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BMW 320d ラグジュアリー

☆☆☆☆★

発売から4年、新型エンジンの搭載ということで試乗しました。

私の愛車は最初期モデルの320dなので特に興味を持って乗りました。

まず気づかされるのはエンジン音です。アイドリング時こそディーゼル音はしますが、走りだせばほとんど気になりません。私の車は、100km/h走行時でも巡行に入ればカラカラ音がします。

他の点も熟成が進み高級感が増してます。

ドアの開閉音、ドアロックの音、変速のショック等、全てがグレードアップしてます。ボディの剛性感もアップしてるようです。

ただ走行性能に関しては、一長一短です。

良くなった点もあれば、悪くなったというか私の好みに合わなくなった点も見受けられます。

エンジンに関しては、先に書きましたように、ディーゼル感はほとんどなくなってます。発進時のトルクも上がり、よりスムーズに走行できるようになりました。

燃費もかなり向上しているように思います。

反面、排気規制の影響でしょうか、瞬発力が減ってます。追い越しの際なんかのレスポンス、伸びが少し物足りません。

乗り心地も固くなってます。走行速度が上がれば必要なのかもしれませんが、私の走行速度では、初期モデルの固さのほうが快適です。

フラット感が、初期モデルのほうが高いように思います。
私の場合高速走行も、十分にその固さで満足してます。

あと、ステアリングの戻りが悪くなってます。まるでベンツのような。

コーナーを切ったあと自然な感覚でステアリングが戻るというのはBMWの利点だと思っていたのですが、この機種は手で戻さないといけないシチュエーションが増えました。

なんかステアリングの機能がオプションされてるのかと問い合わせましたが、標準仕様でした。仕様の変更ですね。

好みに合わない点はありますが高級感は確実に上がってます。
お勧めの一台だと思います。

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燃費は、20.0km/lでした。
この性能でこの燃費は脅威です。