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28日午後、10時半に新宿を出発する夜行バスに乗って仙台へ出発。仙台を経由して今回津波被害のおおきかった地区へお手伝いに行ってきました。朝、5時頃、高速バスが仙台に到着。7時のバスで石巻市へ向かいました。

なぜ石巻市へむかったかというと、たまたま近所に住む友人の石田ゆうすけさんが、先日そこでボランティア活動をしてきており、石巻のボランティアセンターが機能していることが分かっていたこと。

また、そもそもどうしてGWでボランティアに行かなければと思った理由は、同じく先に石巻で活動をしてきていた友人の寺町くんから、現地には流れ込んできた泥が途方もなくあり、またその泥からは日に日に水分が抜け かちかちなってきているとの話を聞いたからでした。「急いで、やっつけないといけない作業 」がたくさんある。この情報がきっかけとなりました。

実際、現地で作業をしつつ現地の様子を見てきた感想として、事実、現地には急ぎでマンパワー(手数)を必要とすることが、わんさかありました。現地の状況を報告いたします。

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まず、写真に写っている場所。ここは現在、石巻市でボランティアを現場に送り込む基地のようになっている石巻専修大学です。ここには車で来ているボランティアもいますし、仙台でホテルを借り、そこから石巻市へ毎朝やってくるという人もいました。ぼくと寺町くんはここにテントをはらせてもらいつつ5月29日〜5月2日の期間活動に参加してきました。期間中の間はテントを張るスペースもまだ余裕がありました。

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行ってみるまで、ゴールデンウィークはたくさんの人がおしかけ、個人で行くボランティアは現地にいっても迷惑をかけるだけかもしれないと思っていました。おしかけ女房的に行っているので、現地の渋滞にならないよう公共の交通で向かいました。また、ボランティアセンターの様子をみてもし石巻で人が足りているようであれば、別の場所へ移動すると決めていました。けれども、実際行ってみると、新規のボランティア志願はすんなり受け入れをしてもらえました。衣食住を自己完結できるボランティアであれば、現地はまだまだ欲しています。

ただ、おそらくWebなどで「マンパワーが足りませんボランティアに来てください!」と公に発信してしまうと、すぐに現地でボランティアを捌くキャパをオーバーしてしまい、現地の活動が滞る事態が予想できるのでしょう。現地の道路、食料、道具、水、テント場などには限りがあるからです。「ゴールデンウィークが終わってもボランティアにどんどん来てほしい、でも現地のキャパを考慮しつつきてほしい」というのが現地ボランティアセンター側の声なのでは、と想像します。

現地でどのような作業があったか、その流れを報告いたします。
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まず、このボランティアセンターには、各、家や工場などからのボランティア活動のニーズ情報が集められています。泥かきが必要、だとか、がれき撤去が必要だとか、そうして集められたニーズ情報をもとに、ボランティアとのマッチング作業(日雇いの人材派遣バイトみたいな雰囲気です)が行われています。

朝、8時が過ぎると。このマッチングが行われているボランティアセンターの前に、ボランティアたちがここへパラパラと集まってきます。新規の人はボランティア保険に加入、ボランティア登録をして集まり。また、すでに数日ボランティアを体験している人は継続と署名をして集まります。

で、マッチングが成立すると、グループの中で誰か携帯を持っているひとがリーダーとして決められ、現地の作業に必要と思われる資材(スコップ、一輪車、ほうき、ちりとりなど)を資材倉庫から車両(ボランティアセンター手配のバスかボランティアの誰かの車)に積み込み、現地に向かいます。

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行く場所によって作業は多種多様です。この日伺った場所は海から近かったため、倒壊した家や工場のがれきがつもっている地域でした。

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僕らの作業は、こうしたがれきを道の端につみあげ、重機や人が動くための動線を確保するというもの。

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横たわった車両を撤去し、くずれた屋根を分解して運び、濡れて重くなった畳を運びます。作業はだいたい1時間に10分くらいの休憩をはさみつつ。午後3時半くらいまで行いました。


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これは、登山でも他の運動でもそうですが、水分&糖分の摂り方で疲労度がかわります。基本、ペットボトル2本くらいの水をもっている必要があると思います。あと、ウェットティッシュや殺菌アルコールは非常に有効でした。場所によりますが、手はゴム手をしていても不衛生になります。

また、登山でも、スキューバでもそうですがバディを組んで、いざというとき信頼感があって助け合える仲間と現地にいくのは有効です。食料や行動食なども、一人で行くとレパートリーに飽きますが、仲間と行くと違う種類を交換できます。

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今日の作業がだいぶ完了したところでの一枚です。がれきの山だったところにやっと道ができました。この家に人が住めるのか分かりませんが、とりあえず風が通るとほっとします。

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バスの中で、寺町くんが腕に殺菌スプレーを吹いて消毒していました。建材からつきでている釘か何かでケガをしたようです。

この個人が寄せ集まったボランティア集団は、その日その日 初対面でパーティを組んでいるため、みんな一生懸命ではありますが、始め呼吸があっていません(じょじょに合ってきますが)。実は僕も、この日、業務用の冷蔵庫で右手の指が寸断しそうでした。安全の確保はされません。個々に最大限安全確保の努力が必要です。そのために、声かけが重要です。

