小野寺「ニセコイの逆襲」
    2016年08月11日 コメント(42) 長編創作・SS 
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    2 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:16:31.27 ID:SrR5nxCV0


    〜 天駒高原 約束の場所 〜


    楽「俺も好きだよ、小野寺」


    楽「ずっとずっと好きだったんだ、中学の頃から」


    楽「ずっと……小野寺の事が好きだった……」


    小野寺「……うん、ありがとう」


    小野寺「さっき……分かった」


    小野寺「嬉しかったよ……凄く……本当に……」


    小野寺「……」









    3 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:17:07.66 ID:SrR5nxCV0


    小野寺「……でも、今はもう違うんだよね?」


    楽「……」


    楽「うん……」


    小野寺「一条君の中にはもう、別の誰かがいるんだよね……?」


    楽「……うん」


    小野寺「……そっか……」


    小野寺「……」


    楽「……」


    小野寺「……」


    楽「……」









    4 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:17:43.40 ID:SrR5nxCV0


    楽「……えっ、と……」


    小野寺「……」


    楽「……」


    楽「……ゴメン、小野寺」


    楽「はっきり言って俺は、本当に卑怯な奴だと思う」


    楽「昔も今も、ずっとずっと小野寺の事を好きって想ってたくせに」


    楽「小野寺が同じ思いでいてくれたことが、本当、スゲー嬉しくてさ」グスッ








    5 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:18:15.98 ID:SrR5nxCV0


    楽「……だけど」ゴシゴシ


    楽「俺には今、会って想いを伝えなきゃいけないヤツが出来ちまった」


    楽「そいつとは今までケンカばっかりで」


    楽「ぶつかることも目いっぱいあって」


    楽「離れたり、近づいたり、ドキドキしたりして」


    楽「……それでも、いつの間にか、目が離せない存在になってて」


    楽「……小野寺の事、今も大切に想ってる。これは本当だ」


    楽「だけど、俺は今、アイツに会って伝えなきゃいけないんだ」


    楽「俺の今の正直なキモチを」


    楽「だから……ッ!!」









    6 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:18:46.43 ID:SrR5nxCV0








    小野寺「それで?」













    7 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:19:18.62 ID:SrR5nxCV0


    楽「っ……」


    楽「だから、えっと、その……」


    小野寺「……」


    楽「……」


    楽「……」


    小野寺「……」


    楽「…………」


    小野寺「……」









    8 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:20:00.48 ID:SrR5nxCV0


    楽「……〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」


    楽「ごめん、おのでっ」ダッ


         グイッ


    楽「うお……っ」


    小野寺「行かないで」


    楽「……え」


    小野寺「行かないで、一条君」


    楽「どうしてっ」


    小野寺「どうしてって……」









    9 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:20:40.69 ID:SrR5nxCV0


    楽「……そう、だよな」


    楽「確かに、小野寺の気持ちも……」


    小野寺「……」


    楽「……」


    楽「……あの、さ」


    楽「俺は、小野寺にすごく残酷な話をしてると思う」


    楽「でも」


    小野寺「そう思うなら、行かないで」


    楽「……」








    10 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:21:34.50 ID:SrR5nxCV0


    楽「……だけど、俺が、今行かなきゃ!」


    小野寺「うん、一条君が今千棘ちゃんの所に行ったら、もう一条君は戻ってきてくれないよね」


    小野寺「だから、行かないで」


    楽「……小野寺」


    小野寺「私はずっとずっと、一条君のことが大好きだったんだよ?」


    小野寺「そして一条君を今行かせたら」


    小野寺「優しい一条君はきっと、二度と私には振り向いてくれない」


    小野寺「だけど、きっと傍には居させてくれると思うから」


    小野寺「今一条君を行かせたら、私は一生、後悔するから」


    小野寺「だから私は、一条君に行ってほしくない」








