2009年03月05日

相変わらず忙しく過ごしています。
さすがに受験日が近づいて焦りを感じつつ、休憩時間に

自分がやりたいことをどこでどんな風にやるか

についてまじめに思いを巡らせたり、迷ったり、ラジ・・・。

そんな日々の中で、最近霞ヶ関におつかいに行くと、
LS時代にお世話になった先生や同期、先輩とやたら出くわします。
当時と全く変わりなく接していただいて、うれしかったり、逆に勝手に今の自分との間の溝を自覚したり。そんな毎日です。

それはともかく、今回は備忘。
裁判員制度が始まりますね。
ここのところ急速に関連書籍、報道が増えていて、
弁護士事務所に送られてくるFAXなんかにも、
反対派の決起集会の呼びかけがちらほら。
個人的には裁判員制度には賛成です。
意見の中身はいずれ書きますが、
反対派から聞こえてくる論拠の中で、説得力があるなと感じるものが少ないです。

そんな状況をよそに、着々と準備は進んでいるんですが、
その中でも、制度周知のための法務省の取り組みが面白いので、
備忘として記しておきます。

たまたま見たんですが、
YOU TUBEの中にいつのまにか法務省のチャンネルができていて、
注目の若手漫才師「ナイツ」が制度紹介を漫才でやっています。

http://www.youtube.com/watch?v=Ie_VKyYps-U&feature=channel_page
http://www.youtube.com/watch?v=9eNIlHYOtG8&feature=channel_page
http://www.youtube.com/watch?v=UmDt7sZ--dc&feature=channel_page
http://www.youtube.com/watch?v=dOG9eSRPyoQ&feature=channel_page

こういう取り組みっていいですね。
単に、ナイツのネタのファンっていうのもありますが、
やわらかい方法で周知を図ろうっていう柔軟な考え方に共感を覚えます。

刑事裁判(民事についてもそうかもしれませんが)は「専門家のもの」
なのでしょうか?
僕は否だと思います。
今の社会は、司法について「専門家のもの」と考えている風潮が強いと思います。
あるいは「お上意識」の表れかもしれません。
そんな社会を変えるための一石を投じるのが裁判員制度だと思います。
社会を変えるにはかなりのエネルギーが必要で、
ある面で国民に義務を課すことも必要でしょう。
そうしないと意識が根付いたり、議論が盛り上がったりしないからです。
そういう目的の下で行われる制度なので、世論調査をしてそれを過大視する論調には説得力を感じません。

・・・とまあまじめに言い出すと話は尽きないですが、
単に、芸人さんを使って広報っていうのがいいな、と。
お笑い芸人大好きな自分のツボでした。



(14:39)

2009年01月19日

今日も今日とてアルバイト。
途中、かかってきた電話で恩人の先生と話した。
ここのところのモヤモヤの中身を話したわけではないけど、
なぜか少し気分が晴れた。

帰り際に、2つ隣の事務所の若手の先生とばったり。
LS出身ということもあってか、親身に接してくれる。
自分も親近感を感じているので、癒される。

バイト先は年明けからちょっとした変化があって、
それに伴って裁判書面の中身に切り込む仕事が増えた。

今日も、とある事件の書面のドラフトを作成することになって、
当事者の一審主張書面と証拠、判決書を行ったり来たり。

バイトを始めてからというもの(特に最近)、
「生の」判決書に触れることが多くなった。
ふつふつと思うのは、判決書ってよくできてるな・・・ということ。
短い認定部分でも、言葉を選んで書かれていることが多い。
攻撃防御の構造が見えるように書かれているというのも大きい。

性質の違う書面だから単純な比較はできないけれど、
代理人の書く準備書面よりやっぱり読みやすいと思ってしまう。
個性が出るのは必ずしも悪いことではない。
でも、読み手を意識していない言い回しが多用されているとか、
攻撃防御の構造を無視して言いたいことを言いたいだけ書いてあることとか、
・・・(以下自粛)。

判決書がわかりやすいと感じるのは、裁判官が優秀だからなんだろうか。
それとも、自分が読んだ書面の書き手(弁護士)が・・・。
弁護士事務所でバイトをしながら、なぜか裁判官に興味が沸く今日この頃。
もちろん、弁護士の面白さも見てはいるけども。




(21:54)

2009年01月18日

2009年が明けてもうすぐ3週間。
今年は、とにもかくにも捲土重来、9月に笑っていなければならない。

「ならない」というのは、
じっと我慢して自分を育ててくれた親や家族に報いることや、
こんな自分に期待をかけてくれる方々に結果で応えること・・・
といういかにも受験生的な思いがこもっている。

でもそれだけじゃない。
パラリーガルをやって日々思うのは、
資格をもっていないが故に行動に枠がかかり、イライラすることが多いということだ。
先達や周囲の方々の意見を有難く受けとめ、研鑽を積むことは必要なことだ。
特に今の自分には乗り越えなければならない壁があるのだから。
1つの壁を越えても、越えていけばいくほど大事なことだとは思う。

でも、自分なりにこうしたい、ああしたいということは日々頭の中に募るばかり。
今の自分の力でできることも、できないこともある。
ある程度は通るけど、・・・。
必ずしも思い通りに動かしたいわけではない。
自分の考えたものよりいいものが出てくれば、
あるいは議論の中でできてくれば納得できる。
いまいち納得できないことが増えてきている。

