ちょっと待って、ラ・テ

オジサンのこころに響いた番組の、あの場面、あの言葉、あの人の表情。 毎日、放送される多くのラジオ、テレビ番組の中から、選りすぐって取りあげ、 聞いていない人、見ていない人が自分のなかで再生して、その番組の感動や楽しさを味わうことができる、そんなことの役にたてればと思います。 ついつい流される日々のなかで、ちょっと立ち止まって、日常を一歩離れて、考えてみるためのラジオ、テレビ。だから「ちょっと待って、ラ・テ」。

2015年04月

今夜、と言うより、あす早朝4時すぎのNHKラジオ深夜便、「明日へのことば」は、
番組ホームページによると、今年2月に放送された番組の再放送で、
(NHKラジオは「アンコール」という言い方をする)
「医師に国境はない」を放送する。

これは、ぜひ聞いていただきたい番組だ。
起きていられない、あるいはそんなに早く起きられない、そういう時間帯だが、
録音してでも、録音する方法がなければ、「NHKラジオ深夜便」に、
パソコンで聞ける「ストリーミングサービス」で、放送後、聞くことができるように
リクエストのメールを送るという手段もある。

アフガニスタン出身の医師、レシャード・カレッドさんは、若い頃、
医学を学ぶために日本に留学する。
2月に聞いた番組の記憶を頼りに書いているので、
くわしいことまでは紹介できないし、これから聞く方には
あまり細かい内容を伝えない方がいいとも思うので、
おおざっぱな話になってしまうが、
ソ連のアフガニスタン侵攻などもあり、カレッドさんは母国に戻ることなく
留学期間を終えて、そのまま日本の地で医師として働くようになる。

診療所だか医院だか、開業するところ、そして今もその地域を中心に
活動しているのかもしれないが、それは静岡だった。
なぜ、静岡だったのか、それは番組で、ご本人の言うことを聞いてもらうのが
いちばんいい。
若き時代の下宿生活の話など、日本人より上手といってもいい日本語で
語られる様々な話には敬服するばかりだった。

このブログでも「国境なき医師団」のことを書いたことがあり、
映画「風に立つライオン」も、アフリカの地で医療活動に励む
医師たちの物語だし、今回のカレッドさんのことも含めると、
単純なアタマで恐縮だが、「医は仁術」という言葉を思い浮かべてしまう。

あす早朝4時すぎ、「ラジオ深夜便」の「明日へのことば」、必聴です。



クリックお願いします。⇓


人気ブログランキングへ

統一地方選が終わった。 私の住む埼玉県の市では県議選と市議会議員選挙が
行われた。 選挙権を得てから今まで、国政選挙は棄権したことはないが、
県議選、市議選は、ほとんど投票に行ったことがなかった。 

今回、前半戦の県議選は、やはり投票に行かなかった。
翌日の新聞で、全国の県議選のうち、2割が無投票だったということを
知った。 そして、低下の一途をたどる投票率。

これはさすがにまずいのではないかと思った。
前半戦の投票日翌日のTBSラジオ「荻上チキ・Session-22」で、
今、全国各地の地方議会が、いろいろな問題を抱えていることも知った。
26日の市議選には投票に行こうと思った。

いろんなことをエラそうに言っても、「おまえ、選挙で投票していないだろ」と
言われたら、返す言葉がない。 なんのかんのあるけれど、
まず、投票に行くという行動から始めることにした。
「隗より始めよ」である。

しかし、どの候補者に投票したらいいのか、皆目見当がつかない。
まず、既成政党に対してはあまり興味がなかった。
選挙公報も読んでいなかったのだが、ある日、駅前の郵便ポストにはがきを
投函しようと自転車で行ったら、ひとりの候補者が街頭演説を始めるところだった。
そのときは急いでいたので、演説は聞かずに、周囲の運動員から
チラシだけもらって帰宅した。

チラシには、その候補者が所属する市民団体の方針として、
議員は最長3期(12年)で交代、「お任せ」より「みんなで」、
などの言葉が書かれていた。
年令も30代だし、子育て中の女性でもあるし、
駅前で遭遇したのも何かの縁かもしれないと思い、
人生初の市会議員選挙の投票に出かけた。

新人でもあるし、当選するかどうか、もし当選しても
定数ギリギリと言うところではないかと想像していたが、結果は
30数人の当選者のうち、ゆうゆうの10位以内であった。
これから、自分の1票を託した、この候補者には注目していこうと思うし、
今まで、市議会には、ほとんど関心を持たなかったが、
それなりの意識を持って目を向けていきたい。

さて、盛り上がらない、という形容詞が使われることが多かった
今回の統一地方選だが、ジャーナリストの津田大介氏が編集長を
つとめる政治データベースサイト「ポリタス」は、
この統一地方選を特集して、さまざまなコラム、論説を掲載していた。
続きを読む

