痴呆老人の経済メモ

痴呆老人の備忘録。

カテゴリ:【金融関係者・評論家・他】 > 岡崎 良介さん

▼8月は久しぶりに質への逃避( Fly to Quality)
兆し









フライ・トゥ・クォリティ=リスクを避けるために、より安全で流動性の高い投資対象に資金が流れること。)

▼15/05/27【岡崎 良介】バブルは始まっている
一度は弾けてもおかしくない
偉い人が作ったバブルなので熱狂がない
関係者が作った小さいバブル
GDPの1.2倍はバフェットもバブルと言っている
買われるはずのない銘柄も買われている
東電まで買われている
今の東電は被災者の為に働いている
バブルの条件は整っている
東京都心部の中古マンションは倍位になっている



15/05/25【MアナライズM】たわけになりて・・・!?

◼︎今週のストラテジー
バブルの段階は初期なのか中期なのかピークなのか
終わってみないとわからないもの。
買材料は企業業績、円安、金融緩和と、はっきり分かりますが
売材料がない状況。
こういう時は逆にバブルになりやすく、
昨年秋から兆候も出ています。
すでに日本の時価総額は名目GDPの1.1〜2倍を超えています。
(1倍を超えるのは稀。実体経済より株式が大きくなっているということ)


いまは「万人が万人ながら強気なら、たわけになりて米を売るべし」
という格言の心境で、
いまなぜこんなに強気相場なのかな?と思ってしまう、と岡崎さん。
「戦略」というよりは「直感」なので人には勧め難いのですが・・・とも。


NYダウは高値を更新しているのに
ダウ輸送株指数は下値を切り下げていることも気になります。
皆指数は買うということ。
金利が上がらない
  ↓↓↓
他に買うものがないので株を物色。
  ↓↓↓
しかし個別銘柄で見ると全部上がって高すぎて買えない。
(日本株も、買うものがない時の買い象徴・東電が買われている)
  ↓↓↓
とりあえず指数だけを買う。


この流れはNYも同じで、ダウは買うものの、
たとえばアップルやウォルマートやキャタピラーは
買わ(え)ないという注文。


先週の後半には沈静化しましたが、
世界の金利(米、独、日)が一斉に上昇。
国債の流動性がなくなってしまっていることが伺えます。
マネー市場全体が歪んでいる様子。



投資家は最早、国の政策にも金融政策にも
辟易しているかもしれません。
毎回のようにマーケットから債券を取られ、
お金が振り込まれて、買え買えと無理やり押し出されて買う形に。
そして何の株を買えばいいかと物色しても買えない現状を、
本当にこれで良いのかな?と思っているのでは。


もし調整で下がるとしたら
PER的には15-16くらいのところという可能性が。
(いまは16-17くらい)


個人投資家が売り上がっている中
外国人投資家が釣り上げる構図は長続きしないはず。
裁定が働いて、本来なら金利があることで調整がつくのですが、
金利が上がらない現状では
ドルにお金が回ることで債券も株も買われるので、
日本株に関してはドル高期待に伴う株高期待です。
しかしこのような流れは陳腐化していくことが考えらます。


先週公表されたFOMC議事録で
金利引き上げ先延ばしという見方が強まったものの
やる・やらないの推測は日々変化しています。
現状、マーケットは常に少しずつ先送りして
4-6月が7-9月に、それが10-12月、さらに来年へという感じ。
その分、現状が続くと見ると指数は引き続き買われます。
しかし先を見越している個別株は伸びなくなってきています。


ECBは量的緩和を1兆ユーロまで増やし、
2016年まで続くから大丈夫という発表をしましたが
マーケットは全部織り込んだ形になっています。
ドイツは4/20あたりでピーク、その後10%程度の調整となりました。


最も中途半端で、
かつ世界で唯一「質的緩和」で株を買っている
日本が上がっているのですが、果たしてそれでいいのか?
という気持ちはどこかにあるとのこと。


ギリシャ問題は5月末に再び期限が来ます。
いまは信用というより流動性の危機。
信用は既にないので、期日にどれだけお金を返せるかという問題に。
6月の段階だとほとんどは短期(1年未満)の借り換えで、
6月で返せないとなると9月、10月・・・と延長されます。
しかし7月には長期の債券の償還が来ます。
これは金額も影響も大きく、
長期の返済分を短期で繋ぐというのは実質デフォルトとも言えます。
10年債5年債をロールオーバーしなくてはいけないので、
流動性の危機に。従って、デフォルトという言葉が
本質的に使われるのは7月ということになりそうです。
引き続き注視が必要な問題であることに変わりはありません。


6月はメジャーSQの時期です。
裁定買い残が積み上がっており、そろそろ意識される頃。
ロールオーバーが行われる条件は
6月限と9月限のスプレッドが開くかどうか。
(9月限が高くなれば、6月限で買っている人が9月限に乗り換えます)


4月の第1週・第2週と2兆円を超える
外国人投資家の株買い&日本ファンドの買いがありました。
財務省のデータ統計で見ると6週間くらいで買い切る様子。
4月からそこから6週間というと今週あたりで終わることになります。
6月限は大きなイベントもなく毎年難しいので
今後の展開に要注意です。

図解などの番組FB
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15/02/09 【MアナライズM】リーマンショックとの相似点が・・・!?

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今週のストラテジー


きょうも利食いから動きました。

金曜日、26万人の米雇用統計を受け
ドル円はピョンと上がって119円台。
業績や景気が良くなっている手応えがあるので
古典的な見方でいえば「買い」で良い状況です。
しかし、外部環境的にあまりにも
リーマンショック前と似ている動きが見えるので、
もしあの経験が無ければ目を瞑ってでも買いと言えるのですが、
どうやらそう簡単ではなさそうです。

そう考えると売りの気持ちが強い週。

米株式市場も、雇用統計を見て何も考えずに上昇!
・・・とはならず引けにかけて下げました。
みんな不安を持っていることが伺えます。

通貨安戦争、ギリシャ問題、ロシア・ウクライナ情勢
などなど、外部環境的に不安要素イベントが多すぎて
素直な相場を持てなくなっています。

「リーマンショック前に似ている」点は、
信用リスクをものすごく意識し始めていること。
リーマンショック前にはサブプライム問題という
過度な信用リスクがありましたが、
この過度な信用リスクを取るという仕組みが当時と似ています。
これは量的緩和のひとつの功罪とも言えそうです。
量的緩和した結果ものすごくお金が余ってしまい、
原油市場ではバブルに、
シェールガス開発では過剰な開発融資に、
ジャンクと呼ばれるハイイールドにはお金が滞留。
さらに、新興国に多くのお金が流れる等々の動きに。

これらが一度元の位置(正常なところ)に戻るとなると
マーケットは大きく揺さぶられることになります。


事実、リーマンショックの際も
サブプライム問題が破裂した瞬間に
お金が一気に元の位置に戻ろうとして
あらゆるものが貸し渋りになり、
スプレッドがどんどん開いて国債利回りが低下。
さらに通貨不安で金が買われるという流れになりました。

まさに今がデジャヴのような感覚。
さらに、
それが怖くて利上げができないというのが"もっと怖い"状況。
利上げ=正常化ですので、
いつまでたっても金融市場が正常化しないというのが問題で、
だからやらなくてはいけない←→でも怖いというジレンマがあります。

なかでも一番脆いのは「為替」。
漠然と円安を前提に相場を張っていますが、本当に大丈夫かどうか。
アベノミクスで「円安ドル高=株高」を前提として
ここまで動いてきたわけですが、それがずれた時がリスク。
(幻想なら早く打ち砕かれた方が良いかもしれないレベル)
実際3本の矢ではなく1本しか放たれておらず、
そもそも1本すら本当に効き目が出ているかどうかも揺らいでいます。
日本だけが唯一強力な円安政策を取っているのなら
大いに効果がありますが、いまは世界中、
ユーロ、デンマーククローネ、トルコリラをはじめ
通貨安戦争に入ってきているため効果が薄れ始めています。
とくに先々週、先週あたりから世界の中央銀行(中国人民銀行まで!)が
新興国を中心に一斉に金利を引き下げてきているので、
円安という一番の柱すら揺らぎかねないということに注意が必要です。

ギリシャ問題に関しては
首相があれだけ強行な姿勢を取っているのなら、
ダメなのを前提に考えた方が良さそう。
ダメだとしても大した災害にならないのなら
良しとするしかないようです。
ただ、最悪の事態を想定とはいえ、既に言明した後なので
そこまで大きな動乱にはならないとも考えられます。
(↑不確定要素が最もリスクとすれば)

なお、ギリシャがユーロ圏から支援を受けるには2/16までに
現行プログラムの延期を申請する手続きを取る必要があり、
これが出来なければ2月中に20億ユーロの返済義務が生じます。
つなぎの融資を受けるにも大きな関門があるということになります。

11日にはロシア・ウクライナ・EU首脳会談が控えており、
きょうから始まっているG20の内容も徐々に出てくるなど
今週は重要イベントがありますのでしっかりチェックしましょう。

先週、日本は長期金利が上がりましたが、
上がるとREITが売られてしまうという構造があります。
長期金利が0.2-0.4まで20ベースポイントあがっただけで
REITは10%ほど下落します。
買い手が同じ金融機関中心なのでこういうことが起こりやすいそうです。
10%くらいならまだ株式市場に与える影響は少ないのですが、
20%下がると株やファンドも売らなくてもいけないなど影響が出てきます。

