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みなさんのご意見も、聞かせてください。




ブログ代表
こんにちわ、レトロゲームレイダース/ジョーンズ博士です。

今回は、コンシューマゲームにおける「課金システムについて」。これはいろんな意見があると思いますので、とりあえず、私の意見を述べさせていただければと思います。

私は、ゲームにお金を払わない人間が嫌いです。

ここでいう「金を払わない」は、課金のことではなく、ゲーム自体を違法な手段でただで入手して遊んでいる人たちのことを指します。ゲームメーカーにいた頃、こういう人たちのおかげで本当に大変な想いをしましたので、「死後裁きにあえばいいのに」とすら思っていますね。

で、課金についてですが、「個人的には肯定派」です。

ゲーム開発をとりまく環境は昔とは大きく変わっており、いまや発売日にリリースするソフト単体の売上だけで、ゲームという当たるか外れるかという博打のようなソフトを作る経営は難しいからです。ソフトを購入し、長く遊んでくれている人に向けて、より違った楽しみを提供するためのDLCに支払うお金は、開発会社へのチップのようなものであり、感謝の意を分かりやすいカタチで伝える手段だと思っています。



DLCをすべて落とさないとコンプリートできないのは悪か?

そもそもですが、なぜ、コンプリートしなければならないのでしょうか。コンプリートするもしないもプレーヤーの意志に委ねられているもの。しなければならないものではありません。そのプレーヤー自身がコンプリートすると決めたのならすればいい。ただし、お金がかかるだけ。世の中にあるどんなものも、すべてそろえようとしたら少なからずお金はかかるものです。ゲームがソフト単体だけで全コンプリートができたのははるか昔の話で、今はもう時代が違い、ルールも違う。ここにガタガタと文句を言うこと自体がおかしいのでは?と思います。



メーカーが勝手にルールを変更していいのか?

良い」に決まっています。それが、「ゲームメーカーが用意したゲームで遊ぶ」ということだから。それは今も昔も変わりません。ゲームにおいてメーカーが定めたものは「神の法」であり、ユーザーとはそれに従うしかない存在。それでもゲームがやりたいからお金を差し出す。この構図は、ゲームセンターのアーケードゲームも、ファミコンも、プレイステーションになっても変わりません。メーカーが「スーパーマリオが流行ったらと言っても、ウチはAボタンがダッシュで、Bボタンがジャンプだ」と決めたら、それはもう“そういうもの”なのです。

だから、ゲームメーカーが「このゲームにおいてコンプリートするためには総額200万円かかる」というルールを課したのならそれがルールであり、そのルールにのっとってコンプリートを果たすために、貯金を崩すか、副業をはじめるか、何らかの方法でお金を稼ぐぐらいの気概を見せてみろと思います。その覚悟もなく、コンプリートを望む自体ナンセンスでしょう。



メーカーは拝金主義でいいのか?

良い」に決まっているでしょう、営利企業なんだから。ボランティアでゲームが作れるかボケ。まあ、フリーゲームを作っている人は別ですが。ゲームメーカーに稼がせなければ、大前提として、良質なゲームは生まれません。ゲームメーカーは開発スタッフの生活・人生を預かっている立場ですから、資金がなければ人員も整えられないし、人員が満足に揃わない開発体制では作れるものは身の丈にあったものだけです。ゲームメーカーがお金を稼ぐことは何も悪いことではありません

なので、バンダイナムコゲームスやスクウェア・エニックスが「拝金主義」と必要以上に叩かれているのは間違っていると、私は思っています。彼らは、今のゲームビジネスにおいて収益をきちんと回収することと向き合っているだけです。そもそもゲームは娯楽なわけですから、ゲーム本体を買えない人間は遊ぶべきではないし、追加DLCを購入もできない貧乏人がコンプリートを目指すこと自体が間違っているのです。生活がギリギリなのに生活費をきり崩してパチンコ・パチスロしているも同レベルですよね。



じゃあ、ゲームブレーヤーはゲームメーカーの言いなりなのか?

そんなことはありません。できないこと・納得ができないことに対しては支持をしなければいい。支持をしないということは、それに対してお金を払わないということです。これが、収益性を大切にするゲームメーカーにとってはもっとも痛手となるわけで、矮小なる小市民にできる唯一の対抗手段なのですから。

でもそれって、「今の状況と何も変わっていないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが…。そうじゃないんだよ。言いたいことは、


  ゲームメーカーがゲームメーカーとして正常に機能するには、
  課金といった今の時代に合った収益方法をユーザーがある程度認める必要がある。

  でも、ゲームメーカーの暴走を止めるために、
  課金の方法について支持しないものはきちんと支持しない意思を出すべきだ。


ということ。
「やっぱり今の状況と何も変わっていないんじゃないの?」と思われそうだけど、“程度”の問題なんだよね。今は「とりあえず叩けるやつがいるからいっしょに叩いておけ」というノリの暴徒が多くて、まともな対話ができている状況ではないと思うわけで。

日々のPVがハンパない大手ゲーム系まとめサイトなどがこのあたりの呼びかけとかしてくれたらもう少し影響力があるのかもしれないけど、それも望めそうもないしなぁ…なんて思う今日このごろです。

なわけで、
「課金システム=拝金主義」という激しい思い込みは発想がレトロすぎると思うよ
という話でした。



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