地の四天王「光の勇者よ! 雌雄を決する時が来た!」
    2018年11月16日 コメント(5) 長編創作・SS 
    haunted-castle-1802413_960_720

    シリーズ一覧 http://blog.livedoor.jp/goldennews/tag/%E5%8A%A9%E3%81%91%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C
    1話から http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/52056180.html
    79以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 20:59:00.52 ID:nIYSmejao
    地の四天王(以下、地王)「ふはは、覚悟は良いか!」

    光の勇者(以下、勇者)「地の四天王!? くっ、本気なのか!?」

    地王「言うまでも無い! 俺には時間がないのだ!」

    勇者「待て! 一体、何があった!?」


    地王「闇の魔王様、水の四天王、風の四天王……」

    地王「酔ってヤっちゃった事がバレている気がする!」


    勇者「それは時間が無いな!?」






    80以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:02:54.41 ID:nIYSmejao
    勇者「だが、それならどうしてお前は生きてるんだ!?」

    地王「皆が、力を高めているからだ!」

    勇者「!? お前を殺すためにか!?」

    地王「いや……そうではなくな?」


    地王「今晩、俺を除く四天王の三人と魔王様でな」

    地王「……女子会をやるそうなのだ」


    勇者「高めてるのは女子力じゃねえか!!」






    81以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:06:53.97 ID:nIYSmejao
    地王「風の四天王と酔ってヤっちゃったのは話しただろう」

    勇者「……ああ、サラッと言う事じゃないけどな」

    地王「それでな……奴め……!」

    勇者「風の四天王が……バラしたのか」


    地王「男装をやめ! なんと、スカートを履いてきたのだ!」

    地王「スラリと伸びた足が、まだ目に焼き付いているわ!」


    勇者「だから、どうした!?」






    82以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:11:45.48 ID:nIYSmejao
    地王「どうした、だと? 無論、褒めた!」

    勇者「魔王に、火と水の四天王も居た時にか!?」

    地王「会議の場だ、居るに決まっているだろう」

    勇者「お前、なんっ……!? 何だ!?」


    地王「良いものは、キチンと良いと褒める!」

    地王「それが出来ぬ程、俺は狭量では無いわ!」


    勇者「時と場合ってもんがあるだろうが!!」






    83以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:17:14.21 ID:nIYSmejao
    地王「まあ……ポロッと言った所は、ある」

    勇者「だろうな!」

    地王「だが、問題はその後なのだ」

    勇者「……やめろ、聞きたくない」


    地王「見ろ、右手の小指と、左手の薬指の痣を」

    地王「それと、後ろ髪が少し焦げている」


    勇者「だからって見せるなよなあああああ!!」






    85以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:20:59.01 ID:nIYSmejao
    地王「それから、あれよあれよと盛り上がり……」

    勇者「まあ……風の四天王は、今まで男の格好をしてたしな」

    地王「ああ……女だけで集まって、となっても……」

    勇者「……おかしくないな」


    地王「その時! チラリと!」

    地王「チラリと、全員が俺の事を見たのだ!」


    勇者「……」






    86以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:25:15.73 ID:nIYSmejao
    勇者「全員、お前との事を話すだろうな……」

    地王「……バレている気がすると言っただろう?」

    勇者「!……そう言えば」

    地王「……最近、な」


    地王「――本当の気持ちはわかっている」

    地王「そんな言葉を全員に言われたのだ」


    勇者「……!」






    87以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:31:45.82 ID:nIYSmejao
    勇者「……待て、他人事なのに恐怖で吐きそうだ」

    地王「光の勇者よ、俺の本当の気持ちとは何だ!?」

    勇者「頼むから! ここで自分探しをするな!」

    地王「わからん……何が、わかられているのだ!」


    地王「俺は……俺は、恐ろしい!」

    地王「何故! 何故、俺は酔ったらヤっちゃうのだ!」


    勇者「俺はお前が酒をやめないのが恐ろしいよ!」






    88以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:36:26.89 ID:nIYSmejao
    地王「……女子会で話されるのは、俺の事だろう」

