アイアンマン「この魔法の世界に鉄人を!」 【このすば×アイアンマン】
    2019年06月21日 コメント(24) 長編創作・SS 
    konosubaironman
    2 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 22:48:20.07 ID:pI4b4Wzg0

       「僕には見える、世界を守るアーマーが・・・」


       「平和の道はただ一つ・・・アベンジャーズの全滅だ」


       「君が作ったんだよな?我々には何も言わずに・・・」


       「仲間が死ぬを見た・・・それよりひどいことがあると思うか?」


       「うまく行っても僕らは・・・ここで消えるかもしれないが・・・」

     
       「ありったけかき集めろ・・・一発で決める!」







    3 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 22:52:46.35 ID:pI4b4Wzg0
    ......
    ....
    ..
    .




    トニー「う・・・ここは・・・」

    トニー(真っ白な・・・神殿・・・?)





    ?「トニー・スタークさん、ようこそ死後の世界へ。あなたはつい先ほど、不幸にも亡くなりました。44年という短い人生でしたが、あなたの生は終わってしまったのです」

    トニー「何・・・?僕が・・・死んだ?」

    ?「はい、なぜ亡くなったか覚えていませんか?」

    トニー「ウルトロンと戦って・・・空から落ちるソコヴィアを撃墜して・・・それから・・・」

    トニー「それから・・・僕はどうなったんだ?」

    ?「あなたは落ちるソコヴィアを、地球に激突する前に見事破壊しました」

    ?「ですが・・・あなたは降ってきた大量の瓦礫に飲み込まれて・・・」

    トニー「なるほど、さすがにヴィブラニウム入りの瓦礫に潰されるのは耐えられなかったか」







    5 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 22:54:23.76 ID:pI4b4Wzg0

    ?「・・・ずいぶんと落ち着いていますね?」

    トニー「あー・・・まぁ、死を覚悟でやった訳だしな?」

    トニー「それよりも気になるのは、あの後地球はどうなったかだ。守れたのか?」

    ?「えぇ、ウルトロンはヴィジョンさんによって破壊されました。地球も無事です」

    トニー「そうか、めでたいね。ハッピーエンドだ」

    ?「本当にそうでしょうか・・・?あなたが亡くなったことによって多くの人が悲しんでいますよ?」

    トニー「・・・ま、悔いはないさ・・・」

    トニー(ペッパー・・・)

    トニー「それで、僕はどうなるんだ?この神殿と言い、羽衣纏った君と言い・・・」

    トニー「昔鼻で笑った聖書見たく、天国か地獄かってやつ?正直、今目の前にいる君という知的生命体に興味と懐疑心を抱いているところなんだけど」







    6 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 22:55:37.76 ID:pI4b4Wzg0

    ?「フフッ、絶好調ですね」

    トニー「死んだ人間に対して“絶好調ですね”か、面白い皮肉だ」

    ?「あっ、い、いえ・・・そんなつもりじゃぁ・・・」

    トニー「天使のコスプレした女性をからかうのはこのくらいにしておいて・・・まぁ、今の僕もコスプレ云々言える見た目じゃないんだが・・・本題はなんだ?」

    ?「天使じゃなくて女神なんですけどね・・・私・・・」

    トニー「僕の知り合いの神様もどきを思い出すな。良かったら名前を聞かせてほしいんだが」

    ?「私は、あなたに新たな道を案内す-----」

    トニー「あー、ちょっといいか?スーツのバイザーを閉めたままだった。名前を聞くっていうのに顔を見せてないなんて失礼だよな」カシャンッ…

    ?「・・・続けてよろしいでしょうか?」







    7以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/16(土) 22:55:50.11 ID:4DzWw+t+0
    ハーレム築きそう






    8 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 22:56:35.19 ID:pI4b4Wzg0

    トニー「どうぞ、悪いね」

    トニー(ちょっと不機嫌そうだ・・・女神っぽく名乗りたかったんだろうか?)

    エリス「では・・・コホンッ・・・私は、あなたに新たな道を案内する女神、エリス」

    トニー「・・・新たな道?」

    エリス「私は、本来はあなたの世界の担当ではないのです。別の女神があなたの案内をするはずだったのですが・・・」

    エリス「訳あって・・・私があなたの案内をすることになりました」

    トニー「・・・その訳とは?」

    エリス「救っていただきたい・・・世界があるんです」







    10 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 22:57:57.09 ID:pI4b4Wzg0
    ......
    ....
    ..
    .




    トニー「あー・・・要するに・・・ここではない異世界で魔王が暴れていて・・・その世界では魔法があってモンスターもいて・・・って?」

    エリス「はい・・・それで、亡くなってしまった人たちも魔王軍に殺されてしまったものですから・・・同じ世界で生まれ変わることも拒否してしまって・・・」

    エリス「このままでは・・・世界が滅んでしまいます」

    トニー「そこで別世界からの移民政策って訳か。送られる方はたまったもんじゃないな」

    エリス「はい、存じています。なので、私たちは何か一つだけ。異世界へ向かう者へ好きなものを一つ持っていける権利を与えています。それは強力な特殊能力だったり、凄まじい力を秘めた道具だったり・・・」

    トニー「ちょっと待て。僕だけじゃないのか?こういう状況になった人間は」

    エリス「はい、本来なら・・・日本で若くして亡くなった方が送られています」

    トニー「なるほど・・・若者ならそういうの喜ぶだろうしな・・・で、僕が特別に呼ばれた理由は?」

    エリス「・・・あなたが、アイアンマンだからです」

    トニー「・・・」

    エリス「す、すいません。このセリフ、一度言ってみたかったもので・・・」ポリポリ…

    トニー「・・・サインあげるから、元の世界に返してって言ったら駄目かな?」







    11以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/16(土) 22:58:53.68 ID:8mQuVzF20
    アーマーはマーク45か






    12 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 22:59:10.31 ID:pI4b4Wzg0

    エリス「すいません、それは・・・天界規定で出来ないんです・・・」

    トニー「神様の世界とやらも規定にがんじがらめで動けないのか・・・」ハァ…

    エリス「はい、申し訳ありません・・・」

    トニー「まぁ、慣れてるからいいさ。破ることが多かったが・・・」

    トニー「で、その口ぶりからすると・・・僕が特別に選ばれた理由は、あまり現状が改善されていないからだな?」

    エリス「はい・・・最近になってようやく魔王軍の幹部が何人か倒されてきたのですが・・・」

    トニー「君としては、一刻も早くその魔法の世界を平和にしたいって訳か」

    エリス「はい、そういうことなんです・・・これ以上、モンスターや魔王軍に殺された人間がここに来るのを・・・私は見たくありません・・・」

    エリス「誰もが平和に暮らせる世界に・・・なってほしいのです」

    トニー「・・・」

    エリス「トニー・スタークさん、どうかお願いします。身勝手なことを言っているのは十分わかっています!それでも・・・どうか、この世界を救っていただけないでしょうか・・・?」







    13 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:00:08.57 ID:pI4b4Wzg0

    トニー「魔法の世界を科学者のヒーローが救う・・・なんとも皮肉が効いているな」

    トニー「・・・わかった」

    エリス「!」

    トニー「どうせ断ったって元の世界には帰れないんだ。なら・・・できることをやってやるさ」

    エリス「本当に、感謝いたします・・・!」

    トニー「僕に向かって祈るのはやめろ」

    トニー「ところで、異世界の言語とかはどうなるんだ?」

    エリス「私達神々が一時的に脳に負荷をかけることによって習得できます。ですが・・・その・・・」

    トニー「?」

    エリス「運が悪いと、脳がおかしくなる可能性が・・・」







    14 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:01:12.55 ID:pI4b4Wzg0

    トニー「冗談じゃないぞ!もし僕の脳みそが駄目になったら一体どうなると・・・」

    エリス「大丈夫です!そうなる確率は非常に低いです!それに、自慢じゃないですが・・・」

    エリス「私は・・・幸運をつかさどる女神なのです。そんなことは絶対に起こらないと断言します」

    トニー「・・・」

    トニー(異世界にとはいえ、生き返してもらうんだ・・・あれこれ言うのも野暮か・・・)

    トニー「・・・異世界に持っていけるものは一つなんだよな?」

    エリス「は、はい!時間をかけて考えてくださっても構いませんよ?あ、カタログをお持ちしますね」スッ…

    トニー「いや、実はもうさっき話を聞いた時点で決めておいた」

    エリス「カタログを見なくてもいいのですか?ここにあるもの以外だと・・・」

    トニー「いいんだ。僕はすでに誰にも負けない力を持っているんでね」

    トニー「君もさっき言っただろう?僕が“アイアンマン”だって」

    エリス「・・・はい!それではお伺いしますね!」

    トニー「僕が持っていきたいもの・・・それは・・・」







    15 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:03:04.76 ID:pI4b4Wzg0
    ......
    ....
    ..
    .



    エリス「・・・決まりましたね。実にトニー・スタークさんらしいチョイスです♪」

    トニー「さぁ、準備はできた。送ってくれるか?」

    エリス「はい、それでは・・・この魔方陣の中央から出ないようにお願いします」スッ…

          ポゥッ…

    エリス「トニー・スタークさん。あなたをこれから、異世界へと送ります」

    エリス「魔王討伐のための勇者候補の一人として。魔王を倒した暁には、神々からの贈り物を授けましょう」

    トニー「・・・贈り物?」

    エリス「世界を救った勇者に見合った贈り物。・・・たとえどんな願いでも、1つだけ叶えて差し上げます」

    トニー「へぇ、それは楽しみだな。どんな願いでも・・・か」

    トニー「君の話を聞く限りじゃ、その異世界はレンガの家々が立ち並び、道路には馬車が走るような中世レベルの時代なんだろ?」

    エリス「は、はい・・・ですが・・・魔法を侮ってはいけませんよ?」

    エリス「中には、本当にその無敵のスーツでさえ歯が立たないような魔法も-----」

    トニー「エリス。僕の世界にはこんな言葉がある」

    トニー「“僕の科学技術は、魔法と見分けがつかない”」カンッ!







    16 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:04:55.60 ID:pI4b4Wzg0

    エリス「・・・・・」

    トニー「・・・・・」

    エリス「・・・・・」

    トニー「・・・・・なぁ、転送はまだなのか?」

    トニー「ちょうど送られるタイミングでスーツのバイザーを閉じたらかっこいいと思って閉じたんだが・・・」

    トニー「これじゃコントだ」

    エリス「あ、すいません!良い言葉があったものだなと思い・・・」

    トニー(・・・さっきの仕返しのつもりなんだろうか・・・?)

    エリス「それではトニー・スタークさん。改めて、あなたを異世界へお送りします」スッ…

    エリス「願わくば、あなたが魔王を打ち倒し、勇者となることを祈っています!」

    エリス「あなたに祝福があらんことを!」


           カッッッ!








    17 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:06:57.20 ID:pI4b4Wzg0
    ......
    ....
    ..
    .


    駆け出し冒険者の街 アクセル



    馬車「」ガラガラ...

    トニー「・・・Wow」

    トニー「どうやら・・・本当に・・・異世界のようだ・・・」キョロキョロ…

    トニー「さて・・・まず最初にやることは・・・」チラッ…

    冒険者A「・・・」スタスタ…

    トニー「なぁ・・・ちょっと聞きたいことがあるんだが・・・」スッ…

    冒険者A「う、うわああああ!?新手のゴーレムの類か!?」ジャキッ

    トニー「おい、落ち着け。話がしたいだけだ」







    18 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:07:38.03 ID:pI4b4Wzg0

    冒険者A「へっ・・・?しゃべるゴーレム・・・?」

    トニー(まさか今着てるアーマーごと異世界へ送られるとは思っていなかったな。傷も綺麗に治っている・・・)

    トニー「ほら、これは・・・鎧だ。中身は人間だろ?」カシャンッ

    冒険者A「な、なんだよ!鎧かよ!ビックリさせやがって!・・・にしてもあんた今、手も使わずに兜を開かなかったか?」

    トニー「気のせいだ」

    冒険者A「いや、でも・・・」

    トニー「気のせいだ」

    トニー「そんなことより聞きたいことがある。魔王城はどこだ?」

    冒険者A「ま、魔王城!?その凄そうな鎧といい、腕利き冒険者か!?・・・の、割には魔王城を知らないなんて変だな・・・」








    20 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:09:10.68 ID:pI4b4Wzg0

    トニー「今から魔王城に殴り込みに行くんだ。できるだけ早く教えてくれると助かるんだが」

    冒険者A「魔王城なら・・・こっから北西の方角にある・・・バカでかい城だ。でもあんた、一人で行くのか?パーティは?武器は?」

    トニー「パーティ?パーティならこれから起こるさ。武器もある。10分もしないうちにまたエリスに会うことになりそうだ」カンッ!

    冒険者A「なっ・・・やっぱりあんたその兜・・・」

    トニー「それじゃ、情報提供感謝する。向かうとするよ」

    冒険者A「おい、一体どれだけここから離れていると-----」

      シュゴゴゴゴゴゴ… 
         ドシュゥゥゥゥゥッ!

    冒険者A(鎧が・・・飛んで行った・・・?)

    冒険者A「帰って寝よう。自称女神の変なアクシズ教徒としゃべったのがいけなかったんだ」







    21 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:11:36.50 ID:pI4b4Wzg0
    ......
    ....
    ..
    .



    魔王城 付近 上空


    トニー(それっぽいのが見えてきたな)キィィィイイン…

    トニー「いかにもファンタジーに出てきそうな城って感じだ」

    トニー「さて、魔王になんてなろうとするやつはきっと頂上付近にいるに違いない」

    トニー「一気に室内に突っ込んで殲滅と行こうか」ドシュゥゥゥウウ!!

