お客様からの連絡で事故の処理に走りました。くるまは軽自動車の箱バン。相手方のくるまは普通乗用車で、ご婦人が運転されてました。

弊社のお客様は青信号、相手方は信号見てませんでしたとのこと。軽箱バンは、左後方に相手車の衝突を受け横転、一目で全損だと判断できる状態でした。幸いにも双方怪我はなく、一安心でした。状況、証言からも簡単に片が付くと、そのときは軽く考えていたのですが。

翌日、お客様契約の保険会社から連絡をさせた所、昨日と打って変わって、相手方も青信号主張です。話しにもなりません。事故現場のかどに花屋さんがあったので、連絡を取ってみた所、音がして飛び出したときには、お客様の信号は青でした、ぶつかったときの信号は当然分かりませんが、との証言を得ました。保険会社とも協議した所、調査を入れることになりました。結果、100パーセントとは言えませんが、裁判になれば勝てるだろうとの見解でしたので、お客様に確認を取りました。
その間、相手方は青信号を主張するだけでなく、自分のくるまの損害の弁済を要求してくる始末です。

結果、お客様は裁判を断念されました。口べただから、裁判所に出向くのは嫌だとか、相手方に家が知られてるから、裁判に勝っても後々付きまとわれそうだ、とかいう理由です。

そうなると、50:50で手を打たざるを得ません。幸い車両保険にお入り頂いていたので、そちらで対応しました。

こんな時に、ドライブレコーダーが付いていたらと。