2018年09月18日

読む時間欲しい

購入:本/

「王とサーカス」(米澤穂信)

「アクセルワールド 23」(川原礫)

gothicheartvoid at 22:19|PermalinkComments(0)

2018年09月11日

「父さんな、デスゲーム運営で食っているんだ」(みかみてれん)





 妻子持ちの主人公がデスゲーム運営会社の部長として奮闘するコメディ。漫画が原作のパターンだそうだが、単体でも読める。一応読める。

 ネット上での評価はかなり高い……のだが、個人的には引っかかる点があまりに多い。読みやすくわかりやすいのはいいのだが、とにかく内容が薄い。中身がない。特に笑える部分もない。仕掛けやテーマの見せ方などで関心出来る部分もない。キャラはそれなり。あくまでそれなり。


1.価値観のねじれとエクスキューズ

 「デスゲームは法律上許されている」「デスゲームに熱狂する視聴者がたくさんいる」「中学校でデスゲームを恐ろしいものではないと教えている」にもかかわらず、「底辺層の一発逆転手段」「妻子にはデスゲーム会社勤めであることを伏せなければならない」など社会における位置づけがブレブレ。
 「真っ当に生きている人は参加者にはならない」のであれば、「参加者になる疑似体験」なんか中学校でやらせちゃダメだろう。

 主人公や妻子をサイコパスにしない(ではないと言い張る)ために張っている予防線が、世界観を不安定なものにしてしまっているのがつらい。
 倫理観が現実世界と大幅に違っていて当たり前のように人が人を殺す世界でその不謹慎さを笑う、ということならはっきりそう割り切って書けばいいし、主人公はまっとうな倫理を持っているがデスゲーム運営に奔走せざるを得ない、ということを笑いに持っていくなら「子会社のデスゲーム会社に出向させられてしまった主人公の明日はどっちだ!」みたいな方向でもよかったはず。


2.ジャンルとしての薄さ

 ビジネスものとしてはとにかく薄い。「女子大生会計士」シリーズみたいなよくある短編連作ビジネスラノベを更に水で割った感じ。明らかに破綻している状況でもご都合でどうにもなってしまうし、主人公のメンタリティが中学生の子を持つ部長職とは到底思えない薄っぺらさ。真面目にやるとシリアスに振れるから仕方ないんだろうが、危機意識皆無の時点で管理職としては失格。
 コメディだから、と言うにはさっぱり笑うところがないので全然言い訳にできていない。
 デスゲームの運営側の立場で描くことの面白さ、というのであればとうに「ブトゥーム」なんかが運営サイドの離反者を描くパートで散々やっている。デスゲームあるあるとかが全然ないので、「このすば」みたいな「ちゃかす面白さ」も出せていない。

 不謹慎管理職コメディとしては「幼女戦記」のほうが百倍上手にやっていると思う。


3.非合理的すぎる世界

・数千人単位が死ぬことも珍しくない

 社会維持できる? 志願制なのにそんなに参加者いるの?

・廃人になる系ペナルティは技術的にはロールバック可能

 元に戻せって訴訟とか起きない? 自己責任論だけで乗り切れる? 廃人化システムの技術が悪用される問題とかその辺は?


4.なぜ顔と名前を出して司会をしてしまうのか

 家族に仕事を隠したいくせにこのお粗末な行動はない。どう考えても生き残ったプレイヤーから主催者側の情報漏れるわけで、直接妻子がその情報を観なくてもどこかから伝わる。
 というか、主催者側の情報が漏れていても死亡した参加者の家族とかが逆恨みで襲ってくることはない、という変なところで性善説というか物分かりのよすぎる世界観が気持ち悪い。


