12月に入って、すっかり寒くなりました。
千歳では、今朝はマイナス5℃くらいしかなく、さすがに宿舎の室温もすこし下がってくる様になりました。
(熱帯植物のことを考えると常時20℃以上にしたいですが、15℃くらいまで下がることもたまにでてきて、慌てて隙間の目張りや窓ガラスへの防寒シート貼り付けなどしたところ)
北海道に来て20年目にもなると、この冬の訪れに対する嫌悪感はだいぶ薄れ「ああ、またいつもの冬が来るんだなぁ」とわりとしっくり来ています。
(最近は、民家の庭や防砂林の遊歩道やそのへんの道端に生えている様々な植物をみて季節の移り変わりを楽しむという趣味も増えたので、なおさら季節変化を前向きに捉えられるようになったかも)
このまま年末までは大きなイベントはないはずで油断してるんですが、とはいえ1月からは色々あるはずなので、今のうちから計画的に面倒で気が進まない仕事はちょっとずつ片付けておきたいところ。
とはいえ、この数ヶ月やっていた適当振り返りだとなんとなく地に足がつかず落ち着かない感じがしていたので、今回は久しぶりに型通りの振り返りをしてみようと思います。
あんまり長くなってもしょうがないし、この数ヶ月は忙しさや体調不良でやられていた自覚はすでにあるので、感想や内容は極力省いて箇条書きでいければとは考えています。
では、振り返ってみます。
体調評価と健康管理(自己投資)
11月初旬は仕事関係の飲み会や時間外会議、当直などが続いて「寝不足・だるい」という記載が多め。
2週目の末に風邪引いて寝込んでしまい、いくつか仕事をキャンセル。
3週目は体調回復しきらないまま江差出張→当直→週末当番と続いてあまり休まらず。
4週目にようやく大きな山がなくなり、地道に体力・気力の回復に努めながら、大学5年生の4週間実習の今年度初受け入れを始めて徐々に気持ちも上向きになった感じです。
人生山あり谷ありで、いい時期はずっと続きませんが、悪い時期もずっとは続かないもんだと思いました。
悪いときは変に足掻かないことと、追い詰められるとむちゃをして更に悪化するので平常運転をいつでもキープすることが大事だと学びました。
喉元過ぎてもこの教訓を忘れずに行きてゆきたい所存です
学習と趣味(適度な浪費)
勉強は全然してないですねー。
専攻医レクチャーや学生指導などで必要時に適宜調べ物などはしていますが、自分の好奇心や必要に迫られての医学的なお勉強は進んでいません。
まぁ、そのうちやる気がでてくるでしょう。
植物は、11月は全然買ってないですね。
11月中に1つと、12月1日に2種類一気に買ったくらい。
一方で、アクアリウム系はすこし動きがあったかな。
長らく買っていた小型熱帯魚が病気になったり星になったりして、病魚治療再度勉強して実践したり、水槽内環境見直したりいろいろしてました。
とくに、水槽と植物を組み合わせてアクアポニックス的な仕組みをつくって、すこしでも水槽メンテナンスの手間を減らしながら病気の起きにくい環境をつくれないかはすこし挑戦してみました。
あとはゲーム関係では、ひたすらドラクエ3 HD-2Dリメイクやってました。
バラモスは撃破して、その後はあんまり時間がとれなくなってアレフガルドをゆっくり探索してるところです。
むしろ、ドラクエ3の動画みてると「ロマサガ2リメイクが神ゲーだ」という情報が目に付く事が多いので、はやくドラクエクリアしてロマサガやりたいっす。
それを原動力に、やりたくない仕事を早めに片付けようかな。うん、そうしよう。
執筆・講演関係
滋賀医大での病院家庭医講演 11月16日 →病欠にてキャンセル
超気合い入れてスライド作ったのに公開する場がなくなってもやっています。
意外にも、いままで病院家庭医について語るスライド完成版が手元になかったのは新しい発見でした。
南奈良のレジデントデイでの誤嚥性肺炎講演 11月22日 on Zoom
やる前までは「こんないつもと同じ内容のつまらない話、やる意味なくない?」という気持ちが滲みそうになりましたが、実際にやると参加している学生・研修医・専攻医の反応がよくて「やってよかったぜ」となるいつものパターンでした。
反応良すぎて喋りすぎたので、今年度第2回の「リハ栄養」の回ではもう少し時間意識してうまくやります。
大学や学会関係の雑務
大学関係は、来年度の専攻医配置についてのメールやり取りやWeb面談が数件あったくらいかな。
むしろ、自分の来年度の身の割り振り・働き方について相談する場を設けていただきたいので、直接相談してみようかな。
学会関係は、内科学会マルモWGのミーティング関係がすこし、JPCA関係は来年度の北海道大会の準備が山を超えてすこし落ち着いているところ(年明けからがやばいはず)、病院総合医学会の北海道支部の会合があるようでまだノープランですが参加はしようとおもいます。
