2009年08月26日
スペイン便り 第四弾
料理研究家加藤敏彦プロデュース 健康和食の店・胡豆昆(ごずこん)
胡豆昆の料理は月代わりです。8月の新メニュー、アップしました!→胡豆昆8月のメニュー
8月26日(水)

一昨日辺りからずいぶん涼しくなりました。
すっかり夏も終わりなのですね。8月も残りわずか、もう来月のメニューを完成させなければいけません。
今日はその試作やらなんやらで、賄いも説明しづらいのでお休みさせていただきます。
その代わりと言ってはなんですが、
<スペイン便り第4弾>
私がお世話になった友人は、カンタブリア海に面したアストゥリアス地方のヒホンという街に住んでいます。
この地方でまず有名なのが「シードラ」、日本で「シードル」呼んでいる、りんごから作るワイン。
せっかくなので、何度かバルやレストランで試してみました。
甘いのや甘くないの、味もいろいろでしたが、私としてはやや甘めの方が美味しかったでしょうか。
このシードラを呑むのはワイングラスではなく、シードラ専用のグラス。
薄手でかなり大き目のグラスに少なめに注ぐのがお決まり。

それもバルやレストランのおじちゃんやお兄ちゃんが注いでくれるのですが、
その注ぎ方が結構面白い。
高く掲げた瓶から、わざと空気を入れるように下の方で受けたグラスに注ぐ。
その時何故か目線ははるか彼方。
グラスを決して見ないので、必ず注ぎ始めはかなりこぼれている、そのしぐさがなんだかかわいい。

ヒホンで初めて入ったシドレリーアで、初めて飲んだシードル。
この店で食べた茹でタコも美味しかったなぁ〜。
そしてこの地方の名物料理と言えば、豆の煮込み料理。
ファべという白いんげん豆をモルシージャ(血の入ったソーセージ)と塩豚で煮込んだ料理、「ファバーダ」

海も山も近いので、ファべとアサリを煮た「ファべス・コン・アルメハス」もある。

味はシンプルでやや薄味、豆好きの私好みの料理でした。
最初にコメントなしでお送りした写真は、大家さんに連れて行ってもらった、近所のレストランで頂いた料理。
ファバーダと、
名前はわかりませんが、タコスの上に火を通した猪肉のミンチをのせ、チーズをかけて焼いたもの。

ちょっとしょっぱいけど、なかなか美味しかった。
チーズ盛り合わせ

最後の極めつけ、豪快肉のグリル。

牛、豚、鶏、モルシージャ、チョリソ・・・・
なんだかとにかく豪快すぎて、ちょっと引くと言うか・・・手が出しにくいと言うか・・・・
かなり広いレストランで、ビーチでごろんとしていた人たちが、お昼時に入ってくるわくるわ・・・
この日はかなりお腹一杯になりました。ホントご馳走様でした。
もう一つ、かなり気にいった料理がありました。
シドレリーヤでも食べた、「タコのガリシア風」

隣のガリシア地方の名物、茹でたたこをニンニク、パプリカ、カイエンペパー、オリーブオイル、塩などで和えるのですが、
このタコの柔らかさがなんともいえない美味さなのです。
日本のスーパーで売ってる茹でタコでは硬すぎるし、圧力鍋で煮たやわらか煮のようでは柔らかすぎるし、
柔らかいのに歯ごたえがある・・・・ア〜思い出したらまた食べたくなった。
聞くところによると、生のタコをいったん冷凍にしてから茹でると、繊維が壊れてあの柔らかさになるんだとか。
これは是非一度挑戦してみたい。
これにじゃが芋が添えてあるのを、スペイン料理の本でよく見たことがありました。
追加でそれも頼んでみたら、何のことは無い、ほんとにゆでたじゃが芋が同じように和えて添えてあるだけ。

しかし、このじゃが芋がすっごい美味しい。
さつま芋みたいな繊維が縦に走っていて、かすかな甘味もあり、感動。

男爵ではなく、メークインの黄色っぽいので作ってみたい。
タコとじゃが芋のコンビも中々のものです。
そのバルで隣の席にいたおじちゃんが、白い杯のようなものでなにやら飲んでる。

聞いてみるとワインらしい、この地方ではこんな風に呑む人も多いのだとか。
これは珍しい、こんな日本酒に近い形、スペインで初めて見ました。
スペインのデザートは甘いという先入観があって、二人ともほとんど興味を示していませんでした。
でもせっかくですから、最後の日にケーキ屋さんでケーキを買ってみました。

ここのケーキ屋さんは、かなりおしゃれな感じのお店で、甘味もスペインにしては控えめ。
チョコレートケーキはかなり美味しかった。
そして、最後の最後にこの地方の名物デザート「アロス・コン・レーチェ」に挑戦。
牛乳で米を煮た、要するに甘いミルク粥。
表面がカラメル状になっている。

甘いけど、まぁまぁおいしい、やさしいデザートでした。
も一つおまけです。
スーパーで「わかめ」という缶詰を発見。
日本の海藻は注目されているのかも。
お土産に面白いかなと思って買って食べてみましたが、ほんとに薄味で柔らかく煮た、ただのわかめでした。
わざわざ買っていくことも無いなと却下。わかめの逆輸入は叶いませんでした。
胡豆昆の料理は月代わりです。8月の新メニュー、アップしました!→胡豆昆8月のメニュー
8月26日(水)