NHK FMで毎週金曜日の午前11時から放送している「邦楽ジョッキー」。
今月からDJを担当しているのは、歌舞伎俳優の中村隼人だが、
3月までは、中村壱太郎(なかむら かずたろう)が担当していて、
その前は尾上松也、と、当代の若手歌舞伎俳優が、代々DJを担当してきた。

これまでの歴代DJの顔ぶれを見ると、
坂東玉三郎、沢村藤十郎、中村児太郎(福助)、市川染五郎、市川笑也、
尾上辰之助(松緑)、市川亀治郎(猿之助)、市川笑三郎、と、
綺羅、星のごとくスターが勢ぞろいといったところである。

私の聴取歴は、染五郎のときは、かすかに覚えているような気がするが、
はっきりとしたものではない。
笑也のころからは、毎週というわけではないが、結構よく聴いていた。
この番組、いつのことからか分からないが、金曜日に放送したものを、
翌日土曜日の朝5時から再放送しているので、
金曜日に聞き忘れても、翌日の朝、ゆっくり聞けるのだ。

けさ、つまり25日土曜日の朝、5時からは「中村隼人の邦楽ジョッキー」になって
まだ4回目の放送。 通常なら、3月21日に放送するはずの
「中村壱太郎の邦楽ジョッキー」が、一部で放送が休止になったため、
中村隼人が、番組の冒頭と最後だけ出演し、その「壱太郎卒業スペシャル③
歌舞伎予告編総集編」を放送した。

これが、タイトルだけでは何だか分からないが、聴いてビックリ!の傑作であった。
続きを読む

きょうの東京新聞、最終面に「銀河鉄道バス物語」という
大きな記事が掲載されている。東京発
その記事のリードには、こう書かれている。

"究極の趣味の実現が、高齢化の進む住宅街を元気づける。
東京都東村山市でバスマニアの始めた「銀河鉄道株式会社」のキャッチコピーは「夢だけでつくった世界一小さなバス会社」。
大手の敬遠する交通過疎地域で2路線を運行し、住民の足として役立っている“

ここに書かれている「バスマニア」とは、社長の山本宏昭さん(51)のことで、生まれた家は酒屋だったが、酒よりもバスに対する興味が募るばかりで、大学在学中に難関の大型2種免許の試験に一発で合格、バス会社への就職を望んだが、当時のバス会社は高卒しか採用せず、諦めるしかなかった。

そんな息子を見ていた父親が言った。
「そこまで運転したいなら、酒屋で働いて自分で買え」。
それから山本さんは家業の酒屋の仕事に励み、700万円を貯め、
中古のバスを買った。 23才のときのことだ。

しばらくは自家用車として運転を楽しんだが、36才のとき一念発起して起業、
「真っ暗闇でも夢に向けて突っ走りたい」との思いを社名に込め、貸し切りバスの
業務をスタートさせた。 1999年のことだ。

東村山市が募集したコミュニティバスの運行業者のコンペで、
実績ゼロといっていい自分の会社が、大手も含む7社のなかから選ばれたこともあった。

2008年から路線バスも始めた。
大手の会社は採算は取れないと見たが、酒屋の配送でいつも通る地域のお年寄りたちが
不便さを嘆く声を聞き、山本さんは決意する。

続きを読む

 ラジオ、テレビの番組を聴いたり見たりしていると、
そこで使われる言葉が気になって仕方がないことがある。
たとえば、「ニュースを続けます」という言葉。

NHK総合テレビの夜7時「ニュース7」で、毎回7時24分前後に、
キャスターが必ず言う、このひとことが、以前から気になって仕方がなかった。
キャスターが違っても必ず言うので、おそらくニュース原稿に
入っているのだろう。何の意味があるのだろう。

昔は、「次のニュースです」と言っていた。
これは、たとえばちょっと長めのニュースがおわったあと、
「ここからは別のニュースです」という意味で、
視聴者に、ある種のアタマの切り替えを促すという意味合いも
あったかもしれない。

しかし、「ニュースを続けます」という言い方は、
ふつうの使い方として考えられるのは、ニュースを伝えている最中に、
たとえば、至急伝える必要がある交通関係の情報、
電車の運行が止まっているとか、何らかの事情で空港での飛行機の
離発着が見合わされてなどの情報が入った場合、
それを速報で伝えたあと、さて、あらためて今日のニュースですが、
というニュアンスで言う、「ニュースを続けます」ならば
正しい使い方だろう。

しかし、今の、毎回7時24分ごろの「ニュースを続けます」は、
必要のないひとことであり、そのひとことがないことを想像してみれば、
おのずと明らかだろう。

「切り替え」の言葉をはさみたいなら、「つぎのニュースです」でいい。
それに、毎回同じぐらいの時刻に、このフレーズが使われるというのも、
30分間のニュース番組の構成が、あるパターンのワクのなかで行われている
ということにならないだろうか。

また、これは「NHKニュース7」ではないが、
インタビューで使われる「教えてください」というのが気になって仕方ない。
続きを読む

このページのトップヘ