【ダリフラ】 ゼロツー「記憶を操作されてる……!」
    2018年05月24日 コメント(2) 長編創作・SS 
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    1以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 21:02:21.26 ID:IjUSJCFQo
    ヒロ「……っ」

    ミツル・ココロ「……?」

    ゼロツー「あの時と……同じだよ……!」


    フトシ「そんなっ!? 二人共、忘れちゃったの!?」


    ミツル・ココロ「アナタは……?」


    フトシ「……」

    フトシ「ん?」







    2以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 21:04:56.25 ID:IjUSJCFQo
    フトシ「二人共、とりあえず落ち着こう?」

    ミツル・ココロ「……はぁ」

    フトシ「ねえ、皆はどう思う?」

    一同「……」

    フトシ「ねえ、何か言ってくれないかな」

    一同「……」


    フトシ「……」

    フトシ「なんで?」






    4以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 21:10:02.99 ID:IjUSJCFQo
    ヒロ「あの……どうしてだと思う、ゼロツー」

    ゼロツー「多分……余波、かな」

    一同「……」

    フトシ「ねっ、ねえ! 冗談だよね!?」

    ゾロメ「落ち着けデブ! 大声出したってしょうがねえだろ!」

    フトシ「ご、ごめん……ちょっと取り乱しちゃって」


    ミツル「あの……デブは、僕の事を知ってるんですか?」

    ココロ「デブくんは、どうして私の事を知ってるの?」


    フトシ「デブが俺の名前じゃないからね!?」






    5以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 21:14:06.52 ID:IjUSJCFQo
    ヒロ「余波って……そんなの、有り得るの?」

    ゼロツー「ボクにだって、詳しいことはわからないよ」

    ゼロツー「……でも」


    イチゴ「ほっ、他の皆のことは覚えてるのよね!?」

    ココロ「えっ? うん、勿論覚えてるよ?」

    ミツル「何を言ってるんですか、当たり前じゃないですか」

    フトシ「おっ、俺は!?」


    ミツル・ココロ「デブ」


    フトシ「覚えてるか聞いたんだよ!」


    ゼロツー「……他の皆との違いなんて、それ位しかなくない?」

    ヒロ「……」






    6以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 21:18:43.66 ID:IjUSJCFQo
      ・  ・  ・

    一同「……」


    ゴロー「さすがに、あのままロビーで騒ぎ続けるのも、な」

    ミク「でも、本当に記憶を消されてるだなんて……」

    ゾロメ「だけどよ、なんでコイツの事も忘れてんだ?」

    フトシ「……」

    一同「……」


    ココロ「ご、ごめんね? 私、知らない内にデブ君に悪いこと言っちゃった?」


    フトシ「う、ううん! ココロちゃんは良いんだよ!」


    ミツル「……デブは、優しい人なのd」


    フトシ「お前はデブって呼ぶなああああっ!」


    一同「……」






    7以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 21:21:57.29 ID:IjUSJCFQo
    ヒロ「あの……なんで、名前が固定されちゃってるの、アレ」

    ゼロツー「うーん、多分、刷り込みみたいなものじゃないかな」

    ヒロ「刷り込みって……あの?」

    ゼロツー「うん。操作されて曖昧な記憶に、強烈な印象を与えちゃったんだよ」


    ゾロメ「うるっせーぞ、このデブ!」

    フトシ「だ、だけどっ!?」

    ゾロメ「騒いでねえで、方法を考えんだよ! つか、痩せろ!」


    ゼロツー「……あのやり取りが、さ」

    ヒロ「……あぁ」






    8以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 21:26:52.13 ID:IjUSJCFQo
    イチゴ「ねえ……イクノは、どうしたら良いと思う?」

    イクノ「そうね……考えてみたんだけど、うん、どうでも良いかな」

    イチゴ「あ、うん」

    ミク「ちょっと! アンタのせいで、ややこしくなったじゃないの!」

    ゾロメ「なんだと!? 俺は本当の事を言っただけだろうが!」

    ゾロメ・ミク「あぁん!?」

    ゴロー「おーい、そのへんにしとけよお前ら」

    ゴロー「今は……とりあえず、その……」


    フトシ「二人とも! 俺の名前は、フトシ! フートーシ!」

    ミツル・ココロ「太い?」

    フトシ「見た目から離れてくれない!?」


    ゴロー「……あれから何とかしようぜ?」

    一同「……うん」






    9以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 21:34:19.45 ID:IjUSJCFQo
    ゼロツー「ココロとミツルの記憶は難しいかも知れないけれど……」

