なかでも特に大きな反応を見せたのが中国だ。死去のニュースが中国でも報じられた直後、5億人のユーザー数を誇るウェイボ(中国版X)では、トレンドランキング1位に「鳥山明逝去」、2位には「アラレちゃん」がランクインし、「最も偉大な漫画家が去った」「シェンロンがいてくれたら……」などのコメントが寄せられた。一方、中国外交部が記者会見で公式に哀悼の意を表するなど、その異例の対応にも注目が集まった。
アニメ「ドラゴンボール超」シリーズの配信を行っている中国の動画配信大手・iQIYIでは、再生回数が30億回を超えており、全122話の1話当たりの平均再生回数は約2500万回と桁違いだ。
「ドラゴンボールは『龍珠』という名前で知られていますが、初めて中国人の目に触れたのは1992年ごろだと言われています。
同年台湾で翻訳版の漫画が販売されたのを機に、中国に流入したり、海賊版として流通したりしていきました。
その後、2005年に中国少年児童出版社が集英社と契約を締結し、中国で漫画が正式に発売されるようになったのです。
80年代~90年代生まれの当時の中国人の子どもたちは、昔話として見聞きしてきた『西遊記』が冒険漫画として生まれ変わったことに、大きな衝撃を受けました」(中国ウォッチャー)
■「ピッコロ大魔王」や「魔人ブウ」も
多くの中国人が巨匠の死を惜しむなか、大きなトラブルに発展しそうなのが、同国での商標をめぐるトラブルだ。
商標登録を管轄する中国商標局の公式サイトでは、これまでに申請・登録された商標を検索することが可能だ。
ドラゴンボールに登場する人気キャラや人名などがすでに商標申請され、一部は登録が完了しているというのだ。
中国の商標問題に詳しいライターの広瀬大介氏は言う。
「関連の商標はおおよそ2013年から2023年の間に登録されています。
例えば作者名『鳥山明』については、広東省広州市の企業によって『文具・絵画材料・顔料・芸術用水彩』などの商標区分で商標登録が行われています。
ドラゴンボールのキャラクター名では、福建省にある複数の企業によって『孫悟飯』が『レストラン・飲食サービス・食品』などの商標区分で、『ピッコロ大魔王』は湖北省の企業が『電子機器』などの商標区分で登録をしていますね。
他にも『魔人ブウ』や『フリーザ』、『ベジータ』などの人気キャラクター名も、すでに複数の企業や個人によって商標登録が行われていることが確認できました」
一方、著作権を無視した海賊グッズもすでに確認できた。
中国大手ECサイト上には、鳥山さんの死去を機にドラゴンボール関連のグッズの出品が増加しており、なかには鳥山さんの追悼と称し、墓前で手を合わせる孫悟空のイラストが描かれたTシャツや、ジッポライターなど“非公式グッズ”が出回っているのだ。
しかも、こうした商品はアリエクスプレスなど越境ECサイトでも販売されており、海外のユーザーも購入できるのだ。
■非公式グッズを勝手に販売
「作者の死去が世界中で注目され、関連グッズの需要が欧米などでも高まるなか、中国企業が登録した商標を元に作成された、非公式グッズやコンテンツが勝手に販売されてしまう可能性が高いでしょう。彼らにとって今が稼ぎ時ですからね。
ドラゴンボールの著作権を管理する集英社は、以前から同社が管理するアニメ関連の商標登録を中国で行っているのですが、すでに他企業や個人によって登録された商標については、先願主義の中国で取り戻すことは事実上困難です」(広瀬氏)
知的財産権の保護強化をうたう中国だが、著作権者への権利侵害は依然として野放し状態だ。
鳥山さんへの哀悼の言葉を表明した中国政府は、こうした現状をどう考えているのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8774f885746d1651937256122d328a95d36c3da3
続きを読む]]>?? AKIRAAAAA AKIRAAAAAA
— Dragon Ball Super: Super Hero (@DBHeroesOficial) March 10, 2024
La emocion se apodera de las miles de almas que se reunieron en el Obelisco!
