ちょっと待って、ラ・テ

オジサンのこころに響いた番組の、あの場面、あの言葉、あの人の表情。 毎日、放送される多くのラジオ、テレビ番組の中から、選りすぐって取りあげ、 聞いていない人、見ていない人が自分のなかで再生して、その番組の感動や楽しさを味わうことができる、そんなことの役にたてればと思います。 ついつい流される日々のなかで、ちょっと立ち止まって、日常を一歩離れて、考えてみるためのラジオ、テレビ。だから「ちょっと待って、ラ・テ」。

当ブログも、おかげさまで、きょう12月23日に開設1周年を迎えた。
去年の12月、今まで考えたこともなかった、ブログを始めるということを
なぜ思い立ったのか、正直言ってよく覚えていない。

「SNS」という言葉を目にしたり耳で聞くようになったころも、
自分が食べた昼飯を、写真つきでみんなに見せて、
何がそんなに面白いんだ、と興味の範囲外にあったし、
芸能人のブログなるものをいくつか読んでも、どうということのない、 
「落書き的駄文日記」としか思えなかった。

それが、自分でブログを始めようという人向けの解説本を読んだり、
ドメインは独自のものを取得しておいた方がいいと、書かれていても、
「ドメイン」が何なのか、それがわからないから、そこから勉強して、
レンタルサーバーを借りる手続きをしたり、ライブドアのブログサービスを
使うことにして、そこで、自分のレンタルサーバーと結ぶ作業が
わからないため、レンタルサーバーの会社とのチャットのやりとりで
解決したり、それも先方の言う言葉でよくわからないものがあっても、
へんに見栄を張ってわかるふりをして、チャットを続けたり、
そんなこんなで、何とか年内にスタートさせようと頑張り、
12月22日の深夜、日付は23日に、「『長渕ROCKS!』はラジオの原点に立つ」を
アップしたのだ。

もし、これを読んでいただいている方の中に、自分もブログを始めてみようかなと
考えていて、でも続けられるかどうか自信がないしと思っている方がいたら、
私が準備段階に読んだ本に書いてあったこと、
「自分が好きなことをテーマに設定することが長続きのコツ」ということと、
「書きたい気にならないときは無理して書くことはない」という、ふたつの言葉を
贈ります。
「無理して書く気にならない」からといって、それが2週間も3週間も続くと、
危険水域に入ってゆくことになるから、そこは要注意ですけどね。

私も、開設当初は毎日のように更新していたが、最近は、2週間更新しない、
ということが珍しいことではなくなった。
しかし、これは危険水域ではない。ちょっとエラそうに言わせてもらえば、
中途半端なものは書きたくない、という気持ちがあるゆえのことなのだ。

スタートから1年で、このブログを訪れていただいた方の総数が
延べ約35000人。 単純に計算すると、1日100人ぐらいの方が
私の拙い文章を読んでくれていることになる。
心から、ありがとうと言いたい。
もっとたくさんの人に読まれるよう、自分なりに頑張ろうと思う。

そんなとき、素敵なプレゼントが届いた。
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今月9日夜6時から放送された「BS朝日開局記念番組 生放送!   56
日本の名曲 人生、歌がある 5時間スペシャル」は、 最近では例のない、豪華歌手陣勢ぞろいの、演歌たっぷりの番組で、「紅白」に代わって、全国の演歌ファンのための年末恒例番組にしてやろうじゃないかという、BS朝日の意気込みが伝わってくるように感じるほど、見事な5時間だった。

5時間の長丁場の進行をあずかる司会は
五木ひろし。
この「日本の名曲 人生、歌がある」は、毎週水曜日の夜7時から
BS朝日で放送されている2時間のレギュラー番組で、
五木ひろしは、この司会を2年前の番組スタート以来つとめている。

今回は、いつもの2倍以上の放送時間で、しかも生放送という、
緊張と体力とそれに加えて、出演者に気持ちよく歌ってもらうという、
かなりの力量を求められる仕事を、五木ひろしは50年間の芸能生活で
培ってきた実力をこれみよがしに見せることもなく、余裕の表情でやってのけた。

