2014年02月
お客様から、問い合わせがありました。
娘が気に入った未走行中古車があるんだけど、取り寄せてくれないかと。
弊社はお客様の要望により、個人の中古車屋さんからは無理ですが、ディーラー系の中古車販売店からは取り寄せが出来ます。なので、たまにこういう問い合わせもあります。
販売店を聞くと、先日トラブルがあった大手中古車店の別の支店です。娘さんが気に入ったくるまがあったので、手付けを1万円入れて抑えてあるので連絡してくれないかとの依頼でした。
詳細をお聞きすると、ワンプライス車の方がどうもお得です。お客様も納得され、ワンプライス車でいくことになりました。
キャンセルはお客様がされるということです。
すぐに電話がかかってきました。手付けを返してくれないと。娘さんがそのお店から帰ってまだ1時間も経ってません。金額の提示も、先日と同じく覚え書きです。
名前を言って1万円渡しただけで、登録書類は提出してません。先日書いたように、くるまの売買は、登録、名義変更の完了もしくは架装の開始で発生します。
消費者センターにでも相談すれば返してもらえるかもと説明しましたが、もうそんな所とは関わり合いたくないので結構ですと、お客様はおっしゃいました。
同様のケースが続いたので、弊社も所属しているJ○に報告をしました。
販売店の名前を告げると、何件も同様の報告が入ってますと言うじゃありませんか。指導はしないんですかというと会員さんですから、強く言えないんですと。
取り置きの約束で、1万円取られてしまいました。
今月22日で、橿原の○ート○ックスが営業停止しました。
奈良と大和郡山にも店があった○ート○ックス大和です。
電気屋さんと、保険会社からの情報で知りました。
顧客には、臨時休業の案内がいってるそうです。
3月に入ってからは、他のフランチャイズ経営店が引き継ぐそうです。
世間の人は知らないままなのかなぁ。
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記事、見つけました。譲渡だそうです。発表は・・・
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そういえば昨年、奈良南部でのエッソのガソリンスタンドや、フォルクスワーゲンのディーラー、○ーレン奈良、ア○ディ奈良の経営母体も変わってますね。
ハ○テンの経営母体も、今や山口県の中古車屋さんですし。
(2014年4月26日追記)
BMW、ミニの奈良県ディーラーの経営母体が代わりました。
昨年ワーゲンを経営することになったところです。
エコカー補助金がある当時のことです。
8月に入り補助金が瀬戸際の時。あるお客様が、くるまを乗り換える予定ですが、保険の入れ替えはどうしたらよいですかと来店されました。
お話を聞くと、ある大手中古車業者でエコカー補助金はもうもらえないからと未使用中古車を勧められたとのことでした。車種を確認しますと、まだ補助金が間に合うくるまでした。新車の法が遙かに安く買えます。ということでキャンセルに向かわれました。
少しして電話があり、キャンセルできないと、するなら7万円の違約金を払ってくださいといわれたと。先日もご説明したように、自動車の売買契約は、くるまの登録、名義変更完了時、もしくは架装にとりかかった時点で発生します。
ここからは、お客様と電話でやりとりをしての業者との交渉です。
まず名義変更出来てるか聞いてくださいと。業者は済んでるというので車検証の確認をお願いしました。名義変更のため、くるまはここにはないとの一点張り。しかしお客様が購入予定のくるまを目の前で発見。違うくるまだといわれたが、注文したくるまと登録ナンバーが同じです。
問い詰めた所、やっと車検証を見せてくれました。名義変更は終わってません。
次に架装にかかってるからと。注文の際に、ナビゲーションがセットになっていたそうです。それを取り付けたから駄目だと。くるまは目前にあります。ナビは付いてません。ここまでやりとりは、既に1時間。何度も何度もお客様から確認の電話が入ります。
挙げ句の果てに、ナンバーを付けてしまったからとの説明。中古車だからナンバーが付いてるのはあたりまえです。希望ナンバーでもお願いされましたか、とお客様に確認をしましたが、そんなことはしていないと。ここで2時間です。
法律的には、業者の言い分は全くありません。実際にかかった経費分が請求できるくらいです。くるまは、目の前にありますから、書類作成代くらいの物です。
結果3万円にまけるから、それを払ってくれたら、キャンセルするということになりました。
お客様は、住所も知られてるし、あとあと家に来られても困るからと3万円のキャンセル料を払って帰られました。
翌日、新車を注文するにあたり、再度契約を確認しました。最初にお客様がお話しされていた金額とくるまの詳細は覚え書きで、コピー用紙に書き殴った物でした。キャンセルにあたり、3万円と交換にもらわれた契約書の控え(この時点で初めて契約書を見たそうです)の内容は全く違った物でした。まず車両価格が3万円高いです。登録日も覚え書きでは7月ですが、注文書では5月です。諸費用もそれに従って違います。出るとこに出れば問題になるレベルです。
そのときは、担当者が個人で行ったことだと思ってそれで話は終わりました。お客様も勉強代だとご理解いただけましたので。
今もそのお店、営業されてます。後日また、そのお店の他の支店で問題が起こりました。それは、また後ほど。

ekスペースG NA ☆☆☆★★
走行安定性、動力性能はまずまず。
ekワゴンよりちゃんと走りました。
燃費はメーター表示で18.5km/lでした。
レーダーストップがないことと、セカンドシートの折りたたみがワンタッチでないことが気になりました。
試乗車は、Mディーラー提供です。
今後もアップしていきたいと考えておりますので、試乗データ、私の判定基準を書きます。