ポートフォリオという観点でいうと、
全部同じ銀行の資産の中の一部で、リスク資産ということになるので
ここがゆらぐと他の資産も一緒に売らなくてはいけなくなります。
つまり銀行のリスクオフです。
このことをVaRリスク (Value at Risk)といいます。
2003年6月にVaRショックがあり、
http://www.ifinance.ne.jp/glossary/world/wor015.html
長期金利が急上昇後、一斉に銀行が保有する債券が売られました。

現在は幸いにも日銀が介入しているので
これまでと違う構造ではあるのですが、
その「日銀が介入しているREITや国債が売られている」
という皮肉を考えると、量的緩和政策の量的な限界を
そろそろ見るのかもしれません。

アメリカの利上げできないリスクですが
ドル高の弊害として、企業業績に少し陰りが出てきました。
先週紹介したキャタピラーCEOに続き
ジョンソン&ジョンソン、P&Gもドル高懸念を示しており
引き続き注意が必要です。

為替市場が不安定というのは企業経営者にとっては腹立たしい状況で、
必要以上に計算にコストをかけなくてはいけません。
たとえば日本に工場を戻そうとしているのをストップするなど
機会損失が生じてしまいます。
企業の成長には為替を安定させなくてはいけないのですが、
今回も世界中で通貨安に踏み切っています。
この弊害はいつか必ずどこか、
おそらく実体経済に影響が来るのではと考えられます。

このような不確実要素ばかりのなかで
確実と言えるのは、企業業績。
しっかり見ていきたい部分です。


先週の振り返り
大和証券のアナリスト守田さんに
企業決算の途中経過をまとめてもらいました。
ここまでの円安効果、これからの原油安効果により、
2015年度は順調に業績が回復することがクリアになりました。
(大和200で見た場合)通期の経常利益で当初7%増益だったものを
企業側は8%増益に引き上げました。
大和予測は13%なので、まだまだ上ぶれ余地はあると言えます。
原油安メリットは時間差で半年後くらいから出て来るため、
来期は20%増益になる可能性もあるのではないかとのことでした。
(しかし反対にマーケットは不安材料ばかりというのも残念な話です)


ソニーは先週ストップ高で成長路線が見えてきた一方、
日立が10%安という一種のロングショート現象が。
これもリーマン前、2007年7月パリバショックに現れています。
http://www.ifinance.ne.jp/glossary/world/wor035.html
一時的にマーケットの流動性が欠如し、
みんな一斉に同じものを買い、同じものを売ったのち
それが逆転した時にマーケットは大きくひび割れることになります。


このような企業間格差は年々広がりつつあり、
また、良いと思っていた企業が或る日突然大きく下がることもあります。
今週も決算は続くので注意深く見ていきたいところです。

守田さんにアナリストサイドのコメントを分析して頂いたパートでは、
昨年末あたりから「機械」の見方に対するコメントが
変わってきたことが分かりました。
とくに設備投資がしっかり。
外に出ていた設備投資が日本国内に戻ることで
工作機械メーカーが良いとのことです。
この流れが1-3月期で終わるとみられていましたが、
4-6月期、あるいは7-9月期まで続く可能性が出ています。
ただ、これも円安前提があるので楽観は禁物。
日本の金利上昇と、グローバルな通貨安戦争に注意が必要です。



15/01/19 Mアナライズマンデー【岡崎 良介】今週は見送りの週に。

◾︎今週のストラテジー

状況は先週と変わらず、ECB、ギリシャ選挙、原油価格。
ロシアの外貨準備が12月の1ヶ月で
334億ドル減り、残り3,855億ドルに。
このままだと後1年もたない金額。


原油価格が下落した際にロシア経済が心配であるものの、
前回の危機とは違い「外貨準備が潤沢にあるから大丈夫」
と言われていましたが、今回の大量流出を見ると
そうとも言えなくなってしまう可能性も。


プーチン大統領が「2年間の辛抱」と発言しましたが、
もし12月の数字が続けば、もたないとなってしまうので、
今後の数字がどうなるかを注視する必要があります。
12月だけだったり、原油価格が戻ったり、政策によっては
持ち直すこともありますが、どうなるか予測はつきません。

ロシアから出たお金がスイスに?
今回のスイス中央銀行のギブアップで信用が下がってしまいました。
スイスはユーロを買い支えていたのが尽きそうだということで、
今の最大のリスクはユーロ崩壊。

そのユーロは22日のECB会合で恐らく発表されるであろう
量的緩和が5,000億ユーロと言われているのですが、
これだと市場は喜ばないのではとのこと。

また、出資比率で分けるならドイツ国債ばかりになってしまうので
どういう内訳になるのかも注目です。


為替の上下だけで経済がどうなるわけではなく、
ユーロ内の景気が良いかどうかも重要ですので全体的に見なくてはいけません。

また、今週末25日のギリシャ選挙も重要です。

これらのことを踏まえると、今週のストラテジーは
とても押し目買いとは言えない週。
今週を見届けてからでも遅くないので、見送りで。


リスクオフのスイッチに手がかかるかどうか。
そのスイッチとは、信用問題。
アメリカのハイイールドやユーロのハイイールドです。
このリスクを完全にオフしたら欧州危機が再燃。
イールドスプレッドが拡大中。
本格的に社債全般に波及した際に、危機となります。


◾︎先週の振り返り
山崎先生をゲストにお迎えしました。
アベノミクスの「見せ場」は一度終わり、天井をうったとの見方。
この先既得権益や官僚との「修羅場」があり、「土壇場」があるそう。
アメリカ株も大天井をうったと見ています。
大事なのは、利上げのタイミングで調整が起こった際に、
日本が耐久できるかどうか。

もうひとつのテーマは米長期金利低下について。
イールドスプレットの金利が上昇し、
米国債の長期金利が下落し、その差が
かつて危険水域と呼ばれた5%まで開いてきています。
仕掛け的な動きも強いので、
米国景気が良くなり、原油価格が安定してくれば戻りそうです。


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15/01/12 Mアナライズ【岡崎 良介】下落ですね。

本当のところ下がっているところがわかっていないのが一番の不安心理。
1月7日の16,808円、昨年12月17日の16,672円を意識する展開。

原油安は株式市場にとってメリットと言われ続けている間は反発機会はありません。
むしろそんな風に言われるたびにナンピン買いを繰り返すと
いずれブン投げさせられることになるから要注意。

下値を切ればQQE2はふり出しに戻ります。

ギリシャのせいでもありません。
ギリシャのせいなら1月25日選挙で材料出尽くしになる可能性が高いが、
急進左派がここで負けても株安が続けば
そこで初めて人々は真の理由に気付くことになるでしょう。



15/01/14(水)12:31【岡崎 良介】
原油100ドル前提で投資してきた人達がつらい
日本の電力固定価格買取価格もそれが前提になっている。
10年以上続いたのでこの問題は長くなる
上昇も下落も行き着く処まで終わらない
原油もコストの一番安い!高い!ところに行き着く
100ドル前提で国家を作ったロシアなどは・・・
これから何年も価格も戻らないと思ったらどうするのか?
オイルマネーに金融界がお金を突っ込むかどうか?

2月限OPについて
動くとしたらこれからだろう
PUT買いポジションは多くない
押し目買いばかりで下に備えてなかったのが心配
修練するのが1月末から上に放れるというが・・・そうはいかない?
17500円長期保有ならいいが短期では持ってはいけない
アベノミクスより大きなものが出てきている
原油安、ギリシャ問題、米国利上げなど
ひょっとするとあちこちがバブルなのか?など
アベノミクスなど安易に使っているレポートなどは捨てたほうがいい

金融仲介業は運用難で
生保も運用できずギブアップ宣言した。
都合のいい理屈がでてくる

岡崎の視点_振れ幅の大きい時代
本がかかれた時は終わり
リスクをとるのは、外国人、年金、個人
年金はずっと買えるわけではない

日本の不動産
昨年外国人が1兆円買った
港区、中央区など都心中央のビルは外国人保有が増加
△地価は上がると思う。

EU問題で
オランダが譲歩したのが以外だった
ドイツ孤立か?