         キィィイイイ…

    トニー「ピザのお届けになりま-----」




         ガィィイイインッ!!


    トニー「ぐぉぁあっ!!??」ヒュルルルル…

        ズガァアアン…









    23 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:14:13.51 ID:pI4b4Wzg0
    ......
    ....
    ..
    .

    地上 魔王城前

    トニー「ぐ・・・」ヨロッ…

    トニー「なんだ・・・バリアが張ってあるのか・・・!?」

    トニー「はぁ、まずはスキャンしてバリアの動力源を見つけ出さないとな・・・」ピピピッ…

       《動力源:無し》

    トニー「なんだと・・・」

       《未知のエネルギー元を確認。供給元の場所は不明》

    トニー「・・・」

    トニー「よし、スーツの火力を集中させて穴を開けてやるか」ジャキッ

    トニー「knock-knock」キュィィィィイイ…


        ズドォォオオオンッ!!







    24 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:15:29.48 ID:pI4b4Wzg0
    ......
    ....
    ..
    .


    駆け出し冒険者の街 アクセル ギルド酒場



    トニー「・・・」グッタリ…

    トニー(あり得ないだろ・・・あれだけの火力を打ち込んでも傷一つつかないなんて・・・)

    ウェイター「あの、なにかご注文は・・・」

    トニー「あー・・・水を頼む・・・」

    ウェイター「は、はい・・・あの、それと・・・酒場の中で頭部全体が隠れる兜を付けるのはやめていただけると助かるのですが・・・」

    トニー「あぁ、それもそうだな。今脱ぐ」ガシャッ

         ゴトンッ…

    トニー「テーブルの上に置いといても問題ないよな?」







    25 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:18:07.54 ID:pI4b4Wzg0


    ウェイター「はい。た、助かります・・・では、お水をお持ちいたしますね」

    ウェイター(すごく変な兜・・・)スタスタ…

    トニー「はぁ・・・」

    トニー(まいった・・・中世レベル時代だと思って完全に油断していた・・・)

    トニー(この先どうするか・・・とりあえず、この世界に持ってきたあの場所にいったん籠ろう)


        「見てください!あの鎧!!めちゃくちゃかっこよくないですか!?」


    トニー(魔術について学ぶ必要があるな。近くの図書館なりにきっと知識になる本が置いて・・・)

        「ほら、早く来てください!あの鎧は、紅魔族の琴線に触れまくりですよ!」

        「そんなに急かすなよ・・・って、おお、マジでかっこいいな」

        「でしょう!あれはどういった鎧なのでしょうか!」


    トニー(うるさいな、世界を救う為に頭を張り巡らせているというのに。一体何なんだ?)クルッ…








    26 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:20:28.89 ID:pI4b4Wzg0

    ?「おや、中々ダンディなおじさんですね。この街にはどういった用で来たのですか?」

    トニー(黒いマントに黒いローブ、黒いブーツに杖、そしてとんがり帽子・・・まさに魔法使いって感じだな。しかし・・・)

    トニー「お子様に話すようなことじゃない。世界の命運がかかっている事なんだ」

    ?「ほう、この私をいきなりお子様呼ばわりとは中々いい度胸じゃないか」スッ…

    ?「だーっ!やめろ!魔法を唱えようとすんな!超高レベルの冒険者だったらどうすんだ!」

    トニー「本当に、一体何なんだ?」

    カズマ「俺の名前はカズマっていうんだ。この街で冒険者をやっている。まぁ、魔王軍の幹部を何人も倒しているんだ。知っているとは思うけど、一応名前を名乗っておくよ」フッ

    トニー「日本人チックな名前だな」

    カズマ(んん!?)







    27 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:22:46.79 ID:pI4b4Wzg0

    トニー「だが・・・知らないな。何せこの世界に・・・いや、あー・・・まだ冒険者にもなっていない駆け出しなんでね」

    カズマ(神器の雰囲気すらする鎧なのに冒険者にすらなっていない・・・そして、日本人を知っている・・・転生者か?でも、若い日本人の顔じゃないしなぁ・・・)

    トニー「・・・で、そっちのお子さ・・・お嬢さんの名前は?」

    ?「ふふふ・・・」スッ…

    トニー「?」

        バサァッ!

    めぐみん「我が名はめぐみん!!アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操----」

    トニー「・・・」クルッ…

    めぐみん「ああっ!なんで後ろ向くんですか!まだ終わっていませんよ!?」

    カズマ「頭がアレなウチの仲間が迷惑かけたな。ほら、よかったら俺が案内するよ。ギルドの登録の仕方とかもよくわからないんだろ?」キリッ

    めぐみん「カズマまでなんですか!ベテラン冒険者ぶって!さっき私がかっこいい鎧を着てる人がいたから見せたいって言ったら、“俺は家に引きこもっていたいんだよ、なんでギルドなんかに行かなきゃならないんだ、鎧ごときではしゃぐなよ、子供かロリ枠”って言い放ったじゃないですか!!」







    28 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:23:30.28 ID:pI4b4Wzg0

    カズマ「めんどくせぇからもう流せよ!それにな、ちょっとこっち来て耳を貸せ」スッ…

    めぐみん「?」

    カズマ「いいか?まだ冒険者でも無いのにあんな凄い鎧着てるなんておかしいだろ?」ヒソ…

    めぐみん「そこは・・・確かに、私も気になりました・・・」ヒソヒソ…

    カズマ「俺はああいうのには心当たりがあってな・・・ちょっと話が聞きたいだけだ」ヒソヒソ…

    めぐみん「なるほど・・・冒険者になる前からあれだけの装備・・・きっと貴族か王族・・・ダクネスやアイリスだけじゃ飽き足らず、さらに権力者にコネを作ろうというのですね?さすが、狡すっからい欲の亡者は考えることが違いますね」ヒソヒソ…

    カズマ(・・・ちょうどいいや、そういうことにしておこう)

    カズマ「まぁ・・・そんなところだ。いや、ちょっと待て。お前今最後なんつった?」

    めぐみん「そういうことなら私も協力します。力があるに越したことはありませんからね」スタスタ…

    めぐみん「そこのかっこいい鎧を着たあなたに、親切な紅魔族である私が力を貸しましょう」

    トニー「まだ続いていたのか?」







    29 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:24:21.77 ID:pI4b4Wzg0

    めぐみん「・・・」イラッ…

    カズマ「下がれめぐみん。お前じゃ不信感が増すだけだ」

    カズマ「なぁ、俺たちは怪しい者じゃ無いんだ。本当力になろうとしてるんだ」

    カズマ「あとな・・・」コソッ…

    トニー「・・・?」

    カズマ「あんた、異世界からの転生者だろ?」ボソボソ…

    トニー「!・・・その日本人チックな名前と、転生者の事・・・君がエリスの言っていた・・・」

    カズマ「ええ、数多の魔王軍幹部を倒してきたイケメンベテラン冒険-----」

    トニー「い、いや・・・君の事はまったく話してなかった」







    30 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:25:37.23 ID:pI4b4Wzg0
    ......
    ....
    ..
    .



    ギルド 受付


    カズマ「おっさん・・・じゃない、トニー?で良いんだよな?」

    トニー「ああ」

    カズマ「冒険者登録はここでするんだ。あとは、俺がさっき説明した通りだ」

    トニー「あの髪にウェーブがかかったおっとりとした感じの美人さん?」

    カズマ「そうだ。いいか、名前はルナって名前で・・・すごく美人でスタイルもいいが、行き遅れていることを気にしているって噂が流れている・・・その手の話題に触れちゃ駄目だぞ?」

    トニー「それは気の毒だな。わかった、気を付けるよ」

    ルナ「聞こえていますよサトウさん。出禁にされたいですか?」

    トニー「あー・・・行き遅れることを気にする必要はない。僕だって40後半に差し掛かろうとしているが、いまだ結婚できていないしな?」

    ルナ「2人まとめて出禁にしますよ!?登録するなら早くしてください!」







    31 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:26:38.11 ID:pI4b4Wzg0

    トニー「悪かった。それじゃ頼むよ」

    ルナ「まず、登録手数料として1000エリスが必要となります」

    トニー「登録・・・手数料・・・」

    ルナ「は、はい・・・登録手数料です・・・」

    カズマ「トニー・・・ひょっとして、あんたも転生するときにお金渡されなかったのか?」

    トニー「そういえば・・・何も渡されなかったな・・・特典はあるんだが・・・」

    カズマ「あぁ、その鎧か?」

    トニー「いや、これは自ま・・・」チャリ…

    トニー「ん?ポケットに違和感を感じるな・・・」

    トニー(脱いでみるか)

      ヴィーンッ… ガシャンッ ガコガコガコ…  







    32 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:27:45.78 ID:pI4b4Wzg0

       「「「!?」」」

    トニー「よっと」スタッ

      ガチャガチャガチャ… カチチッ… カンッ

    トニー「待機モード」

    Mk.45「」ヴゥン…

    めぐみん「うおおおおお!?そ、その鎧、変形するんですか!?」キラキラ

    カズマ「すっげぇ!良い神器じゃねぇか!」

    トニー「あとでいくらでも見せてやるからはしゃがないでくれ。それより・・・」ゴソゴソ…

    トニー「お、どうやらエリス様は僕のポッケにお恵みを入れてくれてたようだ。次彼女に会ったら礼を言っておかないとな」チャリ…

    トニー「こんなもんでいいか?」チャリンチャリンッ







    33 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:28:33.93 ID:pI4b4Wzg0

    ルナ「はい・・・そ、それにしても・・・すごい鎧ですね・・・」

    トニー「まぁね」

    ルナ「では、このカードに触れてください。それで、あなたのステ・・・」

    トニー「ステータスがわかって、職業だとかが決められるんだろ?さっきカズマから聞いたよ」

    ルナ「なら、説明はいらないですね。はい、どうぞ」スッ…

    トニー「僕のステータスねぇ・・・なんてでるやら」ペタッ…

    ルナ「はい、ありがとうございます。確認いたしますね」

    ルナ「あら・・・魔力がほぼ0ですね・・・」







    34 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:30:06.61 ID:pI4b4Wzg0

    めぐみん「ふっ・・・」ニヤッ

    カズマ「やめろ」

    ルナ「ですが、筋力に生命力、敏捷性共に平均より高く・・・あ!運と器用度が平均より大幅に高いですね!かなりの値です」

    ルナ「あとは・・・知力・・・って、はっ!?はあああああっ!?」

    カズマ「あれ?なんかデジャブ・・・」

    ルナ「なんですかこの数値!?こ、こんな高い知力は見たことがないです・・・紅魔族でもこれほどの者は・・・人類史上最高かもしれません・・・!」

    めぐみん「むっ・・・!」チラッ

    トニー「へぇ、“この世界の基準じゃ僕は馬鹿”なんてことになってなくてよかったよ」

    ルナ「この世界?」

    トニー「いや、なんでもない。それで、これだと僕はどんな職が向いているんだ?」







    35 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:38:57.80 ID:pI4b4Wzg0

    ルナ「そうですね・・・魔力が無いので、魔法が使える職にはなれませんが・・・」

    ルナ「前衛系の職ならどれでもなれると思います。いきなり上位職は無理ですが、レベルを上げれば十分なることも可能ですよ。器用度が非常に高いので、盗賊職なんかもいいかもしれません」

    ルナ「ですが・・・その・・・」

    ルナ「これだけ高い知力をお持ちでしたら、学者や研究者になったほうが人類に貢献できると思います」

    トニー「まさかいきなり冒険者人生を否定されるとは思っていなかった」

    ルナ「す、すいません・・・・ですが、魔王軍と戦う手段は、冒険者になって魔物を駆逐するだけではないということは、覚えておいてくださいね」

    トニー「頭にとめておくよ・・・で、職業についてなんだが・・・とりあえず保留ってことにはできないかな?ゆっくり考えたい」

    ルナ「できますよ。選択肢が多いですもんね。決まったらまた来てください」







    36 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/16(土) 23:39:43.22 ID:pI4b4Wzg0

    カズマ「お、終わったか。この後はどうするつもりなんだ?」

    トニー「まずは、僕がここに持ってきた特典に引きこもる」

    めぐみん「冒険者になっていきなり引きこもりですか・・・カズマと気が合いそうですね」

    カズマ「うるせぇ!俺は働く必要がなくなったから引きこもるんだよ!!」

    カズマ「でも、このまま引きこもってるのも暇だしな。良かったらトニーが持ってきた特典ってのを見てもいいか?」

    トニー「別に構わない。僕も君達から聞きたい情報もあるしな」

    トニー「この世界の情報、魔法について・・・そこの魔法使いさんも色々聞きたいことがあるんだが・・・いいかな?」

    めぐみん「つまり我々の武勇伝を聞きたいと!良いでしょう良いでしょう!」

    トニー「決まりだな。それじゃ、行くとしようか」

    めぐみん「あ、まってください。どうせなら・・・」






    48 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/19(火) 22:35:30.98 ID:d4Dvmii30

    ......
    ....
    ..
    .