    11 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:22:11.88 ID:SrR5nxCV0


    小野寺「意地悪なんかじゃない」


    小野寺「私は本気だよ、一条君」


    楽「……小野寺」


    小野寺「……」


    楽「……わかった」


    楽「じゃあ、こうしよう」


    楽「今回俺は、あくまでアイツの”友達として”アイツの所に行って話を」


    小野寺「誤魔化しは止めて、一条君」


    楽「……誤魔化しなんかじゃ、ねーよ」


    楽「今って機会を逃したら、アイツはまたアメリカに独りで戻っちまう」


    楽「アイツの心に誰かが寄り添ってやれる機会は今しか」


    小野寺「……一条君」









    12 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:22:50.36 ID:SrR5nxCV0







    小野寺「思い付きで周りを振り回すの、もうやめよ?」













    13 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:23:36.21 ID:SrR5nxCV0


    楽「……は?」


    小野寺「……あのね」


    小野寺「きっと一条君は」


    小野寺「目の前で起きている悲しい事やひどい事に、手を差し伸べずにはいられない、優しい人だと思うんだ」


    小野寺「だけどね」


    小野寺「人は大人になると、自分の行動に責任を持たなきゃいけなくなるの」


    小野寺「一度千棘ちゃんのアメリカ行きを引き留めた時も」


    小野寺「万里花ちゃんの結婚を止めに行った時も」


    小野寺「一条君は、後の責任を取る気もないのに、見過ごせないからってそれだけで、飛び出していったよね」








    14 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:24:16.48 ID:SrR5nxCV0


    楽「……」


    楽「……目の前の出来事に、飛び出していくことの、何が悪いってんだよ」


    楽「小野寺だって、協力してくれたじゃねえか。それにあの時は、千棘も橘も喜んで……」


    小野寺「……」ハァ


    小野寺「それはね、一条君」


    小野寺「一条君じゃなくて、当事者や周りのみんなが頑張ったから、話が丸く収まっただけなんだよ?」


    楽「そんなっ」


    小野寺「あの時は結婚なんかするつもりもなく、千棘ちゃんの事を引き留めたんでしょう?」


    小野寺「万里花ちゃんの病気の事も家の事も、相手の男性の事も何にも考えずに、結婚式を壊しに行ったんでしょう?」








    15 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:25:02.49 ID:SrR5nxCV0


    小野寺「私達普通の友達とは違う、話次第では千棘ちゃんや万里花ちゃんの一生に責任を持つ立場の一条君が」


    小野寺「自分では何の責任も取るつもりもないのに」


    小野寺「自分の気持ちを満足させるために……」


    楽「……勝手な事ばっか言うなよ」


    楽「俺は、」


    小野寺「……じゃあ」


    小野寺「どうして、万里花ちゃんの想いには応えてあげなかったの?」


    楽「それは……」


    楽「……あの時は、小野寺の事が、好き、だったから……」








    16 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:25:42.28 ID:SrR5nxCV0


    小野寺「……万里花ちゃんが望んでいたのは、結婚式を止めてもらう事、なんかじゃなかったよね」


    小野寺「愛する一条君と結ばれること、今も昔もたったそれだけ」


    小野寺「だけど一条君は、万里花ちゃんの想いを知りながら適当にあしらいつづけて」


    小野寺「他人のモノになりそうになったところで、急に文句をつけるようなマネをしたんだよ?」


    楽「……」


    小野寺「……万里花ちゃんは凄いよ」


    小野寺「そんな一条君すら許して、受け入れて、自分の中で昇華して、一条君を送り出したんだもの」


    小野寺「……だけどね、一条君」


    小野寺「私はそこまで寛大にはなれない」


    小野寺「ここまで私のことを想ってくれていたのに」


    小野寺「またその場の思い付きみたいな、いい加減な想いで私を裏切ろうとしている一条君を」


    小野寺「素直に行かせてはあげられない」








    17 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:26:27.44 ID:SrR5nxCV0



    楽「……」


    小野寺「フられてなんてあげないよ、一条君」


    小野寺「私は絶対に、一条君を千棘ちゃんの所には行かせない」









    18 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:27:00.29 ID:SrR5nxCV0












      






    20以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/09(火) 23:27:52.27 ID:wcaG4VEwO
    残当