Gracias Akira! Se les escucha gritar con fervor
No es la celebracion de Copa del mundo, es la pasion por Dragon Ball! ?? pic.twitter.com/GJC9Gi2GkK
日本語でプレイするために1年間勉強を続けたという海外ゲーマーが話題に―日に4,5時間日本語に触れるという熱量
海外掲示板Redditのサブレディット「r/visualnovels」にて、「1年間日本語を勉強して、ついに『Rance』シリーズの旅を始められる!」という投稿が話題を呼んでいます。
日に4,5時間も日本語に触れ勉強を続けたという海外ゲーマーが注目を集める
スペイン語が母語だという投稿主は、数か月の勉強で文法はある程度把握できるようになったものの、音声がないビジュアルノベルをプレイするにはもっと読む速度を速めたいと感じて勉強を続けていたとのこと。
投稿には、過去に日本語でシリーズをプレイした、またはプレイしようとして挫折してしまったというユーザーらから楽しんでプレイできることを祈る反応が寄せられています。
また、どうやって日本語を習得したのかという質問のコメントも複数確認できます。投稿主は、日に平均4,5時間アニメやノベルゲーム、参考書などで日本語に触れ、暗記サポートソフト「Anki」で1日あたり25単語を勉強することで読む速度を上げたと説明。
アニメや本格的なビジュアルノベルに初めて挑戦したときはかなり過酷だったものの、我慢して継続していると想定よりも早くそれなりのレベルに達することができたとしています。
なお、投稿された画像にある『ランス01 光をもとめて』はManga Gamerより英訳版が発売済みの作品。しかし『ランス10』は今も翻訳作業中とされており、シリーズを追いかけようとするとやはり日本語版をプレイできないと不便な状態といえそうです。
外国語のゲームを原語でプレイするゲーマーは海外にも
日本語未対応のゲームを辞書や翻訳ツールを駆使してどうにかしてプレイしたという経験のある読者の方もいらっしゃると思われますが、外国語を勉強してでもゲームをプレイしたい!という熱量のあるゲーマーは海外でも少なくないようです。
https://www.gamespark.jp/article/2024/03/04/139031.html
https://www.gamespark.jp/imgs/p/vfrvPUfFBDEEkDjVvIkR5MMLlgcGBQQDAgEA/858055.jpg
特集ドラマ さくら家の人びと~ちびまる子ちゃん一家のその後の生態~
放送年度:1991年度
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009040286_00000
主演:富田靖子/演出:松岡孝治/さくらももこの多感な高校時代から、マンガ家をめざし、デビューを飾るまで。富田靖子のさくらももこ役がはまっている。失恋した時の表情などは、はっとさせられる。
さくらももこさん元夫が明かした“名誉棄損”ドラマ…出版社との裁判で思い出される「NHK制作」の闇
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b83bf42403557bc181f8e77d856e279eb0b9fc6
だが、こうした問題は日テレに限ったことではない。今月13日、フジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」などの著作で知られる漫画家・故さくらももこさんの元夫で、音楽評論家の宮永正隆氏がX(旧ツイッター)で明かしたNHKの制作の闇がSNSで話題にあがっている。
宮永氏は1992年1月に放送されたNHKドラマ「さくら家の人びと~ちびまる子ちゃん一家のその後の生態~」での悔しい思いを綴っている。さくらさんが自ら脚本を書き下ろし、キャスティング案を提出したというが、『一切無視した酷い出来ドラマが「完成版」としてビデオで突然届いたのが放送数日前』『担当プロデューサーが「先生には叱られるかもしれませんが」と一筆添えられているだけ』と告白。宮永氏らはすでに大々的に宣伝されている正月特番を止められないだろうと、諦めたという。
だが、内容は『現実のさくらの歩みをドラマ化というコンセプトなのに、現実と異なり、担当編集者はさくらの前で放屁ばかりする意味不明の描かれ方でおまけに、ラスト近くでさくらが「独り暮らしに際し祖母から渡されたお守り袋」を開けてみるとそこに入っていたのはコンドーム。それを見たさくら(富田靖子)は、おばあちゃんの愛情と先見の明を感じほのぼのという、これまた史実ではない名誉棄損レベルの描かれ方』と明かした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/628107d168167fd4a2b8b03325f167691779004e
