小平智プロ日本ツアー選手権優勝おめでとう!
トップ10タイまでに8人の外国人の中で本当に
良く頑張りました。
お陰様でやっとブログを書く気になりました。
私は先週の水曜日から気分があまり良くありませんでした。
初日の予想、「石川遼プロと松山英樹プロどちらが勝つか?」
と言う生徒さんの質問に「松山プロでしょう」と答えた私自身に。
また、初日のトップスコアーを6アンダー前後と予想した石川プロが
「初日から乗り遅れない様に飛ばしていきます。」という記者会見の
記事を読んだ時も嫌な予感がしました。
そして、木曜日の石川プロの80という最悪のスコアー。
そして金曜日の石川プロの予想できる65というスコアー。
しかし結果は予選落ち。
石川プロは一人でUSPGAを意識して空回りをしている気がします。
石川プロの気持ちはUSPGAで戦っているプロでなければ
理解できないのかもしれません。
しかし下記のUSPGAとJGTOの成績表を観て下さい。
トラベラーズ選手権(パー70)と日本ゴルフツアー選手権(パー72)の
決勝ラウンドのトップ10とボトム10のスコアーを比較してみました。
トラベラーズ選手権トップ10
予選ラウンド2日間の合計平均スコアーは4.3アンダー
決勝ラウンド2日間の合計平均スコアーは4.9アンダー
トラベラーズ選手権ボトム10
予選ラウンド2日間の合計平均スコアーは2.3アンダー
決勝ラウンド2日間の合計平均スコアーは4.3オーバー
日本ゴルフツアー選手権トップ10
予選ラウンド2日間の合計平均スコアーは6アンダー
決勝ラウンド2日間の合計平均スコアーは5.1アンダー
日本ゴルフツアー選手権ボトム10
予選ラウンド2日間の合計平均スコアーは2アンダー
決勝ラウンド2日間の合計平均スコアーは4.8オーバー
上記のトラベラーズ選手権のデーターから分かる事は
1.予選ラウンドを1日1アンダーでプレイすれば予選を
通過できた。
また、1日2アンダーでプレイすればトップ10に入る可能性が高い。
2.予選ラウンドのトップ10とボトム10の2日合計スコアーは
平均2打しか変わらない。
3.決勝ラウンドのトップ10とボトム10の2日合計スコアーは
平均9打差あった。
日本ゴルフツアー選手権のデーターから分かる事は
1.予選ラウンドを1日1アンダーでプレイすれば予選を
通過できた。
また、1日3アンダーでプレイすればトップ10に入る可能性が高い。
2.予選ラウンドのトップ10とボトム10の2日合計スコアーは
平均4打差あった。
3.決勝ラウンドのトップ10とボトム10の2日合計スコアーは
平均10打差あった。
石川プロが初日に目指した1日に6アンダーが
もし現実的な3アンダー程度であればあれほど自分を
追い詰めずに済んだのではないでしょうか?
上記の事から考えるとプロですからホームコースを
平均2アンダーでプレイする実力はあるはずです。
アウェイのコースをホームコースの様にプレイする為には
どうすれば良いのかをもっと真剣に考えるべきではないでしょうか?
予選ラウンドを無難に1日2アンダー程度で乗り切り、
決勝ラウンドの為に余力を残し、風、グリーン等のデーターを
収集し決勝ラウンドでチャージをかける。
この地味な努力を重ねていく間に調子の良い日が重なり、
あるいはラッキーな日が重なり、優勝に繋がるのではないでしょうか?
少なくとも毎週決勝ラウンドでプレイできますし、
シード権は確保できるでしょう。
松山プロの様に毎週末チャージをかける石川プロを観たいものです。
このブログではK1Hスイング理論を紹介していますが
Hスイングに関しては詳細を説明しておりません。
一見棒立ち風のK型アドレス1軸スイングを真似て
ダフらなくなったが飛距離が出ないという方は
Hスイングの修得が必要です。
Hスイングはアドレスだけでなくテイクバックでさえ
従来のスイング理論と考え方が異なっています。
詳細はこちら
http://k1h.ehoh.net/
K1Hスイング理論としてはこのスイングが完成形です。
最近のベンはジムトレーニングによる筋力の増加でヘッドスピードが
上がりXシャフトのクラブを使用しています。
ジュニアやアマチュアでシングルを目指すゴルファーの皆さんは
このスイング動画のリズムを今後とも参考にして下さい。