    21 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:28:04.22 ID:SrR5nxCV0


    楽「……」


    小野寺「……」


    楽「……小野寺、聞いてくれ、俺は」


    小野寺「なあに、一条君」


    楽「……」


    楽「……俺の今の気持ちは、決していきなりの、いい加減な思い付きなんかじゃねーんだ」


    小野寺「うん」


    小野寺「じゃあ、そうなった経緯を聞かせて?」









    22 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:29:03.67 ID:SrR5nxCV0


    楽「……」


    楽「……その」


    楽「小さいころの話は、とりあえず置いておくとして」


    楽「俺は中学校の頃から、小野寺の事が好きだった」


    小野寺「……」


    楽「最初はロクに話もできなくて、遠くから見てることしかできなかった」


    楽「……一緒の高校に行けるって知った時は、本当に喜んだよ」


    楽「目が合うだけで、ちょっとした話をするだけでも、たまらなく嬉しかった」


    楽「千棘とのニセコイを始めさせられた時も、考えたのは小野寺の事だった」


    楽「こんな事をして小野寺に誤解されないかって」


    楽「俺の本当のコイが無くなってしまわないかって不安だった」








    23 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:30:23.96 ID:SrR5nxCV0


    楽「……だけど、変な話で」


    楽「ニセコイ関係が始まった頃から、小野寺とは急に仲良くなれてさ」


    楽「俺の心配とは裏腹に、小野寺と一緒に過ごせる時間が増えていって」


    小野寺「……うん」


    楽「楽しかったよ、本当に」


    楽「色んな所へ遊びに行ったよな」


    楽「”おのでら”に手伝いのアルバイトに行った日の夜、二人きりになったこととか」


    楽「肝試しでドキドキしたこととか」


    楽「修学旅行でも二人きりになったよな」


    楽「クリスマスのデートだって、俺の中では、凄くキラキラした思い出で……」


    小野寺「……」








    24 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:31:13.87 ID:SrR5nxCV0


    楽「……だけど、さ」


    楽「そんな生活の中で、最初は無理矢理押し付けられた千棘との関係が」


    楽「関係の質が、だんだん変化していることに気づいたんだ」


    楽「アイツの笑っている顔とか、悲しんでいる顔とか、怒っている顔も、全部が俺の心に深く染み込んでて」


    楽「……いつしか、俺の中には二人の女の子が住むようになってた」


    楽「……俺は一度に、小野寺と千棘の二人を、好きになっちまってたんだ」


    小野寺「……」


    楽「……ごめんな、小野寺。でもこれが、俺の正直なキモチで」


    小野寺「うん。とりあえず、続けて?」


    楽「……」








    26 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:32:08.52 ID:SrR5nxCV0


    楽「……俺、だって」


    楽「俺だって、悩んだんだ」


    楽「ずっと昔から想ってる小野寺と、いつの間にか俺の心に入り込んでた千棘と」


    楽「凄く不誠実だと思ったし、ひどい話だとも思った」


    楽「相手のキモチは分からないけど、俺のキモチはしっかり決めないといけないと思って」


    楽「すごく悩んだんだ、本当に」


    楽「……だけど」


    楽「……」


    小野寺「……」


    小野寺「……だけど?」


    楽「……」








    27 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:32:39.08 ID:SrR5nxCV0


    楽「……えっと」


    楽「……千棘となら、その」


    楽「……腹の底から笑い合って」


    小野寺「……」


    楽「……一人じゃ、辿り着けないような世界にも」


    楽「二人でなら、行けるような気がした、から……」


    小野寺「……つまり?」


    楽「……つまり……」








    28 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:35:17.86 ID:SrR5nxCV0






    楽「……なんとなく……としか、言えねぇかも……」











    29 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:35:54.22 ID:SrR5nxCV0


    小野寺「……」


    楽「……」


    小野寺「……」


    楽「……」


    小野寺「……一条君」


    楽「」ビクッ


    小野寺「本当に、それだけなの?」


    楽「……そう、だよ」









