知っておきたい車の情報

新車試乗レポートから思いがけないトラブルまで みんな書いてしまいましょ。 新たにお気に入りの店を掲載しましたのでお楽しみいただけたら幸いです。

2019年04月

お客様にとって、有用な情報を掲載するように心がけております。
要望等がございましたら、遠慮無くお申し付けください。

高齢者の旧型プリウス

高齢者の旧型プリウス

またもや悲惨な事故が起こってしまいました。

「運転やめる」告げていた87歳 猛スピードの目撃情報 

高齢による運転技術の低下が事故の原因であることは否めません。
しかし、ここまで大きな事故になったのは他に要因があると思います。

2014年の拙ブログ記事、あるハイブリッドの車種の事故率 

で取り上げたように、事故を起こした車の車種に要因があると思います。

大阪梅田で、お二人が犠牲になった事故も、この車種です。
原因は2014年の記事で書いているので、今後の対策のことを今回は述べたいと思います。
この車種の生産メーカーであるトヨタは日本を代表する企業です。
使ってる広告代も当然日本最大級でしょう。

ということでマスコミがメーカーを追求することは少ないと思われますので、あえて拙ブログが取り上げることで、一石を投じることができればと考えてます。

フルハイブリッド車には、高性能な自動ブレーキが併用されることが必要だと思います。
以前のハイブリッド車に乗ってる方は、運転に疑問を感じた時点、健康に疑問を感じた時点で、乗るのを止めてください。

モーターの発信トルクは、強大です。反射神経が鈍った状態では制御できません。
電子制御で規制するしか、安全性は確保できないと思います。

トヨタ無しには、日本の国は存続できないのでは、というほどの大企業です。
トヨタの業績が、日本の国を左右するとまで考えられます。

問題になってからでは遅いです。早急にフルハイブリッド車、特にプリウスには手を打って欲しいです。

高齢者のプリウスには格別に対策が必要だと思います。
場合によってはトヨタが自動ブレーキの付いたプリウスを無料で交換しても良いと思います。

最新の自動車保険車両標準価格表によりますと

プリウス
最旧型NHW20が
車両4対人6対物5傷害5、
事故車両のZVW30が
車両5対人5対物5傷害5、
最新のZVW55が
車両4対人2対物3傷害4。
新しい車のほうが事故率は確実に減少しています。
自動ブレーキが事故の減少に貢献してるといえます。

事故が起こってからでは遅いですから。
亡くなった方は帰ってきません。

心からご冥福をお祈りいたします。

国内大手系列通販損保の事故対応

国内大手系列通販損保の事故対応

平成最後の今年、新年早々から通販系損保の事故対応には辟易しました。
これで早くも3件目です。

ある土曜日にお客様から事故連絡がありました。
追突されたと。

幸いお怪我はなく、損害も大したことがないとのこと。一安心です。
警察への届け出も済み、翌日曜日にお車を預かることになりました。

お車を預かり、再度お怪我の具合を確認。
幸いなんともないとのことです。

相手保険会社は国内大手系列の通販損保会社S社。(紆余曲折はありましたが結果的にほぼ満足な回答が出たので具体的な会社名は控えます)

お車を拝見したところ、バンパーとボディエンドパネル、バックドアの損傷です。
ざっと概算で25万円の損害というところでしょうか。

車種はヴォクシーです。
代車も人数が乗れる車が必要とのことなので、レンタカーでノアをご用意しました。

相手保険会社が通販系ということで、ノアが認められるか懸念はありましたが、最悪弊社で付けて頂いてる大手国内損保会社(たまたま相手保険会社の系列でした)の代車特約でまかなえますので、ノアを用意した次第です。

午後遅くに、S社から連絡が入りました。
案の定、ノアのレンタカーには文句を言われましたが、何とか認めてもらいました。

修理に関しても、金額から写真見積もりで対応することになりました。
まずは一安心です。

ところが月曜になって、S社から電話です。
急遽、アジャスターの立会をすると。
これから手配するので、見に行く火曜日まで手を付けるなとのことです。

結果的には、アジャスターを入れて良かったのですが、対応がコロコロ変わります。まあ通販系の常ではありますが。

翌日来たアジャスターは系列大手の損保会社でした。
無事、こちらの要望通りに修理を認めてもらって、作業にかかります。

3日して、担当アジャスターから電話です。
S社がバックドアの修理を認めないと。

写真を見てそんな判断をしてきたようです。
作業にかかって3日、バックドアも当然手を付けてます。

担当アジャスターもとんでもない要求なのは理解してるので、恐縮至極です。
作業中の写真を送り(難癖をつけてくるのは日常茶飯なので経過写真は細かく撮るようにしてます)、担当アジャスターの説得を待ちます。

