2008年02月28日
吉兆東京本店 〜食品偽装問題で有名になった船場吉兆の女将と顔がそっくり・・・〜
【吉兆のプロフィール】
「ご予約には、東京本店の御利用会員様のご紹介、叉は、ダイナースクラブ『料亭プラン』のご利用のみとなっております。新規のお客さまからのご予約は、申し訳ございませんが、受付をいたしておりません。」
HPにこう書いてあるとおり、一見さんお断りの料亭。
本店の場所は東京都中央区銀座8丁目。
日本の三大料亭のひとつとして吉兆の名を挙げる人も多く(他の2つは、新喜楽と金田中)、日本一の高級料亭と評されることもあるようです。
森元首相は料亭好きといわれており、この吉兆東京本店にも足繁く通い密談を重ねていた(!?)ことが週刊誌などで何かと話題にされました。
吉兆グループとしては、東京の吉兆や、食品偽装で話題となった船場吉兆のほか、本吉兆、神戸吉兆、京都吉兆があります。グループといっても、互いに資本関係はなく独自経営。吉兆東京の女将は創業者湯木貞一氏の長女。食品偽装問題で有名になった船場吉兆の女将は三女。
【吉兆の行き方】
吉兆会員の知り合いがおらず、紹介してもらえない私は、ダイナースで予約して行きました。
コース設定は一本のみで、料金は7万5千円。
時間に余裕があったので、新橋駅から歩いて行きました。

新橋駅から数分歩いて着きましたが、
高い塀に囲まれていて中が見えず、
「どこから入ればよいのやら」と一瞬思います。
一本入った通り沿いに入り口がありました。
【吉兆の部屋】
着物を召した品のいい若干地味めの女中さん出迎えられ、靴を脱いで、まずは、エレベーター前に案内されます。一緒に乗ってくれるのかと思いきや、自分1人だけ乗せられます。
不安に思ったのも束の間、2階に到着してエレベーターの扉が開くと、さっきの女中さんが目の前で待っていました。
客がエレベーターに乗って1階から2階に着くわずか数秒の間に、女中さんはダッシュで1階から2階へと駆け上がるんですね。
部屋に通されると、他の料亭と比較すると、やや圧迫感があります。
(決して、狭いという意味ではありませんが、他の料亭では広々した空間を提供するケースもありますので、比較すると、“名前のでかさの割に、部屋はこじんまりしている”という印象。)
【吉兆の料理】
飲み物を頼むと、さっそく、コース料理の一品目が出てきます。
他の料亭と決定的に違うのは、料理の説明がない!一切ない!
通常、和食でも中華でもフレンチでもなんでも、料理が一品出てくるごとに、どんな素材でどんな調理をしたのか軽く説明してくれますよね。あれがないんです。
客の邪魔をしないということなのか、自分たちから空気を変える(雰囲気を壊す)ことを避けているのか、余計なことはしゃべらないということなのか。。。
おそらく聞かれたら説明するというスタンスなのでしょう。
説明しないことによって、ぶっきらぼうだとか、不親切だとかネガティブな印象を受けることはまったくなく、この店のスタイルなんだなあと普通に理解できるのですが、料理が出てくるたびに説明を受けるのが当たり前と思っていた私には、ちょっと衝撃的でした。
この日のメニューのご紹介
●前菜
あん肝煮氷 お多福豆 なまこ このわた 甘草
床伏 数の子 鈴胡桃 ちしゃ 芥子味噌漬け
●酢の物
松葉蟹 蟹味噌 加減酢
●椀盛り
おこぜ 焼き餅 葱 生姜
●造り
平目 烏賊 まぐろ あしらい
●箸休め
柿なます からすみ
●強い肴
平目えんがわ焚き 蓮根 牛旁
●多喜合わせ
寒筍 蕗 若布
●炭焼き
黒毛和牛 長葱 椎茸
●御飯 香の物
紅白飯蒸し 赤飯 勝ち栗
●果物
メロン あまおう 三宝柑シャーベット
●菓子
下萌えきんとん
素材はどれも大変素晴らしく、ただ、日頃、脂っこいものばっかり食べている人は、味付けが物足りないと感じる可能性もあるでしょう。
量的には平均的な男性でも満腹感が得られるように思います。
【吉兆の印象】
既述のとおり、料理を出すときに、こちらから聞かない限り、いちいち料理の解説をしない。というのが印象的。
もうひとつ印象的だったのは、お手洗いに行く時。
