OCAMA SOUL EXTASY

ゲイナシアワセ

マンガ

「自虐の詩」映画化!

978d5250.jpg 今日は映画の日。平日に行けるのはこれが最後!(たぶん来週あたりから就職すると思います)と思い、観に行ってきました。

 もともと週刊文春かなんかに連載されていた四コマ漫画「自虐の詩」。後半、予想外に感動的な展開となり、電車の中で思わず泣いてしまう人が続出したと言われ、「最も泣けるマンガ」BEST1に選ばれている名作です。
 僕も初めて読んだときは号泣しました。

 ひとことで言うと「薄幸」な主人公の幸江ですが、その生い立ちやキャラがかなりJunchan(というよりジュヌヴィエーヴ?)と似ていて、とても他人事とは思えません。僕も弁当隠しながら食べてたし…とかね。
 そこまでシンクロしなくても、きっと苦い水呑んできたオカマなら泣けるハズ。
 
 そんな原作の世界をどこまで再現できるのか?と半信半疑でしたが、ストーリー的にもちゃんと大事なところを押さえてたし、ちゃんと後半はボロボロ泣けました。十分、観る価値はあります。
 中谷美紀が主演なので、ある意味「嫌われ松子の一生」のアナザーストーリーとしても楽しむことができると思います。
 西田敏行がすごくよかったです。東北弁が完璧だと思いました。 
 あと、熊本さん(画像真ん中の七輪持ってる子)の存在感が素晴らしかったです。
 
 唯一、今回の映画化で不満なのは、幸江とイサオが美しすぎることです。
 中谷美紀がいくら鼻にほくろをつけても、基本が美人なので、あまり不幸に見えないのです。
 阿部ちゃんがいくらパンチパーマにしても、スタイルがよすぎて…もっと胴長短足であってほしい。
 僕的には、幸江:余貴美子 イサオ:高橋克実 で観てみたかったです。…場末すぎかしら?^^;

ガラかめ展

ee5124d1.jpg パレード以降は海にもプールにも行かず、引きこもりぎみでしたが、だんだん少しずつ回復しています。
 今月中にはなんとか社会復帰したいと思っています。

 土曜日、マイミクのちったこ♭ちゃん、pu-lu-puちゃんといっしょにガラスの仮面展を見に行きました。原画がたくさんあったのはもちろん、マヤの部屋が再現されてたり、能の『紅天女』の衣装が展示されてたり。ほかのお客さんが真剣に見てる中、うちらは「ほら、このマヤ、ポーズがすごいおかしいよ〜」とか、「マヤの部屋にイルカのペンダントがあるよ〜」とか、笑いながら見てました。
 葦笛、謎でした…(美内先生、それはいいから、続きを描いてください!)
 喫茶店で「亜弓セット」(クイーンメリーの紅茶とバラのお菓子)、「マヤセット」(煎茶とたいやき)を注文したら「どっちも売り切れです」と言われ、「ふざけんな!」とテーブルをひっくり返して帰ってきました。うそです。

 そう言えば、来年、蜷川幸雄演出でガラスの仮面が舞台になります! しかもマヤと亜弓はオーディションで決めるそう。やっぱりあれかな〜椅子を使って喜怒哀楽を表現するのかな〜小鳥をつかまえるパントマイムもぜひやってほしいです。

(写真は『ふたりの王女』の架空のポスター。やっぱりヲカマはオリゲルドに憧れるのよね〜)
お気になモノ
Queer Japan returns vol.2

「生き残る」というテーマで、今のリアルなゲイたちの闘いがたっぷりと語られています。
本当に読み応えがあるし、感涙モノの記事もあります。
「ゲイにとってのうつ」「海外で生きるという選択」という2本の原稿を書かせていただいています。

Queer Japan returns vol.2
ポット出版


祝来日! ガガ様に夢中です!「Telephone」のPV、最高ですよね〜^^
MTVアワード受賞スピーチでは「この賞を神とゲイに捧げるわ」と言い放ち、全米ゲイパレードを歩き、自らもバイセクシュアルカミングアウトしているガガ様。ゲイの救世主みたいな方です。愛してます。
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後藤純一

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