2015年12月17日

文系新卒エンジニアが入社半年で読んだ本のまとめ1

IMG_1095

マーケティングリサーチ系システムの開発・運用に携わっています。大学は経済学部出身、統計解析ソフトRに少し触っていた程度で、プログラミングはほぼ初心者。

正確には入社半年ではなく、現場配属された6月からの半年で読んだ本です。1回目はプログラミング言語とインフラ系。

■ プログラミング言語

『Pythonスタートブック』

辻真吾 著、技術評論社(2010年5月)
  • 高水準の汎用スクリプト言語、Python(パイソン)。まったくのゼロから、それこそプログラミングのプの字も知らないところからでもPythonの基本を独習できる一冊。6月に職場の方から頂いて自宅でやっていた。
  • プログラミングで必要になる、マウスを使わずキーボードから文字列を打ち込むだけの操作(CUI)の方法から丁寧に解説。データ型や関数、メソッドとは何かという説明に何ページも割くなど、本当の初心者向けの内容。ありがたい限りである。
  • 条件分岐と繰り返し、ファイルの読み書き、関数の使い方などひととおりの文法を押さえる。最後には「全自動お掃除ロボット」の自動運転のアルゴリズムをたどることで、オブジェクト指向の考え方を学べるようになっている。

『みんなのPython【第3版】

柴田淳 著、ソフトバンククリエイティブ(2012年8月)
  • Pythonは他の言語に比べて文法がシンプルでありながらライブラリが豊富で、奥が深いといわれる。GoogleやFacebook、NASAの内部でも使われるなど世界ではメジャーであるものの、日本では認知度が低い。
  • 本書ではPythonの基本の使い方から、特殊メソッドの活用法やスコープのルールなど比較的高度な機能まで紹介。最後にはToDo管理アプリケーションを作成する。表紙のかわいらしい蛇のイラスト(pythonとはニシキヘビのこと)が示すように、僕のような初心者でも抵抗なく読める文章で書かれている。
  • 最近退職したメンターの先輩の形見(と思っている)。今年度中に本の内容をマスターしたい。

■ 心構え的な

『プログラマのためのサバイバルマニュアル』

Josh Carter 著、オライリー・ジャパン(2012年8月)
  • 現場配属直後にメンターの先輩から渡された。新人プログラマを主な対象として、プログラムの質を高める方法や、仕事全般に対する心構えが説かれている。
  • 第2部「人としてのスキル」が参考になった。
  • 1年間で、自己評価のための素材を集めておくこと(作業の質、作業量、適時性、コスト削減効果、チームへの貢献)。
  • 会議に招集された際は、「会議から得たいと思われている結論はどのようなことか?」「自分は会議に先立ってどのような準備をすればよいか?」を確認しておくこと。少なくとも、事前に用意された資料を読み込み、疑問点を洗い出しておくことは必要だと思った(未だにちゃんとできていない)。 
 
■ DB

『おうちで学べるデータベースのきほん』

ミック・木村明治 著、翔泳社(2015年2月)
  • 「データベースとはなんぞや」というところから、とても丁寧に説明してくれている。読んだのは最近で、今の時期だからわりとすんなり読めたのかもしれないが、5月のシステム研修後すぐに知識の補完として読んでおきたかった。
  • 自宅PCで環境構築し(MySQL)、基本のSELECT文からトランザクションの仕組みまで学習可能。

■ サーバー・ネットワーク

『図解 サーバー 仕事で使える基本の知識』

増田若奈 著、技術評論社(2009年8月)
  • サーバーがネットワークの中でどのように機能しているかという基本のところ。1項目で見開き2ページ。図解中の文字量が多すぎず少なすぎず見やすかった。
  • 基本情報技術者レベルの知識をかみ砕いた内容。加えて、サーバーの構築方法、管理・運用方法も解説。

『Hadoopファーストガイド』


佐々木達也 著、秀和システム(2012年10月)
  • Hadoopとは、複数台のサーバを利用することで大規模データでも短時間で処理できるソフトウェア基盤のこと。そういった分散処理の場合にはプロセス間の通信や、処理、障害対応など色々と考えなければならないが、Hadoopは一手に引き受けてくれるので便利。うちの会社でもいろんなデータの集計に使っていたりする。
  • 本書は、実際にHadoopで処理を実装することで、Hadoopが「普通の」エンジニアにとっても難しい技術ではなく、誰にでも扱えることを知ってもらうことを目的に書かれたとのこと。
  • 事例の紹介も詳しい。例えばAmazonでは、ある商品を買った人が他にはどのような商品に興味があるのかというパターンを見つけるためのデータ処理にHadoopを活用。著者の勤務するクックパッドでは食材の検索ログデータの集計に利用しているという。参考URLをきちんと載せている点もgood。

『図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説【改訂4版】
 
きたみりゅうじ 著、技術評論社(2014年3月)
  • 1つの用語をイラスト付きの2ページで解説。ちょっと時間のあるときにパラパラと読めるのが良い。

■ テスト

『知識ゼロから学ぶ ソフトウェアテスト【改訂版】

高橋寿一 著、翔泳社(2015年2月)
  • 7月から何やらシステムテストをやるぞというので準備として読んだ。
  • ホワイトボックステストとブラックボックステスト、同値分割と境界値分析、品質管理の基本。フレンドリーな文体が逆に読みづらく感じることもあったが、テストを行う上での考え方が役に立った。バグが続出する中でひーひー言いながら先輩に手伝ってもらいながら遅くまで数値検証をやっていたのも、今となってはいい思い出、ということにしたい。

つづく。

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

社会人2年目、ITエンジニア(SE)。医薬品業界の市場調査システムを開発・運用。なんちゃってYouTuber。関心分野は政治、教育、ヘルスケア、統計学、近現代史。合唱ファン歴12年。栗友会、耕友会所属。
長野県出身、都内在住。

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