カブスが1908年以来108年振りの優勝を目指してワールドシリーズ進出を決めた。

シカゴの街が沸き立っているのは言うまでもないが、いま、彼の地では、「108年待ったのは決して偶然ではなく、神仏の深い意図によって待たされたのである。それが証拠にカブスの歴史を宇宙的観点も交えて見たとき、あちこちに数字の108が登場する。だから、108年目の今年こそ、天の配剤により優勝する」とする説が唱えられている。

以下、922日づけのシカゴ・サン・タイムズ紙が列挙した「108年振りの優勝は天の配剤説」の「根拠」を紹介する。

   リグリー・フィールドの右翼も左翼も本塁からの距離は108 m である

   オーナーのリケッツ家の本業「TD Ameritrade社」はネブラスカ州オマハ市の108番街にある。

   第2戦先発予定のジェイク・アリエッタは週6日間ヨガをするが、ヨガでは108が聖なる数字とされている。

   映画「Back To The Future II」(1989年)、及び「Taking Care Of Business」(1990年)とも、作中でカブスがワールドシリーズに優勝する設定となっているが、二作ともその長さは108分である。

   1945年のワールドシリーズで山羊の入場を断られた怒りが収まらなかった飼い主ウイリアム・シアニスは、ワールドシリーズ第5戦にカブスが負けて王手をかけられた後、オーナーのP. K.リグリーに「Who smells now?(くさいのはどっちだ?)」とする嘲りの電報を送ったが、電報が送られた日付は1945年「10/8」だった。

   カブスが最後にワールドシリーズの試合に勝ったのは1945年の第6戦(延長1287でサヨナラ勝ち)だったが、その日付は「10/8」だった。

   野球のボールの縫い目は108個である

   太陽と地球の距離は太陽の直径の108倍である。

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いささかこじつけが強い感は否めないが、2004年にレッドソックスがバンビーノの呪いを破って86年ぶりにワールドシリーズ優勝を成し遂げた夜は奇しくも皆既月食と重なり、「天の配剤」が言われたものだった。今回のカブスの「天の配剤」説も、「108年振りの今年こそ勝つ」と信じたい向きには、心強い仮説なのではないだろうか。

そういえば、仏教でも「人間の煩悩の数(=除夜の鐘の回数)」は108とされているが、これも「108年振りの優勝は天の配剤説」の根拠になるのだろうか?

 

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