■世界のゲーム産業は中国の金で回っている
最近は、『原神』や『崩壊:スターレイル』『荒野行動』、そして動画広告でおなじみの『おねがい社長!』すらも、中国企業が開発したスマホゲームだったりします。
スマホゲームだけでなく、『League of Legends』のライアットゲームスは中国企業のテンセントゲームズの子会社ですし、『フォートナイト』のエピックゲームズもテンセントから大きな出資を受けて開発されています。メーカーだけでなく、大手のゲーム制作スタジオが中国資本ってことも多く、業界そのものが中国企業のお金で回されている状態です。
そんな中国企業の強いところは「◯◯がすっげー面白い!」となったら、即パクってより面白いゲームを作れてしまうこと。この"◯◯"の部分は日本発の人気タイトルだったりするんですけど。ゲームだけじゃなくTwitter、インスタ、アマゾンなど、アプリやサービス、製造業も含めて臆面なくパクリます。
ランキングの上位にあるゲームをパクって提訴されるまでの一発勝負的にやる企業もありますけど、技術力は高いのでそこそこのクオリティになりますし、パクることで他社の技術を吸収することもできます。
また、出資した企業と技術提携も行ないつつ、高給で雇った優秀なエンジニアがそれを研究開発するので、気づいたらゲームやアプリが中国を代表する産業になっていました。
■日本人向けに特化したゲームづくりがうまい
そんな中国メーカーが、自分たちの作ったゲームを海外で販売する場合はローカライズという作業を行ないます。ゲームの音声やテキストを各国の言語に変更するだけでなく、販売する国や地域の風習や文化、宗教的に不適切にならないようシナリオやキャラクターの容姿を変更します。
このようにローカライズをすることで販売網を世界中に拡大でき、より大きな収益となります。これはアプリも同じことで、もともと中国のアプリだったTikTokもローカライズされて世界中でヒットしました。
まあ、この辺は中国に限らず、どの国のゲームメーカーもやっていることです。
ただ中国メーカーは、"日本人向け"に特化したゲームづくりがうまいです。特にソシャゲは日本語に対応しつつ、キャラクターの衣装は際どい露出のコスチュームにしたりします。そしてコスチュームの多くは課金アイテムです。当然、「ガチャ」も実装します。
そもそもガチャって中国をはじめとする多くの国で禁止されているんですけど、日本のユーザーは喜んで回していますよね。
はじまりはパクリであっても、その収益を基に中国国内のゲーム産業とエンジニアを育て、技術も生活も豊かになっているのです。ただ、それらの原資になっているのが日本人のガチャというのは、いろいろと大丈夫なのかなと思ったりしています。
自宅に来た配送員を切りつけフィギュア奪う 19歳に懲役12年求刑 弁護側「少年院の矯正教育を」 千葉地裁で木更津強殺未遂公判
https://news.yahoo.co.jp/articles/abf4826edb838a5e790454d3f0dcb110e459d5b2
自宅を訪れた宅配業者の配送員を刃物で切りつけ、宅配物のフィギュアを奪ったとして、強盗殺人未遂の罪に問われた木更津市、無職の男(19)の裁判員裁判の論告求刑公判が16日、千葉地裁(水上周裁判長)であった。検察側は「身勝手な動機の極めて悪質な犯行」として懲役12年を求刑した。弁護側は「少年院での矯正教育(保護処分)が最も必要」と主張した。判決は3月5日。
検察側は論告で「確固たる殺意で複数の凶器を使用して繰り返し刺した執拗(しつよう)で極めて危険な犯行」と非難。「誠実に仕事をしている善良な市民を、心酔するアニメキャラのフィギュアを手に入れるために殺害しようとした」と述べた。
弁護側は、被告は自閉症スペクトラム障害や愛着障害の可能性があると指摘。少年院での矯正教育が必要とした上で「刑罰の場合は懲役3年6月~4年程度が相当」と主張した。
起訴状によると、昨年1月、自宅を訪れた宅配員の50代男性から代金を払わずに宅配物を強奪するため、背中などを果物ナイフと包丁2本で突き刺すなどして全治1年の重傷を負わせ、フィギュア2点(販売価格計5万6980円)を奪ったとされる。
「日本人は日本漫画が世界一と思っていますが…」中国に移住した漫画家が明かす“海外作品”の凄まじすぎる発展
韓国作品をパクれ」「我々はいわば下請け業者」…日本の漫画業界が直面している“非情な現実
迷走するクールジャパン
クールジャパン機構には多額の公的資金が投入されたが、残念ながらめぼしい成果が見当たらない。投資したマレーシアの商業施設では、「アナと雪の女王」や「スター・ウォーズ」などの海外作品が展示されるといったお粗末な事態が判明