    ゼロツー「彼の記憶の方なら、きっかけさえあればすぐにでも戻ると思う」


    フトシ「それ、本当!?」


    ゼロツー「うん。あくまでも、余波で消えただけだと思うから」

    ゼロツー「あー……何て言えばいいのかな」

    ヒロ「二人の記憶を消す時に……お腹が引っかかった感じ?」

    ゼロツー「そう! そんな感じ!」

    ゼロツー「やっぱり、ダーリンはボクの言いたい事をわかってくれるね!」

    ヒロ「そんなの、当り前じゃないか」

    ゼロツー「……ダーリン」

    ヒロ「……ゼロツー」


    フトシ「二人共? 俺は、キレたら手が出る男だよ?」






    10以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 21:41:56.18 ID:IjUSJCFQo
    ゴロー「だけど、きっかけって言ったってな……」

    イチゴ「私達にわかる範囲での事じゃ……無理な気がするし」

    イクノ「ねえ、イチゴ。後で、私達だけの秘密を作らない?」

    イチゴ「ううん、作らないよ?」

    ミク「元パートナーだし、男子同士だから……色々ありそう」

    ゾロメ「あっ! はーいはーい!」


    ゾロメ「こいつ、寝てる時にすげえオナラしたことある!」

    ゾロメ「しかもさ、めっちゃリズムにのったやつ!」

    ゾロメ「マジで臭かったんだけどさ、俺とミツルは爆笑だったんだぜ!?」


    一同「……うわぁ」


    ミツル「っ!? な、なんでしょう……なんだか、覚えがある気がします!」


    フトシ「……ねえ、そんな事あったの?」






    11以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 21:52:27.02 ID:IjUSJCFQo
    ゴロー「良いぞっ! ミツルの奴、思い出しそうだ!」

    イチゴ「……男子って、ホント馬鹿」

    イクノ「イチゴもそう思う!? でもね、私……イチゴのオナラは、笑わないよ?」

    イチゴ「うん、ありがと。でも、怒るよ?」

    ミク「ほら、もっと何か無いの!? 頑張んなさいよ!」

    ゾロメ「うるっせーなー! 今思い出して……そうだ!」


    ゾロメ「こいつ、隠れて色々食ってたんだよ!」

    ゾロメ「それでさ、部屋にも食い物隠し持ってたんだよ!」

    ゾロメ「その一つに辛いの大量に仕込んで、コイツが食った時の反応がさ!」


    一同「……ひでぇ」


    ミツル「っ――!」

    ミツル「スパイシーだけど……中々いけるね!」


    一同「思い出した!?」


    フトシ「……ねえ、そんな事あったの?」






    12以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 21:59:20.29 ID:IjUSJCFQo
    ゾロメ「おい! 本当に、思い出したのか!?」

    ミツル「ええ……どうして、忘れていたんでしょうか」

    ゾロメ「……忘れらんねえよな、あの一言」

    ミツル「はい……デブの――フトシの、あの時の言葉は」

    ゾロメ「そうさ! 次の日のトイレから出て、一言――」


    ゾロメ・ミツル「――俺、お尻爆発したかも知れない」

    ゾロメ・ミツル「……」

    ゾロメ・ミツル「あっはっは!」


    女子達「……うっわ、最悪」


    ゾロメ・ミツル「……は?」






    13以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 22:07:35.54 ID:IjUSJCFQo
    ゾロメ「ちょっ、ちょっと待てよ!? 思い出したんだから良いだろ!?」

    ミツル「そっ、そうですよ! 結果的には、良かったじゃないですか!」


    イチゴ「ねえ……男子って、いつもこうなの?」

    ゴロー「……まあ、割と」

    イチゴ「……はぁ、男子って」

    イクノ「ねえ、イチゴ。今度、食べて貰いたいものがあるの」

    イチゴ「ううん、食べないよ?」

    ゼロツー「男子って、仲が良いんだね♪」

    ヒロ「う……うん、そうだね」


    ゾロメ・ミツル「ほらっ! 皆もこう言ってる!」


    フトシ「うん、何が?」






    14以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 22:13:02.75 ID:IjUSJCFQo
      ・  ・  ・