    勇者「バレてるにせよ、バレてないにせよ……」

    地王「……俺には、地獄が待っているだろう」

    勇者「まあ……当然と言えば、当然の報いだな」


    地王「――時に、光の勇者よ」

    地王「お前は、祝福の聖女と剣の乙女とは、どうなのだ?」


    勇者「……」

    勇者「はっ!?」






    89以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:39:21.08 ID:nIYSmejao
    勇者「どう、って……何だよ、急に」

    地王「どちらか、もしくは両方とヤっちゃってるのか?」

    勇者「そんな訳があるか!」

    地王「何!? それは本当か!?」


    勇者「当たり前だろう!」

    勇者「あの二人は、大切な旅の仲間だ!」


    地王「……ふむ」






    90以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:43:06.64 ID:nIYSmejao
    地王「祝福の聖女に、不満でもあるのか?」

    勇者「いや……可愛いし性格も良い、守ってあげたくなる子だ」

    地王「俺の見た所では、お前を慕っているぞ?」

    勇者「まあ……それは、俺もわかっているが……」


    勇者「……その、何だ」

    勇者「宗教関係の子は……な? わかるだろ?」


    地王「……ふっ、それでこそ俺の見込んだ男よ」






    91以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:49:14.86 ID:nIYSmejao
    勇者「まあ、俺も男だからな……」

    地王「ああ、我慢出来ぬ時もあっただろう」

    勇者「でもな……あの子は、女神に最も愛されてるんだ」

    地王「そうでなければ、祝福の聖女ではないしな」


    勇者「良い雰囲気になった時は特に、な」

    勇者「こう……俺も、視線を感じるんだ」


    地王「見守っているのだなぁ」






    92以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:51:57.21 ID:LZ0uVq5No
    女神さま暇かよ






    93以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 21:54:40.44 ID:nIYSmejao
    地王「ならば、剣の乙女は? どこが不満だ」

    勇者「まあ……綺麗だし優しいし、尊敬出来る人だ」

    地王「うむ、それに強い」

    勇者「……本人には、絶対に言うなよ?」


    勇者「あれだけ好条件が揃ってて……キスもまだらしい」

    勇者「これは、何か恐ろしい闇が潜んでいるんじゃないか、とな」


    地王「……ふっ、勇気と蛮勇を履き違えぬ思慮深さだ」






    94以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 22:03:24.39 ID:nIYSmejao
    地王「しかし、闇を払うのが光の勇者だろう」

    勇者「考えてもみろ? 闇を……はい、払いました!」

    地王「うむ! 天晴!」

    勇者「そこで目に入るのは、俺とあの人の年齢差だ!」


    勇者「今は! 10年、20年は良い!……だが! 40年、50年後!」

    勇者「闇を払った未来に、希望が待ち受けているとは思えないんだ!」


    地王「勇者らしからぬ言葉よなぁ」






    95以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 22:11:47.40 ID:nIYSmejao
    地王「しかし……ならば、遠慮は要らんようだな」

    勇者「……本気、みたいだな」

    地王「ああ、その通りだ」


    勇者「俺の命を手土産に有耶無耶にしよう……って所か」


    地王「? 何を言っているのだ?」

    地王「お前の首を持って行っても、俺の首が隣に並ぶだけだろう」


    勇者「……」

    勇者「はっ?」






    96以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 22:17:19.54 ID:nIYSmejao
    勇者「ま……待て待て!」

    地王「む? どうした?」

    勇者「地の四天王、お前の目的は何だ!?」

    地王「考えも見ろ、光の勇者よ」


    地王「光の勇者という、リーダー」

    地王「祝福の聖女という、回復後衛」

    地王「剣の乙女という、物理前衛」


    勇者「……おい」


    地王「あと一人居たら、もっとバランスが良くなるな?」


    勇者「おぉい!?」






    97以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 22:21:10.69 ID:q0FzkB6L0







