P「どうしたんですか、小鳥さん!?」 小鳥「じ、実は>>2が……」
    2017年01月10日 コメント(2) 長編創作・SS 
    imas1002
    1以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 03:16:25.32 ID:Ag2la+UfO
    P「今にも死にそうじゃないですか!?」

    小鳥「>>2がぁ!!>>2がぁぁあぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!?」

    P「>>2!? >>2って一体なんですか!」

    小鳥「うおおおおおおおお!!!? >>2! >>2! >>2がぁぁぁぁぁぁgじっぁぁ!!?!??!?!??!!!!」







    2以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 03:17:27.43 ID:liqmmj7C0
    婚期






    3以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 03:24:12.10 ID:Ag2la+UfO
    小鳥「婚期、婚期がぁぁあじゃぁぁあぁぁぁぁあg;、;r!!!」

    P「こんき……? 婚期って……」

    P(そうか、小鳥さんは2X歳にもなって結婚できないことが我慢ならずついに発狂してしまったというわけだ)

    P(しかし、何だってこのタイミングなんだ?)

    P(俺達は>>4をしていた、それだけのことが、こんな結果をうむだろうか?)






    4以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 03:26:08.06 ID:S9MSUvtco
    ブライダルフェアの企画






    6以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 03:27:56.21 ID:jGpjazc6o
    本当にわからないのかPよ






    7以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 03:36:31.60 ID:gO4D9ow60
    P君ピュアすぎるだろ






    8以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 03:41:09.61 ID:Ag2la+UfO
    P(そう、俺達はブライダルフェアの企画をしていただけだ)

    P(もちろん、俺と音無さんの結婚前の準備ってわけじゃあない、)

    P(ブライダルフェアで行われる模擬結婚式、コレを大きなイベントにしようという某社からあずささんをゲストに招きたいという話が来た)

    P(俺は結婚なんて当分先だと思っていたから詳しくない、そこであずささんに聞いてみたところが、)


    あずさ『わたしより、小鳥さんのほうが詳しいんじゃないでしょうか、』

    あずさ『何度も結婚式に参加しているとのことなので』

    P『ありがとうございます、早速聞いてみます』






    9以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 03:52:40.22 ID:Ag2la+UfO
    P(そこで俺は音無さんに話を持ちかけた)

    P(音無さんは何かを読んでいた、近づいてみる、ゼクシィだ、やはり音無さんこそ相談相手に適任だ、俺はそう思った)



    P『すみません、ちょっと相談が』

    小鳥『ピ、ピヨォ! プロデューサーさん、いらっしゃったんですか!? わ、わたしは別に何も読んでませんよ!』

    P『音無さんは、その、コレまでに結婚を考えたことってありますよね?』

    小鳥『結婚ですか? そりゃ、何度だって結婚したいと思いましたよ、でもね、その、』



    P(音無さんは何か言いよどんでいるようだった、そして、そのすぐ後だった)


    小鳥『こ、婚期ィィィィィい、良いぃぃきぃ!!! コンキガァァ!!!』


    P(音無さんは発狂した)

    P(きっと俺の言葉がいけなかったんだ、俺は音無さんに>>10と言った)

    P(たったそれだけのことが、この一人の女性を狂乱へと導いてしまったに違いない)






    10以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 04:00:15.01 ID:Fwn3j5e8O
    音無さんって意外とかわいいですよね






    11以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 04:07:01.41 ID:Ag2la+UfO
    小鳥『何度だって結婚したいと思いましたよ、でもね、その、』

    P『音無さんって意外とかわいいですよね』

    小鳥『な、何を言うんですか急に///』

    小鳥『脈絡を考えてくださいよ!』

    P『美しい女性を褒めるのに脈絡なんて意味はないです』

    P『なんてかわいいんだ、音無さん』

    P『これまで貴方を放っておいた男達の気が知れない』

    小鳥『な、な……』

    P『>>14』






    14以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 04:13:51.56 ID:JeaS9R2O0
    …てな感じのプロポーズは女性の観点からみてどう思います?






