福祉車両
2016年03月17日
想定外の出来事〜病床洗礼〜
自分の思いや思惑なんて、いつも『想定外』になってしまうことが多いものです。
12月に脳幹梗塞で入院していた父が、
なんとか症状が安定し、自宅療養に向けて
12月末に退院することが決まったときもそうでした。
『これからは車イス生活になるだろうから・・・』と、慌てて
自宅に介護ベッドや車いすをレンタル手配するのと同時に、
車イスのまま乗車できる福祉車両も購入することに決めました。
ところが、福祉車両は、受注生産のため、
注文してから車が自宅に届くまでには3ヶ月ほどかかることがわかりました。
父は、福祉車両が届く前に、再び、心疾患による脳梗塞を起こして再入院しました。
しかも、今回の入院時に、自宅療養はかなわないことが発覚し、
退院ではなく、療養型病床のある病院へ転院することになりました。
転院する頃には、かなり状態もよくなり、
一時は、短時間であれば車イスに座ることもでき、
流動食やムース食なら口にすることができるまでに回復し、
とても喜んでいたのですが・・・・・。
転院3日目には、誤嚥性肺炎を起こしてしまい、
中心静脈への点滴で栄養を摂るしかない状態になってしまいました。
先週の火曜日(3/8)に届いた新車の福祉車両を見るにつけ、
『父のために購入したこの車に、父は乗ることはもうないのだろうなぁ。』と、
やるせないような切ない気持ちになりました。
それでも、一時期よりは、心乱れることはなくなりました。
それは、ずっと願っていた、父の病床洗礼が、2月25日(木)に執り行われたからです。※病床洗礼の動画は(こちら)
父が救われることは、14年前に同居してから、ずっと祈っていました。
その間、何度も父を教会に連れて行きました。
脳幹梗塞で倒れてから、そして、再入院してからは、
ひたすらそのことを祈っていました。
多くの方々にも覚えて祈っていただいていました。⇒(こちら)続きを読む