総勢47名、くしくもきょうは、赤穂浪士の討ち入りの日だが、
9日のBS朝日の開局記念番組に集結した歌手も、討ち入りの赤穂浪士の
数と同じだった。

20151213_212441 その歌手たちも、他の歌手がスタジオの傍らで見守るなかでの歌唱ということもあり、いつになく気合いが入っていた。 
北原ミレイ「石狩挽歌」 松原のぶえ「演歌みち」 中条きよし「うそ」 キム・ヨンジャ「暗夜航路」など数え上げたらキリがないが、まさに「日本の名曲」というタイトルにふさわしい歌の数々、全66曲、堪能した。

レギュラー番組のコーナーでもある「コラボレーション」は、2人、または3人の歌手が一緒に名曲を歌うものだが、今回のスペシャルでは、大月みやこ、キム・ヨンジャ、牧村三枝子の3人による「さだめ川」(ちあきなおみ)、そして、五木ひろし、鳥羽一郎、氷川きよしの3人による「かえり船」(田端義夫)が聴かせた。
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ひとりカラオケ、最近は「ワンカラ」などとも言うようだが、昼間そこで楽しんでいる
女性に「カラオケ代を払いますから、家ついていってイイですか?」と声をかけ、
オーケーということで家に行って…というのが、10月31日放送の
テレビ東京「家、ついて行ってイイですか?」。
今月19日のこのブログで紹介した、32歳差カップルのエピソードに続いて
この女性の「事実は小説よりも奇なり」というしかない話を見せてくれた。

歌っている最中に、番組スタッフから声をかけられたこの人、くみこさん(28才)は、
「同棲している人がいるので、確認が取れたら」ということで、その相手の了解も得て
ふたりの住まいに向かうことになった。

東京・新宿のカラオケボックスを出てJR新宿駅まで歩く道すがら、彼女の口から出た
言葉、その内容は、自分が最近読んだマンガの話でもしているのかと思うようなものだった。
それは、仕事中に彼が階段から落ちて、ある時期2年ぐらいのあいだの記憶を失くした、
というものだった。

スタジオならぬ専門学校生の部屋をスタジオがわりに借りて収録している、
そこにいる、おぎやはぎ矢作やビビる大木、アンタッチャブル山崎などが
「行っていいのか?」と言う声が入る。

「記憶喪失だと分かったときの気持ちはどんなものでした」
「なんかもう複雑でしたね。
 記憶を失くしたという事実がきたときはショックでしたね」
ビビる大木の声が入る。
「歩きながら聞く話なの、これ」

新宿駅から赤羽駅まで移動し、ふたりの暮らすマンションに着いた。 
その彼氏、重田佳則さん、28才が登場。画面には「くみこさんと同棲して約4年」と。
スタッフが質問する。「お仕事、何されているんですか」
「今、アルバイトしながら声優めざしています」
「アルバイトは何を」
「カードゲームの販売だとか買い取りだとか。秋葉原で」
「何年ぐらいやっているんですか」
「う~ん何年ぐらいだろ。自分の記憶では2年ぐらいなんですけど、
 飛んでる部分をあわせると3、4年ぐらいかな」

ふたりの出会いは声優の養成所、重田さんが告白したとき、
くみこさんは「恋愛とかは、いいやとなっていた時期だったので」振った。
それがなぜ、今同棲しているのか、という質問に、くみこさんは、
「付き合っていたわけではないんですけど、なぜか飛び越えて
プロポーズされて、まんざらでなかったんだと思うんですけど」
そこへ、重田さん、
「そんな記憶はないんですけど、私は」
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(これは今年の8月に書かれたものですが、きょう、「紅白」の出場歌手の
 発表があり、山内惠介の初出場が分かったので、タイトルに
 「祝 紅白初出場」をつけて再度アップしました)

さらに12月21日の「スタジオパークからこんにちは」に、
初めての白組・司会を担当する井ノ原快彦が出演、
山内惠介の「スポットライト」が大好きだと言い、ミュージックビデオを見ると
泣けると"告白"した。   (12月21日追記)