普通にトイレに行かせてもらえません(笑)。
他の客がトイレに行っていたり、近くの部屋の他の客が帰ろうとしているときには、トイレに行かせてくれません。
意味はおわかりですね。
そう。客同士が鉢合わせにならないように気を遣っているんです。
私なんぞ、別に、他の客と通路やトイレで会ってもどうってことはありませんが、政治家のみなさんなんかは、「お前がどうしてここにいるの?」なんて思われたらまずい時もあるんでしょう。
食事中に一度、女将が挨拶に来てくれました。
あと、帰る時も、女将がちゃんと見送ってくれました。
大料亭の女将ですから(あるいは、私がそういう目で見ていたためか)、威厳というか、雰囲気を持った女将でした。
テレビで船場吉兆の衝撃的な記者会見を見たあとでしたが、吉兆東京の女将の顔を拝見した瞬間「そっくりじゃん!」と心の中で思ってしまいました。 吉兆東京の女将は船場吉兆の女将の実姉ですが、お顔がそっくりでした。
【吉兆の総合評価】
もう一回行きたいと思うかどうか?
これは難しいです。料理はいい。雰囲気もいい。店もいい。
ただ、予算が1人8万円〜9万円、たくさん飲めば10万円程度と
他の高級店と比較してもずば抜けて高い。
もっと安い値段で、満足ゆくサービスと美味しい料理を提供してくれる店もあるわけですし。。。
料理やサービスは最高だとしても、費用対効果の点で、吉兆東京本店ってやっぱ最高!との評価を下すのは難しいのでは。。。というのが私の率直な感想です。
予算1人あたり8万円〜9万円程度
雰囲気 ★★★★★
料理 ★★★★☆
総合評価:87点(コストパフォーマンスの面で大幅減点)
吉兆東京本店HPはこちら
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「ご予約には、東京本店の御利用会員様のご紹介、叉は、ダイナースクラブ『料亭プラン』のご利用のみとなっております。新規のお客さまからのご予約は、申し訳ございませんが、受付をいたしておりません。」
HPにこう書いてあるとおり、一見さんお断りの料亭。
本店の場所は東京都中央区銀座8丁目。
日本の三大料亭のひとつとして吉兆の名を挙げる人も多く(他の2つは、新喜楽と金田中)、日本一の高級料亭と評されることもあるようです。
森元首相は料亭好きといわれており、この吉兆東京本店にも足繁く通い密談を重ねていた(!?)ことが週刊誌などで何かと話題にされました。
吉兆グループとしては、東京の吉兆や、食品偽装で話題となった船場吉兆のほか、本吉兆、神戸吉兆、京都吉兆があります。グループといっても、互いに資本関係はなく独自経営。吉兆東京の女将は創業者湯木貞一氏の長女。食品偽装問題で有名になった船場吉兆の女将は三女。
【吉兆の行き方】
吉兆会員の知り合いがおらず、紹介してもらえない私は、ダイナースで予約して行きました。
コース設定は一本のみで、料金は7万5千円。
時間に余裕があったので、新橋駅から歩いて行きました。
新橋駅から数分歩いて着きましたが、
高い塀に囲まれていて中が見えず、
「どこから入ればよいのやら」と一瞬思います。
一本入った通り沿いに入り口がありました。
【吉兆の部屋】
着物を召した品のいい若干地味めの女中さん出迎えられ、靴を脱いで、まずは、エレベーター前に案内されます。一緒に乗ってくれるのかと思いきや、自分1人だけ乗せられます。
不安に思ったのも束の間、2階に到着してエレベーターの扉が開くと、さっきの女中さんが目の前で待っていました。
客がエレベーターに乗って1階から2階に着くわずか数秒の間に、女中さんはダッシュで1階から2階へと駆け上がるんですね。
部屋に通されると、他の料亭と比較すると、やや圧迫感があります。
(決して、狭いという意味ではありませんが、他の料亭では広々した空間を提供するケースもありますので、比較すると、“名前のでかさの割に、部屋はこじんまりしている”という印象。)
【吉兆の料理】
飲み物を頼むと、さっそく、コース料理の一品目が出てきます。
他の料亭と決定的に違うのは、料理の説明がない!一切ない!
