2008年11月13日

ニルギリ

おいしい紅茶 癒しと健康【おいしい紅茶の種類】
●ニルギリ(1)(2)(3)

1 ニルギリとは?
 ダージリン・アッサムと並ぶインド3大紅茶の一つであるニルギリは現地の言葉で「青い山脈」を意味し、南インドのアラビア海寄りに走るニルギリ山脈の丘陵地帯にあるタミルナード州標高1700m〜2000m前後の地味豊かな高地で生産されます。
 青い山脈の豊富な滋養分に恵まれ、スロープ、崖、高原、隅のあらゆる生産可能な場所に茶園が広がり、25000ヘクタールの茶園で、年間5万6000トンの生産量を誇ります。
 マイルドでオーソドックスです。北の産地で作られるダージリンやアッサムに比べると、個性が弱いお茶といえます。

2 ニルギリは利用方法が幅広い
 茶葉は濃い茶色で、緑の小片が入ることもあります。
 毎年、季節風が吹く7から8月と品質が最も良くなる1月〜2月がクオリティーシーズンとなるのです。 旬のニルギリ茶は、草っぽい香りに加え、フルーツな甘さを持っています。ときには花のブーケにたとえられるフラワリーな香りもします。
 ブラックティーで香りを十分に楽しめますし、さじ加減や蒸らす時間を調整して、ミルクティーにするなど幅広い楽しみ方ができます。
 また、スパイス、ハーブなどをいれたバリエーションティーにも適しています。イングリッシュブレンドなどのイングリッシュティーにも大量に使用されています。
 ニルギリ茶はその弱い個性を逆に利点として、もっとも利用方法の幅広い茶葉といえるのです。
【おいしい紅茶の種類】
●ダージリン      ●アッサム         ●ニルギリ      ●ウバ 
●ヌワラエリヤ    ●アールグレイ      ●キャンディ 
●ティンブラ      ●キーマン         ●ルフナ 
●ジャワ        ●ラプサンスーチョン   ●ケニア
3 ニルギリの歴史
〜イギリス人の中国種への想いが新たな茶園をつくった〜
 1823年に、ロバート・ブルース少佐がアッサムの地で茶の木を発見して以来、インド各地で茶の栽培が試されました。イギリスとしては、本物の中国種を栽培することが念願であり、南インドのターミナルナドゥ州のニルギリ高原にも2万本の中国種の苗木を植えました。しかし、生き残ったのはわずか数十本。計画は失敗におわってしまいます。
  しかし、引き続き植え続けられたアッサム種はみごとに成功し、1853年に始めて茶園ができあがったのです。やがて栽培技術が高まり、この地で中国種も育てられ、1890年代には中国種の雑種が増え、大きな茶園が次々とつくられました。現在ではアッサムに次ぐ一大生産地となっています。

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