立花

2010年02月22日

祥瑞の花器に立てた立花

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これも昨秋の僕の立花です。

ウメモドキ 梅擬(右側の赤い実がいっぱいついた枝)

ユキヤナギ 雪柳(左にのびのびひろがる紅葉した枝)

セイセン 水仙(まんなかの花 とてもいい香りがしますよね)

キク 菊(2種類あるけど、赤いのは「金盃きんぱい」という名前です)

トショウ 杜松(右下の枝 トゲトゲの葉がイタイ!)

この器は父が京都の陶器屋さんに注文してつくってもらったもの。

広い水面が立花の水際を美しくみせてくれます。

祥瑞(しょんずい)模様に品格と遊び心を感じます。

gonchan43 at 22:52|Permalink

2010年02月10日

松一色(まついっしき)の立花(りっか)

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10月に京都であった大きないけばな展に出品したときの僕の立花です。
松だけを使って立てる立花を「松一色」とよんでいます。
古来、松は百木の長といわれ、ここ一番というときに立てられたようです。

gonchan43 at 23:06|Permalink

2010年02月09日

二条城の台所にいけた立花

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昨年後半はいろんなところで花をいけました。
とくに立花(りっか)をたくさん立てたなあ、、、。
自分のものにお手伝いしたものも含めると、8作をいけたことになります。
いけた花の記録と、ここを訪れた方にも見て頂ければとの思いで、できるだけ紹介していこうと思います。

上の立花は
蝦夷松(エゾマツ)
シラビソ
梅擬(ウメモドキ)
水仙
椿(紅、白)

二条城でおこなわれたいけばな展に出品したものです。
家で下いけをしていた時はとても大きい花だったけど、
二条城本丸台所の天井の高い大きな空間に置くと、ちょうどいい大きさでした。
ウメモドキの赤い実が、木の空間に華やかに映えました。

gonchan43 at 13:19|Permalink

2009年10月13日

いけばな展

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明日から日本いけばな芸術展がはじまります。今日はそのいけこみでした。僕は松一色の立花をいけました。写真は家で下いけをした花を、会場へ運ぶ前に写真に撮っているところ。めったにそんなことはしないんだけど、松の姿がなんともいえない凄いやつだったので、急きょカメラマンさんに来てもらったというわけです。

いけた花はやがて朽ちて形は残りません。昔は絵に描いて木版画で残したりしていたようです。今は簡単に写真で記録できるようになったけれど、奥行きは写真ではわからないので、横からも撮ったり一部をアップにしたり工夫するといいですね。

そういえば今月末にあるチャリティーに僕も自分がいけた花の絵を出品します。鶏頭の立花の絵です。どなたかに気にいってもらえるといいんだけど、どうかな。


gonchan43 at 22:47|Permalink

2009年03月29日

花で彩る西洋館

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ひさしぶりの更新です。

桜の季節になりましたね。
先々週、関東のみなさんと一緒に、横浜で花をいけてきました。
山手にある西洋館を花で飾ろう!という会で、
ギャラリーでのいけばな展と、
西洋館でのいけばなボランティアをさせていただきました。


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この桜と椿のなげいれは、ギャラリーの一作。
この桜、「横浜緋桜(よこはまひざくら)」という品種なのです。


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このギャラリーは「ブラフ18番館」という洋館に付属しています。
明るい開放的な空間です。


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こちらは僕のいけばなで、「立花(りっか)」という様式。
今でもお寺の法要などで立てられたりしていますが、
一作立てるのに何時間もかかります。
今回も家で下ごしらえをしておいて、会場で短時間で組み立てた、、、という感じです。

つづく。。。


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gonchan43 at 23:09|Permalink

2008年02月17日

バラのいけばな展

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先日のブログでも書いていたバラのいけばな展。
バラ生産者の杉本さんの全面的な協力をいただいて、19人の仲間と共に開催したいけばな展でしたが、2日間で1400人近い人が見に来てくださいました。
「バラ」に対して、多くの人が「とにかく好き!」なんだろうなー。