通常、和食でも中華でもフレンチでもなんでも、料理が一品出てくるごとに、どんな素材でどんな調理をしたのか軽く説明してくれますよね。あれがないんです。
客の邪魔をしないということなのか、自分たちから空気を変える(雰囲気を壊す)ことを避けているのか、余計なことはしゃべらないということなのか。。。
おそらく聞かれたら説明するというスタンスなのでしょう。
説明しないことによって、ぶっきらぼうだとか、不親切だとかネガティブな印象を受けることはまったくなく、この店のスタイルなんだなあと普通に理解できるのですが、料理が出てくるたびに説明を受けるのが当たり前と思っていた私には、ちょっと衝撃的でした。
この日のメニューのご紹介
●前菜
あん肝煮氷 お多福豆 なまこ このわた 甘草
床伏 数の子 鈴胡桃 ちしゃ 芥子味噌漬け
●酢の物
松葉蟹 蟹味噌 加減酢
●椀盛り
おこぜ 焼き餅 葱 生姜
●造り
平目 烏賊 まぐろ あしらい
●箸休め
柿なます からすみ
●強い肴
平目えんがわ焚き 蓮根 牛旁
●多喜合わせ
寒筍 蕗 若布
●炭焼き
黒毛和牛 長葱 椎茸
●御飯 香の物
紅白飯蒸し 赤飯 勝ち栗
●果物
メロン あまおう 三宝柑シャーベット
●菓子
下萌えきんとん
素材はどれも大変素晴らしく、ただ、日頃、脂っこいものばっかり食べている人は、味付けが物足りないと感じる可能性もあるでしょう。
量的には平均的な男性でも満腹感が得られるように思います。
【吉兆の印象】
既述のとおり、料理を出すときに、こちらから聞かない限り、いちいち料理の解説をしない。というのが印象的。
もうひとつ印象的だったのは、お手洗いに行く時。
普通にトイレに行かせてもらえません(笑)。
他の客がトイレに行っていたり、近くの部屋の他の客が帰ろうとしているときには、トイレに行かせてくれません。
意味はおわかりですね。
そう。客同士が鉢合わせにならないように気を遣っているんです。
私なんぞ、別に、他の客と通路やトイレで会ってもどうってことはありませんが、政治家のみなさんなんかは、「お前がどうしてここにいるの?」なんて思われたらまずい時もあるんでしょう。
食事中に一度、女将が挨拶に来てくれました。
あと、帰る時も、女将がちゃんと見送ってくれました。
大料亭の女将ですから(あるいは、私がそういう目で見ていたためか)、威厳というか、雰囲気を持った女将でした。
テレビで船場吉兆の衝撃的な記者会見を見たあとでしたが、吉兆東京の女将の顔を拝見した瞬間「そっくりじゃん!」と心の中で思ってしまいました。 吉兆東京の女将は船場吉兆の女将の実姉ですが、お顔がそっくりでした。
【吉兆の総合評価】
もう一回行きたいと思うかどうか?
これは難しいです。料理はいい。雰囲気もいい。店もいい。
ただ、予算が1人8万円〜9万円、たくさん飲めば10万円程度と
他の高級店と比較してもずば抜けて高い。
もっと安い値段で、満足ゆくサービスと美味しい料理を提供してくれる店もあるわけですし。。。
料理やサービスは最高だとしても、費用対効果の点で、吉兆東京本店ってやっぱ最高!との評価を下すのは難しいのでは。。。というのが私の率直な感想です。
予算1人あたり8万円〜9万円程度
雰囲気 ★★★★★
料理 ★★★★☆
総合評価:87点(コストパフォーマンスの面で大幅減点)
吉兆東京本店HPはこちら
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