    イチゴ「とりあえず……ゾロメとミツルは、ミクに任せたけど……」


    フトシ「うん、ありがとう」

    フトシ「でなきゃ、俺も自分を抑える自信が無かったよ」


    ココロ「あの、デブくん……爆発したお尻は大丈夫?」


    フトシ「大丈夫だよ、ココロちゃん」

    フトシ「そして俺は、フトシだよ」


    ココロ「太ましい?」


    一同「……」


    フトシ「ぶっちゃけね、ミツルが俺を忘れてようがどうでも良いの!」

    フトシ「ココロちゃんに思い出して貰えれば、それで!」

    フトシ「なのに、何!? さっきまでの仕打ちはさ!」


    一同「……」






    15以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 22:21:27.30 ID:IjUSJCFQo
    ヒロ「でも……この分なら、すぐに思い出しそうだね」

    ゼロツー「そうだね。元パートナー同士なら、簡単に思い出しそう」


    フトシ「やっぱり? ねえ、やっぱりそう思う!?」


    ゼロツー「ねえ、ダーリンってお尻が爆発したこと、ある?」

    ヒロ「無いけど……それがどうしたの?」

    ゼロツー「ううん、何でも無い」ニンマリ

    ヒロ「ゼロツー? ねえ、何か変なこと考えてない?」

    ゼロツー「さぁ?」ニンマリ

    ヒロ「俺に変なもの食べさせる気だろ!?」

    ゼロツー「えへへ! バレたか♪」ニコッ

    ヒロ「……全く……本当にやめてくれよな?」ニコッ


    フトシ「二人共? 無駄にそういうの挟むの、やめてくれる?」






    16以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 22:31:17.41 ID:IjUSJCFQo
    ゴロー「とっ、とにかく! 二人の思い出を話してみろって!」

    イチゴ「そっ、そうそう! それが一番よ!」

    イクノ「イチゴが、私に名前をつけてくれたの」

    イチゴ「イクノ? 今、その話は関係無いよね?」

    ヒロ「フトシ! 付き合いが長かったんだから、色々あるよな!」

    ゼロツー「そうだね。ボク達の真似だってしてたし」

    フトシ「皆……! お、俺……やるよ!」

    一同「ああっ!」


    フトシ「――ココロちゃん!」


    ココロ「はっ、はい!」


    フトシ「俺たち、お互いの事が好きだったんだよ!!」

    フトシ「なのに、無理矢理引き裂かれたんだ!!」


    一同「おい、デブ」






    17以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 22:36:41.06 ID:IjUSJCFQo
    ゴロー「その……嘘は良くないぞ?」


    フトシ「嘘!? 俺の中では真実だよ! 何か問題!?」


    イチゴ「……いや、あのね?」

    イクノ「自分の中の真実を信じる……うん、大事だと私は思う」

    イチゴ「イクノ? ちょっと黙ってよう?」

    ヒロ「でっ、でもほら! 大事なのは、きっかけだから!」

    ゼロツー「ココロ、何か思い出した?」


    ココロ「何も感じない」


    フトシ「ふぐううううっ!? 何で!?」

    フトシ「どうしてなの、ココロちゃん!?」


    一同「いや、そりゃそうだろ」






    18以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 22:42:44.24 ID:IjUSJCFQo
    ココロ「あの……ごめんね、デブくん」


    フトシ「こ……ココロちゃんが謝る必要ないよ」

    フトシ「それに、その……へへっ」

    フトシ「ココロちゃんにデブって言われるの、悪くないんだ」


    ココロ「デブくん……」


    フトシ「うんんっ!」ビクンッ!

    フトシ「あの優しいココロちゃんが、俺をデブだなんて……」

    フトシ「……」

    フトシ「俺……ココロちゃんに無理をさせる位なら、このままでも良い!」キリッ!


