名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年公開中、東宝)レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年)

2012年06月10日

板尾創路の脱獄王(2009年、角川映画)

脱獄王
映画には、不条理だったり、一度観ただけでは理解しがたかったりする作品がある。分かりやすさだけがポイントではない。また、興行収入が悪くても、観る価値のある良作もある。ただ。「分かりにくくて興行収入が悪い」からといって、知られざる良作になるわけではない。比率からいえば、分かりにくくて、売れない映画っていうのは、駄作である確率が高いんだじゃなかろうか。


軽くストーリー。鈴木(板尾創路)は無銭飲食で捕まった後、何度も脱獄を繰り返す。看守長の金村(国村隼)は鈴木の脱獄の裏に、逃げるだけではない目的があるのではないかと推測する。果たして、鈴木の目的とは…

こうやって書くと、なんだかそれなりに面白そうな展開を期待したくなるけど。演出も粗いし、脱獄のシーンも淡々。何をテーマに制作された映画なのか、それさえもよく分からない。

★☆☆☆☆星1つ。板尾創路のコントは嫌いじゃないし、一般常識からちょっと外れた(外した)感覚があるからこそ、プロのお笑い芸人として一線にいられる。「ちょっと外し」ならいいのだけど、遠いどこかで物語を展開されると、さっぱり意味が分からん。いや、分かるけど面白くない。

吉本興業は、映画界がおいしいと思ったのか、映画祭の協賛をしたり、こうやって多数の芸人に映画を作らせている。その多くが、出来もよくないし、映画のテーマ性もいまひとつ。芸人のファンがとりあえず観に来て、そこそこ儲かればいいと思っているのかしら。いやまあ、私も吉本芸人の映画に映画代金を払って、そこそこ儲けさせてしまってますけど。ついつい観てしまう私たちの責任ですな。こういう行動をとってしまう限り、この手の映画はなくならない。それはそれで仕方ないけど。


goodkage3 at 23:00│Comments(0)TrackBack(0) 星1 

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