ごみ減量ネットワークブログ

ごみ減量ネットワーク代表が綴る日記です。

プラスチックごみ対策

栃木に帰省していたとき見た下野新聞5月6日付の記事で、プラスチックごみについてけっこう詳しく書かれていました。その要点は次のとおりです。
・国連環境計画(UNEP)は2017年2月、2022年までに、化粧品中のマイクロプラスチックや使い捨て製品など海のプラスチックごみを大幅に減らすための世界的キャンペーンを始めると発表した。
・UNEPは、毎年800万トンを超えるプラスチックごみが海に流れ込んでいるとして、ブラスチック削減政策の実施を各国に求めている。
・欧州の研究機関によると、1975年ごろに約5000万トンだった世界のプラスチック生産量は、2015年には約3億2200万トンに増えており、今後20年でさらに倍増すると予測される。
・世界ではすでにプラスチック製品の規制が始まっている。
 ・サンフランシスコ市では2014年に、ペットボトル飲料の販売を禁止した。
 ・カリフォルニア州やハワイ州ではレジ袋を禁止している。
 ・イギリスは全域でレジ袋1枚に約7円の支払いを義務付けている。
 ・フランスは2016年、2020年にプラスチック製食器の使用を原則的に禁止することを決定した。
 ・EUは2015年、加盟国にレジ袋削減案の策定を義務付け、現在1人平均年間200枚の使用量を2019年に90枚、2025年には40枚にするという目標を定めた。
 ・南アフリカ、ルワンダ、タンザニア、ケニアなどアフリカの多くの国でもレジ袋は禁止されている。
・日本は年間6万トンのプラスチックごみを海に流出させていると試算されている。
・日本ではレジ袋の削減対策などは各自治体や業界の自主的な取り組みに任されている。
プラスチックごみ問題一つをとっても、日本は環境問題において明らかに後進国であると言えます。
 

稲美町で講演会

3月18日、兵庫県稲美町で開催されたごみ減量講演会に講師としてお呼びいただき、「生ごみの減量とリサイクル」についてお話しさせていただきました。当日は市民の方60人ほどが参加され、熱心に聞いていただきました。
2月に大阪でごみ減量市民交流会を開催したとき、事例発表をお願いした「いなみ環境会議」の田中さんもおいでいただきました。
稲美町は現在、広域でのごみ処理施設を建設中で、新しい施設が稼働すれば構成自治体ごとのごみ量割当に基づいて8%の減量が必要になるため、行政側としてはこの問題を非常に重要なテーマと捉えています。
ごみ減量を効果的に進めるには、やはり可燃ごみの中に占める割合が多い紙類と生ごみの減量・資源化が大切です。稲美町講演会稲美町講演会2DSCN0834

大阪市廃棄物減量等推進審議会

昨日は大阪市廃棄物減量等推進審議会。私は市民活動団体の代表として委員をさせていただいています。
昨日の主な議題は、食品ロスの削減に関する取り組みと、資源の持ち去り禁止についての条例でした。

食品ロスについては、生ごみのうち約4割が食品ロスで、手つかずの食品がその半分を占めているという組成分析結果が示されました。
食品ロス削減の方法としてフードバンクが注目されつつありますが、日本チェーンストア協会関西支部参与の斎藤敬さんから、「メーカーと違ってスーパーは製造していないのでハードルが高い」との意見が出されました。これに対して大阪産業大学の花嶋先生は、「市民と事業者がお互いに知恵を出して、可能な方法を模索しては」と提言しました。なお斎藤さんからは、食品ロスの要因ともなっている業界の「3分の1ルール」について、「2分の1ルール(メーカーは賞味期限の半分以内に出荷し、流通は賞味期限ぎりぎりまで販売する)に変更することを検討中」との情報が提供されました。

持ち去り禁止については、私の方から、「議会に提案する前に審議会できちんと議論し、答申案をまとめて、それを踏まえて理事者側としての成案をつくるべきだったのではないか。また、パブリックコメントでどんな意見が出されそれにどう対応したかといった資料もこの審議会に提供すべきではないか」という趣旨の発言をしました。
ごみ減量ネットワークHP
http://gomigen.net/
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ごみ減量ネットプロフィール
カテゴリ別アーカイブ
メンバーリスト
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