    アクセル 郊外



    トニー「・・・」

    ?「おお、面白い鎧を着ているじゃないか!なんという名の職人が作った物だ!?」

    ?「私達以降の転生者がいるって聞いてみれば、おっさんじゃないの」

    トニー「・・・なぁ、確かに話が聞きたいとは言ったが・・・」

    めぐみん「情報は多いほうが良いじゃないですか」

    トニー「パジャマパーティーでも始めるつもりか?」

    めぐみん「パジャマパーティー?なんですかそれは」

    カズマ「男の夢の一つだ。まぁ、お前らがやっても夢の欠片もなさそうだけどな」

    めぐみん「なんだかわかりませんが、とりあえず馬鹿にしてるってことはわかりました。あとで覚えておいてくださいね」

    カズマ「おっ、爆裂魔法しか能のないお前が俺に勝て・・・ち、ちょっ・・・やめろ!杖で殴りかかるな!お前魔法使いだろうが!!」







    49 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/19(火) 22:37:07.32 ID:d4Dvmii30
    トニー「君らから話を聞くべきではない気がしてきた。本当に冒険者なのか?女子供で構成されたメンバーで戦っているのか?」

    カズマ「この世界じゃ別に普通だよ。言っておくけどな、元居た世界の常識がここで通用すると思うなよ?サンマが畑から採れて、野菜が空を飛んで、猫が火を噴く世界だ」

    トニー「・・・冗談だろ?」

    カズマ「今言ったのはほんの一部だ。まだまだ常識外れなことはたくさんあるから、後でこの世界の事を色々教えてやるよ」

    トニー「それは楽しみだ。こっちの世界には地球を侵略しようとするエイリアンやら、雷の神様やら、人類を滅ぼそうとする人工知能がいなければいいが」

    カズマ「えっ、何ソレ怖い。お前の世界どうなってんの?」

    カズマ(この男、俺と同じ世界から来たんじゃないのか・・・?)

    トニー「ところで、新しく連れてきたそこの美人二人は誰だ?」

        「「?」」キョロキョロ…

    トニー「なんでキョロキョロしているんだ?ここには他に人がいないだろ」

    カズマ(あぁ・・・こいつらどんな人間か知れ渡ってて、普段から美人だなんていわれないから・・・)ホロリ…







    50 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/19(火) 22:37:55.67 ID:d4Dvmii30

    ?「え、今あんた私の事美人って言った?ねぇ、カズマ!この人よくわかってるじゃない!」

    ?「ふふ、今のを聞いて今度から少しは素直になったらどうだ?カズマ」

    カズマ「いいかお前ら、トニーが美人って言ったのはあくまでお前らの外見だけで、つまりは第一印象だからな?化けの皮の印象だからな?」

    ?「この男!私達の見た目を化けの皮とか言い出したぞ!ぶっ殺してやる!」

    めぐみん「あきらめましょうダクネス、あの男はああいう人間です。パンツ脱がせ魔だったり、セクハラ男だったりニートだったり、第一印象すらも最悪なあの男よりはマシですよ」

    ダクネス「確かにそうだな・・・」

    カズマ「おい、お前が言うその第一印象とやらをもう一度お前らに叩き込んでやってもいいんだからな」

    トニー「・・・なぁ、僕がいることを忘れていないか?」







    51 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/19(火) 22:38:41.44 ID:d4Dvmii30

    ダクネス「あっ、すまない、説明が遅れたな。私はダクネス、このパーティーでクルセイダー・・・つまり、前衛職を担当としている。よろしく頼む」

    トニー「なるほど、君みたいな女性が前衛で戦うとは・・・怖くないのか?敵の攻撃を最前線で受け止めるなんて」

    ダクネス「いいやっ!むしろ最高だ!」ハァハァ…

    トニー「・・・えっ?」

    ダクネス「敵の攻撃が激しければ激しいほど、興奮す・・・後ろの仲間を守るという意志がより強くなる!」ハァハァ…

    トニー「今興奮するって・・・」

    ダクネス「聞き間違いだ」

    トニー「いや、でも顔が・・・」

    ダクネス「聞き間違いだ」

    トニー「・・・」

    カズマ「トニー、こういう所だ。さっき言ったのは」







    52 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/19(火) 22:39:39.75 ID:d4Dvmii30

    ?「もう、ダクネスったら駄目ね。自分の欲望を押さえられない駄目な子なんだから」

    カズマ(一番欲望に忠実なお前が言うか駄女神・・・って言いたいが、面倒くさそうだから黙っておこう)

    アクア「ふふっ、美人と言ってくれたお礼に教えてあげる!私の名はアクア!アクシズ教が崇める御神体そのもの!水の女神アクアよ!」

    トニー「水の神様ねぇ・・・僕の知り合いと気が合うかもしれないな」

    アクア「あれ・・・?信じてくれるの?」

    トニー「言ってることはぶっ飛んでいるとは思うが・・・幸い、自分を神だと名乗る奴を見るのは君で四人目なんでね。いい加減慣れた」

    アクア「カ、カズマさん!私、この世界で初めて女神を名乗っても変な目で見られなかったかも!」

    カズマ「いや、十分変な目で見てたと思うぞ。ていうか、今サラッとすごいことを言ったような・・・」

    トニー「さて、君たちの自己紹介も終わったことだし・・・改めて、僕からも名乗っておこうか」

    トニー「僕はトニー・スターク。ここに来る前は、世界を守るヒーローをしたりしていた。よろしく頼む」







    53 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/19(火) 22:41:26.60 ID:d4Dvmii30

       「「「「・・・」」」」

    アクア「ねぇ、ちょっとカズマ。あの人大丈夫なの?いきなり自分はヒーローとか名乗っているけど、本当に転生者なの?ただの痛い人じゃないの?」ヒソヒソ…

    カズマ「お、おい、よせよ・・・確かに変な事口走っているが・・・転生者の事知っていただろ?」ヒソヒソ…

    ダクネス「ヒーロー?彼は一体なんの話をしているのだ?」ヒソヒソ…

    めぐみん「さぁ・・・でも、初対面で、尚且つ駆け出し冒険者でいきなり世界を守るヒーローとか名乗るなんて・・・」ヒソヒソ…

    トニー「あぁ・・・この世界が嫌いになりそうだ・・・」

    カズマ「わ、悪かったよ。謝るから・・・なぁトニー。話は変わるけど、あんたは一体何をもらったんだ?」

    トニー「“貰った”じゃなくて“持って来た”だ。そして、僕が持ってきたのは物じゃなくて場所だ。さっきも特典にこもるって言っただろ?」

    カズマ「あぁ、そうだったな。で、それはどこにあるんだ?」

    カズマ(うっかり忘れてた。暇つぶしに俺達以降に転生したってていう転生者の特典を見るためにここに来たんだった)

    トニー「アーマーにインプットされた情報だとここのはずなんだが・・・」







    54 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/19(火) 22:43:14.83 ID:d4Dvmii30

    小さい小屋「」ポツン…

    トニー「・・・あれなわけないよな・・・いや・・・看板に何か・・・」

       【You know Who I am】

    トニー「・・・間違いない、あれだ」

    アクア「え、あんな物置みたいな小屋が特典なの?さすがにもっといいものをもらって来なさいな」

    トニー「だから持って来たといっているだろ?持って来た・・・はずだが・・・」

    アクア「異世界に持って来たものが物置小屋って!超ウケるんですけど!プークスクス!」

    トニー「・・・」イラッ…

    トニー「・・・こんなのはおかしい、きっと何かが隠されているはずだ」

    めぐみん「あの文字・・・一体なんて書いてあるのでしょう・・・なんだか、私たちが使っている文字と形が似ている気がしますが、読めませんね・・・古代メッセージの暗号とかでしょうか!?」







    56 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/19(火) 22:45:07.99 ID:d4Dvmii30

    カズマ(いや、普通にただの英語だが・・・やっぱりトニーは謎が多いな・・・転生者の割には特徴に合っていないことが多すぎる。関わらないほうが良い気がしてきた)

    トニー「とりあえず小屋に入ってみるか・・・だれか付いてくるか?」

    めぐみん「暗号が記された小屋に入るなんて面白そうではないですか!・・・ですが、中に封印されし魔物とかがいたら怖いので・・・ダクネス、先にどうぞ」

    ダクネス「え、えぇっ!?だ、だが・・・その魔物は・・・飢えた獣だったりするのだろうか・・・開けた瞬間に押し倒されたり・・・」

    トニー「君たちに話題をふると永遠に話が進まなさそうだ。いつもこうなのか?コントしなきゃ気が済まないのか?僕が持って来た物に魔物なんて入っていない」

    カズマ「・・・なんかすいません」







    57 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/19(火) 22:46:41.60 ID:d4Dvmii30
    ......
    ....
    ..
    .



    小屋


       ギィ…


    カズマ「敵感知スキルに反応は無い。だからドアからそんな離れて見てんじゃねーよ!」

    アクア「なによ、別に怪我しても治してあげるんだからいじゃない」スタスタ…

    トニー「小屋の中には・・・特に何も置いていないな・・・どうなっている?」

    めぐみん「いやいや、紅魔族の勘が言っています。何かがあると・・・!」

    トニー「勘うんぬんは別として、確かに壁に何か貼ってあるな・・・封筒と・・・紫色の・・・花?」

    ダクネス「うん?その花は・・・クリスの花だな。花言葉は“諦めない心”だ。この花と同じ名前をした、私の親友が好きな花だ」

    カズマ「お前からそんな花言葉の知識が出て来るとか、なんの冗談だよ。各筋肉の部位の役割とか知ってる方が似合っ・・・あああああああ!!頭が!!頭が割れるううう!!!」メキメキ…

    アクア「馬鹿ねカズマ。ダクネスは結構可愛いものが好きなのよ!洋服とか人形とか!でも自分のイメージに合わないからって・・・痛い!ダクネス!痛い!!なんで私までアイアンクローを食らわなきゃならないの!?」

    トニー「はぁ・・・この封筒の中身は・・・手紙?」







    58 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/19(火) 22:48:34.96 ID:d4Dvmii30

       【要望通りだと世界の景観が崩れるので、少しだけ見た目と造りを変えさせていただきました。でも、これはこれでかっこいいと思いますよ?この手紙を読んだら、紫色の花の中央を押してください。】


    トニー「ふっ、なるほどねぇ・・・どうやらエリスはあんな出で立ちで案外、演出が好きらしい。僕と趣味が合いそうだな」ポチッ

        バタンッ… ガチャッ

    カズマ「うおおおっ!?なんだ!?ドアが急に閉じたぞ!?鍵まで掛かってやがる!!」ガチャガチャ.,.

    めぐみん「へ、部屋が真っ暗です!カズマ、周囲を確認できますか!?」

    カズマ「ああ、暗視スキルで一応周りを見てはいるが・・・」

         ズズズ…

    アクア「ね、ねぇ・・・なんか揺れていない?」

    ダクネス「全員私のそばに・・・おい!トニー・スターク!私達を罠にはめたんじゃないだろうな!?」

    トニー「そんなつもりは無い!これは・・・部屋自体が地下に下がっているな」

         ズズンッ…

    めぐみん「とまった・・・みたいですね」







    59 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/19(火) 22:49:37.88 ID:d4Dvmii30

        ガチャンッ


    カズマ「・・・鍵も開いた・・・のか?」

    めぐみん「カ、カズマ、ちょっと開けてみてもらえませんか?男の子でしょう?こういう時は先に・・・」

    カズマ「ふざけんな!俺はな、こういう時に“男なんだから”とか都合のいいこと言うやつが許せねぇんだよ!」

    トニー「騒ぐなお子様達。僕が開ける」スタスタ…

    めぐみん「あ、あの・・・言っておいてなんですが・・・何も不気味に思わないんですか?」

    トニー「これは僕が頼んでここに送ってもらったものだと今確信した。危険はない」ガチャッ…

    カズマ「おいおい・・・!どうなってんだよこの部屋は・・・!!」

    めぐみん「見たことないものばかり・・・」

    トニー「出迎えてくれるものはいないのか?」


        『おかえりなさい、ボス』


    トニー「ただいま、フライデー。長い一日だった」

    トニー「さて諸君、紹介しよう!」











    トニー「僕のラボだ」







    61以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/19(火) 23:06:59.73 ID:RbgRdwnP0

    しかしなぜこの二つを合わせようと思ったのか






    64以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/20(水) 00:34:06.90 ID:UdBcyJM90

    サクサク進めたいトニーとひたすらボケ倒すこのすば組のミスマッチ感よ






    73 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/23(土) 22:04:45.86 ID:w4u2SFO+0


    カズマ「す、すげぇ・・・・」

    めぐみん「ほ・・・本当になんなんですか!?この部屋は・・・!ここにあるものは一体・・・」

    トニー「大体は僕が作った。これも、そこにあるのも」

    ダクネス「作った・・・?どれもこれも・・・?魔道具・・・なのか?それすらもわからん・・・」

    トニー「魔道具なんて胡散臭い物じゃない。科学技術の産物だ」

    アクア「みてみて!このよくわからない装置、小っちゃくなっちゃった!!」

    トニー「それも僕が・・・何してるんだお前!?」

    カズマ「おま・・・・バカ野郎!!なに恐ろしい迷惑かけてんだ!!!」

    トニー「フライデー、どうなっている!?僕は幻覚でも見ているのか!?」







    74 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/23(土) 22:06:39.00 ID:w4u2SFO+0

    フライデー『その・・・私にもさっぱり分かりません・・・マジックとかではなく、物理的に小さくなっています』

    トニー「なぁ、元に戻せるんだよな?これはホログラム発生装置だ、これがないと何か作るときの設計に支障が」

    アクア「戻せるわけないじゃない」

    トニー「・・・」

    カズマ「ウチの駄女神が・・・ほんっとうにすいません・・・」

    トニー「・・・・・」

    トニー(うん・・・?この装置・・・)ヒョイッ

    カズマ「お、おい!アクア!!お前も謝れ!!言葉も出ないくらい怒っているだろ!!!」

    アクア「ち、ちょっと手品を披露しただけじゃない!女神はね、そう簡単に頭を下げたりなんて・・・カズマさん!やめて!!謝るから離して!!髪の毛抜けちゃう!!」

    カズマ「ほら、アホ女神もこの通り謝っているので、どうかひとつ・・・」







    75 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/23(土) 22:07:12.78 ID:w4u2SFO+0