最悪、自分の車両保険の無過失特約を使えば保険料が上がらずに修理できますので、作業の方はそのまま進めます。また代理店手数料に影響が出るかもしれないと思いつつ。

土曜日になり、ファックスが入ってました。
担当アジャスターが頑張ってくれたようです。
何とかS社に認めさせましたとのこと。

今回なんとか自己負担無しで修理できそうなのは、お客様の保険が系列保険会社で、なおかつその保険会社のアジャスターが来てくれたことです。

協定はまだですので、いくら値切られるかはわかりませんが。

写真見積もりで進めていたら、お客様に自己負担額が出たかもしれません。
S社は当事者同士で話し合いをしてくれとまで言ってきましたから。

問題が起これば逃げます。他社ですが通販系の保険会社は、弁護士特約があっても、まだ入れる段階ではないと最後まで入れてくれなかったことも過去にはありました。

S社のホームページには、セカデカと系列会社の名前が出ています。
でも、対応には雲泥の差があります。
みなさんも注意されたほうが良いかもしれません。

最近の人身賠償の傾向と対策

最近の人身賠償の傾向と対策

自動車保険の支払基準が変わってるようなので、参考にお読みいただけたら幸いです。

以前も書きましたように、交通事故で怪我をした場合の補償基準には3つあります。

1、自賠責保険基準
2、任意保険基準
3、法定基準

1が一番低く、3が一番高いです。

その幅は、最大限で3倍位(交渉により変わりますので確定した割合というのは出せません)あります。

最近では、通販系国内直販型を問わず、最初の提示は1の基準で提示されます。

通販系は、それが最終回答です。
いくら交渉しようが、変わりません。

国内直販系は交渉次第で、2になります。
ただ3にはなりません。

3の一番高い基準を使うためには、弁護士を入れるしかありません。

それも、交通事故に精通した弁護士にお願いすることです。
以前、知り合いの弁護士に依頼されて出た結果が、人身傷害保険が出る程度、つまり2の基準にも達していないことがありました。

弁護士特約があれば、交通事故に精通した弁護士を入れることが取れる賠償金が多くなる一番の早道です。

保険会社の支払い方法がこのようなことになっているため、ちょっとした怪我でも弁護士特約を使うことが増えてるのは、こういう理由です。
そのため弁護士特約の値段が上がってるのも事実です。

弁護士特約がないが、人身傷害保険には入ってる場合。

相手が通販系保険会社の場合、相手の提示は変わりません。しかし2の基準に達していない場合、自分の人身傷害保険を使うことで、2の基準に持っていくことが出来ます。

ただ保険代理店にとっては、支払い金額が成績になるので、積極的に使用を勧めてくることは難しいです。

弊社の場合は、お客様とのつながりは、保険だけではないので、使える保険は全てお客様に提案します。

しかし保険代理店によっては、保険支払が増えると代理店手数料がカットされるので、お客様からの請求がないと手続きしないというのが実情のようです。
これは支払い金額によって代理店手数料が変わるという制度に問題があるとしか言えません。お客様の利益が損なわれるのだから、金融庁が指導すべき点ではないかと思うのですが。

以前なら契約のお客様を選ぶことで損害額を減らすことが出来ました。
が、事故相手を選ぶことは出来ません。被害事故で支払っても代理店手数料はカットされますから、積極的に支払おうとならないのかもしれません。

弁護士特約についても同様のことが言えます。

通販系の会社では、入ってる特約の請求をしても出さないところもあります。
以前書きましたが、弁護士費用が付いてるのに、まだ使う段階ではないと言う理由で使わせてもらえなかったことがあります。

また弁護士を保険会社指定の弁護士しか依頼できず、満足な回答金額が得られなかったこともあります。

結局、交通事故で人身事故被害に遭ったときは。

被害事故であっても、自分が入ってる自動車保険に連絡すること。
入ってる保険の内容を再度確認すること。
相手からの提示金額を鵜呑みにしないこと。
自分が入ってる自動車保険の代理店に相談すること。
積極的に動いてくれないときは、そんぽADRセンター(0570-022808)に相談すること。(最近の対応が保険会社寄りなのは否めませんが)

自分で判断できないときは、良い保険代理店で自動車保険に入ることしかないようです。

LOTAS 次世代自動車取扱認定店を取得しました

LOTAS 次世代自動車取扱認定店を取得しました。

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●『LOTAS次世代自動車取扱認定制度』の認定要件

(1)一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会が進める「コンピュータシステム診断認定店」の取得

 (認定基準)

 1. スキャンツール応用研修修了者または一級自動車整備士の在籍

 2. 推奨スキャンツールの保有

 3. FAINESの加入

(2)EV、PHVユーザー向けに一般開放された「充電設備」の設置

(3)低圧電気取扱特別教育修了者の在籍

(4)絶縁工具、絶縁保護具の所有

(5)環境対策の取り組み

 「ISO14001」、「エコアクション21」、「環境に優しい自動車整備工場」の取得など

三菱 ek X T

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三菱 ek X T
☆☆☆☆★

日産、三菱共同開発軽自動車の新型です。

今回、開発は日産が主体だったようです。
エンジンはルノーのエンジンをベースにしてます。
リチウムイオン電池を使ったマイルドハイブリッド。
トランスミッションも軽自動車専用CVTを採用。
ACCを搭載した初の軽自動車という触れ込みです。

すべてが新しいということで、興味を持って試乗しました。

まず剛性感。
ボディ、ステアリングに関しては、普通車並みの剛性感を感じます。

足回りは、軽自動車の範疇内です。フラット感はなく少しヒョコヒョコします。

シートはサイズがたっぷりあり、ストローク感も十分です。
日産のシートは好評でしたが、いいところを引き継いでいると思います。

試乗したのは風の強い雨の日でした。
ACCを使ってみました。

これは使えます。
セレナのプロパイロットより、はっきり言って良いと思います。
軽自動車での遠出も楽になると思います。
期待以上の出来でした。
雨にもかかわらず、ACCが切れるということもありませんでした。

乗り心地以外は、ほぼ満足できる出来でした。

全てが新しいので、耐久性、信頼性は未知数です。
今購入される方は、そこのところを念頭に置いておかれる方が良いと思います。


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燃費は、19.8km/lでした。ターボにしては良い数値だと思います。
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