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 先月のサイクルスポーツ、バイシクルクラブがやっと台湾に届きました。

 そのうち、サイクルスポーツはメイン記事が「信州の峠」なので、僕にとっては何の役にも立ちませんでしたが、ほかに「台湾極楽温泉ツアー」という記事が載っていたので、非常に興味深く読みました。

 台湾は、世界の自転車界において、機材の製造という重要な役割を担ってきました。しかし自転車業界の意識として、自転車とは作るものであって、乗るものではないというものだったそうです。
 そんな台湾に、突如として、本当の意味での自転車文化が生まれてきています。

 まさにそのとおり。僕が来た頃は、猫も杓子もスクーターばっかりで、自転車といえば中学生か、外国人宣教師(モルモン教の宣教師がいっぱいいます)と相場が決まっていて、自転車に乗る大人なんてめったに見ませんでした。それが最近2,3年突如自転車ブームが起こり、自転車に乗った大人を多く見かけるようになりました。


 台湾の道路事情というと、『小型バイクが多くて、交通マナーがすごくて、道が荒れていて』というイメージが一般的です。しかし、これは台湾の西側と台北や高雄といった都市部だけに当てはまることのよう。とくに東側では、交通量自体が少なく、まるで自転車道路。

 僕が住んでいるところは西側の新竹なので、まさに『小型バイクが多くて、交通マナーがすごくて、道が荒れていて』が当てはまります。台湾人の辞書には交通安全という文字はないですからね。自転車で走っていたら追い越しのスクーターに引っ掛けられそうになるし、車は方向ランプつけずにいきなり曲がるし、道は悪いし、台湾はまさに自転車乗りの鬼門、鬼門です。

 ただ、最近の自転車ブームに伴って、各地でサイクリングロードの整備が進んでいます。一般道は相変わらず危険ですが。

 東側は自転車乗りの天国なのかあ。いいなあ。彼女の実家が宜蘭なので、以後ちょくちょく行くことになるでしょう。早く行きたいなあ。

 それに、台湾は日本以上の山岳国です。狭い国土ですが、富士山以上の高峰もあり、ロードバイクで走ったらきっと爽快に違いない!早く行きたいっす。


 そして、台湾といえばジャイアント、ジャイアントといえばラボバンク。ジロでもメンショフ優勝しましたね。序盤は去年まで機材を提供していたコロンビア勢が活躍していたので、ジャイアントはきっと悔しがっているに違いないと思いましたが、最後の最後においしいところ持っていきましたね。


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 その旬のラボバンクレプリカですが、こちらのジャイアントショップに行って聞いてみたら、「Rabobank? 発表されたばかりだから10月ごろに入るね。値段もまだわからない」と言われました。なんで日本のほうが情報が早いのか不思議です。

 以前も書きましたが、台湾で自転車を買うと、日本よりずっと安くなります。ジャイアントで言えば、定価28万のTCR ADVANCED3がわずか6万元(約18万円)です。ほかにも32万円のピナレロFP3が8万元(約24万)、100万円オーバーのスコット、アディクトが20万元(約60万円)などなど・・・。
 ラボバンクレプリカは定価でADVANCED3より安いので、台湾で買えば15,6万円くらいになると思います。うーわ、フルカーボン完成車が15,6万円か・・・。

 個人的には今もウィリエールのモルティローロを買いたいんですが、台湾で売っているかどうかわからないので困っています。日本で買えば定価で30万円を超えるので、おそらくラボバンクレプリカの約2倍の価格になります。いくらウィリエール好きといっても、価格差15万円ではさすがにジャイアント、かな・・・。