ライバルは韓国だけではないのだ。
漫画についても、世界各地で次々と強敵が現れている。23年は米アマゾンとアップルがそろってウェブトゥーンに参入し、業界全体に激震が走った。アップルの場合、日本の読者は同社の電子書籍アプリ内の「縦読みマンガ」のページにアクセスすれば、専用の閲覧システムで快適に読み進められる。おなじみの「話売り」形式を踏襲し、韓国拠点の制作スタジオと組んで独自作品を用意した
中国ではスタートアップ企業がトップの座に
さらに中国においては、漫画アプリ「快看(かいかん)」が自国で制作したウェブトゥーンを配信し、急成長している。創業者の陳安妮(チェン・アンニ)は「ポスト90年」世代の起業家の代表格といわれ、成功に至るまでの道はまさにシンデレラ・ストーリーだ。
決して裕福とは言えない家庭で育った陳は、学生時代に友人からお金を借りてタブレット端末を手に入れ、ネット上にイラストを投稿して日銭を稼いだ。そして22歳の年に、蓄えた資金を元手に北京市内のアパートで起業する。もちろん陳にエンジニアの経験はない。
「日本人は日本漫画が世界で一番面白いと思っていますが、中国ウェブトゥーンの質の向上は目覚ましいものがありますよ。しかも、最近は(中国が得意とする)AIを使った画像生成の技術が急速に進化しています。もしかしたらデジタル時代の『ONE PIECE』は日本ではなく、海外で生まれるのかもしれません」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/335520
〈鬼滅の刃、遅ればせながら夫と鑑賞してたんだけど、中盤、女の子のキャラの胸が強調されたコスチュームが多くなってきて、案の定、夫に『なんで、日本のアニメって、女の子の胸が強調されてるの?』って言われて、答えられなかったけど、この人はまともな感覚を持ってるんだな、って安心した〉
国内最大級の旧ツイッター(現X)まとめサイト「togetter」で先週、そんな投稿が話題になっていた。
米国人と結婚したとおぼしき日本人女性のポストなのだが、SNS上ではカンカンガクガクの議論に。
〈成人と子供の区別、かつキャラクターのデフォルメ〉〈別に胸を強調してても良くないですか〉〈別に胸を『強調しなくても』良くないですか〉〈ただの美的感覚の違いじゃないですか〉
今さらだが、「鬼滅の刃」は2016~20年に週刊少年ジャンプで連載された大人気コミックで、19年にテレビアニメ化されて一大ブームに。20年公開の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入は404億円超えと日本歴代トップ。世界的にヒットした。
「確かに主人公の炭治郎の妹で“鬼化”した禰豆子なども設定は10代前半なのに、胸元を開いて谷間を強調して描かれています。が、70年代の『キューティーハニー』とか80年代の『まいっちんぐマチコ先生』など“お色気”が売りの漫画を見て育ったベテラン世代からすると、あの程度は全く気になりませんが……」(中堅出版社編集者)
■日本も性的な表現に敏感に
もっとも、それは国内に限った話で、その日本も性的な表現にうるさくなってきている。
「お色気漫画、アニメは日本の伝統芸みたいなもので、『鬼滅の刃』ぐらいの表現はスルーする人もいるでしょうが、幼少期に健全なディズニーアニメで育った米国人にすれば、『なんで?』と疑問に思うのも当然でしょうね」と映画批評家の前田有一氏はこう話す。
「たとえば米国の実写の撮影現場には、セクハラなどハラスメントの専門家が入るようになっています。それほど性的な表現に慎重になっている。そうした世界の潮流にはもう抗えません。日本のアニメが国内で細々とやるつもりなら、胸を強調したコスチュームも日米の文化の違いで済まされるかもしれませんけど、グローバルな展開を考えたら、路線変更もやむなしでしょうね」
表現は自由だが、自由にも制約がある。禰豆子のような胸の谷間も消滅する運命か。
中国、オンラインゲームの新規制案公表 利用者の支出抑制狙う
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2023/12/478432.php
中国の国家新聞出版署は22日、オンラインゲームに関する包括的な規制案を公表した。ユーザーに利用を促すリワードと呼ばれるインセンティブや利用者の支出を制限することが目的で、ゲーム市場に打撃となる。
中国政府は、若年層の「ゲーム中毒」を懸念し、未成年がビデオゲームを楽しむ時間に一定の制限を設けたり、新規ゲームの認可を一時中断したりした。こうした取り締まりは昨年、正式に終了し、ゲーム認可手続きも再開したが、ユーザーへの課金を抑制する措置は取っていた。
