09/09/07 不動産に「強気」、来期以降は成長過程に=バークレイズ・キャピタル証・橋本氏
不動産セクターには「強気」、住宅セクターについては「中立」との見方を示し、「この投資判断は中長期的な業績の方向性と関係している」と語った。
 不動産セクターについて、橋本氏は、足元では空室率は上昇し、マンションも売れてはいるものの価格は低下傾向にあるなど厳しい状況にある、と指摘。各社ともバブル期の最高益を更新しながら増収増益できていたが、サブプライム危機をきっかけにその流れが一旦は途切れてしまったという。しかしながら同氏は「また来期以降は、増収増益基調に戻る」とみている。

 一方、住宅セクターは非常に厳しいとみている。同氏は「マクロ的に住宅着工が増えることはないだろう。各社とも海外進出のプランなどを打ち出しているが、ただちに海外事業が収益に貢献するとは考えにくい」と指摘。このセクターは「バイ・アンド・ホールド」でなく、あくまでシクリカルなリカバリーを取りに行くもので、短期的な市況回復を織り込むような時の投資に向いているとの見方をしている。

橋本氏は、時価総額比率の小さい不動産セクターに投資家が注目する背景には「不動産セクター、イコール日本の内需をみている」と述べた。