もし、これから行かれる人でボランティアパーティのリーダーとなったかたは、適度なタイミングで休憩をとらせることをしてみてください。肉体の疲労回復以上に、ボランティア同士が自然とコミュニケーションをとる時間をもうけると、チームワークが向上します。

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また、まず行く時の個人の基本装備(かっこう)はとても重要です。この装備。大げさだと思う人もいるかもしれませんが、確信を持って必須装備です。マスクもヘルメットもゴーグルも。長靴も。ゴム手も。ほぼこの全て。作業中、荷物はおいておけるので、ウェストポーチスタイルである必要はないです。

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夕方、われわれの基地、テントにもどって夕食。


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眠るのが8時半くらいだったので、自然と目がさめました。5時にラーメンとコーヒーを食べました。このボランティアセンターにいるときは、水もある、トイレもある空気も普通、非常に平和です。

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で、今日の現場に向かいます。今日の現場は、地震や津波で「倒壊」までいっている家は少なかったのですが、いろんなものが流れついている場所でした。

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特にこのエリアの近くに、穀物倉庫があったらしく。。

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このお宅には40俵以上の紙袋入りのお米が。到着していました。

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水を吸ってカチカチになったお米が、発酵して腐臭をはなっています。緑やら、赤やら、色々なカビが発生しています。変色しながら庭につみあがっていました。それは、とんでもない臭気で、マスクを3重にしても足りないくらいでした。

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でも、なんとか大方のコメを庭からはやっつけました。男手が7人1日かかって1件です。まわりのご近所の方たちからうちにも来てください、うちにも来てくださいと言われました。老人や若い女性がスコップで米をかきだしていました。この地域では、ボランティア待ちの家が1000件以上だそうです。

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このおうちは、すっきりしました。でも、その周辺の環境がまだまだ途方もない状況で、今後、衛生環境の悪化が心配です。途方にくれます。いや、くれてはいけない。。でも、正直3日くらいになると腰がいたくなってきました。

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で、そんなとき、専修大学グラウンドのテント基地でとなりのテントのお兄さん(単独できてらっしゃるかた)から、自衛隊がやっているお風呂に入れるよとききました。専修大学のボランティアセンターで地図を確認し、歩いて約30分。何やら川から水をひきこんでいるトラックを発見しました。

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その先に広がる自衛隊のテント。


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川の水をろ過してヒーターで暖め、ここでお風呂を提供してくれています。

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松の湯。衛生面からも精神面からも回復する心地がして、本当にありがたい援助だなと思いました。

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自衛隊のみなさん本当におつかれさまです。

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今日はさっぱりして就寝できました。体がくさいとテントが狭く感じますが、衛生面を確保できればテント生活は快適です(まぁ個人差があると思いますが)。

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ただ、この石巻市はどうやら天気が変わりやすい&風が強い地域のようです。

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朝、コーヒーを沸かして空き缶に入れてのんでいるときも雲がビュンビュン流れて行きました。

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さて、ボランティア4日目。われわれの最終日の今日はお寺の墓地に流れついたヘドロの撤去でした。

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風がつよく、目は痛かったけれど、でも 正直 昨日のコメ撤去に比べると大変ではありませんでした。確かに、このお寺もマンパワーがかかる場所ではありました。

けれど、気温の上昇、時間の経過とともに、刻一刻と事態の悪化が予想されるあの穀物倉庫近くの地区(大街道)の方が作業の緊急度が高いなぁ、あっちを先にやってあげたいなぁと思いながらえっちらおっちらヘドロを土のうにつめて運ぶ作業をしていました。

場所ごとの作業の優先順位づけが急がれます。今後、時間の経過で事態が悪化していく地域にボランティアを優先的に投入する必要があります。現地の状況を本部へ報告するときの報告書式の改善を提案します。( 改善の余地ありです)。

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作業から帰ってきたら風で、テントがだいぶ壊れていました。まぁ、テントなんて三匹の子ブタでいうところのワラの家と木の家の中間みたいなものですから。でも、このテントの家主、帰ってきたら基地がない状況には、萎えるだろうなぁ。みなさん、テントのペグはしっかり打ってください。このエリア急に風が吹きます。

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なんて思いつつ、ダッシュで荷造りをして、帰還しました。

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仙台市内はすでにだいぶ平和。

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ここで、猛ダッシュでシャワーを浴びました。

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日本って便利ですね。

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で、いっぱいビールを補給。

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その後、宮城にご実家があったり親戚の方が住んでいるT町くんの友人たちと会い

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情報の交換をしながら、ごはんを食べました。

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あー、ごはん食べると力がでる!、って体が言ってます。

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笑顔がでます。

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元気でてきたー。

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食べるって大事です。


PS:
例にもれず、今回一緒に活動に行った友人のテラマチくんのブログに今回のボランティア作業の流れ、行くための費用、手段が緻密にメモ書きされていますので、おおざっぱな私のブログで興味をもたれた方は彼の緻密なブログをご参照ください。http://teratown.com/blog/

また、何か質問などありましたらお気軽にご連絡ください。

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