22日発表された規則案では、毎日のログイン、初めての課金、連続での課金などへのリワード提供といったオンラインゲームで一般的な慣行を禁じる。ユーザーがゲーム内でデジタルウォレットにチャージできる金額にも制限を設けるよう命じた。
「ガチャ」と呼ばれる有料のくじを未成年に提供することを禁止したほか、ゲームアイテムのオークションを防ぐよう求めた。
ユーザーデータの管理に対する懸念からゲーム会社にサーバーを国内に置くことを義務付けた。
一方で、ゲームの承認を60日以内に処理することも盛り込まれた。
来年1月22日まで一般から意見を募集する。
発表を受け、ゲーム会社の業績への影響を巡り懸念が広がり、香港株式市場で世界最大のゲーム会社である騰訊控股(テンセント・ホールディングス)の株価は一時16%下落。同業のネットイースも一時25%急落した。
欧州時間になり、テンセント株を26%保有するテック投資家のプロサスも序盤で14.2%下落した。
「トレパク」言いがかりで迷惑行為を受け続けた『少女革命ウテナ』監督勝訴 業界に横行する“逆恨み”嫌がらせへの抑止なるか
『少女革命ウテナ』や『輪るピングドラム』などの作品で知られる、アニメーション監督幾原邦彦氏が原告となった「トレパク冤罪」被害訴訟の判決が12月13日、東京地方裁判所立川支部で言い渡され、被告の女性に対し、名誉毀損および業務妨害に関する慰謝料121万円の支払いが命じられた。
*本記事は鴻上 尚史『クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン』(講談社現代新書)の内容を一部抜粋・再編集したものです。
『たまごっち』は世界を席巻
日本発で、世界を席巻したおもちゃの代表と言えば、『たまごっち』です。
番組の収録では、ブラジル人、カナダ人、アメリカ人、ドイツ人、オーストラリア人が全員、口を揃えて「タマゴッチィ」と言いました。みんな、子供の頃、遊んでいたそうです。「日本人が作ったって知ってた?」と訊くと、全員、「知らなかった」と答えました。
いったい、世界で『たまごっち』がどれぐらい売れたのかは、ちゃんとした資料が見つかりませんでした。というのも、『たまごっち』は、誕生期の第一期、相互の通信機能が付いた第二期、画面がカラーになった第三期、ダウンロードが簡単になった第四期に分類されて、複雑なのです。
誕生期は、一九九六年から数年間です。世界的に広がり、番組の外国人たちが遊んだのもこの時期です。全世界で四〇〇〇万個売れたと言われています。
第一次ブームが終わった後、二〇〇四年から赤外線通信機能を付けて、数年間で国内外で三〇〇〇万個を売ったようです。これが第二期です。今の日本の二〇代の若者はこの時期に経験しています。
第三期は二〇〇八年、カラー化された『たまごっち』が発売されて始まりました。二〇〇九年には三〇分のTVアニメ『たまごっち!』が放映されました。今の中学生や高校生はこの時期に体験したのです。
そして、二〇一四年九月には、第四期の幕開けとなる、『TAMAGOTCHI
4U』が発売されました。これは、街中にあるタッチスポットにたまごっちをかざしたり、スマートフォンで専用アプリをインストールすることで、アイテムを簡単にダウンロードできる機能が付いています。
というように、バリエーションをつけながら、現在まで続いています。もちろん、海外でも、今も遊ばれているのです。
https://gendai.media/articles/-/119332
海外用の名前を付けるのではなく
https://gendai.media/articles/-/119332?page=2
京都アニメーション放火殺人事件の裁判は、遺族らと生存した被害者の意見陳述を聞いた青葉真司被告(45)に対する被告人質問が行われました。
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』でキャラクターデザインなどを務めた寺脇(池田)晶子さんの夫が「寺脇(池田)晶子に対してどう思うか?」と尋ねると、青葉被告は「申し訳ないと思います」と回答。
一方、「『涼宮ハルヒの憂鬱』は今でも好きか」と問われると
「手本にすべき作品だが魔性の作品でそういう作品と出会わなければ事件を起こさなかった。今も『人を狂わせる作品』という認識だ」などと述べました。
青葉被告から謝罪を受け遺族「いい報告できるかな」一方で「判決出るまで完結しない」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/879871?display=1
and GALLERY公式X(@andgallery_info)から
さまざまな人気アニメとのコラボカフェギャラリーを開催している「and