モヤモヤから抜けたければ、結果を出していくしかない。
「ならない」と思う理由は、こっちの方が大きい。

よくも悪くも、落ちたことやその後過ごす中で、
将来について改めて考えさせられた。
とにかく法曹の道を、というのは揺らがなくなっている。
けど、夏場や秋頃に思い描いていたのとは違う方向を志向しそうな気がする。
ある意味、誰かを「裏切る」かもしれない。
今年は、試験後に積極的に動いてみようと思う。

受からないと始まらない話をつらつら書いてしまうあたり、
また悪い癖が出てきているな・・・。
勉強も思うように進んでないし、先のことは一旦封印して試験に集中しなければ。

blogで近況を報告していきたいと折に触れて思うのだけど、
バイトのことは書けることが極端に少ない(にも関わらず書きたいと思うことはバイトに絡むことが多い)から悩ましい。
LSでやったことは色々と活きていて、
それについて多少具体的に書くくらいなら問題ないかもしれない。
現状について色々考えられるのも、悩むのも、
LSで素晴らしい実務家と出会えたお陰。
盲目であるよりずっとまし。考えてみれば幸せなことだ。

こんな感じで、また同じところをぐるぐる回っている感じになっていますが・・・
ともかく、今年も1年宜しくお願い致します。



(23:12)

2008年11月09日

ここを見た方、こんにちは。

試験が終わって、先が見えないという内容の文を残して数ヶ月、
僕は今も東京で暮らしています。

試験には落ちました。
択一は思ったより取れていたけれど、論文が自分の想像よりイマイチでした。
mixiを見ている方にはより詳しい結果を報告として書きました。

前のエントリの直後からこの数ヶ月、僕はまた走ることになりました。
6月頭から某法律事務所でパラリーガルのアルバイトをさせてもらえることになり、
9月末まではフルタイム、10月からは週3日の勤務を続けています。

図らずも、また未知の世界に飛び込むことになり、
忙しくも楽しい日々を過ごせました。

パラリーガルとしての業務に慣れてきてふと我に返ると、
ロースクールでの学修が活きているという実感が沸いてきていました。
同時に、過信じみた話ですが、
このまま実務家になっても少しはやれるんじゃないかという手応えも。
学校と家を行き来する日の中で、いろんなことに取り組む中で
それは確実に血肉になっているんだということが身をもってわかりました。

3年前、今では「母校」となったロースクールを選び、
そこさえ受かればいいと思っていたこと、
受験勉強だけをするのが嫌で、勿体無くて、自分の能力の足りなさ、いい加減さ
によって周囲に迷惑をかけまくりながらも色々な「課外活動」をしたこと、
その中でできた仲間と受験を乗り越えたこと、
それら全てが「これでいいのだ」と思えました。

ただ、それと同時に、もはやロースクールという恵まれた環境の中で様々な試みや考え方に触れることがなくなるということが寂しくなりました。
もっとこれを見ておきたかったというポジティブな欲求は今も膨らんでいます。

そんな日々の中で、合格発表を迎えました。
結果を見た瞬間、僕は自分でも驚くほど淡白でした。
この先について悲観することもあまりありませんでした。
ふつふつと悔しさが沸くことはあっても進路を変えようという思いはいまだ一瞬たりとも浮かんできません。
ジェットコースターに乗っているように3年間+受験が終わって、
「実務」に触れる中で、実務家としてやりたいこと、
それができるんじゃないかというわずかな自信が少し芽生えたからかもしれません。

そのような心境には、自分でなったのではなく、
させてもらったのだと心から思います。
ローでお世話になった先生方、仲間、そしてバイトを紹介してくれた先生、バイト先の先生、事務の方々、親、ずっと励ましてくれた方々によって芽生えたものです。
来年の試験にきっちり受かって、そこから始まる新たな世界の中で頑張って、
恩返しをしなければなりません。

半分言い訳も入りますが、
今回落ちたことで、僕はここ数年を総括する時間を得たのだと今思います。
ジェットコースターに乗ってあっという間にゴールに来てしまって、
その間できたこと、できなかったこと、ごまかしたことに向き合う間もなく
受かって、そのまま修習に行って・・という日々ではできないことを
これからの半年、1年でやりたいと思います。

受かった仲間のみんなには、一歩先を行ってまた面白いことをどんどん見つけていってほしい。そしてそうしてくれると信じています。
合格、おめでとうございます。
これまでの数々の受験の中で、僕は始めて「仲間」の合格を心から祝う気持ちになれました。
濃く過ごした時間の中で、何かゆるぎないものができたのだと思います。

さて、ブログの受験カウントダウンも一新しました。
少しずつ、ペースを整えつつあります。自主ゼミも本格的に始動しました。
ブログもぼちぼち書いていこうと思います。

バイト先の隣の事務所の若手弁護士の方に試験結果を報告したら
こんな言葉をもらいました。

新司法試験は、ちゃんと勉強して力をつければ、
当日の運とか、突発的な事態があっても確実に合格できる試験だ、と。
旧試験とはそこが決定的に違うんだ、だから頑張れ、と。

その方は新60期で修習を終えられた方で、その言葉は説得力がありました。
今年の合格発表を見ても確かにそうだなと思わせる節がありました。
そのような実力をつけることを目標に、弛まずやっていきたいと思います。







(13:06)