会期中、杉本さんに「ざっく薔薇ん」というテーマで、切りバラ栽培のお話をしていただきました。
365日、バラの世話をされている杉本さん。
「沢山の花の中で、バラは特に人の気持ちに敏感です」
とのこと。
僕が使わせていただいたバラは、もともと花立ちがよくなくて、今回にあわせて植え替えるから元から切っていいよ、、、と、そのバラの前で話していたら、、、、その後いただきに行った時には見事な花が咲いていて、「やっぱり、植え替えはしません」ってなっちゃいました。
きっと、バラが僕たちの立ち話を聞いていて、「やだやだ、それならたくさん咲かせるー!」と頑張ったんでしょうとのこと。
「だから皆さんも、花に話しかけてあげてくださいね。」と言われた言葉に説得力があります。



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で、これが僕のいけたバラと苔梅と松の立花です。
背の高いバラは「マニエルノワール」。
左側に下へ下がるような枝も、このマニエルノワールの枝から出た横枝です。
結局、植え替えはしなくなったけれど、泣く泣く一本根元から切っていただいきました。
めったにできない、枝ごとそのままのバラの立花。
貴重な経験をさせていただきました。


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杉本バラ園さんは、現在およそ30品種のバラを出荷されています。
今回、それらをずらっと並べて、品種名を置き、色や形や香りを間近で感じてもらいました。


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ひろびろとした和室をながめるバラたちの図。


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会期中、バラの小品いけばな体験教室をしました。
定員の倍近いお問い合わせをいただきました。
おことわりさせていただいた皆様すみませんでした。
体験していただいた皆様、これを機会に、いけばな始めてくださいね。


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この写真は今日撮ったものです。
僕がいけた立花を持ち帰り、バラと梅を壷にいけかえました。
今日でちょうど花展から2週間。
葉もピンピンしてますが、花には玄関はちょっと寒すぎるかな。
もうすこしあたたかなところへ移動してあげたほうがいいかもですね。

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gonchan43 at 14:27|Permalink

2008年01月22日

冬のいけばな展

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先日のいけばな展での出品作をのせておきます。
これは「立花(りっか)水仙一色」という生け方で、古典いけばなの様式でいけています。
水際には寒菊(かんぎく)を挿しました。
水仙は寒い季節に花を咲かせ、雪中花とも呼ばれる冬の花です。
もともとは地中海沿岸の花だったのが、東へ東へ伝わって、中国で「水仙」の名前がつきました。
日本にもおそらく奈良時代あたりに入ってきたと思われますが、万葉集には出てこないし、平安時代の源氏物語にも名前が出てこないようなので、現在のように冬の和花の代表のようになったのは、おそらく室町時代くらいじゃないかな。
立花の様式がととのった江戸時代初期には、水仙の葉の幽美さを失わないようにいけるようにと書かれています。


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こちらは「水仙一色 砂の物」。
二株立てという様式で、上の写真のそれぞれの役枝を左右にわけるという考え方でいけています。
この花は、会期が終わったあと、家の床の間に飾っています。
いけてから今日で9日目ですが、寒い部屋なので、まだまだ元気です。


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gonchan43 at 00:43|Permalink

