POGデビルバージョン第二次ドラフトは
2月18日(土)〜2月28日(火)まで!

募集要項


プチノワールの2015  牡  3月6日生まれ

父 ディープインパクト
母 プチノワール
母父 Singspiel
半姉 ローブティサージュ(G戯綽JF)
生産 ノーザンF
馬主 シルク(1億円)
厩舎 栗東:須貝尚介


【レビュー】


マブダチ(くりがしらさん)から大切なお知らせ (そしてディープインパクトとHalo増幅話)

引き続き、
この馬もHaloを増幅したディープインパクト産駒です。


半姉はG戯綽JFなど重賞2勝のローブティサージュで

母は名繁殖牝馬
ホワイトウォーターアフェアの全妹。

そこにSingspielですから
血統表上は

母はG軌妥諜念勝ちの
アサクサデンエンと同血ということになります。


SingspielはGlorious Songの直仔ですから
サンデーサイレンス系種牡馬と配すると
Ballade経由のHaloクロスが発生します。


日本での母父Singspielの重賞勝ち馬は
本馬の半姉ローブティサージュ以外
全馬がHaloのクロスが内包されていて、

ディープインパクト×母父Singspielも
4頭がデビューして
シンハライト(G汽ークス)
アダムスピーク(G轡薀献NIKKEI杯2歳S)の全兄妹に
4000万円以上稼いでいるフェイブルネージュがいますから

サンプル数こそ少ないものの
相性の良さはうかがえます。


またSingspielは
“ニアリーHalo”となるDrone,Sir Ivorを持つ
Dubawiともニックスなことで知られ

日本でもモルジアナやティップトップが活躍しているほか

Left Hand(仏G汽凜Д襯瓮ぅ羮)
Wuheida(仏G汽泪襯札襯屮汽奪賞)
と昨年は2頭のG鞠呂鯒攴个靴泙靴拭


また母がMachiavellianを持つところ
つまりCoup de Folie経由のHaloがあるのも注目で、

この血を持つディープインパクト産駒は
ヴィルシーナ、ヴィブロスの
G鞠呂料柑佶紊梁

今週出走予定で
初戦で圧倒的な勝ちっぷりだったファンディーナがいます。
(ファンディーナの祖母がMachiavellianの全妹)


特に興味深いのが
Halo直系種牡馬を経由してのHaloのクロスではなく、

Singspiel、Machiavellianとも
その種牡馬の牝系を介してのクロスが成立するところ。


ヨーロッパの血統論者や
(アメリカではあまり見ない気がする)
日本でもその説を唱える方が多いことの一つに
(遺伝的の特性を考えれば説得力があります)

「牝系を介してのクロスはより効果的である」
という配合論があり、
本馬はそれに当てはまっています。
 

これだけHaloを全面に押し出すと
「軽すぎる」不安が出てきますが、

本馬の場合は
Bustedのクロスという
明確なスタミナ的核が存在します。


さらにSingspielは
サンデー系とは必ずHaloのクロスが発生する血ながら
Sadler's Wells直系ということで
「軽すぎない」ことも魅力の一つ。 

おそらくはここが
サンデー系との間で
重賞級の大物が多く登場している理由の一つでは。


この二点から
Haloの増幅をしたディープインパクト産駒」という点では
「軽すぎない」という点での担保は
充分に思います。


ただここまで書いたことで
お気づきの方が多いかと思いますが、

サンデー系×Singspiel
サンデー系×Machiavellianは
牝系に活躍馬が偏っているのが気になるところ。


またBurghclereを刺激したディープインパクト産駒の
牡馬の活躍馬の多くは
キズナ、ディープブリランテ、マカヒキなど
馬格を得ることに成功していますが

本馬の場合は現時点で435kg。


POG期間内に重賞を勝ったディープインパクト産駒牡馬で
デビュー時に馬体重が450kg未満だったのは
わずか3頭しかおらず

「POG期間内にG気鮠,辰織妊ープインパクト産駒牡馬」
という括りにすると
全馬が470kg以上の馬体重でデビューしています。


トーセンラーがG気鮠,辰燭茲Δ
「小柄なディープの牡馬はダメ」というわけでは
決してないと思いますが、

ことPOGという視点では
「ディープインパクト産駒の牡馬こそ馬体重」
という傾向はまだ続いていて

それはおそらく
「ハーツクライ産駒を早熟化させるには
母系から筋肉量(パワー)を与えることは必須」という
望田氏提唱の理論と

本質的には同じロジックなのでは。


それだけに
この配合、この馬体重なら牝馬に出ていた方が
指名しやすいところでした。


追記:私の主催POGにも参加してくださっているM-Kouさんが
素晴らしいタイミングで
POGと馬体重に関する興味深い考察をされていました。
ぜひご一読を!

POG期間における牡馬の馬格の重要性
(POG is the spice of life !!)


本馬は現在
ハロン16秒まで進んでいるようで
早期デビューも視野に入ってくるかも知れませんが、

馬体重との関係を考えれば
須貝厩舎なだけに
滞在競馬となる北海道まで待つことも考えられそう。


本馬が魅力的な配合であることは確かで
ただ馬格的なところでのリスクもあり
そのバランスが難しいところ。


いかにも須貝師が狙ってきそうな
ラジオNIKKEI杯京都2歳Sや
G犠些文綵蕕離曄璽廛侫Sなんかは

配合的には抜群の適性がありそうで
その点からも迷います。


「馬格のなさが嫌われれば指名も」
というスタンスになると思いますが、 

今後の育成の進捗、そしてその成長ぶりには
特に注目していきたい一頭です。