    30 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:36:29.42 ID:SrR5nxCV0







    小野寺「そんな理由で、私は捨てられるの?」













    31 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:37:16.87 ID:SrR5nxCV0


    楽「……」


    楽「……」


    小野寺「……一条君は、10年前の事も、全部思い出しているんだよね」


    小野寺「一条君が憧れていたって言う、約束の女の子が、私だって事も」


    楽「……」


    小野寺「一条君」


    楽「……はい」


    小野寺「これで、開けてみてくれる?」


    楽「……この鍵」


    小野寺「早く」


    楽「……わかった」








    32 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:38:30.30 ID:SrR5nxCV0

        
             カチャ


    楽「……手紙と、指環」


    小野寺「……”――大きくなったらくくんへ”」


    楽「……?」


    小野寺「……手紙の内容。私は、思い出したから」


    楽「……」


    小野寺「”おとなになったら、らくくんはきっとすごくせがたかくなってるんだろうな”」


    小野寺「”はやくおおきくなってあいたいです いっぱい、おはなしもしたいです”」


    小野寺「”きっとまたあえると、しんじてます”」


    小野寺「”とってもじかんがたってるとおもうけど きっとわたしはらくくんのことがずっと”」









    33 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:39:16.86 ID:SrR5nxCV0





    小野寺「……好きだよ」




    楽「……」










    34 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:39:52.69 ID:SrR5nxCV0


    小野寺「”らくくんはいまも”」


    小野寺「”わたしのことが”」


    小野寺「”すきですか?”」


    楽「……」


    小野寺「……これが」


    小野寺「一条君が捨てて行こうとした、小さなころの私」


    小野寺「そして」


    小野寺「ここで涙を流すのが、一条君が捨てて行く、これからの私」


    楽「……」








    35 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:41:08.09 ID:SrR5nxCV0


    楽「……小野寺、俺」


    小野寺「分かるよ、一条君」


    小野寺「もう今更、後には引けないもんね」


    小野寺「言わせてもらうけど」


    小野寺「そんなくだらない理由で、私の事を捨てておいて、今更私の事が好きだなんて、言えないもんね」


    小野寺「だけど」





    楽「違う!」












    36 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:42:15.31 ID:SrR5nxCV0


    楽「俺は、俺は千棘が好きなんだよ」


    楽「小野寺の言うような保身からじゃなくて」


    楽「本当に、心から千棘の事が好きなんだ」


    楽「小野寺から見たら、チンケでチャチなくだらない理由かもしれないけど」


    楽「そんなことで、俺のキモチはアイツに向いたんだ」


    楽「小野寺には本当に悪いと思ってる、だからこうして嫌な思いしてでも小野寺と話そうとしたんだろ!?」


    楽「想いは別の所にあるけど、今までもこれからも、一番の友達でいたいって……」








    37 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:43:01.77 ID:SrR5nxCV0






    小野寺「は?」












    38 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:43:31.88 ID:SrR5nxCV0



    楽「」ビクッ


    小野寺「……」


    小野寺「……わかった、一条君」


    小野寺「あなたの望むようにしてあげる、だから」


    小野寺「一つだけ、なんでも、私のお願いを聞いてくれる?」


    楽「……」


    楽「おう」








    39 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:44:44.32 ID:SrR5nxCV0



    ゴトッ




    小野寺「小指、詰めてくれる?」










    40 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:45:21.71 ID:SrR5nxCV0


    楽「……」


    楽「……小野寺?」


    小野寺「ごめんね。さすがに私も、こんな所で刃物なんて持っていないから」