GALLERY」の公式SNSが7日に更新され、人気TVアニメ「モブサイコ100 Ⅲ」とのコラボレーションについて言及した。
「モブサイコ100」は、「ワンパンマン」で知られる漫画家・ONEによる同名漫画を原作とするテレビアニメ。2016年に1期が放送され、昨年10月に3期放送がスタートしていた。
同作は6日、and GALLERYとの「HAPPY NEW YEAR 2024」イベントの抽選予約の受付開始を発表。正月らしいイラストが添えられていた。
このイラストに、一部から「旭日旗が描かれている」「謝罪を求めます」などという声が上がった。
この声を受け、「and GALLERY」は「『TVアニメ「モブサイコ 100 II]Xand GALLERY HAPPY NEW YEAR2024』のビジュアルデザインについて」と題するお知らせを更新。「平素よりand GALLERYをご利用頂き、誠にありがとうございます。この度、2024年1月6日より開催予定の『TVアニメ「モブサイ100IIIJXandGALLERY HAPPY NEWYEAR2024』のビジュアル内のデザインについて、一部のSNSメディアでご指摘やご意見を頂いておりますが、弊店としては、お正月をモチーフにしたデザインとして作成したもので、それ以外の意図や意味はございません」と説明した。「お正月の企画として、ファンの皆様に楽しんで頂けるよう、運営していく所存ですので、引き続き開催をお待ち頂ければと思います。今後とも and GALLERYを宜しくお願いいたします」と呼びかけた。
同イベントは来年1月6日から2月4日まで、池袋、道頓堀、名古屋の3店舗で期間限定で開催される。
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/b0f3db86face65f2b1c4bcadcf1233f6ae88a0d4&preview=auto
https://i.imgur.com/9WVq0ZR.jpg
旧庁舎のサバゲー、市長参加見合わせ「誤解招く」 中止は否定
静岡県島田市の旧庁舎で、民間事業者がサバイバルゲーム(サバゲー)を企画していることに対し、市議の一部らが中止を求めている問題で、染谷絹代市長は21日、ゲームについては予定通り開催を認める一方で、自身が予定していた参加については見合わせる方針を表明した。
市議らからのサバゲー中止の要請に対し、染谷市長は「庁舎を使わせて欲しい、という民間提案を受けて、(市の)審査に合格して、受け入れた。(サバゲーは)スポーツとしてしっかりルールにのっとり、防備も付けて、審判もおいてやるゲーム。これについては予定通り開催することを認めたい」と説明した。
自身の参加については、「民間事業者の提案の中に『市長も参加』とあったが、今回このような皆さん方のご意見を伺って、私はこれ以上誤解を招くようなことはしたくないと思うので、私の参加は見合わせたい」と述べた。
また、中止を求める要望書を提出した市議らが、理由として挙げた「サバゲーが戦争を想起させる」などと指摘をしているのに対し、染谷市長は「市民にはいろいろ考えがあることは謙虚に受け止めたいと思う。しかし、戦争をイメージさせるということに対しては、そのような前提も考え方も全くない。『戦争を想起させるものだから』という一言で中止をするのであれば、今度はそれを認めてしまう話にもなる」と中止を否定した。
サバゲーは旧庁舎の解体前日の26日に予定されている。事業者によると、18歳以上の100人が参加する予定だ。
https://www.asahi.com/articles/ASRCQ3C8TRCPUTPB004.html?iref=pc_politics_top__n
2023年11月20日、香港メディア・香港01は、中国河南省の大学生がゲーム会社での実習で5日連続して徹夜でオンラインゲームをプレイして死亡する事故が発生したと報じた。
記事によると、同省平頂山職業技術学院コンピューター科学・応用学部の3年生が今月10日に死亡した。父親によると、学生は学校の課題だった6カ月間の実習実施先として同省内のゲーム実況会社を選択し、この会社との間で1カ月当たり240時間以上プレイする契約を結んだ。当初は昼間にプレイしていたものの今月5日から夜通しプレイするようになり、5日の夜から10日朝まで5日連続で徹夜をし、長い日には9時間連続でプレイしていた。学生は10日に学校外に借りている住宅で休んでいた際に突然死したという。
学生が徹夜でプレイしていたゲームは人気オンラインゲームの「原神」で、クラスメートによると学生は徹夜プレイを望まなかったものの、会社の担当者から「夜にプレイを鑑賞する人が多いので、稼げるお金も多い」と言われたことで徹夜プレイを始めたという。父親によると、学生は普段から健康体で、健康診断でも異常は見つからなかった。