ごみ減量ネットワークブログ

ごみ減量ネットワーク代表が綴る日記です。

ごみと短歌

昨日の朝日新聞「朝日歌壇」に、次の短歌が載っていました。
南海の小島の磯のヤドカリは流れ着きたるプラごみ負えり
(八尾市 水野一也)
もちろん、啄木の「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」を
下敷きにした歌です。
俳句や短歌は日常の暮らしに身近な文芸ですが、
そのわりには日常の象徴とも言えるごみが題材になることは少ないように思います。
それだけに、水野さんが正面からごみを取り上げて詠んだのは、とても新鮮な感じがしました。

ごみゼロの日

今日は5月30日。語呂合わせで「ごみゼロの日」です。
今朝の朝日新聞三重地方総合版に、アイドルグループSKE48の太田彩夏さんのコラムが掲載されていたのですが、そのテーマが「ごみゼロの日」でした。「私もふだんからごみを減らすためにできることを心がけている」というのです。
たとえば、あまり着なくなった洋服は、LINEでメンバーや友人に呼びかけて譲り合う。食べきれる分だけ買う。使い捨てではなく繰り返し使えるものを選ぶ。
リサイクルではなく、それより優先度の高いリデュースとリユースを実践しているのが素晴らしいです。締めの一文はこう書かれていました。
「ささやかなことばかりかもしれないけれど続けることでごみ減量や資源の有効活用につながれば、すてきだと思います。日々の積み重ねを大切にしたいです」
ごみ減量の本質をずばりと言い当てた言葉です。「日々の積み重ね」-一見当たり前の平凡な言葉のように思えますが、ごみ減量のために最も大切なのがこれです。
太田さんはなんと、まだ16歳。このような人が活躍し、若者のオピニオンリーダーになってくれたら、日本の未来も明るいのではないかと思います。

プラスチックごみ対策

栃木に帰省していたとき見た下野新聞5月6日付の記事で、プラスチックごみについてけっこう詳しく書かれていました。その要点は次のとおりです。
・国連環境計画(UNEP)は2017年2月、2022年までに、化粧品中のマイクロプラスチックや使い捨て製品など海のプラスチックごみを大幅に減らすための世界的キャンペーンを始めると発表した。
・UNEPは、毎年800万トンを超えるプラスチックごみが海に流れ込んでいるとして、ブラスチック削減政策の実施を各国に求めている。
・欧州の研究機関によると、1975年ごろに約5000万トンだった世界のプラスチック生産量は、2015年には約3億2200万トンに増えており、今後20年でさらに倍増すると予測される。
・世界ではすでにプラスチック製品の規制が始まっている。
 ・サンフランシスコ市では2014年に、ペットボトル飲料の販売を禁止した。
 ・カリフォルニア州やハワイ州ではレジ袋を禁止している。
 ・イギリスは全域でレジ袋1枚に約7円の支払いを義務付けている。
 ・フランスは2016年、2020年にプラスチック製食器の使用を原則的に禁止することを決定した。
 ・EUは2015年、加盟国にレジ袋削減案の策定を義務付け、現在1人平均年間200枚の使用量を2019年に90枚、2025年には40枚にするという目標を定めた。
 ・南アフリカ、ルワンダ、タンザニア、ケニアなどアフリカの多くの国でもレジ袋は禁止されている。
・日本は年間6万トンのプラスチックごみを海に流出させていると試算されている。
・日本ではレジ袋の削減対策などは各自治体や業界の自主的な取り組みに任されている。
プラスチックごみ問題一つをとっても、日本は環境問題において明らかに後進国であると言えます。
 
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