    小野寺「この石でお願い。たぶん何度もぶつければ、一本くらいはなんとかなると思うんだ」


    小野寺「手はどっちでもいいから。右の方が殴りやすいと思うけど、左薬指の横が空間だと、ちょっと目立つよね」


    楽「……小野寺」


    楽「……お前、何、言って……」









    41 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:46:10.44 ID:SrR5nxCV0


    小野寺「……ケジメだよ、一条君」


    小野寺「きっと、これから私は一生、普通のコイなんて出来ないから」


    小野寺「友達も信じられないし、他人なんてもっと信じられない。はっきり言って死にたいよ、ホント」


    小野寺「だけどそれでも、歯を食いしばって、生きていかなきゃいけないの」


    小野寺「……私だって、生きたいから」


    小野寺「最愛の人に最低の裏切られ方をしても、いつかきっと、幸せになりたいから」


    小野寺「……そんな私の人生の責任を取らずに、自分だけ幸せになろうって言うんだもの」


    小野寺「小指くらい、いいよね」


    小野寺「これからは、マフィアとヤクザの両方を率いていく一条君だもん」


    小野寺「そのくらいの覚悟、ないはずがないよね?」


    楽「……」









    42 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:46:46.67 ID:SrR5nxCV0


    楽「……冗談、だよな、小野寺」


    小野寺「本気だよ」


    楽「……」


    楽「……ほんと、ごめん、俺、小野寺に」


    小野寺「言葉は、もういいよ」


    小野寺「後は行動で示して」


    小野寺「急がなきゃ」


    小野寺「千棘ちゃんだって、待ってるんでしょう?」


    楽「……」








    43 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:47:40.41 ID:SrR5nxCV0


    楽「……小野寺」


    小野寺「なあに?」


    楽「……お前、おかしいよ」


    小野寺「一条君もね」ニコッ


    楽「……いや」


    楽「……おかしいのは、お前だけだよ、小野寺」


    小野寺「……」


    楽「お前を選ばなくて、本当によかった」








    44 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:48:10.70 ID:SrR5nxCV0


    楽「だってそうだろ」


    楽「俺はちゃんと正直なキモチを伝えて、男らしく正面から謝って、正しいことをしようとしてる」


    楽「それなのにお前は、ああだこうだ理屈をつけて、俺の邪魔ばっかりしようとして」


    楽「あげくに、指を詰めろって何だよ」


    楽「俺がヤクザを継ぎたくないって話、お前だって知ってるはずだろ」


    楽「それなのに俺が一番嫌がるやり方で、俺の大切なモノを……」


    小野寺「……」


    楽「嫌がるやり方で、俺の……」


    小野寺「……」


    楽「……」


    小野寺「……」








    45 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:48:44.90 ID:SrR5nxCV0


    楽「……と、とにかく、俺はもう沢山だ」


    楽「お前となんて金輪際、一生好き合うことなんてない」


    楽「これ以上、俺の邪魔をするのは止めてくれ」


    小野寺「……」


    楽「……この手を離せよ、小野寺」


    小野寺「……」スッ


    楽「……じゃあな」ダダッ


    小野寺「……」








    47 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:49:46.90 ID:SrR5nxCV0



    〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 


    ダッ ダッ ダッ ダッ ダッ ダッ ダッ 


                         シャリン シャリン シャリン


    楽「……ベンダントの鎖か」


    楽「……こんなもの


        グッ


    楽「……」




      カサカサ  パラッ









    48 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:50:22.07 ID:SrR5nxCV0




    ”おおきくなったこさきへ”


    ”おげんきですか ぼくはたぶん げんきです”


    ”おおきくなってけっこんしたらいっぱいすきなどうぶつをかおうな”


    ”ゆびわもほんもののものをかってあげます”


    ”けっこんしたら こさきのりょうりを まいにちたべたいです”










    49 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:50:54.75 ID:SrR5nxCV0




    楽「……」


     