EUとはドイツ統合の為の条件だった


ギリシャ選挙まで我慢
▼まだ買わない
買いたい人は今週はまったほうがいい

昨日買った人は失望している
慎重な人は様子をみる
2014年も結局ゼロ成長だと思う
電気料金のチャートを作るとコスト増がよく分かる

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15/01/07 【岡崎 良介】
今回の円安の起点は75円54銭ですから7、8年後には2倍の150円をつけても不思議はありません」


「いったん動き出した為替相場はとどまることを知りません。
平気で2倍や半値になります。

プラザ合意からの8年で米ドルは260円から120円へ半値になりましたし、
ユーロは導入直後の7年で0.8ドルから1.6ドルへと2倍になりました。

今回の円安の起点は75円54銭ですから7、8年後には
2倍の150円をつけても不思議はありません」(岡崎氏)


【西原宏一】15年中130円、18年には150円も視野の超円安!
「円安のロジックは明確。
政府・日銀は一体となり円安政策を進めていますが、
言い換えれば円の価値を毀損させる政策です。
日米金利差が拡大していくのはこれからなんです」

【ハーバービジネスオンライン】より

【岡崎・鈴木のマーケット・アナライズ・マンデー】新たな材料はアメリカへ
【今週のストラテジー】
選挙も終わり、材料出尽くしです。
新しい材料 "アメリカ株安" が出てしまったので、注目はそちらに。
背景は原油安。先週までは他にも中国やギリシャなどが挙げられていましたが、
どうやら原油安に絞られてきました。
原油安となると日本では後場、夜が怖い状況に。


先週はNYダウが315ドル安。
月火水曜=マイナス、木曜=プラス、金曜=大幅マイナスで
一週間の下落率としては何年かぶりの下げになりました。
QE3終了後、最初の危機かもしれません。


この原油安は「逆オイルショック」と言われていますが・・・
作りすぎ & 需要の伸び悩み 両方です。
シェールに対抗し原油安
 ↓
シェールの開発が滞る
 ↓
新たなビジネスを始めた中小企業が倒産危機(2?4割デフォルトするのではという説も)
 ↓
ハイイールド債指標となるETFが安値切り下げ。
(債権を発行し高い金利を借りて掘り続けている。BやBBなどの債権=ハイイールド)


月曜日NYどうなるのか。止まるのかさらに下がるのか・・・注目です。
一週間前アメリカの雇用統計は大変良く、
東京市場も月曜日から7年4ヶ月ぶりに18,000円にのせましたが、
結局は寄り付き天井でした。
雇用統計翌週から始まるということを考えると、
1月まではちょっとした試練に向かいつつあるアメリカ市場です。


日本は月曜前場で227円安。マザーズは若干プラス。
VIがマイナス2.2ポイント下がっています。
「株価下落でVIも下がっている」が示す意味は・・・
 =戻りは知れている。18,000円を超えることはないからコールオプションを売っておこう。
 =下値もそんなに深くはないだろう。自民が圧勝したので補正を組むだろう。
  QQE3、4・・・があるかも。そうなると下がっても17,000円、16,750円、16,500円
  等々あるかもしれないが、大きく変わらないだろう。


日本はもはや株式市場の水準は、全て織り込んだうえに業績発表までは時間があるので、
アメリカが下がるのか、原油が下がるのか、
ハイイールドの売られ方が新たな信用不安を引き起こすのか・・・海外要因に影響されます。

従って、今週は日銀の金融政策決定会合より、
アメリカのFOMCで利上げのタイミングがどうなるのか、文言がどうかに大注目。
利上げ先延ばしなどの可能性を織り込んで10年物国債利回りが下がっており、
シェールの設備投資が滞る=2015年アメリカ景気は悪くなる・・・となると
QE4の可能性も出てくるので、原油安あるいはNYがここで止まるかどうかに注目。

万が一シェール関連で連鎖倒産が出てくると、ハイイールド債権が売られ、
売りが売りを呼び、株に影響を与えることになります。


このような状況ですので、
▼今週来週は、とりあえず慎重に、戻りを売っていく感じで、
▼これ以上爪を伸ばさないことが基本です。
(昨年12月末の値を意識しても良いくらい)


【先週の振り返り】
大和証券の佐藤さんをお招きして、年末年始のアノマリーについて教えて頂きました。
12月の最後5営業日は過去20年間のうち18回上昇=「掉尾(とうび)の一振」
月間でも12月過去10年間で9勝1敗。
ただ、今日のお話からはそんな12月でも不安要素が高そうです。

来年のアノマリーは、
アメリカでは
中間選挙の年の翌年、大統領選挙の前年は、ほぼ全勝(1940年代?)だそうです。
そして日本では1月は中小型株が強いそう。


アメリカが日本株に影響を及ぼすことはありますが、逆はないので
大アノマリーはアメリカ、中アノマリーは日本という見方がよさそうです。
もちろん経済は生き物なので、その都度ファンダメンタルズを見るのはいつでも大事です。

14/09/01【Mアナライズマンデー】ボトムを確かめる一週間に
鉱工業生産指数が7月で戻り切っておらず、
新聞などでも心配ムードが増えています。

増税の影響や天候不順などが考えられますが、
増税+インフレで物価上昇となると
手取りベースで前月比3-4%ずつ懐が淋しい感じになっています。
さらに欧州景気があまり良くないので、輸出が伸びないことも追打ちに。

このようなことから、今週は売りを試して
当面のボトムがどこなのか確かめる一週間になりそうです。

唯一支えになっているのはドル円相場の104円でしょうか。


鉱工業生産指数、予想では+2.5%だったのが結果は+0.2%で
ネガティブサプライズとなってしまいました。
ただ、内閣改造期待で金曜日はそこまで下がらなかったのですが
第二次安倍改造内閣は、先週のテレビのゲストの吉崎さん曰く
「どう変わっても今より良くならない」そうなので、
期待しすぎない方が良さそうです。

今週の日銀金融政策決定会合で何らかの動きが出れば
マーケットも好感するのですが、どうなるのか・・・ここは要注意。


全体的に9・10・11月の秋相場は難しいものになりそうです。

ヨーロッパの長期金利が下がって来た。
ドイツ0.9%、イギリス、フランスも低下。
ECBが発表した金融緩和を実行し、
リスク資産を買って行くかどうかが試されます。
ECB理事会が今週ありますので、こちらのニュースもチェックを。

物価が上がって賃金が上がるのには、タイムラグがあります。
また、消費税増税の影響を受けている層と受けていない層がいて、
受けている層には引上げの影響がボディーブローのように効いていて
7月8月の沈滞ムードにも繋がっているのではないかということでした。

■先週の振り返り
アメリカ政治に詳しい双日総研の吉崎達彦さんをゲストにお迎えし
アメリカの政治経済について分析して頂きました。
シャットダウンを起こしてしまうような政府によって
政治が何も出来ない・決められない方が財政収支が改善するという皮肉や、
下がり続けるオバマ大統領の支持率をバネに
何とか政権を取り戻したい共和党はしかし「自分探しの旅」が続いていること。
さらに「裕福な白人男性」候補者ばかりの個性の無さなどが明らかに。
オバマケアありきではなく、高齢化ありきだったことなども含め、
好調な指標だけでは見えない問題点を論じて頂きました。

しかし、オバマ大統領も2006年は無名だったことを考えると、
ここから2年でスターが出てくる可能性もあるということで
中間選挙、そして2年後の本選挙から目が離せません!

■注目ポイント
・米雇用統計
・米ベージュブック
・日銀金融政策決定会合

14/07/14 【Mアナライズ 岡崎 良介】レンジブレークなるか!?
■今週のストラテジー
月曜前場15,200円あたりがレンジの中心?
先週末の大引けが下がり、高値更新はなりませんでしたが、
東証現物225指数ベースでいうと、安値は切り上がりました。
早ければ、今週のレンジブレークも!?


先週は小さい値幅で5日続落になってしまいましたが、
投資家が様子見をしている影響は大きそう。
(ボラティリティが下がり過ぎ
=未を小さくしている
=動いてから乗ろうとサイドラインに居る状態)

外部要因としては色々ありましたが、決定打にはならなかった様子。

・ドイツの景気が思いのほか悪く、DAX指数が悪く米株に影響も?
ポルトガルのBES(バンコ・エスピリト・サント)財務問題も
とりあえずは大きくなりすぎなくて良かった!?


・アメリカでアリババの上場が8月頃と言われている影響。
過去最高の2兆円の資金調達で
モメンタムストックの換金売り。ナスダックの下落へ。
 しかしアップル株好調など、IT全てが下落というわけではない様子。


・日本では木曜朝一番に出た5月の機械受注で景気懸念が・・・
しかし、受注が減ったのではなくて、
多すぎて受けるのをストップしたのではないかと考察が。


https://www.facebook.com/notes/
岡崎鈴木のマーケットアナライズ/2014年7月12日投資のレッスン85設備投資が必要なのは設備投資関連企業である


これは、90年代バブル時代に言われていた
過剰三兄弟( 過剰設備・過剰雇用・過剰債務)が否定されて来た20年が、
ここにきて全く逆の状態で、設備不足・雇用不足・借入不足に。
ひと時代10年くらいと考えると、しばらくは不足状態が続きそうです。


打開できるとしたら、

・燃料電池・ロボット関連など大きなキーワードに沿ったものへの
設備投資は増やせそう。

・雇用は、正規・非正規等の問題など。
また、新興企業・地方の優良企業などが引っ張る
マーケットになっていく可能性も高くなっています。


△2014/06/02(月)11:33【岡崎 良介】
先週押し目買いと言ったが押目は無かった。
できれば14,462円以下と言ったが・・・
上昇の理由は悪いニュースが無かったから。
13000円台の値覚えがあると・・・
△これはあっさりと16000円位にもどる可能性が高い。

米国の金利上昇は、3%程度までは景気がいい金利上昇
金融引き締めの金利上昇の時に考えればいいこと

今週も押し目買いだが
押目買い水準が上昇してしまった。


今日特筆すべきは
ボラティリティが上昇
踏み上げが始まったかもしれない展開

誰も予感してなかった
サマーラリー?