    トニー「いや、違う・・・フライデー、小さくなったこの装置・・・」

    フライデー『スキャン中・・・完了。ボス、小さくなっただけで機能はそのままです。問題なく使用できます』

    トニー「一体どういう技術なんだ・・・」

    カズマ「あれ・・・怒ってない・・・?」

    アクア「謝って!!私の頭を無理やり下げさせようとしたこと謝って!!」

    トニー「いいや怒っている。次勝手に僕の装置に手を出したらここからたたき出すからな!」

    アクア「なんでよー!!!」

    カズマ「当たり前だろが!!!被害が出なくても人様の物をお前の変な手品の道具にするんじゃねぇ!!」

    アクア「ステレオで説教しないでよ!!悪気があった訳じゃないのに!」グスッ…







    76 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/23(土) 22:09:05.22 ID:w4u2SFO+0

    ダクネス「なぁ、おい・・・みっともないからその辺にしておけ・・・」

    トニー「はぁ・・・同じ神でも、ソーとは大違いだ・・・あっちはあっちで気に食わないが・・・」

    アクア「・・・ねぇ、あんた今・・・ソーって言った?あの雷神ソー?」

    トニー「なんだ?ソーを知っているのか?」

    アクア「知ってるもなにも・・・ソーは私達神々の間じゃとても有名よ?雷を司り、ムニョムニョハンマーで豪快に敵を打ち砕く・・・まぁ・・・そこそこ凄い神なんじゃないかしら」

    カズマ「武器の名前はともかく、話を聞くだけでも凄いな。スナック菓子を食いながら偉そうに椅子にふんぞり返っているくせに、宴会芸しか取り柄のないどこかの駄女神にも見習ってほしいもんだ」

    アクア「それ私に言ってるの?まるで本当の能無しみたいな言い方だけど」

    カズマ「うん、だからそう言っているんだよ。能無し駄女神」

    アクア「佐藤和真さん。そろそろ本当に天罰を与えますよ?トイレの水が流れなくなる天罰とか与えますよ?」







    78 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/23(土) 22:11:12.65 ID:w4u2SFO+0

    トニー「ソーを知ってる奴がいるとは・・・僕が元居た世界とほんの少しだがつながりがあった訳か。世界は狭いな」

    めぐみん「ダクネス、彼らは一体何の話をしているのでしょう・・・雷神とか、世界がどうのこうのとか・・・」

    ダクネス「私にもわからん・・・だが、アクアはともかく、トニーはいたって真面目に言っているようにしか見えないな・・・」

    トニー「そこで首絞めあってるヘンテコ女神とカズマ。そろそろ話を始めないか?もちろん、君たちのコントじゃなくてちゃんとした情報共有だ」

    カズマ「おっと、そうだったな。面白いものを見せてもらった礼だ、知らないことはなんでも教えてやるよ」

    トニー「それはありがたいね。何か飲むか?あいにく酒しか置いていないが・・・君たちは飲める年齢か?」

    ダクネス「めぐみん以外ならみんな飲めるぞ」

    めぐみん「ちょっと!!私はもう結婚だってできる歳だと言っているでしょう!いつまで子供扱いなのですか!?」

    カズマ「見た目がな・・・」

    トニー「確かに、君がお酒を飲んでいる絵面はいただけないな。小さいころからお酒を飲むと、頭がおかしくなるんだぞ?ジュースが置いてないか探してきてやるから、それで我慢しとけ」

    カズマ「あっ、頭に関しては手遅れなんで・・・」

    めぐみん「二人共表に出てもらおうじゃないか。紅魔族は、売られた喧嘩は買うものです」







    79 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/23(土) 22:13:00.98 ID:w4u2SFO+0
    ......
    ....
    ..
    .


    2時間後...



    トニー「それで、僕は獲物をかっさらっていった雷神にタックルで吹き飛ばしてこう言ったんだ “引っ込んでろ、観光客”」

    アクア「あはははははは!あはははは!観光客!観光客って!噂のソーも案外大したことないのね!!」

    トニー「言っとくが、僕のスーツが凄いんだからな?それで、サーファー君は雷を放つも、僕のスーツに吸われて吹き飛ばされたのさ!」

    アクア「あははははは!!!サーファー君なんて呼ばれているの!?あはははははは!!トニーったらセンスあるわね!!」

    トニー「だろ?君の話も面白かった!さっきのエリスの話・・・」

    アクア「ああ、アレね!」






    アクア・トニー「「エリスの胸はパッド入り!」」







    80 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/23(土) 22:14:17.19 ID:w4u2SFO+0
    トニー「HAHAHAHAHAHA!!!そう、それだ!!なんか胸に違和感があると思ったんだ!!パッドが入ってたのか!女神がパッドって・・・HAHAHAHAHAHA!!!」

    ダクネス「この酔っ払い共・・・そうやってエリス様を貶めるようなことを言っていると、本当に罰が当たるぞ!!」

    トニー「僕のアーマーは罰だって跳ね返すさ。ところで、君たちの話はさっきので終わりか?ダクネスを悪徳貴族との結婚式から救い出す話で・・・」

    ダクネス「そ、その話はもういい・・・///」

    トニー「もう話が無いなら、僕の自慢話をさせてもらおうかな」

    カズマ「俺達の話を聞くとどんな自慢話も霞んでしまうからやめといたほうが良い。話はここからが本番だ、何から聞きたい?」

    カズマ「圧倒的な剣技を誇り、どんな強敵でも死の宣告で呪い殺せる暗黒騎士。人の身に化け、触れただけで即死する猛毒を持ち、あらゆるものを食らいつくすデッドリーポイズンスライム。無尽蔵に進化するキメラ・・・話せば長くなるさ。まぁ、全部倒したんだけどな?」

    トニー「Wow、宇宙人が空に穴を開けて襲ってきたり、鉄を飴細工みたいに溶かしたりできて、尚且つ手足がもげても再生する高熱人間が束になって殺しにかかって来たり、自我を持った人工知能が体を得て、街を空に飛ばして落として人類を滅ぼそうとする僕の話といい勝負だ。まぁ、全部倒したんだけどな?」







    81 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/23(土) 22:14:48.35 ID:w4u2SFO+0

    カズマ「・・・他にも、存在自体反則な公爵級の悪魔を倒したりもしたなぁ・・・」

    トニー「・・・僕だって、雷の神様を吹き飛ばしたり、街一つを滅ぼせる緑の巨人をタイマンで殴り倒したりもした」

    カズマ「・・・俺達の方が凄い」

    トニー「・・・どうかな?」

    めぐみん「どれも私の爆裂魔法があってこその手柄ではないですか!その武勇伝は私が話すべきです!!」

    カズマ「待てめぐみん・・・今は俺達とトニー・・・どちらが優れた冒険者かの話に変わったんだ・・・!」

    めぐみん「そんなの、冒険を長く続けてきた私達に決まっているではありませんか!!大体、トニーが言っている話はまったくもって意味が分かりませんよ!うちゅうじんがどうのとか・・・」

    トニー「お互いの話を証明するのに最も向いている事・・・それは、お互いの力を見せ合うことだ。簡単だろ?」

    めぐみん「・・・決闘を挑んでいるようにも聞こえますが」







    82 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/23(土) 22:16:05.65 ID:w4u2SFO+0

    トニー「まぁ、早い話がそんなところだ。と言っても、本気で戦おうだなんて思っていない」

    トニー「この世界で、君たちがどう戦うのか見たいだけだ。同時に、僕の戦い方も見せてあげよう。百聞は一見に如かずって言うだろ?」

    ダクネス「とはいえ、どうするつもりだ?何かクエストを受けようにも、もう夜も近いんだ。ここからギルドまで歩いたら、つく頃にはギルドは閉まっているだろう」

    カズマ「いい考えがあるぞトニー、お互いに何か一つ持つ。そして、相手が持っているものを奪った方が勝利だ。どうだ?」

    めぐみん「え?それって・・・」

    カズマ「静かにめぐみん。今は男と男の大事な話だ」キリッ

    ダクネス「この男最低だな・・・」

    トニー「僕としてはそれでもかまわないが・・・それじゃ君が怪我をすることになると思うが?」

    カズマ「問題ないよ。こっちにはどんなケガも治せるヒーラーがいるんだ」

    トニー「なるほど、良い自信じゃないか。未知の敵と戦うことも恐れていない・・・」

    めぐみん(勝利を確信しているからだと思う)

    トニー「それじゃ・・・酔い覚ましの一勝負と行こうか?」







    84以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/24(日) 00:36:51.51 ID:BDFb8RKR0
    カズマに有利すぎるなこのルール






    85以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/24(日) 21:00:10.85 ID:lZA9ZyV8o
    相手の口車に乗ってしまったその瞬間に勝敗は既に決してしまっていたのだ……






    86以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/25(月) 19:59:36.00 ID:Qmxg1uN50
    2秒で決着がつくな






    90 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:34:42.37 ID:BBxQUyiC0

    ......
    ....
    ..
    .



    アクセル郊外 平原


    トニー「よし、この辺なら戦ったとしても大丈夫だろう」

    カズマ「トニー、トイレは行っておかなくてよかったのか?激しい戦いになるかもしれないんだぞ?」

    めぐみん「ほんっとうに最低ですこの男・・・」

    トニー「トイレだって?大丈夫。見てろ、このスーツはな・・・」

    トニー「・・・」ブルブル…

    めぐみん「えっ」

    トニー「・・・ふぅ、この通りなんともない」

    めぐみん「・・・えっ」

    カズマ「まじかよ!ぶはははははは!!!」バンバン

    ダクネス「こ、この男も最低だ・・・」

    トニー「飲めるくらいには浄化されているぞ」

    めぐみん「知りたくなかったです。そんな情報」








    92 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:35:56.46 ID:BBxQUyiC0

    アクア「それにしても、さっすがカズマさんね!普段は戦いに首突っ込まないクセに、なんで勝負を引き受けるのかと思ったら、まさか物を奪った方が勝ちにするルールにして、スティ----」

    カズマ「よーしアクア!黙ろうか!!あとでお酒奢ってやるからな!!!」

    カズマ「とっとと始めようぜ!!お互いターゲットは持ったよな!」

    トニー「ああ、僕はコインをスーツに張り付けてある。君はポケットだろ?」

    トニー(さて、冒険者たちは空からの攻撃に対してどこまで対応できるのか・・・見せてもらおうか)

       《飛行システム:オンライン》

    トニー(汚いかもしれないが・・・悪く思うなよ?)キュィィィイ…

    カズマ(さて、トニーにもこの世界の理不尽さを叩き込んでやるぜ・・・一瞬で勝負がついて、あっけにとられるトニーの顔が兜のせいで見れないのが残念だ)クックックッ…

    カズマ(汚いかもしれないが・・・悪く思うなよ?)ワキワキ…

    めぐみん「その手の動きやめてもらえますか?色々思い出します」ハァ…

    ダクネス「私としては・・・ゾクゾクするな・・・///」クネクネ…







    93 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:36:45.98 ID:BBxQUyiC0

    めぐみん「・・・さて、両者位置に付きましたね?」

    トニー「・・・」キュィイッ… ヴゥン…

    カズマ「・・・」ジリッ…  

    トニー・カズマ(・・・この勝負、僕(俺)が勝つ!!)

    めぐみん「それでは、いきますよ?よーい・・・」

    カズマ「・・・」スッ…

    めぐみん「ドン!!」

    カズマ「『スティール』ッッ!!!」

        ブツンッ!

    トニー「!?」

    トニー(なんだ!?目の前が真っ暗に・・・!)







    94 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:38:01.03 ID:BBxQUyiC0

    トニー「フライデー、どうなっている!?」アタフタ…

    カズマ「ふっ・・・これが、駆け出しと一流のちが・・・」ジュウウウ…

    カズマ「なんだ?手から香ばしい匂いが・・・」チラッ…

    アークリアクター「」ジュゥゥゥ…

    カズマ「あああああああづああああ!!」

    カズマ「アクア!アクアーッ!!助けてくれーッッ!!手が焼き上がるうううう!!」ゴロゴロ…

    アクア「『ヒール』!『ヒール』!さっき賢い作戦だと思った私の気持ちを返して欲しいわ。カズマってやっぱりバカなんじゃない?」

    トニー「ぐっ・・・なぁ・・・誰か手を貸してくれないか?補助機能なしでスーツを着るのはキツい・・・」ヨロヨロ…

    ダクネス「手を貸すのはいいが・・・お前はついさっきその鎧の中で・・・」

    トニー「あんなの冗談に決まっているだろ!だから早く・・・」

    めぐみん「・・・なんですか、この混沌極まりない状況は」

    トニー「・・・勝負はお互い戦闘不能って事で引き分けにしようか。なぁ?カズマ。それでいいよな?」

    カズマ「い・・・良いです・・・」プルプル…







    96 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:38:39.40 ID:BBxQUyiC0
    ......
    ....
    ..
    .