               ダッ ダッ ダッ ダッ ダッ ダッ 











    50 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:51:43.33 ID:SrR5nxCV0



    〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 


      タッ  タッ  タッ  タッ  



    るり「……ああ、いたいた。ようやく見つけたわ、小咲」


    るり「あんた一人なの? 千棘ちゃんは? 一条君は……っ」


    小野寺「……」


    るり「……小咲、あんたいったい何を」


    小野寺「……一条君に、私を捨てるなら小指を詰めてってお願いしたら、嫌われちゃったぁ……」ニコニコ


    るり「小咲」ダダッ ダキッ


    小野寺「……」ニコニコ








    51 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:52:50.74 ID:SrR5nxCV0


    るり「小咲、あんたは悪くない、悪くないんだよ」キュッ


    るり「あんたは少し真面目が過ぎて、思い込みが強いところがあるから」


    るり「ちょっとやりすぎちゃった位なら、誰も怒らないわよ」


    るり「一条君だって後で話せば、きっとわかってくれるから」


    小野寺「……そう、かなぁ」


    るり「うん、うん、きっとそう」


    るり「あんたが、一条君が気まずい思いしないようにって、わざと厳しい言葉で送り出したってことくらい……」








    52 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:53:47.23 ID:SrR5nxCV0


    小野寺「……」


    るり「……」


    るり「……小咲?」


    小野寺「……これからの、一条君の人生で」


    小野寺「ふと、美味しいお菓子を口にしたとき」


    小野寺「仲の良い友達と、雑然とした商店街をお散歩したとき」


    小野寺「金曜日の夜に、仲良しの家族と食卓を囲むとき」


    小野寺「小さな子供のワガママに付き合って、大自然の中で駆け回るとき」


    小野寺「色んな時の流れの中で、ただ一瞬だけ、私の存在を思い出す事があると思う」


    小野寺「そのたった一瞬が、ニセのコイにされてしまった、私のホントの想いの爪痕」


    小野寺「それだけが、私の」








    53 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:54:38.75 ID:SrR5nxCV0










    小野寺「ニセコイの逆襲」















    54以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/09(火) 23:55:20.08 ID:UfH2+1fk0
    楽は、ほんまに、……あーもう






    55 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:55:46.70 ID:SrR5nxCV0


    〜 数年後 某所 キッチン 〜


    小野寺「ね、なかなかの仕上がりでしょ?」


    楽「ああ、気に入ったよ。こんなに凄ぇウェディングケーキ、世界中見渡したってそうは無ぇよ」


    小野寺「ふふ、褒め過ぎだよ一条君」


    楽「……ありがとな、小野寺」


    楽「小野寺がケーキ作りを申し出てくれた時、千棘の奴が是非にっ! って言うから、つい甘えちまって……」


    小野寺「あはは、そうだよね」


    小野寺「一条君が私にケーキなんて、作らせたいワケないもんねぇ」


    楽「」ビクッ









    56 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:57:09.67 ID:SrR5nxCV0


    小野寺「うん?」


    楽「あ、え、いや、何でもねぇ」


    小野寺「……疲れてるんだよ、一条君」


    小野寺「公務員のお仕事とヤクザのお仕事、両方やりながら結婚式の準備も進めてるんでしょう?」


    小野寺「こっちのことは、私に任せて?」


    小野寺「……大丈夫」


    小野寺「私達の友情にかけて、このケーキにおかしな手は加えないよ」


    楽「……小野寺っ、」


    小野寺「ウフフ、冗談冗談」


    楽「……っ、はっ、はぁ……」


    小野寺「じゃあ、次は式の日にね。それじゃ」








    57 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:58:23.27 ID:SrR5nxCV0


    〜 数時間後 天駒高原 〜


    千棘「……遅い遅い遅〜いっ!!30分遅刻よ、アンタ私が忙しいの知ってんでしょ!?」


    楽「……おう」


    千棘「全く……新しい仕事が忙しいのは分かるけどさ、限度があるでしょ限度が……」


    千棘「……って、今日はウェディングケーキの試作品見に行く日だったっけ。小咲ちゃんと会ってて遅れたの?」


    楽「……あ、ああ、そうなんだよ。細かいところの修正とか、ちょっと、かかっちまって……」


    千棘「それならそうと早く言いなさいよ。あーあ、私も久々に会いたかったなぁ」


    千棘「卒業後もちょくちょく遊んでくれる友達って、小咲ちゃんくらいだもんね」


    千棘「そう言えばこの前韓国に行って、美味しいキムチの店見つけたんだよ。今度お土産に持ってこようかな」


    千棘「結婚後の新居だって小咲ちゃんのトコと近いし、これからが楽しみね、ダーリン♪」


    楽「……」








    58 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:59:12.25 ID:SrR5nxCV0


    千棘「それよりさ、例のあれ、持ってきた?」


    楽「」ビクッ


    千棘「もう、忘れちゃったの? 前のペンダントは、小咲ちゃんとも相談して、ここに埋めちゃったじゃない」


    楽「……」ガタガタ


    千棘「だから、アンタと私で、新しい鍵と」


    楽「……」ガタガタガタ


    千棘「新しい錠を差し合わせて」


    楽「……」ガタガタガタガタガタガタガタガタ









    59 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/09(火) 23:59:42.56 ID:SrR5nxCV0








    千棘「ザクシャ イン ラ――――」













    60 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/10(水) 00:00:10.50 ID:qi7xYVxf0