    一同「……」






    19以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 22:47:58.28 ID:IjUSJCFQo
    ヒロ「……いや、思い出せるなら、絶対に思い出した方が良い」

    ゼロツー「……うん、ダーリンの言う通りだ」


    フトシ「……二人共?」


    ヒロ「忘れたままじゃ……寂しすぎるじゃないか」

    ゼロツー「でもね、ダーリンは思い出してくれた」

    ヒロ「随分と、時間がかかっちゃったけどね」

    ゼロツー「ううん……それでも、ボクは嬉しかったんだ」

    ヒロ「ああ……俺も、またキミに会えて良かった」

    ゼロツー「……ダーリン」

    ヒロ「……ゼロツー」


    フトシ「二人共? うーん、何て言えば良いのかな」

    フトシ「うん、ぶっとばすよ?」






    20以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 22:56:42.17 ID:IjUSJCFQo
    ゴロー「何か……二人の思い出の品とかは無いのか?」

    イチゴ「そう……だね、そういうのって凄く大事だから」

    イクノ「ねえ、イチゴ。私のこと、大事にしてくれる?」

    イチゴ「イクノ? あのね、もう本当……ね?」

    フトシ「思い出の品……」


    フトシ「……ある」


    フトシ「あるよ! 大事な、思い出の品が!」


    一同「!」


    フトシ「ちょっと待ってて! 鞄に、大事にしまってあるんだ!」






    21以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 23:01:53.70 ID:IjUSJCFQo
    フトシ「俺と、ココロちゃんの思い出の品!」

    フトシ「パートナーとして戦った、記憶に残る物が!」

    ゴソゴソッ…!

    フトシ「――じゃーんっ!」

    …ぴらっ


    一同「……白い、布の切れ端?」


    ココロ「……」


    フトシ「ただの白い布じゃないよ!」

    フトシ「ココロちゃんの――パンツの切れ端さ!」

    フトシ「ほら、服を溶かす奴と戦っただろ!?」

    フトシ「その時に回収しておいたのさ!」グッ!


    一同「……」






    22以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 23:08:13.80 ID:IjUSJCFQo
    フトシ「どう!? 何か、思い出してくれた!?」

    ココロ「……まだ持っ――」

    フトシ「! ココロちゃん! 思い出してくれたの!?」

    ココロ「――う、ううん? 何も?」

    フトシ「そんなっ!?」


    イチゴ「ヒロ、ゴロー。ソイツを取り押さえて」

    イクノ「……クソが」

    ゼロツー「ダーリンは、ボク達の味方だよね?」


    フトシ「何でっ!? 俺、何か悪いことした!?」

    ゴロー「……悪いな」

    ヒロ「……自覚、無いのか」

    ガシッ!

    フトシ「ね、ねえ……何? 何なのさ!?」






    23以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 23:17:35.95 ID:IjUSJCFQo
      ・  ・  ・

    一同「――おかえり、フトシ!」


    フトシ「へへっ! 盛大に出迎えてくれるなんて、俺、嬉しいよ!」


    ココロ「……はじめまして、フトシくん」

    一同「……ちゃんと消えてる?」ボソッ


    フトシ「……」


    一同「……」


    フトシ「……忘れないように、食べちゃったんだ」


    一同「!?」

    ココロ「そんなっ……!?」


    フトシ「――ただいま、ココロちゃん!」グッ!



    おわり






    26以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/22(火) 23:40:11.59 ID:X1B9aPeDo

    イクノももう駄目だ…






    27以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/23(水) 01:39:07.95 ID:FIQBksQ3o
    イクノが自分を偽ることをやめてしまった……デブはまあもういつも通りかな?って気がしてきたぞ俺






    29以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/23(水) 20:20:49.28 ID:SnC5k8Kw0
    イクノも情操教育受けた方がいいんじゃないかというヤバさ。



    別冊2nd BOO 2nd [雑誌]
    エイ出版社 (2016-06-13)
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    この記事へのコメント
    1. Posted by 以下、金ぴか名無しさんがお送りします。   2018年05月24日 05:34
    フトシが17話で「僕のココロちゃん」とか言ってたのは流石に笑った
    2. Posted by 以下、金ぴか名無しさんがお送りします。   2018年05月24日 21:20
    このクソつまんないダリフラ 創作毎回まとめられてるけど、投下主は管理人なのかな
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