お客様が、お姉さんを伴ってご来店されました。

事故のご相談です。

加入されていたのは通販系保険会社。
相手方の保険は、弊社も代理店をしてるところ。

情報だけは、何とか入るのでご相談にのることにしました。
例のごとく無料サービスですが、大切なお客様の身内のことです。むげに出来ません。

事故状況は、以下の通りです。

お姉さんが、片側二車線の道路追い越し車線側を走行し、右折ラインへ入ったところ。
相手側が路外のコンビニ駐車場から、赤信号のため停車している車の間から出てきたところに衝突。
赤信号の手前部分は、三車線になってます。

ある程度の過失は出るでしょうが、お姉さんの方が分が良いのは間違いないです。
これが膠着状態だということで相談に見えられたのが不思議で仕様がありません。

お客様の承諾を得た上で、相手側保険会社に問い合せました。
結果、事故報告は出てますが、全く違う状況で報告。
100:0主張で、保険会社が動けない状態でした。

通販保険会社にうごいてもらうしかありません。
しかし例のごとく、問い合せても暖簾に腕押し。

再度お姉さんに保険証券を見せていただき、内容を確認しました。
すると弁護士費用が付いてます。

一般の保険会社の場合、弁護士は自由に選定できます。
一筋の光明を見た感じです。

知り合いの弁護士を入れて、一気に解決できるかもと考えました。

ところがまだ弁護士を入れる段階にないと取り合ってくれません。
入れた場合も、弁護士の選定は保険会社がするそうです。

相手側も自分で通販保険会社と交渉すると主張し、自分の保険会社は使う気がありません。
そのため事故状況の訂正も主張出来ません。

事故から4ヶ月、何の進展もないまま、お姉さんのくるまは凹んだままです。

※5月9日、お客様から連絡がありました。

相手方は保険を使う意志がなしということで、話しは膠着状態になってしまったそうです。

通販系損保会社に弁護士を入れるよう要請したが必要ないといわれ、結局双方の損害を自己負担する持ち別れの結果となりましたとのこと。

保険を使わずに示談です。

相手方の主張を、それも保険会社でなく個人相手のを受け入れ、契約者の正当な要求を退ける。
テレビで大々的に宣伝してる保険会社の実態です。

ご連絡をいただいたのは、弊社で保険に加入したいとの有り難いお申し出でした。
喜んでお受けしましたが、事故の結果はなんだかなあって感じです。