NHK FMで今週月曜日からきのうまで4日間、朝10時からの1時間、
「演歌の綺羅星(きらぼし)」という番組が放送された。
ことしのゴールデンウィーク中、5月に放送されたものの再放送だが、
そのときは、たしか夜11時からだったので、
朝10時台に演歌の番組を聞かせるという編成をしたNHKの人、
なかなかやるものだなあと感心した。

4日間のラインナップは「はやぶさ」「三山ひろし」「竹島宏」「山内惠介」という
演歌界の期待の星たちで、それぞれ、スタジオの100人ぐらいのファンを前に、
MCをつとめながら、生歌を歌うという1時間番組だった。

期待の星、というと新人歌手かと思われてしまうかもしれないが、
山内惠介は、今年デビュー15周年だそうである。
その15周年記念曲の第1弾として、2月に発売された曲が「スポットライト」。

そのミュージックビデオが、いまどき珍しい、若い男女の青春のある時期のくらしを
描いていて、オジサン世代にはちょっと心の琴線に触れるものがある。

きのうの山内惠介の番組を聞くまで知らなかったが、この「スポットライト」は
喜多條忠による作詞だった。
それを知って、あらためてミュージックビデオを見てみると、
そこには、われわれ世代には懐かしい、あの名曲「神田川」の世界が
再現されていることに気がつく。

それは最初、ナレーションから始まる。
「これは若かったぼくたちの物語。どこにでもある小さな部屋の中の、青春。
 それは都会の片隅で、夢見るふたりが見たスポットライト」

イントロが流れ、タイトル。
山内惠介の歌にあわせて展開される映像は、若いふたりがふとしたことで出会い、
小さな部屋で暮らすようになり、それぞれの夢を追う。

銭湯から出てくるふたり。
まさに「神田川」である。

歌手になりたいという女性の夢は実現するが、小説家になるという、男の夢は、
なかなかチャンスが来ない。続きを読む

「事実は小説よりも奇なり」という言葉が、この番組のキャッチコピーとして
ピッタリだと思う、テレビ東京、土曜深夜の「家、ついて行ってイイですか?」
終電に乗り損なった人に「タクシー代払いますから、家、ついて行ってイイですか?」
と声をかけて、「イイ」と応えた人と一緒にタクシーに乗り、
着いた家で、いろいろ話を聞く。
1時間の番組で毎回、3人ぐらいのエピソードを見せ、スタジオならぬ、
これも街で「家で収録させてもらってイイですか」と頼み、OKの返事をくれた人の家、
あるいはアパートの部屋で、司会のおぎやはぎ矢作とビビる大木、
それにゲストの三人で、あれこれしゃべる、そういう番組だ。

10月31日の放送は、東京の町田駅から始まった。
中年の女性三人組に声をかけると、仕事の帰りだという。なんの仕事かと聞くと、
「熟キャバ」だと言う。いわゆる「熟女キャバクラ」だ。
その三人のなかで「家に72才の主人がいます」という女性の家まで行くことになった。

タクシーのなかで、その72才のご主人とのなれそめを聞く。
女性の名前は菅原香屋子さん、40才。
「ずーっと前に働いていた会社」の、当時の上司がご主人だという。
おぎやはぎ矢作が盛んに「興味深いなあ」と言う声が入る。

タクシーは横浜市江田の自宅に着いた。5千円とちょっとのタクシー代を払って、
家におじゃまする。
夜中の3時に、ご主人の菅原晃さんは、スジコからイクラを作っていた。
50才で離婚したとき、外で食っていればいいと思っていたが、
「外で食うものは、どんなに金出しても飽きる」から、自分で料理するようになったらしい。

あらためて、スタッフが「どんなお仕事だったんですか」と聞く。
香屋子さんが答えて、「百貨店の万年筆売り場の統括部長、総責任者と
ペーペーの下っ端」。
「どちらが付きあってくださいって言ったんですか」という質問には、
香屋子さん「言ってないよねぇ」晃さん「言ってないよ。おれ忙しかったもの、
いっぱいいて」
忙しいのは仕事ではなく、彼女がいっぱいいたからということだそうだ。
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