5.スタープレイヤーというものが成立しうるのか

 一攫千金に勝利してなお次の命がけのゲームに挑むやつがいる、ということは一応理解できる。スリルに憑りつかれた手合いとか、名誉欲に溺れた手合いとか、まあ色々いておかしくはない。
 しかしながら、デスゲームの本質は蹴落としあいなわけで、「過去にいくつものゲームを制してきた怪物」が参加するゲームで「人生最後の賭け」をしようと思う奴なんかほとんどいないわけで、スターが参加を表明すると他の参加者が集まりにくくなる。
 スターそのものは視聴者数を稼ぐために利用できるとはいえ、運営サイドから見て害も多い。「結局こいつがまた勝つんだろ」と視聴者側が思ってしまったら終わりだし。
 また、スタープレイヤーに対する逆恨みが発生しないのも理解しがたい。「悠々自適に暮らせるだけ稼いだのに無駄にゲームに参加してきて自分の家族を蹴落としたクソ野郎」みたいに遺族が認識して襲撃する可能性が全然考えられていないのも意味不明。


6.しょぼいライバル会社が「ロングウォーク」社

 wikiか何かでタイトルを見て「この単語を出しとけば通っぽく見えるだろう」と作者が思ったのがバレバレ。ジャンルの有名作品に対するリスペクトがあるならロングウォークは業界最大手クラスの「まっとうなヤバい会社」にしておかないと収まりが悪い。
 「クラシックなルールにこだわりすぎて最近ヒットがなく、陰りが見え始めた古豪」くらいのポジションがギリギリだろう。
 浅知恵のせいでかえって作者がジャンルに精通していないことを露呈してしまっている。


 総じて作者の知能が不足している、と言わざるを得ず。既に施行されている法律のはずなのにデスゲーム「法案」と書かれているのはさすがに編集なり校正なりが指摘しろよ、と。
 発想自体は悪くないんだが、劇中のゲームがなにひとつ面白くないのも含めて、あらゆる点で壊滅的な仕上がり。
 同じエース系列でも、こんなもん読むくらいなら「未来日記」読んだほうが百倍有意義と思う。

gothicheartvoid at 23:52|PermalinkComments(0)書評 

2018年09月09日

バタバタしている

雑件/

・ローソン海域

 ガンビータペとあらはぎ確保。ぬいぐるみとかは対象店舗が近隣になし。

・PC

 メモリ増設したらかなり快適に。……いまだにメモリ4GBのPCが普通に売ってるの頭おかしいよね。増設前提みたいな状態で売るなや。

gothicheartvoid at 22:57|PermalinkComments(0)

2018年09月06日

最近のライダーの課題

特撮/

 平成ライダーが現在抱えるシナリオ上の問題。ジオウは性質上現行のルールとそこそこ相性がいいとは思われるが、元号変わった後もライダーが続くのであれば問題は今後も残る。


・開始直後の販促ラッシュ

 始まってすぐに年末商戦に向けて新商品を大量に出さないといけないので、必然的に新フォームや新装備を乱発する羽目になる。
 必然性や見せ場の調整に苦労するのは当然で、しかも序盤の強化はよほど特殊な意味合いを持たせないと早期に役割を失う。
 使用できる回数が少ないせいで類似のフォームの使い分けについてはよほど上手く描写しないと共倒れする。


・主役最重視路線

 バンダイ的には「主役ライダー関係の玩具が最も売れる」ことから、主役のフォームチェンジや新装備だけがやたらめったら増えていく傾向にある。
 そのせいで登場させられる怪人の種類に制限があり、サブライダーの強化にも制限がある(一応昔よりはサブライダーも強化が用意されるようになったが、回数の差が大きくなったのがきつい)。怪人を使いまわすための方便や、主役が4段階、2号が2段階あったのに3号がずっと初期フォームのまま、のような状況で3号の役割をどう維持するか、のような課題が現れる。「怪人めっちゃ減らして味方ちゃんと強化する」エグゼイドと「ハザードレベル次第では初期フォームでも戦える」ビルドは一応サブライダー問題への解を出せていたが、2パターンローテするわけにもいかないので今後のシリーズでは他の解法を見出す必要がある。
 