    15以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 04:23:02.00 ID:Ag2la+UfO
    小鳥『プロデューサーさん///そんなふうに思っててくれてたなんて……』

    小鳥『それならあの、わたしと……』

    P『……てな感じのプロポーズは女性の観点からみてどう思います?』

    小鳥『は?』

    P『どう思いましたか?』

    小鳥『は?』

    P『……WWW』

    小鳥『は?』

    P『ちょっとした冗談ですよWWWWWWW音無さんがとてもかわいかったので、つい』

    P『冗談はさておき、本題に入りますが、』

    小鳥『ウオオオオォォッゥjj!!lぉおおオオオオンl!!!』

    P『うわああああああああああああああああああ』






    16以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 04:32:33.99 ID:Ag2la+UfO
    P(何が起こったのかわからないが、そのとき音無さんの中で何かがはじけたのだ)

    小鳥「婚期があぁぁぁぁぁぁぁああぁぁl」

    P「落ち着いてください、音無さん! それはマツモトキヨシのポイントカードです!! 食べ物じゃありません!」

    小鳥「モグモグwww」

    P「こうなった小鳥さんは俺一人じゃ止められない!」

    P「誰か、誰かいないのか!!」

    >>17「はいさーい!」

    P「この声は!」






    17以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 04:34:07.08 ID:gu7FzqiNO
    亜美






    18以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 04:42:35.97 ID:Ag2la+UfO
    亜美「はいさーい!」

    P「この声は響!」

    亜美「自分が来たからには心配なんくるないさー!」

    P「助けてくれ響! もう俺では彼女を止められない!」

    亜美「大丈夫だよ兄ちゃん、自分にはとっておきの必殺技があるんだから!」

    P「何だって!?」

    亜美「それは>>19、誰しもが>>19の前には無力、>>19の前に>>19なく、>>19の後に>>19なし」

    亜美「コレでピヨちゃんはイチコロだYo!」








    19以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 04:44:28.75 ID:JeaS9R2O0
    若返りビーム(心限定)






    20以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 04:54:35.87 ID:Ag2la+UfO
    P「若返りビーム? 何だそれは!?」

    亜美「うりゃあ!」=→

    小鳥「ギャアアアアアアアアアアア」←=

    P「もう使ってるだと!?」

    亜美「これはね兄ちゃん、ひよこクラブのピヨちゃんが、たまごクラブになっちゃうすんごいビームなんだよ」

    P「よく分からん!」

    亜美「百聞は一編に如かず、ピヨちゃんを見てごらん」

    P「何だって!?」

    小鳥「>>21」






    21以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 05:07:41.94 ID:JeaS9R2O0
    ピヨピヨ






    22以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 05:16:32.66 ID:Ag2la+UfO
    亜美「見てごらんよ、たまごクラブになったピヨちゃんを」

    小鳥「ピヨピヨ」

    P「どう見てもひよこなんだが」

    亜美「もののたとえだよ、兄ちゃん、ピヨちゃんの心は今ね、3歳程度にまで戻っているのさ!」

    P「ひ、響、何でそんなことをしたんだ!」

    亜美「人間はね、行き詰ると過去の自分に救いを求める生き物なんだよ」

    亜美「退行、といって、幼い自分に戻ることで心を防衛しようとする」

    亜美「この若返りビームは、そんな状態を無理やりに作りだすことができるんだ」






    23以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 05:25:11.83 ID:Ag2la+UfO
    P「なるほど、そうやって無理やりに心を休ませようというわけか」

    亜美「それだけじゃないんだよ」

    亜美「今のピヨちゃんになら、人間の性格形成において最も影響を与える、原体験、ソレを植えつけることが出来る」

    P「なに!?」

    亜美「ピヨちゃんを癒してあげて、兄ちゃんの言葉で、手遅れになる前のピヨちゃんに……」

    P(俺は一体、なんと言えばいいんだっ……なんと言ったら音無さんを救える?)

