ゲット・ザ・マネー(2002年、デンマーク)名探偵コナン 工藤新一の復活(2007年)

2008年01月11日

サマータイムマシン・ブルース(2005年、東芝エンタテインメント)

サマータイムマシン・ブルース邦画におけるタイムマシン物といえば「バブルへGO!!」の前に、このサマータイムマシン・ブルースがある。今やタイムマシン物の教科書となった「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズにおける「過去を変えたら現在も変わっていた」というお約束を守らず「今の世界は既にタイムマシンによって過去を変えられた結果によるものだった」というオチ。ある種の運命論なのか、それとも単なるおバカ映画なのか。意外と奥が深い?

「踊る大捜査線」シリーズ、「UDON」でおなじみ本広克行監督作品。
舞台はとある大学(本広監督の故郷、香川らしい)のSF研究会。部室(ボックス)のクーラーのリモコンが壊れ、あたふたしているところにタイムマシンが現れた。ハタチ前後の大学生たちが考えたのは「1日前に戻って、壊れる前のリモコンを持って来よう」。おーい、お前さんたち、スケールが小さいぞ、もっとほかにやることはないのか…と問いたくなる青春コメディー。
タイムマシン物の難しさは、最初の設定にある。この映画では、タイムトラベル先は年月日までしか指定ができず、時間と分は今と同じ。大したことではないように思えるが、実はこの設定がなければ、物語が成立しない。なるほどなあと思わせる。
また、劇中に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の話も出てくるが、時空を超えて過去を変えた場合の約束事(映画におけるローカルルール)は「バック・トゥ」とは違う。その辺の約束事の違いも、おとぼけキャラ(ホームチームのヨザ)のセリフなどで、分かりやすく、しかも押し付けがましくなく説明する。
なんともほんわかとした青春物語。これって、突如現れたのがタイムマシンじゃなくても物語が成立しそうだ。そういう点ではお気楽、けど心にジュンと染み入る部分があったりして。
★★★★☆星4つ。タイムマシン、SF研というキーワードがありながら、映画には全くSF臭がしないところがユニーク。本広監督らしいといえば、らしい。
舞台版も映像化されているそうで、そちらの方も観てみたいところ。今や「のだめ」として老若男女に知られる上野樹里が「アタクシは映画女優よ」とスカしていたころの作品として貴重。

goodkage3 at 02:27│Comments(0)TrackBack(0) 星4 

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