2015年05月08日

慧日山東福禅寺(東福寺・2回目/京都府京都市東山区)

(2015年)5月の大型連休後半、関東から家族旅行に京都に行った。車である。
早朝に関東を経ち、休憩をはさみながら、東名⇒新東名⇒名古屋高速⇒伊勢湾岸⇒東名阪⇒新名神⇒名神と走り、京都には昼過ぎの到着。

向かったのは、私自身は2回目の東福寺(HPは⇒こちら)。今回は、国宝山門の特別公開中。
IMG_1433
国宝である三門は五間三戸。こちら側は内側=裏で、入り口側=表には、室町幕府四代将軍・足利義持筆による額「玅雲閣」(みょううんかく)が掲げてある。「玅」は本来、「妙」の字であるべきところ、女人禁制なるがゆえ、字を撰んでの掲額であるとか。
IMG_1425
法堂(仏殿)。ご本尊は、釈迦如来坐像。かつては、高さ五丈(15メートル)の釈迦如来がおわしたが、1881に左手先部分のみを残して焼失。ほかに、「迦葉・阿難尊者」「四天王立像」などが安置されている。今回は、山門楼上に特別拝観で登れるので、法堂を上から望見することとなる。
IMG_1426
禅堂(手前)と経蔵。禅堂の屋根越し遥かに、京都タワーを望見することができる。
禅堂は、1347年創建と伝わり、現存最古の中世唯一の禅堂で、国重文。
IMG_1428
庫裏。重森三玲作庭の庭園拝観はここから。
IMG_1437
東司。つまりはお手洗い。国重文である。
Scan0293
ご朱印は、庫裏の受付にて。
Scan0291

Scan0289 Scan0290
ご朱印帳は、雲龍図。仏殿の天井にあり、堂本印象画伯の筆になる。
Scan0292
表紙の次ページに刷られている佛語。
見開き右ページにはこうある。
「禅宗の基本は、何と言っても坐禅。「一朝に自ら省す」と。
聖一国師は、「今だ道を得ざるに、一時坐禅すれば一時の
佛なり、一日坐禅すれば一日の佛なり、一生坐禅すれば、
一生の佛なり」と。これ国師の煖皮肉。謹んで軽忽する
勿れ」。

筆は、臨済宗東福寺派管長・遠藤楚石師。

======================

この日はこのあと、今宮神社参詣・門前のあぶり餅を食べて、
ホテルに投宿。夕食後、行きつけのバーへ。
IMG_1441
心安らぐ、美酒の味。 
IMG_1443
偶々、今日が私の誕生日と覚えていてくれてのサプライズ。


コメントする

名前
 
  絵文字