    スタークラボ


    トニー「ったく、スーツを脱ぐのにものすごい手間がかかった・・・さっきのは一体なんだ?アークリアクターだけを抜き取るなんて・・・」

    カズマ「あれは俺の・・・必殺技さ」

    ダクネス「手を氷で冷やしながらじゃなければ、そのセリフも決まっているんだがな・・・」

    アクア「あたしのヒールじゃまだ足りないっていうの?」

    カズマ「うるさいな!火傷した後はこうしていると落ち着くんだよ!・・・で、あの魔法はスティールって魔法で、対象の持ち物をなんでも一つ奪い取るスキルだ。使い勝手いいだろ?」

    トニー「ランダムなのか?」

    カズマ「あぁ、ランダムだ。・・・おい、お前らなんでこっち見るんだよ。ランダムだって言ってんだろ!?」







    97 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:39:45.99 ID:BBxQUyiC0

    めぐみん「確かに、使い勝手の良い魔法ですが、レベル差があると何も取れない事だってありますし、石ころとかいらないものを大量に持たれるとそれだけで対策になってしまいます。おまけに、幸運値依存なので過信できません」

    めぐみん「カズマは幸運の値が極端に高いので、だいぶ凶悪なスキルになっていますが・・・」

    カズマ「実はゴーレムとかみたいな機械系の相手にコレを使うと即死攻撃になるんだ」

    トニー(もし僕の胸にまだアークリアクターがあったらと思うと・・・ゾッとするな)

    ダクネス「なぁ、それで思ったんだが・・・お前の鎧は一体どうなっているのだ?光っていたし、まるでゴーレムだったぞ。カズマがスティールで盗ったあの光る三角形の物体も謎だ」

    トニー「・・・まだ僕の詳しい話を君たちにしていなかったな。夜遅くなると思うが、聞いていくか?」

    ダクネス「あぁ、興味が湧いた。是非聞かせてくれ」

    めぐみん「この国の人間にしては、魔法について全く知らなかったり、あんな鎧着てるのに駆け出しだったり・・・謎が多いですね」

    トニー「さて・・・どこから話そうか・・・まず一つ言うと、僕はこの世界の・・・いや、この国の人間じゃない」







    98 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:40:44.14 ID:BBxQUyiC0

    ......
    ....
    ..
    .

    トニー「とまぁ、こんな感じだ。だから魔術などについては知らないし、この国の常識なんかについても良く知らない。ちゃんと調べるけどな」

    めぐみん「魔術の代わりに、かがく・・・とやらが発達した国、あめりかですか・・・聞いたこともないですね」

    ダクネス「確かに、私も聞いたことのない国だ。だが、この国の支援に来たのだろう?なら、全面的に協力しよう」

    カズマ(ところどころ、俺とアクア以外の人が聞いても変に思われないように言葉を変えていたが・・・要するに、トニーはただ単に特典を与えて送られた俺みたいな転生者とは違って、この世界を救うべく選ばれて送られた特別な人間ってことか・・・)

    カズマ(・・・何という主人公感。なんかムカつく)

    カズマ(だが、一つはっきりしたことがある。それは・・・)スクッ…

    ダクネス「・・・?どうした、カズマ。急に立ち上がったりして」

    カズマ「話ももう終わったことだし、そろそろ帰ろうと思ってな。ほら、いつまでも遅くまでいると迷惑だろ?」










    カズマ(それは、この男とは今後一切関わるべきではないということだ)








    99 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:41:50.87 ID:BBxQUyiC0

    アクア「そうね、カズマ。いつまでも居ちゃ悪いものね。ほら、めぐみんとダクネスも、早く帰る準備をしましょう?急がないと深夜どころか朝になっちゃうわよ」

    カズマ(アクアもなんとなく感じ取ったみたいだな。そう、この男は今まであった中でもトップクラスにヤバい)

    カズマ(この世界を救う為に選ばれ、送られた存在であるこの男は、知識を得て戦う準備ができたらすぐさま魔王に正面から喧嘩を吹っ掛けるだろう)

    カズマ(そして、こいつと初めて喋ったときに、“魔王軍の幹部を何人も倒している”と自己紹介してしまった。つまり・・・)

    カズマ(実力を見込まれて、協力してくれとか言われて、魔王軍との全面戦争に巻き込まれる可能性が非常に高い!)

    カズマ(仕方なくとか、成り行きでとかならまだしも、こっちから魔王に挑むなんて御免だ!!)

    トニー「ああ、わかった。夜遅くまで引き留めて悪かったな。ところで・・・なぁ、カズマ。君は今まで魔王軍幹部を何人か倒してきたんだろ?もし良かっ」

    カズマ「お邪魔しました!!今夜は楽しかったよ、トニー!今度またいつかそのうち縁があったら会おうな!!」







    100 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:43:05.17 ID:BBxQUyiC0

    トニー「え?おい、まってくれ。まだ君たちの家の住所も聞いてな」

    アクア「ほら、めぐみんもダクネスも帰りましょう!ほら!ほら!!」グイグイ

    めぐみん「あっ、ちょっ・・・痛いです!なんでそんな急に引っ張るのですか!!トニーが何か言いかけていましたよ!?」

    ダクネス「お、おい!まだ話は終わっていないぞ!?そして、どうせ引っ張られるならカズマに・・・」

    アクア「お邪魔しました!!」

        ガチャッ
         バタンッ!


    トニー「・・・」

    トニー「・・・フライデー、僕なにかやらかしたかな?」

    フライデー『わかりません。急に態度が変わったように見えましたが・・・』







    101 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:44:31.32 ID:BBxQUyiC0
    ......
    ....
    ..
    .



    カズマの屋敷


    カズマ「ふぅ・・・いやー、やっぱ我が家が一番だなー」

    ダクネス「カズマ、アクア。さっきは一体どうしたんだ?あんな急に、まるで逃げ出すように家を出ていくなんて・・・」

    めぐみん「そうですよ、トニーに教えられることはまだ他にもあったでしょう?」

    カズマ「いいかダクネス、めぐみん。あのままだと何て言われていたと思う?魔王を倒すのを手伝ってくれなんて言い出してたに決まっているぞ。逃げて正解だったろ?危うく巻き込まれれる所だった」

    ダクネス「は・・・?貴様は何を言っているのだ・・・?」

    めぐみん「我々は魔王を倒すべく結成されたパーティーではなかったのですか!?当初はカズマがそう言っていたのですよ!?」

    カズマ「覚えてねぇなーっ!!」ゴロッ…







    102 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:45:43.01 ID:BBxQUyiC0

    めぐみん「えぇっ!?」

    カズマ「あのなぁ!!大金も入ったし、めぐみんともダクネスともなんだかいい感じだし、俺はこのままお前らとイチャ付きながら毎日ダラダラ暮らして行く予定なんだよ!ほら、ソファで一緒に寝ようぜ!!」

    めぐみん「最低です!ほんっとうに最低ですよこの男!!」

    ダクネス「ほ、ほほほ・・・本当に何を言っているんだ貴様は!?!?///」

    アクア「イチャつく云々の妄想はともかく、トニーと関わらないことに関しては私も賛成よ。厄介ごとはごめんなの!ほら!みんなで面白おかしく生きるのよ!」

    ダクネス「そうだ・・・こいつらはこういう奴等だった・・・」

    カズマ(俺の名は佐藤和真。これからは何不自由無い生活が約束されている男。自分から進んで危ない橋は渡らない)

    カズマ(・・・これでいいんだ、これで。世界を救うのは選ばれしヒーローに任せよう)








    103 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:48:04.31 ID:BBxQUyiC0
    ......
    ....
    ..
    .



    エリスの神殿


    エリス「ふぅ・・・今日はもう、死者の案内は無いようですね」

    エリス「下界に降りて神器回収の続きをしましょうか」


    ?「いいや、その必要はない。お前の世界は、この私が統治してやるのだからな」


    エリス「・・・だ、誰ですか!?姿を見せてください!」


        ザッ…


    ?「やぁ、邪魔するよ」

    エリス「あ・・・あなたは・・・!い、一体・・・ここに何の用ですか!?」

    ?「お前の世界を救ってやろうとここへ来た。見たところ、この世界を統治するにお前では力不足だ」

    エリス「・・・」







    104 ◆Ua1M3q7gGI :2018/06/28(木) 00:50:17.77 ID:BBxQUyiC0

    ?「私が統治すれば、この世界はより良いものになるだろう。全員が跪き、私を崇拝する」

    ?「それが人間の本来あるべき姿ではないのか?神の位についている癖に、お前は人に尽くしているだけだ」

    ?「お前が尽くして人間が少しでもまともになったか?お前のやり方は何の意味もなさない」

    ?「魔王とやらに苦しめられているようだが・・・この私が絶対的な力をもって、魔王もろとも屈服させ、この世界を平和にしてやろう。全員が神にひれ伏せば・・・決して争いなど起きないのだ。幸福だろう?」

    エリス「それは・・・幸福などではありません。恐怖です」

    エリス「自分の方が優れていると慢心し、人々を恐怖で支配するのは・・・治める者として失格です」

    ?「ふん・・・では、貴様はそこで見ているがいい。この世界が私によって支配されるのを」

    ?「元統治者のお前は生かしてやる。お前には私が創る完璧な世界をその目に焼き付けさせる。そして、自分の無能さと、己の価値の無さに気が付き絶望したら・・・お前を一思いに殺してやる!」

    エリス「ッ!」ゾッ…

    ?「お前はせいぜい・・・ここで子供のお祈りを続けているがいい」スッ…








    ロキ「このロキが・・・この世界の支配者となるその時までな・・・!」







    107以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/28(木) 01:00:19.09 ID:dEfHooBko
    ロキさん来るならハルク連れてくるしかねえ…







    108以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/28(木) 02:46:53.40 ID:2awr1JLT0
    スティール対策しないとやばいな






    117 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:15:24.73 ID:VLC5Y4xf0
    ......
    ....
    ..
    .


    翌日 カズマの屋敷


    カズマ「ふぅ、新しく出来たあのレストラン、中々美味かったな」

    アクア「そうね、あそこのパスタの味を喩えるなら・・・美味しそうなお酒の入った酒瓶が落ちているのを見つけて、それを拾おうとしたら“残念、罠でした!!”ってエリス教徒に捕まる。そんな強烈な斜め上のインパクト・・・分かるわよね?」

    カズマ「さっぱりわかりません」

    ダクネス「エリス教徒がそんなことするか!!全く、貴様らは本当にこうやっていつまでもグータラしているつもりなのか!?」

    カズマ「人はなぜ働くのか・・・それは、お金が必要だからだろ?でも、俺達にはそのお金が十分にある。20億だぜ?20億入ってくるんだぜ?働いたら負けだ!!」

    ダクネス「なんだその馬鹿な言葉は!!良いか?仕事には常に責任が付いて回るんだぞ!金があったとしても、世に貢献するのが人としての役割だ!」

    カズマ「お前はまず俺に貢献しろよ!ここんところバツイチになった以外で見せ場のないバツネスさんよ!」

    バツネス「なっ・・・!?や、やはりお前は“おいダクネス、お前は俺に金で買われた身なんだから、そのエロい体で俺に性的に貢献しろ”とか言い出すのかっ・・・!?・・・くぅっ・・・///」

    カズマ「言わねーよ!何が“くぅっ・・・”だ、この変態エロセイダー!!やっと自分の屋敷から出てきたと思えばこれかよ!!初対面のトニーに対してもブレなかったし、お前のその癖はバツイチになっても治らないのか!!」

    バツネス「バツイチ呼ばわりは本当にやめろぉ!!また引きこもるぞ!!」







    118 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:19:41.91 ID:VLC5Y4xf0

    アクア「ねぇねぇ、ダクネス。どうして家の中なのに鎧を着ているの?言っとくけど、クエストなら行かないわよ?」

    ダクネス「クエストではない、これからウィズの店に向かう所だ」

    アクア「ああ、トニーに会いに行く間に預けていたゼル帝の卵を取りに行くのね?私もいくわ!悪魔とアンデッドに孵化させられるゼル帝がかわいそうだもの!!」

    カズマ「預けといてその物言いは無いだろ」

    ダクネス「いや・・・違う。ちょっと気になることがあってな・・・」

    アクア「気になること?」

    ダクネス「アクア、私のお父様には悪魔による呪いが掛けられていたと言っていたな?」

    アクア「それはそれは、とーんでもない悪魔に、とーんでもない呪いが掛けられていたわよ。まっ、私がサクッと解除したんだけどね!!」

    ダクネス「ああ、そこで気が付いたのだが・・・この街にいる悪魔と言えば奴しかいない」

    アクア「・・・そういえば、あの騒動で一番得するのって奴よねー。カズマからいろんな商品を安く買い取って・・・」

    ダクネス「そういうことだ、これから私は奴と話をしてくる。アクア、良かったら来てくれないか?万が一戦闘になったら、お前の力がいる」

    アクア「そういうことなら任せなさいな。今度こそあのクソ悪魔に引導を渡してあげるわ!うっかり店主のリッチーも浄化されちゃうかもだけど、それはそれでいいわよね!」

    カズマ「良い訳ねーだろ!!ウィズをなんだと思ってんだこの邪神!!おい、俺も行くぞ!お前らだけだと争いが起きる予感しかしない!」

    めぐみん「なら私は、いざ争いになったら爆裂魔法を放てるように用意しておきますね!」

    カズマ「争いを起こさない為に俺が付いて行くって言ってんのにそんな物騒な用意するんじゃねぇバカ!!」







    119 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:21:18.17 ID:VLC5Y4xf0
    ......
    ....
    ..
    .