まず試乗コースは、橿原から京奈和自動車道大和御所道路大和区間を、大和郡山から国道24号線を走ります。コーナーリングなどは試せませんから、通常走行時の安心感、疲労度、くるまの挙動と操作との一致感、乗り心地を重点的に見ております。若いときに自律神経失調症を患ったことがあり、一時高速道路を走ると冷や汗をかく状態でした。そのためか、普通の人以上に安心感に過敏なのでその点はご考慮いただけたらと思います。燃費は、暖気終了済みで、くるまのドライブコンピューターの表示で書いてます。誤差等は一切考慮してません。寒暖の差での、エアコンのオンオフも加味してません。参考にとどめていただけたらと思います。☆は雑誌ニューモデルマガジンXに準じてます。当然わたしの個人的な評価です。
お客様から息子が友達からくるまを買ったので自動車保険に入りたいとの依頼でした。
現車と車検証を確認しました。車検証の名義はその友達という人のです。くるまはかなり古いLワゴンで、ボコボコです。50万円で買ったとのことでした。保険会社によっては、購入または譲渡で近々に名義変更を行うという条件で、一筆入れれば保険加入ができます。ということで、そのときはその制度を使って、自動車保険にご加入いただきました。
くるまの不調でその後何回か来店されたので、名義変更が出来ましたかとの催促をしたところ、印鑑証明も渡してあるから大丈夫、出来次第お知らせしますと言うことで安心してました。
ところがいつまでたっても名義変更が出来ません。
親御さん同席のもと、息子さんに直接会って話をすることになりました。説明では、名義変更はすぐにする、ボコボコの車体は直しての販売価格なので、ちゃんと修理してくれる約束だとのことでした。友達というのも、バイト先の同僚の知り合いだということが判明しました。個人の中古車屋さんでした。弊社で買ってないということで友達からといわれたようです。
印鑑証明を渡してから既に3ヶ月、名義変更をするには有効期限が過ぎてます。弊社で名義変更をすることも念頭に置いて善後策を練りました。弊社から話をしましょうかとの提案は住まいも知ってるのでと固辞され、結果その業者へ再度行ってきて話をしてくるということで、その日は帰られました。
翌日、息子さんが来られ、話をしてきましたと。業者の印鑑証明がもらえることになったので、弊社で名義変更をお願いしたいとのことでした。
それから何度も行かれましたが、もらえません。ついに連絡が取れなくなってしまいました。
車検も近づいてましたが受けられません。廃車することも出来ません。
再度、親御さんと息子さんが来店されました。
親御さんがその中古車屋さんへ息子さんと行ったと。住まいは賃貸のアパートで、もぬけの殻でした。夜逃げを確認しました。店も河川敷でやってた業者でした、との報告でした。まだ何台かくるまが放置されてるともお聞きしました。
もうどうにもしようがありません。法律の専門家に任せるしかありません。ただ一つ言えるのは、今後そのくるまを持ち続けることによる税金の負担はないということです。印鑑証明も失効していて、実害がなかったのも確認してます。最初に払った50万円以外は大丈夫だったようです。
本当にされたかどうかは知りませんが、良い勉強代でした、返してきますと帰られました。名義はその業者の名前ですから、放置されてるくるまのうちの1台には間違いありませんが。
かなり以前のお話ですし、それ以降は息子さんのくるまも弊社で買っていただいてますのでお付き合いはあるのですが、この話はその後一切してませんので、どうなったかは分かりません。
近所ということもあり弊社に出入りしている者が担当してましたので結構リアルな情報が入ってきました。
ディーラーの被害としては、TN社が新車(それも高額車)を3台、S社がデモカーリース車を2台。TP社は寸前のところで代金の回収ができ損害を免れたとのことでした。
TN社はいずれもローン販売で名義は顧客、信販会社の所有権付き。S社は名義が中古車屋さんでS社の所有権付き。
この場合どうなるのか。
くるまのローンは、契約時点で審査が通れば仲介店(この場合は中古車屋さん)にお金が全額振り込まれます。ここが他のローン契約と違うところです。家のローンなんかは、完成時にしか下りないそうですね。お客様に聞いて初めて知りました。
TN社の場合
くるまはお客様のところにありますが、TN社には代金の入金はありません。お金は、信販会社から中古車屋さんに支払い済み。お客様は、ローン契約をしてるので、これからローンを払い続けます。
くるまの所有権は、3者とも主張はできると思われます。
TN社は、くるまを取り戻すか、代金を回収したい。
信販会社は、このまま月々のローン代金を回収したい。
お客様は、ローン代金を払い続けるが、くるまを乗り続けたい。つまり、このままいきたい。
TN社だけが被害を被るわけにはいきませんから、3者の間ではこれから紆余曲折があることが想定されます。
法律上のくわしいことは当然分かりませんから、わたしには起こったことを書くだけになりますが、大変だろうなあとの予測だけは付きます。
同様のケースは過去に何回も起こっており、昨年度だけでも熊本と兵庫で高額のトラブルが発生してます。
S社の場合
くるまは行方不明です。中古車屋さんも雲隠れしてますから。
普通なら、所有権はS社にありますから、くるまさえ見つかれば、回収してそれで終わりなのですが。
ここからは裏情報になります。過去に同様のケースでくるまが見つかるのは稀です。すでにくるまは第3者に渡ってると思われます。ではその第3者はどう処分するのか?ひとつは名義変更不能車として売る。ひとつはニコイチ車として売る。この件に関しましては、主題を変えて述べます。これはあくまでも可能性なのでそこのところはお間違いなく。
2014/02/28追記
TN社は、弁護士を入れて交渉中です。くるまはユーザーのところにあります。進展があれば、また書きます。
S社は、双方弁護士の協議の結果、デモカーリース車を返還することになりました。回収済みだそうです。
あと、融資していた銀行が、かなりの負債をかかえてます。
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gontiti1228