あとは、JPCA北海道支部の若手医師・学生支援委員会のお仕事が本格的に動き始めて、メール等のやり取りに食らいつきながら、情報・ルール・書類の整備などをちょっとずつ手を付け始めました。
役員・委員的な肩書のある学会数が増えてくると確実に首がしまってくるというのを実感しているため、数年以内に業務整理して引き継げるようにしたいですね。
あとは、北海道医師会・道庁主催の指導医講習会のミーティングして、昨年度資料もらって、なんとなく必要な準備の量と方向性を見積もったくらいです。
正直、こういう公式の指導医講習会は自分好みではない(最大公約数の標準的・量的な評価中心という感じよりも、学習者個々人にフォーカス当てて個別的・質的に動きたい)ので、どこかで足抜けしたいところです。
現場の臨床と教育
病棟は、一時期患者数増えましたが、全体としては冬の割には枯れ気味でそこまで忙しくないです。
時間外まで押さずに余裕をもって自分の臨床+専攻医の指導が終わるくらい。
外来は劇的に忙しくなってますね。
発熱外来閉鎖+感染症流行にともなって午前新患外来が全く回ってないです。
今までの自分の持分は水曜午前外来のみ(9時から14時くらいでなんと変わるくらい)でしたが、現在は月曜外来で受けられない他院紹介を専攻医と見るのと、火曜午前が確定で回らないので救急と研修外来やりながらワクチン・感染症関係を10名前後くらい見るのと、木曜午前バイト医が片付けきれなかったのを昼から引き継ぐのをやっています。多いわ。
まぁ、医師や他職種のマンパワーをうまく回すうえで必要なのでやりますが、ある程度場を把握しつつ信頼感と発言権を貯蓄していき、来年度には仕組み自体をもう少し無難なものに変えたいですね。
救急も担当枠がじんわり増えています。
もともとは火曜午前のみ+専攻医の木曜午後・金曜午前カバーのみでしたが、年度後半の他科専攻医入れ替えなどの影響もあって現在は上記にプラスして、月曜午前専攻医カバーと月曜午後担当が増えています。
外来・救急合わせると、外来系業務がないのは火曜午後と木曜12時前と金曜午後くらいなので急に忙しくなってきています。
専攻医指導の密度は下げないように(むしろ年度後半に向けて質を上げる工夫も)しつつ、学生実習も受け入れて午前・午後単独指導医で色々経験してもらい・観察してフィードバックし・振り返ってもらってを毎日やっているので、けっこう忙しいですね。
あっという間に日中勤務時間が消えていく感じです。
これで時間内に片付けないとまずいデスクワークが山のようにあったら積んでいたと思います。
(実際に積んでいたのが11月中旬でした)
個人的には院内・現場の仕事を丁寧にやりたいので、やはり大学・学会関係の仕事を整理していかないとですね。
(多くの各方面頑張っていらっしゃる先生方は時間外に大学・学会関係のことをやっているのでしょうが、わたしは昨年倒れてからは時間外業務にはかなり気をつけているので同じペースではやれない・やらないというのをもう少し強調しようと思います。それでも時間内の生産性はけっこう高いとおもうよ)
振り返りとしては以上です。
11月は、「現場の仕事の量・密度・質が劇的に増えた中で、外部講演や出張や時間外会議も前半に高密度にあったため、燃え尽きて対象を崩した」という一ヶ月だったのかなと思いました。
がんばりました、じぶん。えらい。
今後は、ペースを極端に変えずに、じっくりゆっくりゆったりと物事を進めていければと思います。
直近の大きめの予定だけ列挙しておくとこんな感じ
1月中
内科マルモWGのWebワークショップ第1回
書籍の改訂版の原稿チェックが2本
院内のジャーナルクラブ発表担当が1回
南奈良レジデントデイの「リハ栄養」レクチャー1回
2月中
指導医講習会の講義1つ・2日間タスクフォース参加
病院総合医学会総会+家庭医療冬期セミナー参加(講師参加1つ+千歳症例報告1件+専攻医参加の同席など)
JPCA北海道ブロック支部の若手医師学生支援委員会の中の、札医大内での学習会企画の支援
1~5月くらい
JPCA学術大会@北海道の準備大詰め!
特に演題査読関係がたぶんめっちゃ大変なはず
うーん、1月やあばそうなので、早めにできることを12月中に潰しておきたいな。
とくに、他の人の出方待ちが必要ない、自己完結系のは片付けておきたい。
となると
原稿書きとジャーナルクラブ準備、リハ栄養のスライド見直し、あとは指導医講習会のスライド見直しとかかな。
うん、見えてきた気がします。
では、業務に戻っていろいろ進めていきます
でわ!