    98以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 22:21:40.72 ID:Ob+wbIOuo
    さすが恥王そこに痺れる






    99以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 22:23:59.07 ID:nIYSmejao
    勇者「お前、何言ってんの!?」

    地王「安心しろ、俺の配下の者は優秀だ」

    勇者「お前の領地の心配なんか微塵もしてねえよ!」

    地王「ほとぼりが冷めるまでだ! な? なっ?」


    地王「それに、書き置きは残してきた」

    地王「俺より強いやつに会いに行く……とな」

    地王「これで、俺がどこへ行ったかわかるまい!」


    勇者「滅茶苦茶相手が限られてるじゃねえか!!」






    100以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 22:29:51.31 ID:nIYSmejao
    地王「お前達三人の近くなら、聖なる力でバレにくいのだ!」

    勇者「駄目だ! 絶対に駄目だ!」

    地王「俺を倒した事にしても良いぞ? おっ、それが良いな!?」

    勇者「魔王と四天王三人が本気で俺を殺しに来るわ!」


    地王「情けないぞ、光の勇者よ!」

    地王「目の前の命を救えずして、世界が救えると思っているのか!」


    勇者「救われる側が言う台詞じゃねえよ!!」






    101以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 22:37:51.16 ID:nIYSmejao
    勇者「そもそも、お前の体格なら一発でバレるわ!」

    地王「確かに、この俺の肉体は鋼の様に鍛え抜かれているな!」

    勇者「バレなかったとしても、二人が嫌がる!」

    地王「確かに、この俺のセクシーさは色々と混乱を招くだろうな!」


    地王「だからこそ! 光の勇者よ!」

    地王「――雌雄を決しに来たのだ!」


    勇者「……」

    勇者「は?」






    102以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 22:41:19.99 ID:q0FzkB6L0
    メスになっちゃうのかな?






    103以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 22:49:23.26 ID:nIYSmejao
    地王「この俺は、大地を――鉱物すら自在に操る!」

    地王「戦いの時には、己が肉体をも鉱物と化すのだ!」

    地王「――つまり!」

    パァァ……


    勇者「……おい……おい!!」


    ……ァァッ

    地の四天王な美少女「――性別も、この通りなのだ!」

    地の四天王な美少女「壁でも魔法後衛でも、任せて貰おう!」


    勇者「……雌雄って……うん」

    勇者「……」


    勇者「誰でも良いから、助けてくれ!!」



    おわり






    105以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 22:54:00.90 ID:hojTDP470

    痴王が4人に分裂すればいいんじゃないかな






    106以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 23:04:12.98 ID:EvgKGNSUO
    この展開は読めんかったw






    107以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/02(金) 23:06:54.09 ID:Lcf0dJvXo
    これで酔った勢いで勇者とやったらもうごちゃごちゃだぞwwwwww



    • 「地の四天王「光の勇者よ! 雌雄を決する時が来た!」」をTwitterに投稿する
    • 「地の四天王「光の勇者よ! 雌雄を決する時が来た!」」をいいね!する
    この記事へのコメント

     コメント一覧 (5)

      • 1. 金ぴか名無しさん
      • 2018年11月16日 03:58
      • さっむ
      • 0
      • 2. 金ぴか名無しさん
      • 2018年11月16日 08:23
      • 見てるかは知らんけど全部読んだし割かし面白かったで
      • 0
      • 3. 金ぴか名無しさん
      • 2018年11月16日 10:57
      • 私は好きやで
      • 0
      • 4. 金ぴか名無しさん
      • 2018年11月16日 12:35
      • これが面白いとか、普段どんだけつまらない人生送ってんだよ
      • 0
        • 5. 金ぴか名無しさん
        • 2018年11月17日 14:03
        • >>4
          少なくとも君よりかは楽しい人生だな
        • 0
    コメントフォーム
    記事の評価
    • リセット
    • リセット

    ※連投、荒らし、宣伝、不適切と判断されたコメントはNGの対象になります
      当サイトについて
      記事検索
      アーカイブ
      スポンサードリンク