                ドンッ










    61 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/10(水) 00:00:54.47 ID:qi7xYVxf0



    千棘「きゃっ」


         ダダダダダッ



    楽「ぐっ、げぼっ、ごほっ」


    ドボ ドボドボドボ ドボドボドボ






    楽「げはっ、ごっ、おえっ、えっ、おえええええええええっ」


    楽「げっ、げえっ、げえええええええええ………」










    62 ◆LeBgafvn/6 :2016/08/10(水) 00:01:29.11 ID:qi7xYVxf0







                     〜 おしまい 〜












    64以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/10(水) 00:03:37.48 ID:jcUusTC50
    まぁ、そうなるな







    63以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/10(水) 00:03:01.48 ID:5WPZk4z6O
    擁護できないよね







    65以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/10(水) 00:03:50.94 ID:jtu5Yy1bo
    小野寺「どうして、万里花ちゃんの想いには応えてあげなかったの?」
    楽「それは……」
    楽「……あの時は、小野寺の事が、好き、だったから……」

    寒気がした、考えるまでもなく主人公として、ちぐはぐすぎるだろ






    71以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/10(水) 00:50:15.50 ID:I6e7oV9jo
    ニセコイってなにもかも楽と千棘に都合のいい世界だよな






    72以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/10(水) 01:06:12.83 ID:RGSzmtPXo

    俺のモヤッたところ全部ヤン寺さんが言ってくれた




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    万里花「所詮はニセコイ」
    http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51850835.html
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     コメント一覧 (42)

      • 1. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 06:29
      • 絶対誰か書くと思ってたww
        もし小野寺選んでても千棘がダークサイド突入だし、どうすれば良かったんだろうなぁ
      • 2. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 06:38
      • ※1
        そりゃ、やっぱり、裏切ったり振り回したメインキャラ達の分で指の5、6本詰めて土下座だろ
        その上で誰とも関わらずに、専業ヤクザやってれば読者も少しは許してくれるやろ
      • 3. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 06:54
      • ニセコイ読んでないけど主人公は殺されるほどほど酷いことしたん?
        少年誌の恋愛漫画で殺されるほど酷いことするってある意味すごくね
      • 4. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 07:03
      • 殺されても仕方ないレベルだよ
        大体このヤン寺さんが言ってることが正論
      • 5. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 07:21
      • 約束のペンダントを3人で埋めるってのが最高にクズだよなあ
        お前に振られたばっかやねんで
      • 6. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 07:27
      • そら誠さんルートよ
      • 7. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 07:29
      • 楽さんは自殺したほうが良いレベルのクズだよな。
      • 8. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 07:33
      • なげーよ
      • 9. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 07:34
      • おまいら、たかが恋愛やぞ。
      • 10. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 07:34
      • 楽はタヒんでくれ
        なんかこのss見てちょっと
        スッキリした
      • 11. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 07:46
      • 最後意味わからん なにが起きた?
      • 12. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 07:56
      • 極度のストレスでゲロってるんだろう
        小野寺こわい
      • 13. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 07:58
      • 小野寺みたいに数年間ずっと好きで失恋したって人はそこそこいると思うんだ。だけどマリーはほんとに楽に人生賭けてるから無責任に結婚式殴り込みとかやめてくれやってなる
      • 14. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 08:12
      • 終わってみれば主要登場人物のほとんどがゲス&クズというヒドイマンガだった
        このラブコメ史上最低な終わり方で単行本の売上がどれだけ変わるか興味がある
      • 15. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 08:29
      • 結婚後、小野寺と楽が不倫して
        泥沼ルートに突入して欲しい
      • 16. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 08:29
      • まあヤクザの息子やし、多少はね!
      • 17. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 08:29
      • 小野寺はまだええわ
        マリカに対する態度はゴミの極みだろ
      • 18. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 09:31
      • 加藤恵みたいな小野寺
      • 19. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 09:32
      • 小野寺ってこういう嫉妬が少ないから好きになれないんだよな
        純粋に想ってたわりには他のヒロインとキャッキャしててもあんまり嫉妬した表現なかったし
        そのせいかイラッとさせられる
      • 20. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 09:46
      • 893なんだから小野寺を側室にすればいいだけ。
      • 21. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 10:09
      • お前が作者になれよ!
      • 22. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 12:15
      • ジャンプ漫画だから多くの人に見られてるってだけで
        史上最低のラブコメ漫画だってほどじゃないとは思うけど
      • 23. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 13:37
      • 主人公がほとんど何もしなくても周りのヒロイン達が自己完結しながら身を引いてくれたり無条件に主人公を守ってくれるような漫画だからなぁ……