岡崎・鈴木のマーケット・アナライズ・マンデー(2014.6.2放送分)

【Facebook】

14/06/02【Mアナライズ 岡崎・鈴木】

2014/05/28(水)ラジオ日経【岡崎 良介】
今回のキーは不動産
どれだけ不動産を上昇させられるか?
不動産が動けば全てが動く
日本は延々と金融相場だと思う
米国のリスクオンが終わるまで上昇し続ける

大引け後
売り方が炙りだされている感じ

過去の循環であれば今年利上げがあってもおかしくない
もし米国株が下落したとすれば

2014/05/26(月)11:37【岡崎 良介】
底を打った感じがする
ここで飛びついたらいけない
だが押し目買いに押し目無しなどで難しいことも
こういうとき慎重に大胆に
14462円以下で仕込みたいところ

アマダ以前、アマダ以後
企業は JPX400に組入希望?

長い目でみれば買いでOK
戻りは中期的に戻る


【Facebook】

14/05/26【 Mアナライズ 岡崎・鈴木】
こういう時は慎重に。利食い優先でしっかり回転!


■今週のストラテジー
底を打った感じが強いのですが、
とはいえ飛びついてはいけないようです。
寄り14,600円というのは大きな利食いが出た所なので
慎重に押し目を待たなくてはいけないとのこと。
押し目というのは後になってみると分かるのですが
その時判断するのは難しいので、あくまでも慎重に。

月曜日プラスから始まったのは3/31以来で、新年度初めてです。
こういう時こそ慎重かつ大胆に(一番難しいのですが!)
目安は先週の値段。
引けは14,462円なのでここより下では仕込みたい感じ。
先週、先々週はトレンドレスでした。
見えてから考えようということでしたが、
金融政策、為替市場、米株に大きな変化はありませんでした。
それでも株価が動いたのは、企業の力で、地殻変動とも言えそう。
アマダに代表されるように、利益を全て株主に還元するような
経営方針の転換や、促したJPX日経400の存在があげられます。

もちろん、ウクライナ、中国など不安要素はありますが、
このような問題は常に「ある」もの。
リスクはリスクとして意識しつつも、
取り越し苦労はしないことだそうです。

マザーズは先週前半売られていましたが、結局5連騰となりました。
モンストのmixiがダントツ。
売られすぎていたリブセンスも戻るなどの動きです。

ただ、上値を追いかけて勢いで買ってはいけないとのこと。
こういう時こそ利食い優先でしっかり回転を。

地殻変動的な動きで相場が反転。
戻るのは長期的で、
今週一気に抜けるのは難しいと思うので、慎重に。

■今週の振り返り
大和証券の塩村さんをゲストにお迎えし、
GPIFの改革について詳しく伺いました。
3月のご出演の際には概要を教えて頂きましたが、
ここにきて具体的なことが見えてきました。
TOPIXだけでなくJPX日経400などを採用する他、
アクティビストを官庁が採用したというのが衝撃。
大きなニュースでした。
物言う株主として企業に働きかけて行ったり、
積極的にリスクを取って行くスタイルが入るということなので
今後の動きに注目です。

【今週の戦略】
・利食い優先でしっかり回転を。
・米4月耐久材受注
・日4月商業販売統計
・日4月鉱工業生産(増税後数字)




2014/03/12(水)【岡崎 良介】

小さな兆しだが、嫌な兆候がみえている
普通は金利というものは
株が下がると下がるのですが
今日は少し上がっている
これはすごく危ない兆候

ほんの小さな兆候だがメモしておいたほうがいい。

14/03/10 Mアナライズ【岡崎/鈴木】今週の戦略
・△金曜日のSQを控えて、押し目買い。
・日銀金融政策決定会合→火曜日:黒田総裁会見
・13(木)機械受注
・16(日)クリミア自治共和国ロシア編入是非住民投票

■今週のストラテジー
あく抜けした可能性が高いと考えられます。
ウクライナ情勢というリスクを抱えながらも
先週のマーケットは建設的な動きで15,000台を回復。
月曜は若干利食い売りに押されていますが、
15,000円の目線に慣れていないので仕方ない動き。
雇用統計が終了し、今日明日の日銀金融政策決定会合の行方を見守る段階です。


その雇用統計は極めて普通の結果になりました(詳細は後述)。
世界の株式市場に日本市場もようやく歩調を合わせてボトムアウトしてきた様子です。
そんな今週は、押し目買いで。
戻りをどこまで行くか試す週になりそうです。
SQで、場合によっては大きく跳ねる可能性があるかもしれません。


終わってみればプラスですが、動きは非常に神経質な動きとなった先週。
予想しようのない材料ばかりの中で戻って来たというのは、
その以前に作っていたポジションを手仕舞っておこうという
売り越し、売り浴びせが多かったということ。
統計で見れば1月は大きな売りがありましたが、
2月はそこまで行かず、プラマイのところまで戻してきました。
トレンドを持ち加速して行くような売りではなかったということで、
悪材料の中ストレステスト、雨降って地固まる的な戻り歩調に。
そして今週15,000円スタートですので、ひとつ終わったなという兆しが見えるようです。

もし1月からの売りが加速的に2月も続いていた場合には
なにか本当に大きなパラダイムチェンジが起きていた可能性がありますが、
しかしそうではなかったことが分かりました。
出所は欧州で、ETFや日経平均先物など指数系売りが多いことも分かりました。
これが裁定取引の解消売りを誘発し、日経平均を14,000円台まで押し下げましたが
加速はしなかったことを考えると
おそらく広い意味でのリバランス、あるいはリバランス+仕掛け売りだったのでは。
つまり、年金などの中長期・大口投資家の日本株売り、
日本を見捨てること、アベノミクスへのNO・・・ではなかったと見ることができそうです。

年初以来、「水曜日上げ、木曜日下げ」に売買が集中してきたのは
外国人投資家の商いの日本株への売買執行が集中してくるスケジュールから。
そして、さらにこれを見て日本人投資家も一緒に売るなどの動きが
連動してのことではないかとのこと。


ウクライナ情勢は予測が付かないのですが、
EUに歩み寄ってはいるものの、米に歩み寄っているわけではないことがポイント。
16日ウクライナの住民投票にも注目が集まります。


雇用統計の17万5,000人は良くも悪くもないという意味で「普通に良かった」ようです。
あと一ヶ月くらいブリザードの影響があると予測できますし、
地区連銀レポートも良いものでした。(雪のないアトランタ発ではありますが)
寒波の影響を受けた上でのこの数字は弱くはなく、
「微弱ながらも景気回復は続いていることが分かった」というそれだけでも充分な結果です。

今週末はいよいよSQです。
先週300円上がり、月曜前場152円安でスタート。
金曜日の終値から月曜の始まりまで1.1ポイント、27.9まで上がっています。
利益の確定売りが出ている中でボラティリティが上がっているのは例外的な動きに。
本来はこのような状況の場合下がるはずなので、
今週のSQに向けて大掛かりなポジション調整が始まっていると考えられます。

ボラティリティー(オプション)を相当売っている人が居るということ。
15,000、15,250、15,500円あたりのコールオプションの
大きな売り物がある状況ですが、どう買い戻すのか?という状況です。
買い戻せないとしたら、大きな波乱も考えられます。
(一時的、その日だけかもしれないながらも、上方向に・・・)
これを受けての、押し目買いということでした。


■先週の振り返り
大和証券の木野内さんをゲストにお迎えしました。
当面の相場の見方、見通しを教えて頂きました。
消費税引き上げの1988-89年と現在のトヨタの値動きは瓜二つ。
上にも下にも動かないチャートが語るのは
半年ちかく前から消費税を織り込んでいたということで、
これから出てくる消費税の影響は既に消化されていると見てよさそう。
マーケットは賢かった、順応性が高かったということが分かったのが収穫だと岡崎さん。

NYダウ史上最高値を超えているので、日経平均も追う可能性は大いにありますが、
イエレン議長のようなしっかりとしたフォワードガイダンスを
日銀の黒田さんが同じようにしていけるかどうかがポイントなりそうです。

もうひとつ、過去の増税後データでは夏以降の円高も懸念材料です。
前倒しで買ったもののなかに輸入品が多いため、先に貿易赤字が出た形。
増税後の買い控えで4-6月の輸入が減ると、貿易黒字になり円高になるというものですが、
しかし今回は、それよりも円が外に出て行こうとしている流れは変わらないのでは
という意見になりました。いずれにせよ来月以降出てくるデータには注目です。


14/03/03 Mアナライズ【岡崎/鈴木】今週は下値トライの週
【今週の戦略】
・ムードに流されてやり方を変えないように!

