カーエアコンを長持ちさせるには
暑くなってきましたので、カーエアコンの修理依頼が増えてます。
エアコンガスの補充で済む場合は良いのですが、大々的な修理が必要なケースもあります。
そこで、少しでも長くカーエアコンを使うためにはどうすれば良いかを書かせていただきます。
車用のエアコンは、過酷な環境で使うため、住宅用エアコンに比べて大容量のコンプレッサーを使ってます。
軽自動車でも、業務用のエアコンと同じくらい大きなものを使ってるといえばご理解いただけるでしょうか。
大容量のコンプレッサーには大きな径のベアリングを使用します。
使用頻度が少ないと、ここからエアコンガスが抜けてしまいます。
つまり年中、エアコンを使っていただくということが、長持ちさせる秘訣なのです。
ガソリンをよく食うという方もいらっしゃいますが、修理代を考えればガスが抜けないように乗るほうが、金銭的な負担は遥かに少ないと思います。
☆具体的に、どうすれば良いか?
対処法だけ知りたい方は、ここから読んでいただけたら結構です。
★オートエアコンの場合
年中、A/Cスイッチを入れっぱなしにしてください。
温度調整だけして、その他の設定は、オートエアコンに任せてください。
昨今のオートエアコンは、非常に優れてます。
そんなに燃費が落ちなくて、年中使うことが出来ます。雨の日の、窓の曇りとかも自動で取ってくれます。
吹き出し口とかも自動でやってくれます。
冬は足元、夏は上部からとか。
デフロスターとかも自動でやってくれます。
★マニュアルエアコンの場合
燃費が落ちても構わないと言う方は、オートエアコンと同じく、スイッチを入れっぱなしにしてください。
ただ始動時のスターターモーターへの負荷等は、当然起こります。
エアコンの寿命は伸びるが、その他の部品の寿命は少し落ちるでしょうか。
夏場は、エアコンを使わざるを得ないので、その点はあまり問題にならないと思います。
冬季の使い方です。
こまめに対応できる方は、月に二度以上、エアコンを10分くらい使ってください。
雨の日は、夏季と同じく、エアコンを入れっぱなしにしてください。
また、使わないとカビが生えるおそれもあります。
エアコンの寿命以上に、健康への影響もあります。
以前に比べて、一台の車を長く使う傾向にあります。
少しでも金銭的な負担を少なくし快適に使っていただくために、参考にしてもらえればと思います。