    ウィズ魔道具店 扉前



       「〜〜〜〜、〜〜」
       「〜〜、〜〜〜〜!!」


    ダクネス「うん?なんだか中から声が聞こえるな。それも、どこかで聞いたことがある声だ」

    アクア「早く入りましょう?一瞬でケリをつけてあげるから」

    ダクネス「いや、まずは話をしないと困るんだが・・」

    カズマ「いいかアクア、あくまでも俺たちはバニルがダクネスの親父さんの呪いに関与しているのかどうか聞くだけだからな?間違ってもいきなり攻撃仕掛けたりするなよ?わかってるよな?」

    カズマ「めぐみんもだぞ?間違っても店中で爆裂魔法を撃とうとしたりするなよ?」

    アクア「ねぇ、ずっと思ってたんだけど、私の事をなんだと思っているわけ?」

    めぐみん「まったくですよ。私が何も考えずどこでも爆裂魔法を放つような人間に見えるのですか?」

    カズマ「・・・」ガチャッ


       カランカランッ


    アクア「ちょっと!無視して店に入ってかないでよ!」







    120 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:23:16.80 ID:VLC5Y4xf0










    トニー「どうだ?バニル、ウィズ。この商品は売れると思うんだが・・・」

    バニル「ふーむ、魔力も一切使わずに閃光を放つ魔道具か・・・いや、どうやらあの鬼畜小僧が我輩に売ったものと同じように、どこか遠い彼方の地の技術で作られたものであるな?」

    ウィズ「これは面白いですねぇ・・・」

    トニー「だろ?これでもう敵から暴漢、いじめっ子に至るまで怖くないわけだ。こいつを店に置いて・・・ん?君は・・・なぁ、なんであの時は急に帰ったんだ?何か気に障るようなことでも言ったか?」

    カズマ「・・・」

    ウィズ「あら?カズマさんたちではないですか!今日はどうしたんで---」

    カズマ「よし、めぐみん!爆裂魔法だ!!!」

    ウィズ「本当にどうしたんですか!?!?」







    121 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:24:51.64 ID:VLC5Y4xf0
    ......
    ....
    ..
    .



    バニル「さて、いきなり我輩の店で爆裂魔法をぶっ放そうとしたそこのネタ種族のネタ魔法使い。そしてそれを指示した最近ハーレム系主人公に近付いた等と心の中で浮かれている小僧。何か申し開きはあるか?」

    カズマ「いやね、俺としてはここ最近で最も避けたい人間に会ってしまったものだから、全てをなかったことにしようとしてな?」

    バニル「そんな理由で我輩の店を消し飛ばそうとするな!!今は大事な商談中である!邪魔をしに来たなら帰るがいい!」

    ウィズ「あの、バニルさん?この店の店主は一応私なんですけど・・・」

    カズマ「・・・で、トニーはなんでいるんだ?しばらくあのラボに引きこもっているんじゃなかったのか?」

    トニー「まぁ・・・そのつもりだったんだが・・・こもって生活するにも先立つものが必要でな・・・これでも、ここに来る前は多少の金を持っていたのに・・・」ハァ…

    バニル「クエストに行けばいいものを・・・貴様のあの機動鎧であれば、グリフォン程度なら瞬殺できるであろうに・・・まぁ、商談を持ちかけてくれるのは利益につながる。だから、我輩としてはこれで一向にかまわんのだが」

    トニー「待った。機動鎧ってもしかしなくても僕のスーツの事だろ?あれはラボに置いてあるはずだ、なぜ知っている?」

    バニル「おっと、名は教えたが、我輩が何者であるかはまだであったな。我輩の名はバニル。地獄の公爵にしてすべてを見通す大悪魔、バニルである」ニヤッ






    122 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:27:42.02 ID:VLC5Y4xf0

    トニー「・・・」

    バニル「・・・そこは普通驚くか、何かしらのアクションを見せてほしいところなのだがな?まだ見ぬ未知の恐怖に抗い続ける男よ」

    トニー「神だの悪魔だの名乗る奴にはここ最近立て続けに会って来たんでね。神秘的かつ下らない前置きは聞き流して、単なる知的生命体として見てるだけさ。君は心の中を見通す特殊能力を持った知的生命体みたいだな?羨ましいよ」

    バニル「我輩を単なる知的生命体呼ばわりとは、中々に関心が持てる男よ。本来なら尻からアロエが生える呪いを掛けてやった所だが・・・一応貴様は商売相手である。そこで少し待っているが良い、貴様が持って来た品を量産可能かどうか店の奥で調べてくるとしよう」

    バニル「欠陥店主、付いて来い」スタスタ…

    ウィズ「バニルさん!欠陥店主はやめてください!」スタスタ…

    トニー「・・・で、君たちはここに何をしに来たんだ?」

    めぐみん「ちょっとした用事です。まぁ、わざわざ話すようなことでもありませんよ」フフン

    カズマ「隙あらば爆裂魔法をぶっ放す為に付いてきただけだろ」

    めぐみん「・・・」

    ダクネス「お前がさっきまで商談をしていた大悪魔。この間話した悪徳貴族との戦いで、私のお父様に呪いを掛けた可能性がある悪魔が奴かもしれないのだ」

    トニー「この街の店で普通に働いている男が大悪魔で、貴族の父親に呪いを掛けたって?ハッ、大企業の社長にして世界を守るヒーローをやってるって話の方が現実味がある」






    123 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:28:21.13 ID:VLC5Y4xf0

    カズマ「あのな、人は見かけによらないって言葉を、俺はこの世界にやってきて誰よりも痛感したつもりだぞ」チラッ…

    アクア「ねぇ、なんで私達の方見るの?」

    カズマ「ハァ・・・」

    アクア・ダクネス・めぐみん「「「あっ!」」」

    トニー「・・・この際、急に帰った理由は聞かない。だが頼みたいことがある。君たちは、魔王軍に対して最も打撃を与えた存在なんだろ?」

    カズマ「・・・そんな事話したっけな・・・?」

    めぐみん「カズマ、いくら何でも見苦しすぎますよ?諦めたらどうです?」

    カズマ「・・・」

    カズマ(な、なにも協力してくれって実際言われた訳じゃないんだし・・・聞くだけ聞いてみるか)

    カズマ「あの・・・頼みたいことって・・・なんですか?」

    トニー「魔王討伐を手伝ってほしい」

    カズマ(ド畜生!!だと思ったよ!!)







    124 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:29:57.95 ID:VLC5Y4xf0

    カズマ「・・・はぁ、正直な話をするよ」

    カズマ「俺たちが魔王軍幹部を何人も倒してきたのは事実だ。でもな、それらは全て巻き込まれてやった事であって、本当は戦いなんてしたくないんだよ。戦うんだとしても、ファンタジー気分を適度に味わえて尚且つヌルい戦いが良いんだ」

    トニー「・・・なに?」

    めぐみん「言い切りましたよこの男」

    ダクネス「完全に開き直ったな」

    カズマ「そして、魔王軍幹部を倒して多額のお金が入った今、ますます戦う気なんてないわけなんだよ」

    アクア「確かに、私も戦いなんてしたくないわ。でも、一応何らかの形で魔王を倒してくれないと困るんですけど・・・」

    カズマ「俺はもう、平和に暮らしたい・・・」

    トニー「・・・君は、力を持っていても・・・それを使う気が無いってことなのか?」

    カズマ「無い。他に力を持っている奴に任せる」

    カズマ「そもそもな?そんな多くの大物を討伐しているパーティーがこの駆け出しの街にいる時点でおかしいだろ?つまりはそういうことだ」

    カズマ「トニーの実力をまだはっきりとは見ていないけど、腕利きで協力的な仲間をさがしているんだったら王都とかに行けばきっと・・・」







    125 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:30:43.23 ID:VLC5Y4xf0


         ガチャッ!!


    ?「助手く・・・いや、カズマ君!カズマ君はいる!?」

    ダクネス「クリスじゃないか。ここで会うとは珍しいな、一体どうしたんだ?」

    クリス「えっと・・・ちょっとした話があって・・・できればカズマ君と二人で話したいんだけど・・・」

    ダクネス「・・・そのようすだと、またロクでもないことのようだが?」ジロッ…

    クリス「うっ・・・で、でも悪いけど、ほんとに今は余裕が無いんだ!キミ、ちょっと来て!!」グイッ

    カズマ「ちょ、クリス!?俺まだ話している途中・・・」


          バタンッ…


    トニー「・・・」

    トニー(あの子どこかで・・・)







    126 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:32:07.89 ID:VLC5Y4xf0

    ......
    ....
    ..
    .



    店の外


    カズマ「あんなに慌ててどうしたんだ?神器がどうかしたのか?」

    クリス「ち、ちがうの!!今はそれどころじゃなくなったんだよ!!」ワッ

    カズマ「うお!落ち着けお頭!!本当に何があったんだよ!!」

    クリス「この世界が・・・この世界が滅ぼされちゃう!!」

    カズマ「・・・今なんて?」

    クリス「・・・助手君は何度か死んでるから、あたしのあの神殿を知っているよね?」

    カズマ「まぁ・・・正直知りたくはなかったけど」

    クリス「ほんの少し前に・・・あの神殿に侵略者が来て・・・」

    カズマ「え・・・いま・・・なんて・・・?」







    127 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:33:53.26 ID:VLC5Y4xf0

    クリス「ロキって名前の・・・強力な狡知の邪神だよ・・・この世界を乗っ取って、自分の思うがままに創りなおそうとしてて・・・」

    カズマ「ロキ!?ロキって言ったら・・・ファンタジーでもトリックスターだとか、イタズラの神とかで」

    クリス「そう!そう!!私なんかよりずっと知名度も!力も!何もかも上な神様だよ!!あああああ!!サトウカズマさん!私どうしたらいいですか!?」

    カズマ「お頭ほんとうに落ち着いてください!別の面が出てきてますから!」

    クリス「落ち着けないよっ!まさか侵略者が現れるなんて!あああああ!!」ブンブン

    カズマ「打つ手は何もないのか!?その侵略者に対して!」

    クリス「ね、ねぇ!確かキミはトニー・スタークに会ったよね!?天界から少しだけしか見れなかったけど!」

    カズマ「まぁ、一応。ていうか、さっきお頭が突撃してきた店で商談してたの見えなかったのか?」

    クリス「あ、焦りすぎてて見えなかった・・・とにかく、実はトニーは一度ロキと戦った事があってね?彼に協力し」

    カズマ「おおおおい!!俺たちにどうしろって言うんだよ!!天界にすら侵入する化け物相手にできることなんてないぞ!!お頭こそ下界に直接降臨して戦うとか無いんですか!?」






    128 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:35:49.77 ID:VLC5Y4xf0

    クリス「侵入があった以上神殿から離れられないんだよ!本当はここに来ることもマズいのに・・・!ねぇ!あたしもできるだけ協力するから!!回収した神器とかキミたちに回してあげるからさぁ!頼めるのもキミたちしかいないんだ!!」

    カズマ「だとしてもそんな恐ろしい邪神とは戦いたくねーよ!一体そいつはこの世界を侵略して何がしたいんだ!!魔王だっているのに!」

    クリス「あたしにもわからないよ!ただ、魔王もまとめて屈服させて支配するって・・・」

    カズマ「ん・・・?それって良い事でもあるんじゃないか?ほっとけば魔王も倒してくれるってことだろ?」

    クリス「あのね、彼は魔王もまとめて屈服させるって言ったんだよ?全員が神にひれ伏せば争いも起きないって・・・全てを支配するつもりなんだよ?」

    カズマ「・・・独裁者も真っ青だな・・・」

    カズマ(俺の屋敷も、財産も、仲間も・・・そして・・・サキュバスサービスも・・・か)

    クリス「お願いです・・・サトウカズマさん・・・またしてもこのようにあなたを頼るのは、私の力が足りないからです・・・でも、どうか・・・この世界のために協力してはもらえませんか・・・?」

    カズマ(我ながらチョロイと思う・・・でも・・・本当に・・・その祈りのポーズはズルいですよ・・・エリス様)







    129 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/01(日) 22:37:24.95 ID:VLC5Y4xf0
    ......
    ....
    ..
    .


    ウィズ魔道具


     ガチャッ…


    めぐみん「戻ってきましたか。何やら揉めているようにも見えましたが・・・」

    バニル「お困りであれば、我輩の店の品を何か買っていくが吉だぞ?たった今世界の命運を背負った男よ」

    カズマ「どこまで見通してんだよ・・・ほんとうにクソ厄介だなチート悪魔め」

    ダクネス「一体何の話をしていたのだ?」

    アクア「・・・なんだか嫌な予感がするんですけど」

    カズマ「トニー、話がある」

    トニー「・・・?」






    カズマ「俺のパーティーに入ってくれ」







    132以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/02(月) 03:21:51.71 ID:/Mk7BcX/o

    トニーが今の状況正確に知ったらどんな顔するのか早く見てみたい






    144 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/07(土) 21:10:59.73 ID:jvkR61f+0
    ......
    ....
    ..
    .




    カズマ「というわけで、これから邪神がこの世界を侵略に来る。トニー、あんたの力が必要になる」

    トニー「邪神ねぇ・・・まぁ、前にも倒したし魔王討伐の前座にしてやってもいいか」

    アクア「私も協力してあげるわよ?美しき水の女神アクア様が悪しき邪神からこの世界を救ってあげるの!」

    ダクネス「・・・?さっき屋敷ではあんなに巻き込まれることを嫌がっていたのに、どうして急にやる気になったんだ?」

    アクア「だって私に挨拶もなく神を名乗ってる訳でしょ?だったら、アクシズ教の御神体として力の差ってもんを分からせてやるわ!」

    カズマ「縄張りを荒らされたチンピラかお前は」

    アクア「それでそれで?一体どんな名前の神な訳?きっと一度も聞いたことが無いようなマイナーな神様に違いないわ!どうイビってやろうかしら!」

    カズマ「・・・ロキって名前だ」







    145 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/07(土) 21:12:00.87 ID:jvkR61f+0

    トニー「」

    アクア「・・・」クルッ…

       ダッ!