一昨日辺りからずいぶん涼しくなりました。
すっかり夏も終わりなのですね。8月も残りわずか、もう来月のメニューを完成させなければいけません。
今日はその試作やらなんやらで、賄いも説明しづらいのでお休みさせていただきます。
その代わりと言ってはなんですが、
<スペイン便り第4弾>
私がお世話になった友人は、カンタブリア海に面したアストゥリアス地方のヒホンという街に住んでいます。
この地方でまず有名なのが「シードラ」、日本で「シードル」呼んでいる、りんごから作るワイン。
せっかくなので、何度かバルやレストランで試してみました。
甘いのや甘くないの、味もいろいろでしたが、私としてはやや甘めの方が美味しかったでしょうか。
このシードラを呑むのはワイングラスではなく、シードラ専用のグラス。
薄手でかなり大き目のグラスに少なめに注ぐのがお決まり。

それもバルやレストランのおじちゃんやお兄ちゃんが注いでくれるのですが、
その注ぎ方が結構面白い。
高く掲げた瓶から、わざと空気を入れるように下の方で受けたグラスに注ぐ。
その時何故か目線ははるか彼方。
グラスを決して見ないので、必ず注ぎ始めはかなりこぼれている、そのしぐさがなんだかかわいい。

ヒホンで初めて入ったシドレリーアで、初めて飲んだシードル。
この店で食べた茹でタコも美味しかったなぁ〜。
そしてこの地方の名物料理と言えば、豆の煮込み料理。
ファべという白いんげん豆をモルシージャ(血の入ったソーセージ)と塩豚で煮込んだ料理、「ファバーダ」

海も山も近いので、ファべとアサリを煮た「ファべス・コン・アルメハス」もある。

味はシンプルでやや薄味、豆好きの私好みの料理でした。
最初にコメントなしでお送りした写真は、大家さんに連れて行ってもらった、近所のレストランで頂いた料理。
ファバーダと、
名前はわかりませんが、タコスの上に火を通した猪肉のミンチをのせ、チーズをかけて焼いたもの。

ちょっとしょっぱいけど、なかなか美味しかった。
チーズ盛り合わせ

最後の極めつけ、豪快肉のグリル。

牛、豚、鶏、モルシージャ、チョリソ・・・・
なんだかとにかく豪快すぎて、ちょっと引くと言うか・・・手が出しにくいと言うか・・・・
かなり広いレストランで、ビーチでごろんとしていた人たちが、お昼時に入ってくるわくるわ・・・
この日はかなりお腹一杯になりました。ホントご馳走様でした。
もう一つ、かなり気にいった料理がありました。
シドレリーヤでも食べた、「タコのガリシア風」

隣のガリシア地方の名物、茹でたたこをニンニク、パプリカ、カイエンペパー、オリーブオイル、塩などで和えるのですが、
このタコの柔らかさがなんともいえない美味さなのです。
日本のスーパーで売ってる茹でタコでは硬すぎるし、圧力鍋で煮たやわらか煮のようでは柔らかすぎるし、
柔らかいのに歯ごたえがある・・・・ア〜思い出したらまた食べたくなった。
聞くところによると、生のタコをいったん冷凍にしてから茹でると、繊維が壊れてあの柔らかさになるんだとか。
これは是非一度挑戦してみたい。
これにじゃが芋が添えてあるのを、スペイン料理の本でよく見たことがありました。
追加でそれも頼んでみたら、何のことは無い、ほんとにゆでたじゃが芋が同じように和えて添えてあるだけ。

しかし、このじゃが芋がすっごい美味しい。
さつま芋みたいな繊維が縦に走っていて、かすかな甘味もあり、感動。

男爵ではなく、メークインの黄色っぽいので作ってみたい。
タコとじゃが芋のコンビも中々のものです。
そのバルで隣の席にいたおじちゃんが、白い杯のようなものでなにやら飲んでる。

聞いてみるとワインらしい、この地方ではこんな風に呑む人も多いのだとか。
これは珍しい、こんな日本酒に近い形、スペインで初めて見ました。
スペインのデザートは甘いという先入観があって、二人ともほとんど興味を示していませんでした。
でもせっかくですから、最後の日にケーキ屋さんでケーキを買ってみました。

ここのケーキ屋さんは、かなりおしゃれな感じのお店で、甘味もスペインにしては控えめ。
チョコレートケーキはかなり美味しかった。
そして、最後の最後にこの地方の名物デザート「アロス・コン・レーチェ」に挑戦。
牛乳で米を煮た、要するに甘いミルク粥。
表面がカラメル状になっている。

甘いけど、まぁまぁおいしい、やさしいデザートでした。
も一つおまけです。
スーパーで「わかめ」という缶詰を発見。
日本の海藻は注目されているのかも。
お土産に面白いかなと思って買って食べてみましたが、ほんとに薄味で柔らかく煮た、ただのわかめでした。
わざわざ買っていくことも無いなと却下。わかめの逆輸入は叶いませんでした。