    P(そもそも何かを言うべきなのか? 何も言わないほうが本当なんじゃないのか)

    小鳥「ここどこー? ままー」

    P(俺は……)

    P「>>24」






    24以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 05:28:20.74 ID:liqmmj7C0
    女性の幸せは結婚することだけじゃないですよ






    25以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 05:36:25.03 ID:Ag2la+UfO
    亜美「おー、よしよしかわいいねぇ」

    小鳥「えへへ、そうかな? ことり、いいお嫁さんになれるかな?」

    亜美「ど、どうかな〜、まだわかんないな〜」

    小鳥「ことりはね、大きくなったらお金持ちの王子様と結婚して、お姫様になるんだ〜」

    P「小鳥さん」

    小鳥「ふぇ?」

    P「女性の幸せは結婚することだけじゃないですよ」






    26以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 05:45:51.87 ID:Ag2la+UfO
    P「一人でだって幸せになれる」

    P「家庭がなくたって、仕事がある、趣味がある、夫がいなくても、友達がいる、恋人がいる……」

    P「人の数だけ幸せがあるんです」

    P「どんなことだって、考え方次第で幸せに結びつくんですよ」

    小鳥「…………」

    P「だから結婚なんて……」

    小鳥「…………」

    P「しなくても……」

    小鳥「……」ジー

    P「うう……」

    小鳥「……」ジー






    27以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 05:56:18.54 ID:Ag2la+UfO
    小鳥「お兄ちゃん、」

    P「え?」

    小鳥「色々言ってくれたけど、わたしはやっぱり結婚したいよ」

    P「……」

    小鳥「特別な誰かに尽くしたい、その人の夢をお手伝いしたい、」

    小鳥「大好きな人の帰る場所になりたい」

    P「音無さん?」

    小鳥「プロデューサーさん、私は……」フラッ

    P「音無さん!」










    28以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 06:01:49.84 ID:Ag2la+UfO
    P(音無さんは倒れた)

    P(響が言うには、若返りビームの影響だそうだ)

    P(ほんの数分で目を覚ますらしいから、問題はないだろう)


    P「問題なのは、俺の心だ」


    P(音無さんの言葉で気づいてしまった、俺の中の恋心に)

    P(俺は>>29が好きだ)

    P(もう、抑えきれないほどに……)






    29以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 06:20:42.89 ID:eFqJFthD0
    春香






    30以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 06:36:07.77 ID:Ag2la+UfO
    P「うおおおおおおおおおおお!春香ああああああああ!」


    P(俺はバスと電車を乗り継いで春香の家へと向かった)


    P「お邪魔します!」

    春香父「な、なんだ!? 君は春香の……」

    P「春香さんをボクにください!!」

    春香父「なんだって!! 急に何を言うんだ!!」

    P「春香さんはどこに!?」

    春香父「春香ならあんたのとこの事務所にもう行った! それより君は……」



    P(俺は外に出た。空が高かった。都会では信じられない開放感を感じた。)



    P「春香ああああああああ!!!」

    P「好きだああああああああああああ!!!!!」


    P(俺は叫んだ。この声が、この思いが、遠い春香のところまで届くことを信じて……)












    34以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 08:44:38.80 ID:UfWHHK0mO
    おつ
    おもしろかった






    32以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 07:14:26.58 ID:NE++VUeeO
    それよりなぜ亜美をずっと響呼びしていたのか






    33以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 07:30:42.68 ID:W1kZoWtmo
    そりゃはいさ〜い!って入ってきたら響って呼んじゃうだろ
    何も不自然じゃない






    35以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/09(月) 09:25:00.07 ID:bdjOdAeGO
    発狂してるピヨちゃんより冷静なPの方が滅茶苦茶で笑った



    これはひどいでしょう/キム・ジョンミ


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     コメント一覧 (2)

      • 1. 金ぴか名無しさん
      • 2017年01月10日 07:03
      • 1レスごとに安価するのは流石に無能
      • 2. 金ぴか名無しさん
      • 2017年01月10日 08:03
      • >>17はデキる奴
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