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中型免許のサンプル

中型免許新設による問題

中型免許新設のおしらせ  平成19年から施行された中型免許ですが、この中型自動車という区分
が起こす問題が深刻化しているとのことです。
 以前に取り上げた記事でも触れましたが、この中型免許が新設された
事によって、運送業界ではドライバー不足が深刻化しています。
●中型免許取得者激減でトラックドライバー不足に
http://blog.livedoor.jp/gootruck/archives/3458221.html


 かねてより運送業界で懸念されていた問題が顕在化してきたという
事になりますが、それを受けてか、国交省でも中型免許の見直しについて
全面的に支援していくとの考えを示した
とのことです。
 以下はこの問題について取材にあたった物流ウィークリーの記事から
の引用です。

国交省が全面支援 「中型免許見直し」要望活動

 「中型自動車免許」について、東ト協、埼ト協などはスタート当初から様々な問題点を指摘。
 適用される車両総重量の範囲などの見直しを求めている。

 5月31日には民主党トラック議連のメンバーと全ト協幹部らが松原仁国家公安委員長を訪ね、見直しの必要性を訴えた。
 国交省の坂明大臣官房審議官(自動車局担当)は同29日、本紙の取材に対し「トラック業界の立場を理解してもらうよう国交省としてサポートする必要がある」と強調。
 要望活動を全面的に支援する姿勢を示した。国交省高官が〝旗幟鮮明〟な発言をするのは異例で、今後、業界の要望・陳情活動は活発化するとみられる。

(物流ウィークリー 6月4日)


ドライバー不足は対岸の火事ではない
既存トラックドライバーの負担増に
 トラックドライバーが不足することについて、関係がないと思う方もいるかも
しれませんが、実際には関係しない人のほうが少ないと思います。
 現在の物流はあらゆる交通機関が発達したとはいえ、トラックによる
陸運が全体のおよそ6割
を占めています。(平成22年度 トラック輸送
データ集より)
 そして、この割合は年々増える傾向にあります。
 つまりは、このトラックドライバーの不足というのは我々の生活に直結
するものであり、ドライバー不足による現存ドライバーへの負担増は過労
による事故や遅配の原因にもなりうる事態でもあるのです。

 amazonが次の日に商品を届けられるのもこのトラックドライバーさんたち
のおかげなので、ドライバーが不足することによって、amazonが早く届け
たい荷物も届かなくなることもありえます。
 早急に解決すべき問題なのです。

トラック運送業界で独自に助成
 トラック運送業界では死活問題になるこの中型免許問題。
 業界は独自にドライバー確保に向けて様々な方法での助成などを行なっています。
●中型、大型免許への費用助成
●ドライバー未経験者の採用枠拡大
●情報端末などの配送支援機器の導入
 こういった対応で、トラックドライバー職への障害となっているデメリットを
削減し、特に不足している若年ドライバーの育成に力を入れています。
 また、各都道府県のトラック協会ではそれぞれ独自の助成を行なっている所
もあるので、興味のある方は是非ご覧になってみてください。

 将来的には大きな問題に発展するであろうこの免許問題。
 解決の糸口がこれで見えてくればいいですね。