大窪みこえの拷問だいありぃ♪

女優「大窪みこえ」が拷問の世界を綴っちゃいます♪

最強の動物、を考える


本日は、芝居の稽古でした。


14時開始時間になっても、演出家 喰さんは、まだ来ません…。


たしか昨日、「13時から娯楽座の稽古があるから、来てますよ」

と、言ってたはず…



どうやら、喰さん、昨日、19時から次の日の5時まで飲んでいたそうです。


14時半過ぎに現れた喰さんは、深い眠りにつきました…



昔、「不眠責め」、という拷問があったそうです。


眠らないと、人は脳に異常をきたし、幻覚が見えるそうです。


キリンは、1日に1分か3分しか寝ない、と聞いたことがあるのを思い出しました。

20分という話もあるみたいですが…


キリンは、立ったまま寝てるそうです。


喰さんは、横になって、2時間半ほど眠り、元気を取り戻しました。

はじめる


パソコンやタブレットを機械と呼び、


話せてメールができれば、充分だと思っていた私が、
Fece bookを始めました。


Fece bookは、10月に共演する、大橋 ひろえさんと一緒にやってます。

芝居のタイトルは、「結婚適応者じゃない2人」。


作・演出は、ワハハ本舗、社長、喰 始です。



昔、ロンドン塔の中に、「エクスター公の娘」、という拷問器具がありました。


別名、人体引き延ばし機と言われ、四技の関節は外れ、筋肉や関節が伸びきってしまいます。


この拷問をうけた人は、エクスター公の娘と結婚した、と言われたそうです。



ふと、昔、喰さんから10時間、ダメ出しを、うけたことを思い出しました。


忍耐のいる結婚と、忍耐のいる芝居、どちらがいいのだろう…



いろいろなことをはじめる、ということで、


今日は、喰 始にしておこうかな…


人生の選択って、案外、こんな風に決めてるのかな、と思いました。

はじめる


におい

私の好きなにおい。



晴れた日に干した洗濯物のにおい。


夕方、どこからともなく漂ってくる、どこかの家のカレーのにおい。


花火が終わった後の火薬のにおい。


いろいろあるけど、1番好きなのは、玄関を開けた時の自分の家のにおい。



約3ヶ月間に渡る、全国ツアーが、この7月8日の名古屋公演で千秋楽をむかえ、翌日、家に帰ってきました。



玄関のドアを開けた私を迎えてくれたのは、狂おしいほどの悪臭でした。


名古屋ツアー前日に、作ったニラ玉の、ニラの茎を捨て忘れていたのでした。



ふと、今回の稽古中、


轟音と共に、放屁をし、周辺の劇団員を苦しめた、S吾先輩と、Mマーイ先輩を思い出しました。



東南アジアの方に咲く、ラフレシアという世界最大の花がありますが、何でも、汲み取り式のおトイレのにおいがするらしいです。

うりふたつ

先日、ワハハの事務所に行った時、


社員の、たのちゃんから、
「前から言おうと思ってたんですけど、みこえさん、私のママ友にそっくり。」

と言われました。


世の中には、自分とそっくりな人間が3人いる、という話がありますが、


これまでにも、


「友達に似てる」

「妹に似てる」

「昔の彼女に似てる」

「嫁さんに似てる」

「ピンポンパンのお姉さんに似てる」

「ナマケモノに似てる」


などと言われました。


ふと、芥川龍之介は、亡くなる前に自分とそっくりな人に会った、という話を思い出しました。

超能力

先週の公演は、大阪、神戸を、約10日間の滞在でした。


オフ日に、甲子園で野球観戦をしました。


初めて行く甲子園球場は、感動でした。


野球を観ながらのビールも、とても美味しかったです。


帰りしな、甲子園名物もつカレーなる文字が飛び込んできました。



カレーかぁ、食べたいなぁ、と思いながら、


東京に戻り、家に着いて、さっそくカレーを食べようとしたら、


100均で買ったウチのスプーンは、なぜか、下向きで、とても食べにくい。


ふと、昔、スプーン曲げの超能力が、話題になったことを思い出しました。



スプーンが曲がるのは、すごいけど、カレーが食べられなくなる。


インドの人だったら、


「右手で、食べればいいのさ」


と言うかもしれませんが、

スプーンを曲げる力があるなら、私の曲がった性格、
なおしてもらいたいな、と思いました。

人生、細く長く

ご無沙汰しております。