千歳では、今朝はマイナス5℃くらいしかなく、さすがに宿舎の室温もすこし下がってくる様になりました。
(熱帯植物のことを考えると常時20℃以上にしたいですが、15℃くらいまで下がることもたまにでてきて、慌てて隙間の目張りや窓ガラスへの防寒シート貼り付けなどしたところ)
北海道に来て20年目にもなると、この冬の訪れに対する嫌悪感はだいぶ薄れ「ああ、またいつもの冬が来るんだなぁ」とわりとしっくり来ています。
(最近は、民家の庭や防砂林の遊歩道やそのへんの道端に生えている様々な植物をみて季節の移り変わりを楽しむという趣味も増えたので、なおさら季節変化を前向きに捉えられるようになったかも)
このまま年末までは大きなイベントはないはずで油断してるんですが、とはいえ1月からは色々あるはずなので、今のうちから計画的に面倒で気が進まない仕事はちょっとずつ片付けておきたいところ。
とはいえ、この数ヶ月やっていた適当振り返りだとなんとなく地に足がつかず落ち着かない感じがしていたので、今回は久しぶりに型通りの振り返りをしてみようと思います。
あんまり長くなってもしょうがないし、この数ヶ月は忙しさや体調不良でやられていた自覚はすでにあるので、感想や内容は極力省いて箇条書きでいければとは考えています。
では、振り返ってみます。
体調評価と健康管理(自己投資)
11月初旬は仕事関係の飲み会や時間外会議、当直などが続いて「寝不足・だるい」という記載が多め。
2週目の末に風邪引いて寝込んでしまい、いくつか仕事をキャンセル。
3週目は体調回復しきらないまま江差出張→当直→週末当番と続いてあまり休まらず。
4週目にようやく大きな山がなくなり、地道に体力・気力の回復に努めながら、大学5年生の4週間実習の今年度初受け入れを始めて徐々に気持ちも上向きになった感じです。
人生山あり谷ありで、いい時期はずっと続きませんが、悪い時期もずっとは続かないもんだと思いました。
悪いときは変に足掻かないことと、追い詰められるとむちゃをして更に悪化するので平常運転をいつでもキープすることが大事だと学びました。
喉元過ぎてもこの教訓を忘れずに行きてゆきたい所存です
学習と趣味(適度な浪費)
勉強は全然してないですねー。
専攻医レクチャーや学生指導などで必要時に適宜調べ物などはしていますが、自分の好奇心や必要に迫られての医学的なお勉強は進んでいません。
まぁ、そのうちやる気がでてくるでしょう。
植物は、11月は全然買ってないですね。
11月中に1つと、12月1日に2種類一気に買ったくらい。
一方で、アクアリウム系はすこし動きがあったかな。
長らく買っていた小型熱帯魚が病気になったり星になったりして、病魚治療再度勉強して実践したり、水槽内環境見直したりいろいろしてました。
とくに、水槽と植物を組み合わせてアクアポニックス的な仕組みをつくって、すこしでも水槽メンテナンスの手間を減らしながら病気の起きにくい環境をつくれないかはすこし挑戦してみました。
あとはゲーム関係では、ひたすらドラクエ3 HD-2Dリメイクやってました。
バラモスは撃破して、その後はあんまり時間がとれなくなってアレフガルドをゆっくり探索してるところです。
むしろ、ドラクエ3の動画みてると「ロマサガ2リメイクが神ゲーだ」という情報が目に付く事が多いので、はやくドラクエクリアしてロマサガやりたいっす。
それを原動力に、やりたくない仕事を早めに片付けようかな。うん、そうしよう。
執筆・講演関係
滋賀医大での病院家庭医講演 11月16日 →病欠にてキャンセル
超気合い入れてスライド作ったのに公開する場がなくなってもやっています。
意外にも、いままで病院家庭医について語るスライド完成版が手元になかったのは新しい発見でした。
南奈良のレジデントデイでの誤嚥性肺炎講演 11月22日 on Zoom
やる前までは「こんないつもと同じ内容のつまらない話、やる意味なくない?」という気持ちが滲みそうになりましたが、実際にやると参加している学生・研修医・専攻医の反応がよくて「やってよかったぜ」となるいつものパターンでした。
反応良すぎて喋りすぎたので、今年度第2回の「リハ栄養」の回ではもう少し時間意識してうまくやります。
大学や学会関係の雑務
大学関係は、来年度の専攻医配置についてのメールやり取りやWeb面談が数件あったくらいかな。
むしろ、自分の来年度の身の割り振り・働き方について相談する場を設けていただきたいので、直接相談してみようかな。
学会関係は、内科学会マルモWGのミーティング関係がすこし、JPCA関係は来年度の北海道大会の準備が山を超えてすこし落ち着いているところ(年明けからがやばいはず)、病院総合医学会の北海道支部の会合があるようでまだノープランですが参加はしようとおもいます。
