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種苗法の改悪
新型コロナウィルスの終息と収束を願うばかりの今日この頃です。いけばな界でも4月中のいけばな展が次々に中止になっています。花屋さん、そして花卉栽培農家にも今後影響がおよんでいくのが心配です。私たちが様々にいけばなを楽しめるのも、栽培される方のお陰です。
さて、そんな中、政治の方ではどさくさに紛れてというか、マスコミがウィルス報道に忙しいうちに国会で充分な審議もされぬまま「種苗法」が改正されてしまい、多くの農家にとっては大きな打撃となりそうです。
たまたまツイッターでそのことを訴えておられる「農民運動全国連合会」さんを知り、国会に提出するための反対署名での協力を呼びかけておられたので、ここにご紹介します。
以下、農民連本部さんのツイートを転載します。
政府は、3月3日に種苗法「改正」案を閣議決定しました。今通常国会で成立させる方針です。
同「改正」案は、これまで認められてきた種子や苗木の自家増殖を事実上、一律に禁止するもので、農家とっては種子を毎年購入しなければならないなど、新たに大きな負担が発生します。
今回の改定の対象は「登録品種」に限られ、在来品種や登録期限が切れた品種の自家増殖は、「すぐには」禁止されません。ただし、種苗メーカーが品種登録を進めていけば、自由に増殖できる品種は次第に少なくなっていくものと考えられます。
「優良品種の海外流出を防ぐために改正が必要」というご意見もあり、政府もそのように説明しています。しかし、登録品種の種苗を権利者の許可なく転売することは現在も違法ですし、「改正」しても、違法に持ち出された種苗が海外で生産されることを、日本の国内法で防ぐことはできません。
一方、2018年に「種子法廃止」と同時に成立した「農業競争力強化支援法」では、国や都道府県が開発した品種の知見を、海外を含む民間企業に提供するよう求めており、日本の農業試験場などの研究成果を利用して海外で品種を開発・登録することが可能になっています。
万引き少年を追いかけることに気をとられているうちに、お店を乗っ取られるようでは、本末転倒です。
ご協力をお願いしている署名は、国会に提出する「請願署名」です。お手数ですが、電子メールやFAXではなく、自署したものを郵便でお送りください。
あて先は署名用紙に記載の農民連の事務所にお願いします。
国会審議に間に合うよう、4月上旬を目途にお送りください。
下の農民運動全国連合会ホームページに署名用紙へのリンクがあります。
ご賛同いただける方は是非、署名に協力してあげて下さい。
2017年08月30日
ナツハゼ
3週間くらい前に撮った写真と、昨日の写真です。
1枚目に写っている大きな枝が、今は2枚目の写真のように小さくなって頑張ってくれています。
夏櫨(なつはぜ)という日本に昔からある木で、夏のうちから櫨の木のように色付くのでこの名前があります。
真夏にこれだけ長く、葉が散らずに保つのはまれなんです。特別な枝だったんだと思います。
そんな枝をいけて家に飾っていられることに、心から感謝しています。
レモンちゃんもここがお気に入りのようです。