        友人も的外れなこと言って主人公を褒め称えるし、もはや完全催眠能力でも持ってんじゃねぇかって感じだわ
      • 24. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 13:51
      • エンコして♥
      • 25. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 14:23
      • 一話目の扉絵に
        ※これは楽×千棘の話です
        当て馬描写苦手な方は注意!
        という注釈があれば良かった
        あったら読まずに済んだ
      • 26. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 14:32
      • ヤン寺さんぐう正論
      • 27. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 14:33
      • 正直このSSの楽よりも
        ケーキ作らされてる原作の小野寺の方が
        酷い仕打ちを受けていると思う
      • 28. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 15:51
      • 唐突な韓国キムチなんなの
      • 29. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 17:20
      • ※28
        難聴千棘が小野寺のセリフを「キムチでもいい??」って聞き間違え()したやつのアレじゃなかろうか
      • 30. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月11日 23:04
      • 俺は、
        「古味『ラブコメなんか描きたくねーんだよ』」説を提唱する
      • 31. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月12日 12:08
      • 歴史に名を刻んだよね
        もちろん糞全振りでさ
      • 32. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月12日 14:13
      • ※22
        じゃあこのクソ以上にヒドイ「ラブコメ」作品をあげてくれよ
        いっぱいあるからほかにもあるだろレベルの発言なら小学生でもできるわ
      • 33. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月12日 19:42
      • おいおかしいぞ、いい船が英語で書くと不適切ってでるんだが!?
      • 34. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月12日 19:43
      • 英語でいい船ってかけねえぞ!
      • 35. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月13日 09:25
      • 最終話前のヒロイン失恋ラッシュの時に、覚醒した楽カスがヒロイン犯して全員と肉体関係持って最終的にヤン寺さんとnice boatすれば伝説になったんじゃないかな!!
        誠死ね
      • 36. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月13日 22:37
      • これ同人誌で欲しいすぎる...
      • 37. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月14日 05:53
      • ※24
        楽「嫌です・・・」


        まぁ本編は酷かったな
        何のために出したのか良くわからないヒロインたちを訳のわからない失恋のさせ方で退場させてて笑った覚えアル
      • 38. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月14日 08:39
      • ラブコメで負けヒロインの後日談なんか描くもんじゃねーわな
      • 39. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月14日 09:01
      • ※38
        ときメモのヤンデレなんかは自分以外とくっついたら潔く身は引くけど失踪するみたいな感じだったかな。後味的にはアレだけど凄く印象に残った

        楽と比べてスクイズ誠なんかも嫌われてるしやってる事も酷いけど、死ぬ結末やしっぺ返しを受ける展開もあるし書き手がそういうクズとして描いてるからネタ方面に振れてるけど…
        楽の場合マジでカッコいいキャラとして作者が描いてそうなのがダメ
      • 40. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月14日 11:53
      • っていうか、読者全員こうなるのはわかってたんじゃないの?出会いからして楽とくっつくのは千棘であるというのは明らかじゃん
      • 41. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月14日 14:16
      • この漫画読んだことないけど、マリカというヒロインに1人で1500枚人気投票ハガキ書いた人がいるってのは知ってた。その人の気持ちがちょっとわかった。
        自分が幸せにしてやる気がないのに結婚式壊すとかマジDQN過ぎ。
        ヤクザの息子設定みたいだから勢いで生きてる無自覚クズなのかな。
        作者はこれが面白いと思って描いてたの?
      • 42. 金ぴか名無しさん
      • 2016年08月15日 08:04
      • ちとげとくっつくのはわかってたけど他の当て馬ヒロインに対する仕打ちがひどすぎ
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