2008年11月14日

キーマン

おいしい紅茶 癒しと健康【おいしい紅茶の種類】
●キーマン(1)(2)(3)

1 キーマン(祁門、キームン)とは?
 中国では古くから緑茶の産地としてしられていた安徽省のキーマン市産の紅茶です。中国種の紅茶らしくインドやスリランカの紅茶より、タンニンが少ないため、渋み・苦みの弱いお茶で、蘭や薔薇のような香りにたとえられ、『キーマン香』と呼ばれる特有の甘い香りが印象的です。
 味は、しっかりとしたコクがあり、濃厚で、蜜のような甘みが口に広がります。茶葉は比較的小柄で長く細くよく撚られてツヤがあり、その辺りは見た目も重視する中国茶の特徴がよく出ています。

2 世界三大銘茶の一つ キーマン
 中国の安徽省に、最高峰1800メートル以上を誇る黄山山脈があります。黄河、長江、長城とならぶ中国の象徴です。
 この山脈と江西省の省境の周辺でつくられるのが、世界三大紅茶として有名なキーマン茶です。安徽省は温暖湿潤気候であり、生産量の多いインドやスリランカなどと違い、夏は暑く、雨が多い機構です。特に山脈近くには、濃厚な霧が立ち込め、年間約200日は雨が降ります。
 たくさんの雨と霧が発生する安徽省キーマン市こそが、中国で紅茶の生産に適した場所だったのです。この地でつくられたキーマン茶の風味を表すとき、長い間「スモーキー」という言葉が使われました。

3 キーマンの歴史
 茶の発祥地である中国には、緑茶、黄茶、青茶、団茶などたくさんおお茶があり、紅茶はこれらに比べると歴史は浅く、新しい茶の部類に入ります。欧州では『中国茶のブルゴーニュ』ともいわれ、特にイギリスでは珍重されており、英国王室ではエリザベス女王の誕生日の日に祁門紅茶を飲むという伝統があります。また、中国の国家首脳が海外訪問する際、キーマン紅茶を贈り物とする習慣もあるそうです。はじめてヨーロッパに茶を持ち込んだオランダ東インド会社は緑茶を手にしていましたし、イギリスでもはじめは緑茶を好み、高価なもとして扱われました。
 しかし、緑茶に不純物が混ぜられたり、イギリスの水が緑茶に適していなかったことから、英国人は完全発酵茶を好むようになっていきます。福建省では、紅茶の生産を開始し、ヨーロッパへ大量に輸出されるようになりますが、その歴史には2つの説があります。
【おいしい紅茶の種類】
●ダージリン      ●アッサム         ●ニルギリ      ●ウバ 
●ヌワラエリヤ    ●アールグレイ      ●キャンディ 
●ティンブラ      ●キーマン         ●ルフナ 
●ジャワ        ●ラプサンスーチョン   ●ケニア

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