2008年12月25日
ティンカー・ベル(2008年公開中、ディズニー)
最近のディズニーは、精力的に次々と映画を発表している。今や、ディズニーアニメの主流になったともいえるPIXARの「WALL-E」も公開中だし、2月に「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」、3月には「ベッドタイム・ストーリー」なる映画が公開予定だと予告編でやっていた。そんな合間に、ピーター・パンに登場する妖精、ティンカー・ベルを主役としたスピンオフ映画が公開されるのだそうな。しかも、なんと、4部作の予定。さあて、どんな映画に仕上がってるのかな。家族みんなでレッツゴー。ネバーランドでは、赤ちゃんの笑顔とともに妖精が誕生するという。元気で(奔放な?)妖精、ティンカー・ベルは、その才能が物作りに適していた。ところが、ティンクは物を作ることより、メインランド(人が住む世界)に物を届ける妖精たちが羨ましくて仕方がない。そんなティンクが巻き起こす物語とは。
「ティンクがメインランドに行けたらいいね」と、わくわくしながら観るのが子ども。ところが、私たち大人には「物作りを、自分の仕事を、大切にしなさい」という、重いテーマがのしかかってくる。お金がお金を生む「金融工学」なるものに限界が来ていることは、アメリカ発のサブプライムローン問題に端を発した金融問題を出すまでもなく、世界中が反省をしているところ。大人はこの問題を頭に浮かべずにはいられない。痛ッタタタタ…
可愛い顔をした妖精は、自分の欲求を満たそうと、奔放に、明るく動き回るが、大人にとっては行動の一つひとつが胸に突き刺さる。「あなたは、ティンカー・ベルになっていませんか」と。
「子どもも大人も楽しめる映画」という言葉があるけど、この映画はそんな生やさしいものではなく、ダブルミーニングというか、子どもは娯楽映画、大人は社会派映画と受け止めるだろう。これは意味のあることだとは思うけど、妖精が華麗に飛び回る姿を見ながら、自分の生きる道を考えさせられるというのは、私は少し苦手だったかなあ。
映像面では、3DCGはかなりの見応え。エンドロールを眺めていたら、エグゼクティブプロデューサーにジョン・ラセター(トイ・ストーリー、カーズ等の監督・脚本)の名があった。なるほど、ラセター氏は、PIXARスタジオ、ディズニー・スタジオ双方のアニメスタジオのトップになってたんだね。勉強になりました。
★★★☆☆星3つ強。申し訳ないけど、私はティンカー・ベルに社会風刺は望んでいない。もし、このダブルミーニングに興味があるのなら、是非、子どもと一緒に観てはいかがでしょう。目をランランとさせる子どもの横で、お父ちゃんは胸を痛める映画なんて、滅多にないでしょうから。
「ティンクがメインランドに行けたらいいね」と、わくわくしながら観るのが子ども。ところが、私たち大人には「物作りを、自分の仕事を、大切にしなさい」という、重いテーマがのしかかってくる。お金がお金を生む「金融工学」なるものに限界が来ていることは、アメリカ発のサブプライムローン問題に端を発した金融問題を出すまでもなく、世界中が反省をしているところ。大人はこの問題を頭に浮かべずにはいられない。痛ッタタタタ…
可愛い顔をした妖精は、自分の欲求を満たそうと、奔放に、明るく動き回るが、大人にとっては行動の一つひとつが胸に突き刺さる。「あなたは、ティンカー・ベルになっていませんか」と。
「子どもも大人も楽しめる映画」という言葉があるけど、この映画はそんな生やさしいものではなく、ダブルミーニングというか、子どもは娯楽映画、大人は社会派映画と受け止めるだろう。これは意味のあることだとは思うけど、妖精が華麗に飛び回る姿を見ながら、自分の生きる道を考えさせられるというのは、私は少し苦手だったかなあ。
映像面では、3DCGはかなりの見応え。エンドロールを眺めていたら、エグゼクティブプロデューサーにジョン・ラセター(トイ・ストーリー、カーズ等の監督・脚本)の名があった。なるほど、ラセター氏は、PIXARスタジオ、ディズニー・スタジオ双方のアニメスタジオのトップになってたんだね。勉強になりました。
★★★☆☆星3つ強。申し訳ないけど、私はティンカー・ベルに社会風刺は望んでいない。もし、このダブルミーニングに興味があるのなら、是非、子どもと一緒に観てはいかがでしょう。目をランランとさせる子どもの横で、お父ちゃんは胸を痛める映画なんて、滅多にないでしょうから。