2007年12月25日

花で彩る西洋館 3

花で彩る西洋館5花で彩る西洋館6

111番館にはギャラリーがあり、今回はそのギャラリーを借りて数点のいけばなを展示しました。

左のいけばな
 花材/マユミ 白椿
 花器/宇野三吾作

右のいけばな
 花材/蛇の目松 バラ
 花器/清水美菜子作

マユミは実がピンク色なんです。そしてその実が割れると中から赤い種子が出てきます。

蛇の目松は松葉の一部が白くなっている松で、上から見ると蛇の目模様に見えます。


花で彩る西洋館4花で彩る西洋館3

この2作はおいっこ達のいけばなです。

左が弟くん
 花材/アマリリス アンスリウムの葉
 花器/ドイツ製

右がおにいちゃん
 花材/伽羅(きゃら)
 花器/飛天模様銅器

弟くんは盛花を習っています。おにいちゃんは名古屋につづいて生花(せいか)を出品。

花で彩る西洋館2花で彩る西洋館1

そして父と僕のいけばなです。
どちらも立花(りっか)という様式で立てています。

左が父の立花
 花材/美男葛(びなんかずら) 這柏槙(はいびゃくしん)
    しのぶ 白椿 白檀(しろまゆみ) 寒菊
 花器/寺池静人作

右が僕の立花
 花材/水仙 寒菊
 花器/銅立花瓶

父の立花は晩秋から初冬の奥深い自然味。
僕の立花はこれからが季節の水仙をのびのびといけた優しい花型です。

gonchan43 at 16:50|Permalink

2007年11月05日

名古屋でいけばな展 5

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いよいよ最後の部屋、二階和室です。
ここの床の間は少し変わっていて、中央に一間四方(180cm×180cm)の床の間があり、その左側は高さ40cmの板床、その右側は奥行き半間の小床になっています。
右側の障子を開け放つと、お庭の見事な景色が眺められます。
ちょうど、もみじも色づき始める頃。
右手にそんな素晴らしい景色があるこの部屋の床の間には、派手な色彩はいらないと考えました。


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中央の大きな床には、僕の花として、松一色の立花(りっか)を立てました。
自然に曲がった幹の形を生かして、赤松、寿松、黒松、翁松などを前後左右に振り出しています。
きりっとまっすぐに立ち上がる水際は、立花の大切な見せ場です。



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松の両側には、左に山の秋、右に水辺の秋をいけました。
こちらは左側の山の秋。
蔓梅擬(つるうめもどき)と白花の杜鵑草(ほととぎす)。
そして満天星(どうだんつつじ)の色づき。
二つの器に向き合う形にいけた、生花(せいか)二瓶飾りです。


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そしてこちらが右側の水辺の秋。
これも生花ですが、一つの器に二種の花材を株分けにしています。
水辺で立ち枯れた葦(あし)を右側に高くいけ、その左手前に杜若(かきつばた)をいけています。
杜若は5月の花ですが、一年中花を咲かせる四季咲き種というのがあり、実と花を使って秋の姿にいけます。


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山の秋、水辺の秋、そしてお庭へと。
この部屋でも、ゆったりとした時間を楽しんでいただけたようです。
さらにさらに、京都から見に来てくれたお弟子さんが、木製のフルート「トラヴェルソ」を吹いてくれました。
そのやわらかな音色が部屋から庭へと。
花と人と空間と音楽と、、、。
とても気持ちのいいいけばな展となりました。
今回の出品者は僕を含めて16人。
みんながそれぞれに、その場にあったいけばなをいけて、全体で心地よいもてなしの空間をつくることができました。
一日だけの夢のような花会でしたが、いけばなの本来のあるべき姿、いけばなにそなわった真の力を、仲間と共に再認識できたことが、なによりの収穫です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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gonchan43 at 10:54|Permalink

2007年05月28日

ドイツその2

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今回のいけばな展は、陶磁器の美術館のホールでおこなわれ、花器には美術館の収蔵品が使われていました。
普通はそんな器を使わせてもらうなんてできないところだけど、そこはいけばなグループのボスと美術館との長年の信頼関係があってのこと。
イギリス人のボスのもとに、ドイツ各地、オランダ、ベルギー、アメリカから60人近い生徒さんが集まり、自分たちのいけばなを真剣にいけている。
会場はすごい熱気につつまれていました。


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ここだけはボスのコレクションの銅器を使っての古典いけばなのコーナーになっています。
僕もここに立花を一作出品しました。


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オープニングセレモニーのあと、たくさんの観客が熱心にいけばなを鑑賞していました。
一つ一つ、いけた人の心を見つめるように。


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gonchan43 at 00:38|Permalink