ボス、あなたをぶちのめす意外にはないわ」

    光彦「ちっ…ちくしょおおおおっ!」ガバッ!

    灰原「自暴自棄になって私に接近戦を挑むなんて…愚かね!」ブンッ!

    光彦「ぐはあっ!」バキィッ!フワリッ

    灰原「おっと!まだよ!」ガシッ! ブンッ!

    光彦「うべぁっ!」ドゴッ!

    灰原「まだまだまだまだぁ!」ブンッ!ブンッ!ブンッ!ブンッ!

    光彦「うげっ!ぐがっ!ごべっ!ぶべあっ!」ドガンッ!ドゴンッ!ベコンッ!ズドンッ!

    灰原「次でフィニッシュよ…」ポイッ

    光彦「う…が…」ピクッピクッ

    灰原「うおりゃああああ!」ゴウンッ!






    38以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 16:43:55.28 ID:uGc/9OAqA
    空中に放り投げられた光彦めがけ、灰原の渾身の右ストレートが顔面に炸裂した!
    鼻骨を粉砕し、前歯を叩き折り、深刻な顔面陥没骨折になった光彦は、もはや誰なのか分からないほど顔が変型していた!






    39以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 16:54:46.97 ID:uGc/9OAqA
    光彦「…………!」メキゴキィバキィッボキィッ!…ドシャァ!

    灰原「…はぁ、はぁ…お、終わったわ」ガクンッ

    コナン「だ、大丈夫か!?灰原!」ダダダッ

    灰原「え、えぇ…大丈夫よ…工藤くん」ハァハァ

    コナン「まったく…ムチャしやがって」

    灰原「ふふ…でも、鍛えたお陰で…黒の組織を倒せたわ」

    コナン「…あぁ、そうだな」

    灰原「工藤くんも…一緒にトレーニング、する?」

    コナン「…考えとく」






    40以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 17:33:32.57 ID:uGc/9OAqA
    …それからコナンと灰原は警察に保護され、黒の組織は崩壊、逮捕された。ジン、ウォッカ、光彦(ボス)は全身複雑骨折、ギリギリ生きている状態だったので病院に緊急搬送された。
    灰原はアポトキシン4869の解毒薬を開発し、コナンとともに元に戻った。もとの姿に戻った後も、灰原はトレーニングを続けている…



    宮野「工藤くん!トレーニングしましょ!」グイッグイッ

    工藤「嫌だッ!お前のトレーニング、ハードすぎてついていけないんだよ!」ズリズリ

    宮野「大丈夫よ。ついてこれるように鍛え込んであげるから!」ズルズル

    工藤「無理無理!無理だって!死ぬ、死んじゃうから!あああぁぁぁ…!」ガリガリガリ… バタンッ






    41以下、VIPがお送りします :2016/03/25(金) 17:33:58.37 ID:uGc/9OAqA
    Fin



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    この記事へのコメント
    1. Posted by 以下、金ぴか名無しさんがお送りします。   2016年03月26日 03:14
    シンプソンズで似た話があったな
    2. Posted by 以下、金ぴか名無しさんがお送りします。   2016年03月26日 04:22
    灰原エンドだから満足
    3. Posted by 以下、金ぴか名無しさんがお送りします。   2016年03月26日 05:23
    あれ?ニド蘭に同じトレーニングさせればもっと楽だったんじゃね?
    4. Posted by 以下、金ぴか名無しさんがお送りします。   2016年03月26日 05:29
    でも光彦は死ぬww
    5. Posted by 以下、金ぴか名無しさんがお送りします。   2016年03月26日 07:00
    ランねーちゃんも同じ事できそう
    6. Posted by 以下、金ぴか名無しさんがお送りします。   2016年03月26日 08:00
    新一もシューズ無しで鉄骨折るぐらい出来るようになりそうだな
    7. Posted by 以下、金ぴか名無しさんがお送りします。   2016年03月26日 08:16
    いや光彦生きてるぞ。珍しく
    8. Posted by 以下、金ぴか名無しさんがお送りします。   2016年03月26日 09:08
    てっきり生理ネタかと
    9. Posted by 以下、金ぴか名無しさんがお送りします。   2016年03月26日 09:37
    なんでだろ…哀ちゃんが鍛える→光彦が哀ちゃんに殺される。ってイメージがすんなり出来た。
    ただ、今回は死んでないそういう意味では外したわ。
    10. Posted by 以下、金ぴか名無しさんがお送りします。   2016年03月26日 12:14
    推理漫画…?
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