昨年度末から地道に準備してきた「プライマリケア医のための 北海道リハビリフェローシップ」がついに形になってきました!



以前から、ジェネラリスト系の後期研修修了者対象に、ジェネラリストのスタンスのままで関心領域をさらに深めるための「フェローシップ」をやろうという話をしていました。

自分で思いつくアイデアで、かつ自法人内でできそうなものとして、在宅・緩和・リハビリなどを提案していました。

その中でも在宅・緩和はかなり魅力的で、学会認定専門医の資格を取れるような研修プログラムの基準も満たせそうだったんですが、診療所家庭医の先生がやったほうがしっくりくるなーという思いもあり、保留にしてあります。
既に場所や指導環境は確保できそうで、プログラム原案も作ってあるので、希望者がいればすぐに始められるんですけどね。


で、病院家庭医として、「急性期・回復期病棟から外来・在宅まで幅広くカバーしながら、病気や障害を抱えたままでも地域で元気に暮らしていくためのサポートをしていく」という立ち位置を考えると、リハビリフェローシップの方がいいかなという結論に至りました。

ちょうど、法人のなかでも札幌だけはリハビリ専門医がおらず、リハビリスタッフの数や地域のニーズとのギャップが大きかったことや、 自分の提案に乗っかってくれた函館の病院が「北海道リハビリフェローシップ」を立ち上げたという追い風も吹いてきました。

東京では家庭医療指導医のためのフェローシップがあり、普段は地方で働きながらe-learningや定期的な短期現地研修を組み合わせて研修するという仕組みもあり、「札幌にいながら函館のフェローシップに乗っかることも夢ではないかもしれない!?」と思うようになりました。


そこで、函館の「北海道リハビリフェローシップ」の責任者の先生と、「札幌で働きながら、短期研修や遠隔指導を組み合わせて函館のフェローシップに乗っかることはできないか?」という相談を進め、いろんなヒト・モノ・カネの問題もひとつずつクリアし、ようやく形になってきたというところです。 

残念ながら、遠隔研修というシステムが斬新すぎてリハビリ学会の施設認定基準はクリアできませんでしたが、なんとか学会認定臨床医の受験資格をクリアすることは可能そうです。



昨日、やっとプログラムの原案ができ、今朝の内科医師会議も無事に通って肯定的な評価をもらえたので、あとは医局会議で医師全体の合意をとったり、師長室や管理部との調整、現場のスタッフとの細かい調整をしていくだけです。

その、プログラム原案はこちら。
プライマリケア医のための北海道リハビリテーション フェローシップin札幌ver1.4



いちおう事前事後評価の方法も自分なりに考えてみたので、ある程度データが取れたら学会などで発表したいなーとも思っています。

プログラムへのツッコミ、自分も参加・見学してみたいなどの申し出はいつでもお待ちしておりますので、ブログコメントやツイッター・フェイスブックなどでご連絡いただけると嬉しいです。


まあ、どう転ぶかはまだわかりませんが、たぶんすごく盛り上がってみんなの学びにつながり、地域住民の健康度アップや病院の経営改善に大貢献しちゃうんじゃないかと自画自賛しています(無根拠ですけど)。

また経時的に報告していきたいと思いますので、暖かく見守っていただけると嬉しいです<(_ _)>

 

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