・雇用統計(水曜日はADP)
・中国全人代(全国人民代表大会)

株安債券高 昨年の5月以来の債券利回り

■今週のストラテジー
土日の間にウクライナ軍事介入とニュースが入り、
すべてぶちこわしになったという感じ。
下値最終ライン14,000円に迫る
その次のラインをテストする一週間でした。

ソフトバンクがライン株式取得かというニュースで
火曜日に上げたきり、週末までじわじわ下げる展開になりましたが、
買いの位置が変わらず
売り手もショートカバーをする方向にもならず一進一退。
今週もまだ調整局面が続きそうです。
さらにボラティリティが上がって来たのでもう一回やり直しという感じに。

年明けから6週間連続で下げ、先々週上げまた下げていますが、
外国人投資家によってゆさ振られている状況。
現況は、外国人が売っても日本株が上がる
という図式にならないと変わらないそうです。

ウクライナ情勢は緊迫していますが、
SP500は史上最高値更新、
ロンドンでもFT100指数も1999年以来の高値を抜きました。
その状況で日本株だけが弱い動きを見せていますが、
先進国の中で最も流動性があって、ボラティリティが高く、
投機マネーの終着点となっている日本市場は
荒っぽいお金が入りやすいという特徴があるようです。

マクロ経済統計を見てみると
1月の鉱工業生産指数は前月比+4.0%で2008年10月以来の高い伸び、
有効求人倍率は+1.04倍で2007年8月以来の伸びということで経済は好調。
消費増税が入ってくるので不安が高まってはいるものの、
足元の実態は強い様子を見せています。

それでも今週は先週までの非常に神経質な動きを繰り返さざるを得ません。
戻りは先週の高値のレベルを待ち構えているものの、
そこを乗り越えるまでの買い材料が出てくる可能性が少ないようです。
今週末は雇用統計も控えています。

そこで投資家の皆さんの今週の戦略は・・・
やり方を変えないほうが良い、と岡崎さん。
たとえば個別銘柄でこれを買おうと思っている人はその値段が来るまで、
売ろうという人はその値段まで待つというスタンスで。
成り行きにのらない、ムードに流されないことが大切です。

14,000円は果たして岩盤なのか、14,200円か、14,400円が本物か・・・
下値テストになりそうです。

もうひとつ気になるのが日本の長期金利の動きですが、
今週は0.57で昨年10月のボトムを下回る5月以来の下値に。
しかし、為替が101円台であることも鑑みると
日本だけ極地的な、単純なるリスクオフの流れのようです。
外国人投資家の1月の売りはトータルで1兆円の売りですが、
うち2,000億円はETFであることを見ると、
何もかも日本株から完全撤退したという形ではないとのこと。



業種の二極分化も気になります。
下がったのが不動産。銀行、ノンバンク、小売り。
上がったのは情報処理サービス、建設、建機レンタル、エレクトロニクス。


1997年のマーケットを原案としてあの時と同じシナリオを書いている動きが。
97年は消費税が5%となった年で、金融不安、ロシア危機、
銀行の破綻やアジア通貨危機など良い思い出がないとのこと。
当時に比べれば小粒ではあるものの、想定して動いている様子。
しかし、最終ラインを守っているのは日本の投資家であり、
ここが守れたら、97年型シナリオは崩れるとのことで、
消費税前後の3-4月は個人投資家の頑張りどころとなりそうです。



■先週の振り返り
ニッセイ基礎研究所の久我尚子さんをお招きして、
正規雇用、非正規雇用の問題について消費マインドとともに考察しました。
非正規雇用の賃金アップ、非正規雇用から正規雇用への転換を発表している企業が
出て来ていることで、ここからの景気上昇に期待も。

賃金は結婚や家族形成への影響だけでなく、
投資意欲などにも関わります。貯蓄ができる収入が得られるか否か、
この辺がポイントになりそうです。

とにかく非正規をめぐる問題はすぐに答えが出ないため、
この仕組みを固めてしまったのは何か・誰か、
それを変えることによって何が・誰が利益を得る・不利益を被るか等々
勉強すべきところはまだまだあります。
番組では今後も考察を続けていきたいと思います。

13/11/25(月)【Mアナライズ】今週は、やや売りで

【今週の戦略】
・「やや売り」慎重に!裁定買い残を意識。
・アメリカは感謝祭の週。足下を確かめる重要な時期に差し掛かっています!

■今週のストラテジー
迷いながらも今週は「やや売り」。
いいペースで上がっていますが、
チェックポイントをいくつか確認です。
裁定買い残は11/20現在で27億株、
金利水準は0.63%、
NT倍率が少し上がっていますが許容範囲。
VIは25%台で、まだ大丈夫。
ということで売り材料がない状況

・・・なのに、売りなのは??
良過ぎなので利益確定したほうがいい場合もあるとのことです。

いままで売りだと思っていたのが買いになったり
その逆になることもあります。
売り材料がないということは、ほとんどの人が買っているということで、
いまの買い材料が売り材料になったときが崩れる時。

大きな崩れはないと思うものの、慎重に構えて
12月限の終了まであと2週間は着地体制を取った方が良さそうです。


売りの根拠としてのもうひとつは、
先週の展開に対してボラティリティがあまり下がっていないこと。
数値的には22−23くらいでも良いくらいですが下がらなかったので
ここを見て一度利食った方がいいと思うと岡崎さん。


また、アメリカNYダウ16,000ドルに乗せてきたことに関して
強い動きで「割高」ではないか?
イエレン効果が前倒ししすぎではないか?
・・・という声があるものの、割高ではないようです。
気がかりは金利ですが、2.7%台で、
小売がやや良い、クリスマスも去年より良さそう
ということで、アメリカも売り材料がない状況。

ダウは業績を買っていて、業績がついてくる状況。
雇用統計、金融緩和継続、景気回復、金利低下
と、良いところ取り・・・ですが、
どこまでも良いことが続くはずはないというところが不安要素。
クリスマス商戦、雇用統計、実はこれからですので、
数値を引き続きチェックしておいたほうが良さそうです。


為替は対ユーロで137円台にきています。
セクター別値上がり上位を見ると、
保険、エレクトロニクス、精密、自動車、輸送機器など
輸出関連株が多くなっています。

ドル円の上昇に関しては、
5月と違って金利を買うというファンダメンタルに
サポートされているので、腰は強そうです。


株に戻ると、日本株は寄り付きからいきなり買ってしまったなという感じ。
個別は引き続き押し目買いモードですが、
指数に関してはもう少し先を見るので、取ってしまった感が否めないそうです。

また、売りと言ってもトヨタ、ホンダを売る必要はなく
ファーストリテイリング、ソフトバンク、KDDIを売りということなのですが、
その根拠は「割高」。先物買いによって膨張してしまっているようです。
(裁定取引の買い残が29億株、4兆円がきたら黄色信号です。)


ちなみに裁定取引でどの株が買われているかということは
何かの指標や内訳が出る訳ではないので、とりあえず
ファーストリテイリングやソフトバンクの株の上下を見るか、
 (ソフトバンクは海外のM&Aをどうとるかでちょっと複雑。
  先物でほぼ説明できるのがファーストリテイリング。)
あるいは、「ファーストリテイリング÷トヨタ」だけでも良いとのこと。

指標銘柄を2−30銘柄を決めておいて、
「定点観測」することは非常に重要だそうです。

■先週の振り返り
武蔵野学院大学 名誉教授&大学院教授 山崎先生をゲストにお迎えし
今後の相場について伺いました。
長期的には強気ながらも、直近では不安要素があると山崎さん。
持ち合いを抜けたとも言われていますが、確信はまだ持てないとも。

そして岡崎さん曰く、山崎先生のような
バブルの時代を知っている方のお話を伺うことが大事だそうです。
バブルを知らない年代の方々は
先輩の声に耳を傾けたほうが良い時期に来ているということでした。


岡崎・鈴木のマーケット・アナライズ・マンデー(2013.11.25放送分)

Facebookに資料




13/11/18【岡崎 良介】押し目買いではあるが、ボリュームを減らしつつ慎重に!

【今週の戦略】
・基本は押し目買い。高値を追い過ぎずに、ボリュームを減らしながら慎重に!

・アメリカ受託販売、小売売上げなどの数値も出てくる。
 引き続き様々な経済データが出ますので、欠かさずチェックしましょう。


13/11/17 Facebook 投資のレッスン#73『日経平均株価15000円台回復』.
6か月かけて回復
漸くはっきりとした足取りでレンジを上に抜けてきました。次の目標値は言わずと知れた5月に目指した16000円ということになります・・・・



分析
上昇の理由は、ジャネット・イエレン新FRB議長が前に出てきたこと、
そして雇用統計、決算などが一通りで終わったことが考えられます。
イエレン氏が「今のアメリカの株式市場はバブルではない」
と発言したことが印象に残ったと岡崎さん。
つまりアメリカに比べて割安な日本株もバブルではないということ。
下から押し上げられて15,000円になった強い状況だと考えて良さそうです。


イエレン氏の金融政策理論のひとつが、フィリップス曲線。
縦軸に物価、横軸に失業率を取るグラフで見ることができますが、
現在は失業率が下がっても物価が上がらない状況ということで、
まずは物価が上がるまでは失業率を下げ続けることに注力。
失業率がちょっと下がったからと言って金融緩和の手を緩めることはせず、
物価が上がってきたときに対策をするような形になりそう。
"accommodative"と発言しているように、
許容できることは寛容に、景気の為にできることをしていく姿勢のようです。


■今週のストラテジー
注意点はVIが上昇していることです。
前場の26.76は危険な上昇と見られます。
こういう場合やり過ぎは危険で、慎重にいきたいところ。
ポジションをこれまで3枚の人は2枚に・・・
というように減らす方が良さそうです。

やり過ぎ感があり、息継ぎが必要


先週も利食うところがありましたが、
今週も2回ぐらいブレスするところがないと・・・という感じ。


ここにきて上値の目標は高まり、
実質的には16,000円ターゲットになってきていますが、
リターン後のリバーサルというリスクがあるので、
ジグザグしながら上がった方が安心。


