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フォルクスワーゲン ゴルフ ディーゼル コンフォートライン マイスター
☆☆☆☆★

ゴルフ7の最終型ディーゼルです。

本国では8の発表時期が公表され、ディーゼルエンジンも新型になるようです。

新型は大きくなることがわかっており、値段もかなり上がりそうなのと、新型エンジンの懸念等を考慮すると、最終モデルの安定性をとれば決して悪い選択ではないと思います。
フル装備で350万円、Aクラスと比べると100万円近く安いです。

ボディの出来、これはFF車としては一番の出来だと思います。
段差を越える時、静粛性、乗り心地、全て良いです。
フラット感も申し分ありません。
安定のゴルフライドです。
重さがガソリンに比べて200kg重いということも良い方に働いてると思います。

FF車に関しては、ベンツ、BMWといえども、ゴルフにはかなわないと思います。

ディーゼルエンジンの出来、音に関しては良くできてます。ガソリンエンジンとの差が始動時、アイドリング時を除けばほぼないです。

ただディーゼルのパワー感があまり感じられません。良い点も悪い点も、ガソリンエンジン車と差異があんまり認められません。

ティグアン、パサートのディーゼルのような違和感はほとんどありませんが。

それでも現状ではディーゼルエンジンの出来はベンツ、BMWには敵わない状態です。
新型に期待しましょう。そうなると、発表が1年後、熟成には2~3年見るとすれば、3~4年待てる人は待ちましょうか、となりますね。

燃費も全くの新車だったということで1,000㎞以上走れば劇的に改善されるということで、敢えて書かないでおきます。

現状では、燃料代のハイオクガソリンと経由の差額分は経済的と書くにとどめておきます。

レーンキープアシスト、これは最低限に近い出来です。トヨタのカローラレベルのフィーリングです。車に任せて走行するのは、ちょっと難しいなぁと感じます。
どうしてもコスト的なものがあるでしょうから、この点を重視されるなら、Aクラスのほうが良いかも知れません。

ACCは補助的なものと割り切れるなら、非常に良く出来た車だと思います。
新型はこの点も改善されるかもわかりませんが、そうなれば値段的にもAクラス並みになることでしょう。

値段を考えれば、絶対にお買い得です。
自分の求めるものに合致すれば、十分に選ぶ価値がある車です。

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