あとは、JPCA北海道支部の若手医師・学生支援委員会のお仕事が本格的に動き始めて、メール等のやり取りに食らいつきながら、情報・ルール・書類の整備などをちょっとずつ手を付け始めました。
役員・委員的な肩書のある学会数が増えてくると確実に首がしまってくるというのを実感しているため、数年以内に業務整理して引き継げるようにしたいですね。
あとは、北海道医師会・道庁主催の指導医講習会のミーティングして、昨年度資料もらって、なんとなく必要な準備の量と方向性を見積もったくらいです。
正直、こういう公式の指導医講習会は自分好みではない(最大公約数の標準的・量的な評価中心という感じよりも、学習者個々人にフォーカス当てて個別的・質的に動きたい)ので、どこかで足抜けしたいところです。
現場の臨床と教育
病棟は、一時期患者数増えましたが、全体としては冬の割には枯れ気味でそこまで忙しくないです。
時間外まで押さずに余裕をもって自分の臨床+専攻医の指導が終わるくらい。
外来は劇的に忙しくなってますね。
発熱外来閉鎖+感染症流行にともなって午前新患外来が全く回ってないです。
今までの自分の持分は水曜午前外来のみ(9時から14時くらいでなんと変わるくらい)でしたが、現在は月曜外来で受けられない他院紹介を専攻医と見るのと、火曜午前が確定で回らないので救急と研修外来やりながらワクチン・感染症関係を10名前後くらい見るのと、木曜午前バイト医が片付けきれなかったのを昼から引き継ぐのをやっています。多いわ。
まぁ、医師や他職種のマンパワーをうまく回すうえで必要なのでやりますが、ある程度場を把握しつつ信頼感と発言権を貯蓄していき、来年度には仕組み自体をもう少し無難なものに変えたいですね。
救急も担当枠がじんわり増えています。
もともとは火曜午前のみ+専攻医の木曜午後・金曜午前カバーのみでしたが、年度後半の他科専攻医入れ替えなどの影響もあって現在は上記にプラスして、月曜午前専攻医カバーと月曜午後担当が増えています。
外来・救急合わせると、外来系業務がないのは火曜午後と木曜12時前と金曜午後くらいなので急に忙しくなってきています。
専攻医指導の密度は下げないように(むしろ年度後半に向けて質を上げる工夫も)しつつ、学生実習も受け入れて午前・午後単独指導医で色々経験してもらい・観察してフィードバックし・振り返ってもらってを毎日やっているので、けっこう忙しいですね。
あっという間に日中勤務時間が消えていく感じです。
これで時間内に片付けないとまずいデスクワークが山のようにあったら積んでいたと思います。
(実際に積んでいたのが11月中旬でした)
個人的には院内・現場の仕事を丁寧にやりたいので、やはり大学・学会関係の仕事を整理していかないとですね。
(多くの各方面頑張っていらっしゃる先生方は時間外に大学・学会関係のことをやっているのでしょうが、わたしは昨年倒れてからは時間外業務にはかなり気をつけているので同じペースではやれない・やらないというのをもう少し強調しようと思います。それでも時間内の生産性はけっこう高いとおもうよ)
振り返りとしては以上です。
11月は、「現場の仕事の量・密度・質が劇的に増えた中で、外部講演や出張や時間外会議も前半に高密度にあったため、燃え尽きて対象を崩した」という一ヶ月だったのかなと思いました。
がんばりました、じぶん。えらい。
今後は、ペースを極端に変えずに、じっくりゆっくりゆったりと物事を進めていければと思います。
直近の大きめの予定だけ列挙しておくとこんな感じ
1月中
内科マルモWGのWebワークショップ第1回
書籍の改訂版の原稿チェックが2本
院内のジャーナルクラブ発表担当が1回
南奈良レジデントデイの「リハ栄養」レクチャー1回
2月中
指導医講習会の講義1つ・2日間タスクフォース参加
病院総合医学会総会+家庭医療冬期セミナー参加(講師参加1つ+千歳症例報告1件+専攻医参加の同席など)
JPCA北海道ブロック支部の若手医師学生支援委員会の中の、札医大内での学習会企画の支援
1~5月くらい
JPCA学術大会@北海道の準備大詰め!
特に演題査読関係がたぶんめっちゃ大変なはず
うーん、1月やあばそうなので、早めにできることを12月中に潰しておきたいな。
とくに、他の人の出方待ちが必要ない、自己完結系のは片付けておきたい。
となると
原稿書きとジャーナルクラブ準備、リハ栄養のスライド見直し、あとは指導医講習会のスライド見直しとかかな。
うん、見えてきた気がします。
では、業務に戻っていろいろ進めていきます
でわ!