なおVIが上がっているのは、予想外の上げだったため。
売っている人、空売りしている人など上がっては困る人が多いということ。
15,000円から16,500円までコールオプションの売りが溜まっていて、
踏み上げからの大きな下げがあった5月23日のパターンと同じです。
違いとして長期金利は上がっていないものの、兆しは見えるので注意が必要です。

とくにSQまでは慎重に行く方が良さそうです。
裁定取引に関しては29億株がひとつの目安ですが、
今回も26億を超えてきているので、こちらも合わせて要注意です。


上昇セクターは、その他金融、証券、保険、銀行、不動産先攻ということで
アベノミクス相場スタートのような動向を見せています。
形を変えて同じ構造で繰り返す金融相場を示唆しており、
日本株はまだまだ業績相場まで時間がかかりそうです。

上場企業の経常利益が42%増えたことや
大学生の就職希望率が80%を超えるなど、
明るいニュースが増えてきて、実態相場がついてきている感もありますが、
まだこれからが本番という状況です。

ここまでの問題を払拭する上げになってほしい、と岡崎さん。
やはり企業は資本と労働力が基本。
「ちゃんとした」仕事を創出し門戸を開放、労働力を吸収するというように
良い方向に変わればアベノミクスも成功と言えるとのことでした。

さてもうひとつ、ドル高円安の傾向が強まった為替ですが、
100円を突破したものの、一気には行かない様子。
今はそこまでのパワーが無いから。

リーマンショック以降に壊れた資本主義経済が戻ってきているのですが、
戻ってきているのはエクイティ。資本=エクイティです。
その後に為替、債券とくるので、まだそこまでは来ていないようです。

13/11/11 崎・鈴木のマーケット・アナライズ・マンデー(2013.11.11放送分)
雇用統計の全面改訂で仕切り直し!


■今週のストラテジー
先週金曜日に発表された雇用統計は全面改訂でした。
8、9、10月全てが上方修正され、振り出しに。
長期金利も2.75%に戻りました。
シャットダウンに世界が翻弄されたという状況だったと言えそうです。

上値が重い、日本の企業業績が思ったほど伸びていないなど
懸案事項はありますが、基本的には買いでいきたいところ。
アメリカの景気が落ち込み、雇用統計が良くなっていない
というのが全面的に変更になったことで、一から考え直しです。

雇用統計が良い→テーパリング→悪材料
景気が悪い→金融緩和長期化→ドル高円安の流れが立ち消え。
アメリカ株が上がる割には日本株が上がらず・・・と
悪い方ばかり見て来たこの2-3週間ですが、
テーパリングで困るのは投資家で、
実体経済では仕事が増えた方が良いわけなので
原点に立ち返ってみる必要があります。
たとえばアメリカ企業決算が
SP500のうち447社が発表済で、ミクロもマクロも良いことがわかりました。
アメリカのマーケットは業績相場の方向へ向かう可能性があります。

日本はトヨタなど企業業績が発表に。
良かった企業が買われずに、ノーマークだったところが良かったという感じで
マーケットの反応はイマイチでした。
為替メリットで増額修正したところもありますが、
今が良くて、先が心配というところが全体的に出ました。
トヨタは営業利益で2兆円超えという数字が出ましたが、
トヨタだけで勝ち続けるのは難しいので
他の企業の後押しも今後は期待したいところです。

週末14,000円割れ寸前まで下がってしまいましたが、
仕切り直しで上を狙えるかどうかについては、
糸はもつれてしまっているので一筋縄には行きませんが、
業績発表が終わったいま、外部環境の変化がポイントになってきます。
外部環境とは、アメリカの株式市場、金利、為替市場です。
アメリカ金利上昇→ドル高→日本株高となるかどうか。
ECB利下げでユーロ高円安が頭を抑えられた形ですので
基本に戻ってドルから動く感じです。

なお、7-9月アメリカGDPがプラス2.8%ですが、
在庫積み上げなので弱いと判断する人もいます。
ここは追って数字を見て行く必要がありそうです。

■先週の振り返り
ラジオNIKKEIの鎌田記者をゲストにお迎えしてお送りしました。
中間決算の概況と今後の展開ですが、比較的慎重な味方でした。
EPS、日経平均の一株利益が、10円くらいしか上がらないという言葉が印象的。
数字的には悪くはなかった、むしろ絶好調だったので、
10月以降の下期は慎重に見ざるを得ないこと、
消費税の影響がそろそろ出そうという見立てでした。

これを凌駕するような全体の勢いと、政府のリーダシップが
どのくらい出てくるかというところが見所になりそうです。

【今週の戦略&注目点】
・懸案事項はありますが、基本的には買いでいきたいところ。
・今週は、13(水)バーナンキERB議長の講演があるので、
 ここで新たなフォワードガイダンスがどんなものか大注目です!

13/10/28 Mアナライズ【岡崎 良介】△今週押し目買いの週
今週のストラテジー
先週の予想が外れたのは米雇用統計を見誤った。

戻り高値14800円をまたトライするのではないかと思う。
ここは歯を食いしばって基本的には押し目買いで望んで行きたい一週間。

先週の急落は
ここまで連騰したのでブレス(息継ぎ)が入っただけだと思う。




岡崎・鈴木のマーケット・アナライズ・マンデー | ラジオNIKKEI■今週のストラテジー

■今週のストラテジー
先週ゴーサインを出しましたが、ちょっと勇み足だったと岡崎さん。
雇用統計が予想よりも低い14万8,000人増しかなかったことなどで
QE3継続はほぼ来年3月までは確定とマーケットの読みで、
金利低下、ドル売りとなりました。ただ、アメリカ株は高いままです。

これまで景気が良いと見られていたアメリカが雇用統計では悪く出ました。
ただ、雇用統計は悪いのですが、
企業業績から見るとアメリカ経済は良いようなのです。
人を雇わない企業、たとえばAmazon、Googleなどの業績が非常に良く、
逆に伝統的なキャタピラーなどは悪くなりました。
こういう状況でSP500は過去最高値を更新し続けている
「ジョブレスリカバリー」の様相を呈しています。

日本は円高に振れたのか、シャドーバンキングなのか、安値引けでした。
ただこちらも月曜の寄り付きは高くスタートしたことに注目。
今週調整があるのではないか、ということで
シンドイですが、押し目買いの一週間になりそうです。

先週はよくわからない動きが多かったようですが、
日本株の下げは先物など内部要因で動いているのでは?ということで、
為替と連動して動くタイプのヘッジファンドの動きもありそう。
そもそも日経平均がこれまで連騰してきたので、ブレス期間とも言えそうです。

中国短期金利引き上げに関しては、
季節性のものではという見解。
中国経済がようやく再加速してきたところで止めたくないという思惑もありそうです。

ところで
こういう難しい状況では何をみて判断すれば良いのか??
それは、マーケットを見ること、と岡崎さん。
様々なコメントや解説(このMAですら!)よりも、
今の株価、ボラティリティにかえり、切り返したプライスアクションを見る。
マーケットの力を信じることが大切です。

たとえば今週は寄り付きが強くスタートし、
ボラティリティが上がっていないことに注目。
株を売ってボラティリティを売っているというのは、
コールオプションを売っているのと同じといえるそうです。
15,000円のコールオプションが投げられているのは
大口の投資家が、直近の15,000円はないと思っているということ。
業者は先物を売って、オプションを売る、すると
株価は下がるが、VIは下がる・・・
これが上述の「日本は内部要因」と思える所以。
マーケットを、数字を見ると、
たとえばこういうことが見えてくるそうです。


【今週の戦略】
・先週は勇み足だったものの基本スタンスは同じ。上値トライになっていくのでは。
 基本的には押し目買いで!
・決算発表の数字を丹念にチェック!




△2013/10/21(月)11:38【岡崎 良介】今週のストラテジー
△信号は青に変わったGoサイン、買いでいいと思う。
基本的に世界はリスクオンに少しずつ入ってきた
勇気を持って果敢に挑戦してもらいたい

リスクはかなりゼロに近づいた。
各国のマーケットでその兆候が現れている。
今はエアポケット
米国は政治のねじれで債務問題などでたが
△日本は政治がねじれてないのが強み、世界の投資家はこれから気がつく。
世論、マーケットの後押しがあるので前に進むと思う
今回のリスクオンはみんなが少しずつリスク資産を増やしてる感じ

△日経の上値は15000円は今週行っても違和感はない。


不動産についてはまだまだ規制緩和が行われ
流動性が高くなると思う
小さな記事など報道され、不動産は流動化しやすくなると思う。
今走りだした相場


基本的に世界はリスクオンになってきた。



岡崎・鈴木のマーケット・アナライズ・マンデー | ラジオNIKKEI■今週のストラテジー
信号は青。GOサインです!
一気にというよりは少しずつでも。
日米ともに不確実性・リスクはかなり遠くなり、
今行かずしていつ行くかという状況に入ってきました。
世界中のマーケットでも兆候が出てきています。

GOサインの根拠としては、
不確実な事項が終わって
日本も米国もボラティリティが下がっていること、
円高に動いたのに日経平均が強かったこと。
アメリカがデフォルトするかしないかという状況の裏で、
日本株は7連騰したことは大きいです。