今年も、全体公演のツアーで、全国をまわっております。


先日、四国は香川で、おいしいうどんをいただきました。


その際、ふと、急に行きたくなった場所がありました。
場所は、東京、目黒。
ホームシックになったわけではありません。


いてもたってもいられず、帰京して、忙しい作業の合間(次のネタ作りや小道具作り)をぬって、

目黒の寄生虫博物館に行ってきました。


様々な寄生のホルマリン漬けが、ズラリと並んでいました。


なぜか、香川の街に立ち並び、味を競い合う、うどん屋さんを思い出してしまいました。


何気なく横を見ると、ひときわ長く白い標本が、目に飛び込んできました。

その姿は、栃木名物のカンピョウの天日干しのように、美しく飾られてました。

ああ、サナダ虫、サナダ虫。

本名は、「日本海裂頭条虫」。



そうだ、名古屋公演の時には、きしめんを食べに行こう。

逃がす

全国ツアー、宮城公演から家路に向かう途中のことでした。



バスに乗って、5分後位。


ビュッと、


風圧を感じたと思ったら、左腕に、


ビュン、


と、スゴい勢いで、何かが落ちてきました。


振り払おうとした瞬間、それが蝶だとわかりました。

飛んでる時はキレイだけど、近くで見ると、意外と気持ち悪いかも、と思いながら、とりあえず、そのままにしておきました。


結局、私の降りる停留所まで、とまっていました。


目の前の植木鉢の花に、そっとおくと、勢いよく花の蜜を吸って、空へ飛び立っていきました。


以前、タイのアユタヤへ行った時、たくさんの露店の中で、何匹もの小鳥が入った籠をおいてる店がありました。


タイでは、鳥を飼うのが目的ではなくて、その籠の鳥を買い、逃がすのだそうです。


逃がすことで、新しい命をあたえる、ということだそうです。


先日、ワインを飲みすぎ、エクソシストのようになった私といっしょに飲んでくれた面々が、

「悪霊が取り憑いてたんだね。」

と、見逃してくれたことを思い出しました。

反吐収集人

今朝は、吐き気がどうにも収まらず、バッグにビニール袋をしのばせ、


電車に乗り込みました。

突然、激しい嘔吐感に襲われ、

ビニール袋を出しながら、必死にこらえ、昔の竹中直人のネタみたいに、今まさに口から飛び出しそうになるソレを、ゴックンと飲み干しました。

甘酸っぱい匂いが口の中に広がり、


その瞬間、生きてる実感を感じてしまいました。


古代ローマの貴族は、食べるために吐き、吐くために食べたそうです。


その吐いたものを掃除する、反吐収集人という仕事をする人たちがいたそうです。



昔、小学生の時、同級生の宮沢くんは、学校で吐いてしまいました。


宮沢くんは、もったいないからと、もんじゃ焼きみたいなソレを、食べてしまったことを、ふと、思い出しました。

伏せる

私がするのはイヤだけど、されると嬉しいのは、

マッサージ、そうじ、年賀状の宛名書き、ストーブの灯油入れ、ゴミ出し、ストーカーにならない程度のつきまとい、嫉妬etc、


が、あります。


私は仕事柄、全国ツアーで長期の留守が続く時には、愛猫は実家に
預けることになります。

4ヶ月もの間、誰にもなつかず、一人、もとい、一匹でさぞや寂しくしていることでしょう。


束の間のオフで自宅に戻るたび、預けたままの愛猫が不憫でなりません。

ついにガマンできず、実家の愛猫に会いにいきました。


いそいそ会いに行った私を待っていたのは、


父の横に座り一緒にご飯を食べ、母の足に体をすりよせマーキングする、愛猫の振舞い。


昔、ある村に一人の老人がいました。


孤独をまぎらわすため、一匹の犬を飼い、どこへ行くにも一緒だったそうです。


しかし老人は、病気で亡くなってしまいました。

犬は老人の遺体の横で、何も食べずじっとしていたそうです。


その様子を見て、村の人たちが、犬も一緒に埋葬してあげようというになりました。


犬は墓穴の中で、土をかけられても微動だにしなかったそうです。


伏 音読み ふく
訓読み ふせる
ふく


にんべんに猫と書いたら、なんと読むのでしょうか・・・?
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gomon

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