    カズマ「あっ!おい逃げんな!!」ガシッ

    アクア「いやーっ!離して!!嫌よ!!なんでそんな奴がこんな所までくるのよ!!」

    カズマ「お前少しは女神らしいところを見せてみろよ!!死ぬほど不本意だけど邪神なんかの相手ができそうなのってお前くらいなんだよ!!」

    バニル「フハハハハハ!!水の女神を名乗っておいて何とみっともない姿よ!所詮は宴会芸の神であったか!!フハハハハハッ!!」

    アクア「なんですってこのクソ悪魔!!女神を馬鹿にした罪であんたは今から消されるのでした!!欠片も残さず浄化してあげるわ!『セイクリッド・エクソシズム』!!」

    バニル「店主障壁!!」サッ

    ウィズ「きゃああああああああっ!!」シュゥゥ…

    カズマ「ウィズーッ!!!お前らなんですぐ喧嘩するんだよ!!話が進まねぇからやめろ!」







    146 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/07(土) 21:14:42.31 ID:jvkR61f+0

    バニル「フン・・・あとで塩を撒いておくとしよう。ところで、そこでアンデッドのような目をして固まっている鋼の鎧にスライムメンタルを持つ男よ」

    トニー「・・・それひょっとして僕の事か?」

    バニル「他にいるまいて。貴様には、あらゆるものを作る技術がある。もっと攻撃力があり、モンスター相手に使える武器などを作るが吉と出た。一緒に一儲けといかないか?貴様の作る武器によって冒険者の危険も減って一挙両得である」

    トニー「・・・引き受けてもいいが・・・必ず守ってほしい条件がある。それは---」

    バニル「それは、“自分の作る武器で人を死なせるな”・・・か?安心するが良い、汝の売る武器で人間が死ぬことは絶対に無いと約束しよう。我輩は悪魔である、約束事や契約は絶対に破らん」

    バニル「それに、人間は我輩にとって美味しいご飯製造機である。そんな人間達の殺し合いを助長させるようなことなんて我輩がするはずあるまい」

    トニー「後半の言葉のほとんどが理解できなかったが・・・約束を守る限りは君に協力する」

    バニル「商談成立であるな!では、今後ともウィズ魔道具店をよろしく頼む!フワハハハハハハ!!」

    カズマ「平和に商談してる場合じゃないんだけどなぁ・・・」

    めぐみん「安心してくださいカズマ。心配いりませんよ、邪神なんて我が爆裂魔法をもって一撃で葬ってあげます」

    カズマ「お前本気で心配いりませんとか言ってんの?今までの戦いで心配がいらないような状況が一度でもあったか?勝手に爆発する花火みたいな存在のお前が心配かけない自信があるのか?言ってみ・・・おい!こっち向けコラ!!」







    148 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/07(土) 21:16:07.37 ID:jvkR61f+0

    バニル「これはただの商談ではない、我輩は先を読んでいるのだ。この鉄男が商売に協力することによって、この先起こるであろう戦いがきっと楽になる」

    ダクネス「“きっと”?見通す悪魔を名乗る割に、そんな確信の無いような言い方なんて珍しいな」

    バニル「今回は相手が相手だ。我輩とて、すべて見通すことは難しい。だから備えるのだ」

    アクア「つっかえないわねぇ!・・・せっかくあんたみたいな木っ端悪魔に出番をくれてやろうと思ったのに、あんたのたった一つの取り柄すら活かせないなんて、存在意義が無いじゃない!プークスクス!私が今ここで消してあげてもいいわよ?」

    バニル「おっと、そもそも存在価値がないどころか、いるだけで周囲に迷惑をかけまくっている呪いのアイテムみたいな駄女神にそんなことを言われるとは!貴様こそさっさと消えて周囲の為になるが吉」

    アクア「わああああーっ!!今駄女神って言った!!もう本当に消し飛ばしてやるからね!!」

    バニル「今日こそ有史以来の決着をつける時!!貴様諸共アクシズ教なんて迷惑集団を解散させてくれるわ!」

    トニー「ここは魔法の世界かと思っていたが、ひょっとしたらコントの世界なのか?自称悪魔と自称女神の決着とか言っているが、僕に飛び火するような戦いを始めるなら考えがある」







    149 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/07(土) 21:18:54.74 ID:jvkR61f+0

         ピキッ…

    バニル「・・・貴様は商売相手となったわけだが、それ以外となると別の話である。そして、我輩は人を傷つけないことに定評があるが・・・我輩を自称悪魔と愚弄する男を懲らしめる事に関してなら、それもまた別の話である」

    アクア「まだ冒険者にすらなっていない上に、ここに来て早速引きこもった男に自称女神なんて言われたくないわよ!このヒゲニート!!」

    トニー「・・・カズマ、そこのドアを開けてくれ」スッ…

    カズマ「マジでこの二人の戦いに混じる気は無いよな?人類史上最高クラスの知能を持ってるんだし、さすがにそんな馬鹿な真似はしないよな?」

    トニー「いいから、開けろ」

    カズマ「はい・・・」ガチャッ…

     キィィィィイイン…

    カズマ「なんだ?なんか飛ん・・・」

      ヒュンッ ヒュヒュンッ

    カズマ「おわっ!?」サッ


     ジャキッ ヴィーッ カシャカシャカシャ… カシンッ ガッコン カンッ!

       ヴゥン… ピピピッ


    トニー「さて、馬鹿な真似をするとしようか」キュィィィイ…







    150 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/07(土) 21:20:44.52 ID:jvkR61f+0

    めぐみん「飛んでくるんですか!?その鎧、飛んでくるんですね!?」キラキラ…

    トニー「触ってもいいが、指を挟まれるなよ?」

    カズマ「ダクネス、めぐみん、ここから出るぞ。もう付き合いきれねーよ」

    ダクネス「あの三人の戦いに巻き込まれたら・・・一体私はどうなってしまうのだろうか・・・/// ハァハァ・・・私は・・・私はここにいりゅ!///」

    めぐみん「この私を差し置いて有史以来の決着を名乗るとは片腹痛い!我が爆裂魔法で歴史に新たな一ページを刻んでやるのです!カズマ!見といてくださいね!!」

    カズマ「・・・」






    カズマ「・・・『潜伏』」フッ…







    151 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/07(土) 21:21:39.43 ID:jvkR61f+0
    ......
    ....
    ..
    .



    カズマの屋敷


      ガチャッ…


    アクア「ただまー・・・」

    カズマ「おっ、早かったじゃないか。有史以来の決着とやらはもう終わったのか?」

    アクア「このクソニート!あんた自分だけそそくさと逃げるなんてあんまりじゃないの!?何考えてるのよ!」

    カズマ「それはこっちのセリフだ!てめーこそ何考えてやがんだ!!お前の頭の中の脳細胞は常に宴会でもしてんのか!?」

    アクア「宴会しか考えていないみたいに言わないでよ!!私だってちゃんと色々考えているんだからね!」

    ダクネス「落ち着けアクア。まぁ・・・と言っても、今回は私もいい思いはできなかったが・・・」








    152 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/07(土) 21:23:02.01 ID:jvkR61f+0

    めぐみん「皆が私を止めるからですよ。止めなければ、新たな歴史が始まったと言うのに」

    アクア「爆裂魔法から始まる歴史なんてあってたまる訳ないでしょ!私たちが止めなきゃまとめて吹き飛んでいたのよ!?」

    トニー「僕はちょっと見て見たかったから止めるつもりは無かったんだけどな」

    カズマ(あー・・・大体わかった。こいつら、大喧嘩しようとしたけどめぐみんが本気で爆裂魔法唱えようとしてたからみんなで慌てて止めたのか)

    アクア「・・・で、なんであんたまでいるのよ?」

    トニー「そんな目で睨むな。悪かったよ、自称女神呼ばわりして。さっき店の中で見せた光を放つアレ・・・そうだな・・・クリスマスツリーみたいでかっこよかったぞ?」

    アクア「私をほめるのに別の神様を祀るものを例えに出すあたり、あんたのねじ曲がった性格が見て取れるわぁ・・・カズマとはまた違ったウザさを感じるわね」

    めぐみん「でも確かに、どうしてトニーまで付いてきたのですか?」

    カズマ「まぁ・・・同じパーティーになったわけだし、ここに住みたいっていうなら構わないけど・・・」

    アクア「えぇー・・・トニーはエリスやソーの悪口で盛り上がった気の合う人だけど、なんだかこの人からはあらゆる女を手籠めにするプレイボーイ的な何かを持っていそうで、身の危険を感じるんですけど」







    153 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/07(土) 21:24:12.80 ID:jvkR61f+0

    トニー「確かに僕は綺麗な女性は好きだ。でも、中身を際限なく無視できるほど僕は寛容じゃない。ほら、美味しそうな生クリームが乗ったケーキがあったとしても、中身のスポンジも果物も全部腐ってるって分かったら手を付けないだろ?」

    アクア「・・・ねぇ、それどういう意味?」

    トニー「それに、僕にはすでに心に決めた人がいる。あと、有難い申し出だが僕には自分の家がある、遠慮しておくよ」クルッ…

      スタスタ…
        ガチャッ

    トニー「それじゃ、僕はそろそろ失礼するが・・・ここには何度か来ることになるだろう、パーティーメンバーになったわけだしな、また話を聞かせてくれ。君たちも僕のラボに自由に遊びに来て良い、おもちゃがいっぱいあるぞ?遠慮はするな、パーティーメンバーだからな?」カンッ!

    トニー「それじゃ諸君、良い一日を」シュゴゴゴ…

         ドシュゥゥゥウッ!!

       「「「「・・・」」」」

    めぐみん「カッコイイ・・・あの帰り側に兜を閉じるっていうのと、空を飛んで帰っていくってのは良い去り方ですね。トニーは分かっています」

    ダクネス「それにしても・・・空を飛べる鎧なんて・・・一体どこで手に入れたのだろうか・・・というか・・・あれ?私たちは何をしにウィズの店まで・・・あっ!」

    アクア「どうしたの?ダクネス。変な声上げて」

    ダクネス「私の父の呪いの事・・・聞き忘れた・・・」

    カズマ・アクア・めぐみん「「「あっ」」」







    157 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/12(木) 22:38:00.03 ID:RxGV+N8D0
    ......
    ....
    ..
    .


    一週間後 トニーのラボ



    トニー「なぁ・・・自由に遊びに来て良いとは言ったが・・・」

    アクア「ねぇー!お酒にもっと種類ないのー!?ブランデーもシャンパンも飽きたんですけどー?チューハイとかビールはないんですかー?ねぇ持ってきて!!早く違う種類のお酒持ってき・・・モロロロロ・・・」ビチャビチャ…

    トニー「・・・」ハァ…

    フライデー『申し訳ありませんが、それらのお酒は置いていません。それと、バケツと雑巾を手配しておきます』

    トニー「君が次に飲むべきは水じゃないか?ここのお酒だって限りがあるんだ、毎日通って僕の分の酒まで飲むんじゃない。吐いたものは自分で掃除しとけよ?」

    アクア「うぅう・・・ぎもぢわるいよぉ・・・うえぇ・・・」グスッ…

    トニー「泣きながら吐く位なら初めから飲むな。水をつかさどる女神を自称する君が、たかがアルコールの入った水に泣かされてたら、君の言う全国二千万だかのアクシズ教徒はきっと失望するぞ?」

    アクア「うぅっ・・・言ってくれたわね!もっと飲んで・・・モロロロロ・・・」ビチャビチャ…

    トニー「もういい、寝てろ・・・おっと、寝るならうつ伏せにな?おいダミー、そこのゲロ女神に毛布を掛けてやれ。ついでに床の掃除もやっとけ」

    ダミー「」キュィッ

    アクア「ゲロ女神って・・・ゲロ女神って・・・グスッ・・」

        ファサッ…

    アクア「毛布・・・?ありがとうダミー・・・私の味方はあなただけよ・・・」

    ダミー「」キュイ…







    158 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/12(木) 22:39:32.88 ID:RxGV+N8D0


      トニー! トニー! コッチニキテクレー!


    トニー「あぁ・・・嫌な予感しかしない・・・」スタスタ…

    ダクネス「トニー!これ!このデストロイヤーの腕みたいで、せわしなく、かつ強そうに動く金属でできた触手みたいな魔道具について説明してくれ!!」ハァハァ…

    トニー「・・・それは工業用アームってやつだ。何に使うかは簡単、見ての通り自動であらゆる装置の作成、分解、点検をやってくれる。バニルに売る便利な装備なんかを今作っているところだ。いいか?間違っても君の性欲を満た・・・」

    ダクネス「こ、このあーむとやらをヌメヌメにして、私の鎧と服をはぎ取るように命令することは・・・」

    トニー「絶対やらないからな?・・・そんな欲しそうな顔をしても駄目だ!これはあんたの性玩具じゃないんだぞ!どうしてあんたは黙っていれば一番マトモなのにその全てを台無しにして余りあるバカみたいな性癖を持っているんだ!!」

    ダクネス「はぅうっ・・・!/// ほ・・・ほめてから落とす・・・だと・・・?悪くない・・・悪くないぞトニー!お前もいいものを持っているな!!」ハァハァ…

    トニー「・・・帰ってくれ」

    ダクネス「くぅっ・・・/// ・・・うん?トニー、あれはお前の鎧の一部か?」

    トニー「あぁ、あれか?その通り、スーツの腕部だ。リパルサーをより効率的に射出できないかどうかを研究している」







    159 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/12(木) 22:40:23.96 ID:RxGV+N8D0

    ダクネス「私は鎧に関しては一家言あるんだ。ちょっと触らせてくれ」ガチャッ…

    トニー「ッ!?おい待て!!」

    ダクネス「えっ---」キュィイイインッ

      ヴァゥゥゥウンッッ!!