「日本はねじれていない」
ここが最大のポイントだったと岡崎さん。
米与党に関してレームダックだとか求心力低下など言われますが、
問題の要はねじれ。
日本もねじれ国会の時は物事が前に進まず同じ状況でしたが
現在はねじれが解消し、政策決定・実行力があるということで
世界中の投資家は評価を上げてきています。
こういったことからも、
政策に沿ったテーマ銘柄が強くなってきそうです。

アベノミクスについては色褪せ気味という声もありますが、
世論とマーケットの後押しがあり、
株高円安、景気回復傾向、7-9の企業業績が上昇しているなど
材料が揃っているので効果は続きそう。

SP500をはじめ、ドイツ、南アフリカ、インドも上昇ということで、
世界中でリスクがオンされつつあるようです。
誰かがリーダシップとなってそこに飛び乗るという形ではなく
皆が少しずつ、リスク資産をオンしてきているという形です。

アメリカのデフォルトがあくまで引き延ばしに過ぎず、
すぐにまた同じ状況になるのではという不安点については、
共和党が主に3つの勢力に分かれていて一枚岩ではないことや、
支持率が低下していることがポイント。
このままでは党としての統一戦略が出せず
来年の中間選挙も勝てない状況に陥りそうですので、
新しいリーダーや戦略の模索に入ることが考えられますが、
次回も今回と同じ結果になのではないかとのことです。

最後に、気になる「上値はどこか」という点。
高値をつけたのは
9/27(オリンピック決定)の14,800円
7/19(参議院選挙)の14,900円
ですが、この2つが持つ意味は同じですので、
抜く時は一気に抜くだろうとのこと。
また、15,000円にも違和感がないと岡崎さん。

5/22につけた16,000円手前ですが、ここへは
7-9月の数字、プッシュの材料が必要。
前回悪かったキヤノンあたりが最初に出てくるのでは。
デジカメが売れているわけではありませんが、
欧州情勢が回復傾向にあり、精密機器関連は期待できそうです。

トライするたびに利益確定し、押したら買いというように
こつこつ積み重ねて売り買いするパターンができているのはOK。
過去に遡ってたとえば13,000円などの下値を狙うよりも、
先週に比べて今週はどうか、という比較で買って行くので良いのでは、
というお話もありました。

13/10/14 【岡崎 良介】今週の戦略▼今週は・・・まだ我慢の週!
まだ我慢の週ですね。先週末大きく買い戻されましたが、
これはイェレン新議長が候補者として決まったことを好感しての動き。
米国の財政問題はまだ予断を許しません。
そうこうしているうちに17日(木)という期限が近づいてきます。
今週も上下にブレやすく神経質な展開が続きそうです。

戦略としてはまだ戻り売り。
とはいえボラティリティも低下し(先週末23.43)
先週の値動きから13,000円台は買いではないかという
印象も生まれつつあるので、
突っ込んだところを買いたくなるのですが、それは我慢。
結果的に安いところを買えなかった、ということになるかもしれませんが
相場は逃げては行きません。


週初、売りから入って安くなったところを買い戻すのが基本形でしょう。
出来れば今週は木曜までに
一度ニュートラルに戻しておいて方が得策かもしれません。

13/08/24 【岡崎 良介・鈴木 一之】超円安時代に稼ぐ投資術

極めて普通の市場の動きで、
円安は1ドル=160円程度の円安時代が到来する。

これから5年、日本経済と市場に何が起こるのかを人気ストラテジストが大胆予想。
激変するマネー環境下で資産を増やす投資法を明快に解説する。
1ドル=160円時代がやってくる。
これから5年が勝負を分ける。

これまでの行動原則を180度変える。
もう円高時代には戻れない。
円高時代の終わりは、デフレ時代の終わりをもたらす。
日本円という自国通貨を持ち、外貨建ての多額の借金があるわけでもなく
自分の国の債権を発行する力をを持っている国ですから国家が破綻することはほぼありえない。

強調したいのは
円安傾向への転換は、アベノミクスの効果というより、
マーケットの構造的な要因によるもの。

超円安時代の予兆は2011年9月6日
スイスの対ユーロ相場に上限目標設定という異例の処置
同時に無制限の介入を実施。
実質的にスイスフランの対ユーロ相場を固定相場度に復帰させた。
ここから世界は反転を始めた。

次に変化が起きたのは円
2011年10月31日ドル円で75円台
これを阻止するべく日銀は最高記録となる8超円ものドル買い介入
この時代すでに日本は
リーマンショック、欧州危機、311などで日本の経済構造は
かつての貿易黒字国から赤字国へと変容していた。


目次
1章 「超円安」への漂流が始まった

これまでなかった円安パターン
「異次元緩和」の正体
量的緩和先進国・米国で何があったのか
主役は日本に
 構造的円高から構造的円安局面への転換

2章 1ドル=160円時代への道のり
激化する国際通貨安競争
5・23に何が起こったのか
後戻りのきかない局面へ
 「異次元」の原型は2012/10/30に始まっていた
 世界の人が取り扱う"円"はこれまでの円高時代とは
 まったく異なる感触で取引されることになる
通貨漂流はいつまで続くのか
 今回の日銀の無制限資金供給-異次元緩和という意図した漂流だったので
 いったんこの政策が終わる時に円の漂流は止まり戻ろうとするとするが
 もとの世界はどこにも存在せず、円は再漂流を始める。
 おそらく流れ着く先の国資産バブルを発生させるか
 あるいは日本で深刻なインフレを発生させるかして
 かつてのドル安が終焉するときのパターンと似たショックが起こることで
 ようやく漂流が終わることになる。
 1ドル160円は1990年4−6月の水準。

 
3章 超円安時代の資産運用
ポートフォリオ作りを急げ
良い円安時代にお金を増やす
「相場ローテーション」が教えてくれる次の山のタイミング
悪い円安時代に立ち向かえ

4章 甦るバリュー投資
PBR1倍割れが半数超えという異常事態
機能不全に陥った「バリュー株投資」
超円安時代の「バリュー」の見方

5章 シクリカルは消えたか
シクリカル銘柄が苦戦したこの2年
「中国の時代」という幻想が剥げ落ちた
循環はここから再開する

6章 成長株投資にチャンスあり
グロース投資はなぜ難しいのか
見えてきた成長の芽
成長産業は「内需型企業」
人々の意識変革が企業を強くした
カギは「個人消費」にあり
「団塊ジュニア」が主役の時代へ

2009/11/07(土) TV Mウィナーズ【岡崎 良介】
私たちより先見性があるバフェット氏が以前投資したのは優先株でしたが
今回の鉄道買収は普通株と、バフェット氏は楽観?なのでは?




09/11/04 バフェット氏が鉄道バーリントンを買収へ、同氏の買収で過去最大
米著名投資家バフェット氏が率いる投資会社バークシャー(BRK)は3日、新たに260億ドルを投じ鉄道大手バーリントン・ノーザン・サンタフェ(BNI)を買収することで合意したと発表。
 バフェット氏による企業買収としては過去最大規模となる。
 バークシャーはすでにバーリントン株の22.6%を保有。残り77.4%に対し現金と株式交換により1株当たり100ドルで買収する。
 買収価格はバーリントン株の2日終値に31.5%のプレミアムを上乗せした水準。買収総額は340億ドルとなる。
 バークシャーはバーリントンの債務100億ドルも継承する。
 株式交換を円滑に行うため、バフェット氏は、株式分割に長い間反対してきた方針を転換し、バークシャーのクラスB株1株を50株に分割することに合意した。これにより、個人投資家がはるかに投資しやすくなる。
 買収手続きは2010年第1・四半期に完了する見通し。



08/10/02 米著名投資家バフェット氏がGEに対する30億ドルの出資を発表
バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N)に対する優先株発行による30億ドルの第三者割り当て増資を発表。 GEは2日に市場が開く前に発行条件を決定する見通し。



08/09/24 米バークシャー、ゴールドマンに50億ドル出資で合意
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイ(BRKa.N)から50億ドルの出資を受けると発表した。
 バークシャーは、配当利回り10%の永久優先株を50億ドル購入。さらに今後5年以内にゴールドマンの普通株を1株115ドルで購入できるワラント50億ドルを取得する。


2009/10/17 Mウィナーズ【岡崎 良介】
原油、金上昇や豪州利上げなど
以前までのちぐはぐが無くなり
景気はグローバルに本当に良くなり始めている動きかも?
ターニングポイントになるかも?

米国の出口戦略は来年の6月頃まではないと思う?

09/05/30 【岡崎 良介】氏 マーケットウィナーズ 


(図)FRB緊急融資の図
(図)金融危機はどこまで克服できたのか?
AIGがまだ難航

FRB融資からみると、金融危機は三分の二は終わった。あと三分の一
もう少しで△金融危機から脱出できたと言えるのではないか。

それをうけて株式市場もここまで来たのではないか?