 
・非2話構成の難しさ

 一時期2話完結型構成のシリーズが続いた結果、やらかしが目立つようになり、現在は忌避される傾向にある。
 探偵であり「出題」「解決」で2話1単位にすることに正当性のある「W」のような骨格的な補正がない限りはよほど上手くやらないと展開がテンプレ化して冗長になるのと、問題を持ち込む使い捨てゲストに尺を取られて本筋が進まなくなって「お悩み相談番組」化するのが問題ではあった。九官鳥なんか今でも「屈指の駄作」と悪名高いくらいで……。
 一方で、構成に縛りを設けないとなると4クール分のシリーズ構成が適切に管理できる力量が必須になるのが割と現状ネックになっている。
 近年ではかなり上手くやった部類の「エグゼイド」ですら中盤話を進めすぎてラストで話数が明らかに余っていたし、近年では最低の「ゴースト」は2クール目以降ずっと行き当たりばったりで話に明確な軸を立てられないままだった。
 「ビルド」も話を随分単純にしたのにエグゼイド以上の加速を早々にかました結果、同じ展開を繰り返して尺を潰す羽目に。ずっと同じ敵と戦ってずっと同じように人質取られて言う通りにさせられていたのほんと何なの……。


 荒くてもギャグがひどくても、井上先生に帰ってきてほしいと思うこともしばしば。色々制約が厳しいから、実績のある脚本家連れて来ても必ずしもうまくいかないのが難しい。

gothicheartvoid at 23:18|PermalinkComments(0)

ちまちま崩す

購入:本/

「アウトブレイクカンパニー 外伝」(榊一郎)

 Zの1巻以降ろくに新刊出てなかったのでちょっと心配してたけど、復調したようで何より。そして新作ラッシュが来る。

「キミの忘れかたを教えて」(あまさきみりと)

 「綺麗な単刊」系かと思ったら終わってない。一応続くみたいだけど、これってせいぜい3〜4巻で終わらないとダメなやつだよなあ。次買うかは動向見つつかな。悪くはないんだけど。

「八丁堀の忍」(倉阪鬼一郎)

 ゴウランガ!

gothicheartvoid at 00:13|PermalinkComments(0)

2018年09月03日

くものいと

購入:本/

「バーナード嬢曰く 4」(施川ユウキ)

 掲載誌が百合姫でも驚かない(言い過ぎ)

gothicheartvoid at 23:34|PermalinkComments(0)

2018年09月02日

パワー2のメンターはあまり信用できないような

MTG/

 「ラヴニカのギルド」スポイラーと限定セット

 ショックランド新絵もいいね。なんか知らんけど「ショックランドの再録はない」とかたくなに言い続けている人が昨日まであちこちにいたが、二度目の時に再録してるのに今回なかったら確実にクレーム案件でしょ。そこが分からないほど馬鹿じゃないよウィザーズ。

 色ガバに関しては、どうせ今回は《遥か見》ないだろうからそんなに心配ないのでは。ナヤブリッツみたいな3色アグロが成立してしまう恐れはあるけど、4色や5色のデッキにメタが占拠されることはあるまい。

 限定セット、かっこいいけど北米限定はさすがにひどくないですかね……。日本でも通常価格で買えるようにしてくれないもんかね。

gothicheartvoid at 23:36|PermalinkComments(0)

2018年08月30日

きのこサイファー

購入:本/

「天才感染症 上」(ディビッド・ウォルトン)

「天才感染症 下」(ディビッド・ウォルトン)

 表紙オサレすぎ。冒頭しか読んでないが既にこれぞSF感出てる。

「緋弾のアリア 29」(赤松中学)

 おとぼく編。……ほんと何でもできるのな、このシリーズ。40巻くらいまでいきそう。

gothicheartvoid at 23:54|PermalinkComments(0)

2018年08月29日

お祓いでも行ったほうがいいのか?

日記/

 家庭の事情により、当面遠出が難しい可能性が出てきましたので取り急ぎ仲間内宛にご報告を。
 数年前のアレの続きみたいなもんですが、今度こそまずいかもしれません。

 今年に入ってから、本当にろくでもないことが次々起こる。厄年でもないのに。しんどい。

gothicheartvoid at 00:18|PermalinkComments(0)

2018年08月27日

濁水

購入:本/

「不潔都市ロンドン」(リー・ジャクソン/訳:寺西のぶ子)

 衛生的に最悪だった時代のロンドンの実情がなかなか面白い。行政の失敗に関しての本としても読める。それにしても垂れ流し下水の排水場所のすぐそばで取水した水を飲んでたのに病人だらけにならなかったって、当時の人間頑丈すぎるな。

gothicheartvoid at 00:24|PermalinkComments(0)