    ダクネス「ゴハッ!?」ズガンッ!


        ガシャァアアンッ!


    トニー「ダクネス!!」ダッ!

    トニー(マズイ・・・!ダクネスの吹っ飛び具合から見て間違いなく最高威力のリパルサー・・・!鎧も付けていない状態の今なら、運がよくて内臓破裂・・・悪くて・・・!)

    トニー「おい!ダクネス!しっかりしろ!こっちを見るんだ!大丈・・・」

    トニー「・・・」

    ダクネス「ハァ・・・ハァ・・・い、今のはなんだ・・・?まるで内臓をすべて同時に揺さぶられたかのような・・・!し、新感覚だ・・・!これはすごいぞ・・・!た・・・立てにゃい・・・///」ハァハァ…

    トニー「・・・」クルッ…

       スタスタ…

    ダクネス「ま、待ってくれトニー!今の奴、もう一回やってもいいか!?なぁっ、いいだろう!?」


    トニー「・・・好きにしてくれ」スタスタ…







    160 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/12(木) 22:41:41.16 ID:RxGV+N8D0


      キュィィィン…
    ヴァゥゥウンッ!
        アァアッ!///

    トニー「フライデー・・・頭痛薬あるか?」

        『・・・・・』

    トニー「・・・フライデー?」

      「〜〜〜〜、〜〜〜!!」
      「〜〜〜!!〜〜!!」

    トニー「・・・またか」スタスタ…


    めぐみん「この国の言語や文化についてまだ勉強中のあなたに、親切な魔法使いである私が正しい言葉遣いを教えてあげましょう!」

    フライデー『感謝いたします。ですが、あなた方の会話等から既に八十パーセント程の情報収集が・・・』

    めぐみん「あんなのはあくまでも日常会話。いざというときの大事な言葉は、日常会話の中には出てきません・・・お分かりでしょうか?」

    フライデー『なるほど・・・確かに、あなたの言う通りです』

    めぐみん「それでは、まずはちゃんとした自己紹介からです!!あなたの自己紹介を聞かせてください!」







    161 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/12(木) 22:42:43.46 ID:RxGV+N8D0

    フライデー『はい。私はF.R.I.D.A.Y.と申し・・・』

    めぐみん「ちっがいます!!誰がそんなつまらない自己紹介をしろといったのですか!私のような自己紹介が本来の自己紹介なのです!」

    トニー「・・・」

    めぐみん「ほら!私があなたに自己紹介した時と同じように!ほら!」

    フライデー『・・・我が名はF.R.I.D.A.Y. この世界随一の人工知能にして・・・』

    トニー「フライデーに変な事を教えるな」

    めぐみん「何故止めるんですか!これほどカッコイイ名乗りなんて他にないでしょう!」

    トニー(今までの経験から言って、ここで全否定したら彼女はキレるだろう・・・ここは子供に諭すように・・・)

    トニー「ハッキリ言って、君の演出は嫌いじゃない。でもな?その名乗りは冷静さが売りなフライデーには合わない。賢い君なら分かるだろ?」







    162 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/12(木) 22:43:40.57 ID:RxGV+N8D0

    めぐみん「一理ありますね。ならば、冷静さを前に出すカッコイイセリフを私がフライデーに教えてあげようじゃないですか!!」

    トニー「だから変な事を教えるな!あんたの頭に影響されてフライデーがおかしくなったらどうしてくれるんだ!!」

    めぐみん「それは遠回しに私の頭がおかしいって言いたいんですね!?喧嘩売ってるなら買いますよ!!」

    トニー「あぁ、面倒だ・・・!カズマ!この獰猛なモンスターは何とかならないのか!」


       「・・・」


    トニー「カズマ?」

    カズマ「フライデー、世界随一の人工知能を名乗るなら・・・この質問に答えてくれ・・・」

    フライデー『はい、なんでしょう?』

    カズマ「俺の良いところを十個あげろ」

    フライデー『エラーが発生しました』

    カズマ「ざけんな!!」ダンッ!







    163 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/12(木) 22:44:56.19 ID:RxGV+N8D0

    トニー「それはこっちのセリフだ!!フライデーをおもちゃにするな!」

    トニー(魔王軍相手に最も打撃を与えた優秀なパーティーだと思っていたら・・・選択を誤ったか?)


        ピンポーン


    トニー「・・・ピンポーンってなんだ。ここに来客なんて普通あり得ないだろ。フライデー、モニターに映せ」

        ヴンッ

    クリス『えーっと、は・・・初めまして。カズマって名前の人にここを集合場所に指定されて来たんだけど・・・誰かいる?』

    トニー「うん?この子は・・・商談の時にいきなり店に入ってきた・・・」

    カズマ「お、クリスだ。トニー、その子は俺が呼んだんだ。入れてやってくれ」

    トニー「勝手に決めるな。次からは僕に事前に言え」

    カズマ「次からはそうする」

    トニー「フライデー、通せ」







    164 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/12(木) 22:46:39.86 ID:RxGV+N8D0

    ......
    ....
    ..
    .



    クリス「おっじゃましまーす・・・うわぁ、すごいなぁここ・・・」キョロキョロ

    トニー「お菓子の家だ、自由に見てってくれ。だが一つ警告、手当たり次第に触るのはよせよ?」

    クリス「うん・・・それよりも、後ろで青い顔して倒れてるアクアさんと、ひたすら光線みたいなのに吹き飛ばされては恍惚とした顔してるダクネスは・・・」

    トニー「それは無視してくれ」

    カズマ「トニー、いったん二人きりにしてくれないか?・・・ていうか、なんで急にメガネ付けだしたんだ?」

    トニー「ちょっと気になることがあってな・・・さて、顔認証の結果はと・・・」

    クリス「えっ」

    カズマ「おい、トニーお前まさか・・・」


     【顔認証:エリスとの一致度99.9998%】


    トニー「・・・」

    クリス「・・・」ダラダラ…

    トニー「なんでそんな格好してこんなところにいるんだ?エリ---」

    クリス「わああああああああああああああ!!!あああああああ!!」ガバッ







    165 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/12(木) 22:48:38.95 ID:RxGV+N8D0
    ......
    ....
    ..
    .



    トニーのラボ 実験室


    トニー「ここなら防音だ。何の話をしてもばれないぞ」

    クリス「うぅ・・・こうもあっさり見破られてしまうなんて・・・」

    カズマ「顔認証って女神相手にも効くんだ・・・」

    エリス「なんだか悔しいっ!」

    カズマ「まぁまぁ落ち着いてくれ・・・それで、ロキの件でなんか進展があったんだって?」

    クリス「・・・うん。あのね、ロキの居場所はまったくつかめなかったから、対抗できそうな神器を見つけてきたんだ」

    クリス「ただ、神器は基本封印するか、相応しい人に与えているから・・・使えそうな神器は限られてて・・・」ポリポリ…

    トニー「あっ、よく見たらその頬を掻く癖でも判別できるな」

    クリス「もうやめてよぉ!!」ワッ







    166 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/12(木) 22:49:48.52 ID:RxGV+N8D0

    カズマ「トニー、お頭をからかったときの反応が可愛いのは俺もよくわかっているけど、さすがに今はやめてやれよ。真面目な話してんだから」

    トニー「悪かったよ、ついうっかり。君はからかい甲斐があってね」

    クリス「も、もう!話続けるからね!それで、一つキミに渡せそうな神器があったから今度持ってきてあげる」

    カズマ「マジか!あんな駄女神じゃなくてちゃんとした本物の神器が使えるのか!テンション上がってきた!」

    クリス「それとね、ダクネスに渡せそうな神器が二つあって、片方はもう手に入ってるんだけど・・・もう一つは場所がわかっているだけで、悪徳貴族の手の中のままなんだ」

    カズマ「ってことは・・・」

    クリス「うん、アレだよ助手君」







    167 ◆Ua1M3q7gGI :2018/07/12(木) 22:51:32.48 ID:RxGV+N8D0

    トニー「僕にも分かるように言ってくれないか?場合によっては協力する」

    クリス「うーん・・・確かに、トニーがいると色々便利そうかも・・・」

    トニー「話から察するに、君達でロキと戦えそうな装備を悪徳貴族が持っているから、それを何とかして手に入れるってことで合っているかな?」

    クリス「その通り!」

    トニー「で、どうやって手に入れるつもりなんだ?」

    カズマ「俺達、仮面盗賊団が華麗に盗むのさ」

    クリス「銀髪盗賊団だってば!」

    トニー「悪徳貴族から正義のために武器を盗み出す・・・か、良いじゃないか。協力するよ」

    クリス「よかった!まぁ、武器というか鎧なんだけどね。ほら、助手君覚えてる?前言ってた聖鎧アイギス。明日の夜にあれを取りに行くよ!」

    カズマ「了解ですお頭。トニー、さっそく下っ端となったトニーに作ってもらいたいものがある」

    トニー「フッ、下っ端ねぇ・・・明日で僕が昇進して一気にリーダーになるさ。それで?そんな下っ端君に何を作ってほしいって?」









    169以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/13(金) 07:22:37.16 ID:ZxpSnBAVo
    アクア達フリーダムすぎて笑う
    もう少しで堪忍袋の緒が切れてたなこれ






    170以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/13(金) 08:28:05.32 ID:PAGkyzJ40
    ロキ並みに頑丈だなダクネス






    171以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/13(金) 17:23:29.48 ID:PAGkyzJ40
    カズマ「俺の良いところを十個あげろ」

    フライデー『エラーが発生しました』


    面白すぎる



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    アイアンマン「この魔法の世界に鉄人を!」
         

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     コメント一覧 (24)

      • 1. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 02:02
      • ホームパーティプロトコルで呼び出した奴の中に潜入用のスーツもあったはず
        この時系列ならキャップと致命的に喧嘩別れする事も仲直りする事も無いんだよな…というかそもそも地球積んでるやん
      • 0
      • 2. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 02:33
      • EG後の設定でもっかいやれと思ったけどあの後のトニーにはもう休んでいただきたいからやっぱやめろ(矛盾)
      • 0
      • 3. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 04:32
      • まだ読んでないが流石に長編すぎるだろ
      • 0
      • 4. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 05:08
      • 怒涛の連投で草
      • 0
      • 5. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 06:22
      • とりあえず読むかどうか米欄を見て決めるので、誰か早く読んで感想を書いてください。
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      • 6. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 06:50
      • きっしょ
      • 0
      • 7. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 06:52
      • 何この寒いネタ?
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      • 8. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 07:20
      • まだちゃんと読んでないけど
        この手のは結局元ネタの展開愚直に辿るだけだから、書き手が多少上手くても退屈なんだよな
        ましてやこんだけ長いのわかってるし
      • 0
      • 9. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 07:48
      • 分類がカテゴリなしになってるよ
        いつもならやらないミスだけど、管理人新しい人増えた?
      • 0
      • 10. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 07:58
      • 大長編で草
      • 0
      • 11. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 08:02
      • トニーの口調がキツすぎて読むの諦めたわ
        なんでこうもオタク感丸出しなん?
      • 0
        • 17. 金ぴか名無しさん
        • 2019年06月24日 21:43
        • >>11
          吹き替えはこんな感じだよ
        • 0
        • 22. 金ぴか名無しさん
        • 2019年06月29日 10:09
        • >>11
          トニーは、長年弱肉強食のビジネス界でやってきて、ガキの頃からおべっか使いやカネせびろうって寄ってくる連中も山ほどいたからな。
          相手にマウント取ろうとするのがデフォになってるんで、はたから見ると嫌な奴にしか見えないっていう。
          映画のほうじゃあれでもマイルドになってる、原作のほうだと毒が強すぎてマジで友達いない、いるとしたらキャップくらい。ウォーマシンことローディーだってとっくの昔に愛想尽くして距離置いてる。
        • 0
      • 12. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 10:44
      • 長さが忠実
      • 0
      • 13. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月21日 11:27
      • 面白いじゃん
        このすばファンなら読んでおいて損はないと思う
      • 0
        • 14. 金ぴか名無しさん
        • 2019年06月22日 19:14
        • >>13
          そりゃあお前がガイジだからだろ
        • 0
      • 15. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月22日 23:11
      • ガイジは君やで
      • 0
      • 16. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月24日 21:30
      • このすば好きな奴ってこのすばに謎の特別感抱いてるよな
      • 0
      • 18. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月26日 11:45
      • アイアンマンだけ知ってるから見てみたけどこのすばってこんな寒いんだな
      • 0
      • 19. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月26日 13:27
      • 1年かかってるSSとか初めて見た
      • 0
      • 20. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月27日 03:39
      • 面白いやん
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      • 21. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月29日 10:04
      • スパイダーマンの新作でもトラブルの元凶になっててクソワロタ。
        トニーってアクア以上のトラブルメーカーじゃね。
      • 0
      • 23. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月29日 17:02
      • トニー・スタークよか、Dr.ドゥーム送り込んだほうが魔王倒せるで。
        あいつの科学力トニーよりも上でおまけに魔法の知識もある。
        映画じゃわかりやすく超能力者にされてるが、あいつが着てる鎧はアイアンマンスーツよりも性能上のパワードスーツだったりする。
      • 0
      • 24. 金ぴか名無しさん
      • 2019年06月30日 16:15
      • 1ページだけ開いて脱落してるやつ多過ぎだろ
      • 0
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