先週の気になった記事
「IMF、初の債券発行 ロシアから 9,600億円調達」
IMFは27日、同基金の創設以来初めて債券を発行し、最大100億ドル(約9600億円)をロシアから調達すると発表した。ロシアのプーチン首相がストロスカーン専務理事に債券を購入する意向を伝えた。専務理事は「ロシア政府はIMFへの強い支持を打ち出した」とする声明を発表。「できる限り早く」債券を発行するための準備を事務方に指示した。
 IMFによると、発行する債券はドル、ユーロ、円などの合成通貨単位であるSDR(特別引き出し権)建てとなる可能性が高い。IMFは1945年の第2次大戦終戦を受けて創設された。これまでの資金調達は加盟国からの出融資に頼っており、金融市場を介する「債券」は発行してこなかった。
 中国などの新興国は、ドルにかわる基軸通貨としてSDRの活用を提案している。


(図)SDRの価値(IMFホームページより)
「通貨の構成比」毎日誰でも見られる。
5年に一回見直される

中国は、過去に「機軸通貨をSDRにしたらと言った」ことがあり
今回は、「ロシアがSDR建て債券を購入」したということで
「第二の機軸通貨になる可能性」?

【新たなる準備通貨】  ・【SDRとは】【SDRレート】


09/04/04(土)
先週は、新年度に入り景気底打ち期待が膨らんだ週だった?
コツンが三回?来た感じ

気になったニュース
村田製作所の「今期純利益140億円に 繰延税金負債一部取り崩し」

日経記事から「海外小会社の配当課税撤廃 トヨタやソニーに一時利益」
大きな数字



製造工業予測調査からみた業種別生産予想指数の動き
2月実績を100として指数化した(図)上位から順に
化学工業
△輸送機械
△電子部品
△非鉄金属
△情報通信

▼鉄工業
▼一般機械

上記の指数と輸出比率を照合すると
これからの景気動向は輸出動向ではない?
在庫がポイントか?
在庫には、時間が解決してくれるものと解決してくないものとがある
時間が解決してくれるものとは?
 ↓
売上の自然増が見込まれるもの


売上の自然増とは?
絶対的なトレンドを持っているもの
 ↓
人間の数の増加と生活の質の向上
(世界人口は約40年で倍になる)
増えていくものは=投資の鍵


後進国の人々が買える単価のものが有望?
車はまだ買えない?のでパソコンや家電などか?





3/7(土)マーケットウィナーズ

ニュースから気になったもの
日経3/2記事より「英HSBC、1兆7000億円増資 米の消費者金融から撤退」
公的資金は、HSBC、CS、バークレー、ドイツは入ってない。
HSBCは、2007/2月にサブプライムローンを世界で一番先に消却した銀行。
非常にリスク管理能力の長けた銀行が、米国消費者から撤退の示すものは?
△ポジティブににとれば、金融危機の終了の仕方を提示?
▼ネガティブにとれば、米消費者金融はもうダメ?

参考
ロイター2日 HSBCは、米消費者金融事業の大半を閉鎖する計画を明らかに。800の支店の大部分を閉鎖、約6100人を削減。 スティーブン・G会長は声明で、2003年に148億ドルで買収した米消費者金融会社ハウスホールド(現HSBCファイナンス)について、「今となってみれば、この買収はしなければよかったと思う」と表明。 HSBCは米事業ののれん代償却費として106億ドルを計上、620億ドルの既存の不動産関連ローン・ポートフォリオの大半は切り離す。これにより、米国内の事業は法人向けやプライベートバンキング、クレッジットカード業務に的を絞ることになる。







15日(土)BS放送のマーケトットウィナーズから

△明るい兆しではないでしょうか?
14/14(金)の日経から【FRBの公定歩合融資、13.3%減 2週連続減少】
米連邦準備理事会(FRB)が13日発表した財務状況によると、12日までの1週間でFRBが民間銀行に公定歩合で融資した残高は1日平均で953億ドルと前週比で13.3%減った。減少は2週連続。

少し明るい兆しも
米国株式 ダウ公共株指数の過去を調べると相場に先行して底打ちがみられる。
金曜日の下落も踏みとどまっている。


マーケットウィナーズより


081024_ダウ公共株と10年債.gif

ブービートラップ 岡崎良介さん 09/21 00:45

 ポールソンはアメリカン・フットボールの有名な選手ですから、彼の感覚では恐らく今は第4QTR、ブービートラップを仕掛けて敵が攻めてきたところを一気にインターセプトし、そこからタッチダウンを取ったところでしょう。

後、米国株が8%上昇すればボトムから20%の上昇となり、関係者のコンセンサス(下落トレンド)が一挙に上昇トレンドへと変わるところです。

 外野(マスコミ、評論家、学者、何より日本人)はもっと悪口を言ってくれたほうが良いでしょう。そのほうが敵は味方がいると思って意地になってまた売りを仕掛けてくる。ポールソンはそこをまた叩く。しかし外野は所詮外野で、一銭の金も賭けてはこない。挙句の果てには知らん顔をして次の話題に移る。

規制が続く10月2日まで、どこまで株を上げることができるか。それにしても日本は何もやらないですね。英国だけでなくドイツまで空売り規制をかけたというのに、無策です。

東京製鉄、鋼材値下げ いいニュース

ダウ輸送株からみると米国は景気後退にならない?かも?

ダウ輸送株の特徴=景気敏感株の代表
・過去8回の景気後退期において7回先行(2〜20ヶ月)してぴーく・アウト
・その際の下落率は、常に30%以上

・ダウ輸送株

岡崎 良介さん
世界の株式の中で日本株は堅調なほう
それは、日本株に固有の投資価値が生まれたから?
・日本は一番金利が低い インフレ率も低い
・PBRでも、利回りでも「10年債利回り」より魅力的
日本の株式(12500円)は「宝の山」(割安)
・投資家に「選択の自由」が生まれた
・割安株での「分散投資」が可能となる
ボトム圏のイメージが固まりつつある






勝間和代さん
▼6月の住宅着工、16.7%減 12ヶ月連続マイナス
▼とんでもない数字、これは今後も波及するので気を付けたい。



相場ローテーションを読んでお金を増やそう 08/2/18 1判1刷
次の株高はいつ始まる?

「日本株のボトムは8月頃?」・「最大のリスクは、EU・日本の利上げ」

「日米欧の金融緩和でREIT買い」・「中国はしっぺ返しを食らう」

「円高期に好調際立つジャスダック株」

「日経20%▼下落=14600円 40%▼11000円」

「ドル/ユーロの谷 遅くとも2008/09までに転換」

「08年は一年を通じてドル安円高

「米・不動産の谷2009年9月頃・株08年8月頃」

▼「金と原油急騰時は大事件が起きる」


ファイ 岡崎良介が今考えていること(3) 07/06/11 12:18
  海外への投資を行っている人は、さぞかし安堵していることでしょう。先週(6月4~8日)は、火水木と3日連続して米国がトリプル安(株安・ドル安・債券安)に見舞われたものですから、金曜日のNYは、相当の緊張感で迎えられました。幸い、株が戻ったものですから、金利も落ち着き、為替もドルが買い戻されました。これを受けて今日(6月11日)の東京市場は株も為替も債券も、安定感を取り戻したかのように見えます。

 でも、これは長くは続かないでしょう。何故なら、市場参加者はすでに市場のほころびを見つけてしまったからです。市場のほころびとは、本来合理的に動くはずの市場に時として発生する、”矛盾”です。不可解な動き、非合理とも取れる動きは、往々にしてそのとき市場が直面している、問題点を象徴しています。
 今回は米国金利に対する株とドルの動きがそれです。株についてはすでに金曜日に書きましたから、ここではもう触れませんが、理屈はどちらも同じです。即ち、かつて金利は上がったとしても、それは景気がいいからで、それなら株もドルも買いでした。また下がったとしてもそれなら景気がまた良くなるからと株も買われドルも結局買われてしまう、というのが筋書きでした。

 ところが今はもう180度違います。金利が上がったとなればそれで景気が悪くなるかもしれないと株は売りだし、株が売られるならとドルも売りです。また逆にここから金利が下がりでもすれば、それは景気が悪いからだろうと株も売られ、当然のことながらドルも売られてしまいます。

▼要するに袋小路に入ったのです。
 先週も、本来ならば米国金利が上昇したのですからドルは買われていいはずでした。しかし、市場の反応は、それよりも海外の金利上昇のほうが激しいからという理由で、ドル売りが加速されました。あるいは米国株が下がってしまったので、米国外の投資家が資金を引き上げるのではないかという、言いがかりめいた理由でこれまたドル売りでした。こうして連鎖的に引き起こされたのが、トリプル安です。


 現実には、トリプル安というのは、致命的な問題が発生したときに起こる現象として確実に存在します。例えば米国のブラックマンデーの直前、あるいは日本のバブル崩壊の最初の波動がそうです。そこでは本来噛み合うべき経済合理性が無視されてしまいます。
 恐らく今回もこれに当たるのでしょう。これから何度か変動と小康を繰り返しながら、崩壊へと向かう過程の入り口が垣間見えたようです。

 金曜日の東京市場の午後から、ドルが買い戻されたのは、外国人投資家が日本株を売却したからです。売ったお金を本国に送金すれば当然のことながら円売りになってしまうのですが、ブラックマンデーの直後、日本株が大暴落をしているときに何故だか為替が円安に動くのを、当時の日本人は漠然と不思議がるばかりで背景にある単純な理屈を理解できませんでした。
 大きな船ほど、一挙に方向転換することは出来ません。時間をかけてゆっくりと旋回するのが操縦の要諦です。グローバルマネーはここから恐らくゆっくりと時間をかけて方向転換してゆくことになるでしょう。

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