昨年度うちで家庭医療後期研修を1年して、現在東京の家庭医療診療所で外部研修している後期研修医が1名いて、月に1回Googleハングアウトで目標到達度の振り返りやプロジェクト学習の相談などをしています。

その中で、「Geriatric Rehabilitationというのがあるらしく、それにそって患者のリハをまとめてみたら?」と指導医から言われたらしく、「そんなドンピシャな名前の物があるのか!」と一人高まっていました。 

研修医を抱え込まずに「育てたら出す」形式で、でも出した後も関わりを継続することのメリットの一つですね、こういうの(もちろんダイレクトな見返りナシでもいいくらいいろんな副次的効果があるんですが、こういう見返りはやる気が上がりますね)。




で、とりあえず簡単にネットで検索してみました。老年リハ。


Googleで「老年リハ」で検索しちゃうと、個々の病院や個人が提唱する概念など玉石混交で出てきてしまってイマイチな感じ。

他のジャンルでも「英語だと定義がしっかりしていて検索でもそれに合致するものばかりでるのに、日本語訳にするととたんにめちゃくちゃ」な現象はよく経験しますけど、なんで日本人って言葉の定義適当なままで名前つけちゃうんですかね。


で次は「Geriatric Rehabilitation」でグーグル検索してみたら、やっぱりいい感じです。

Geriatric Rehabilitationに関する大学での研究、独立した書籍、研究結果などが出てきました。


とりあえず、すごく簡単にまとまっていたWikipediaのページをみると、こういうことらしいです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Geriatric_rehabilitation

Geriatric rehabilitation covers three areas – normal aging due to disuse and deconditioning, cardiovascular problems like vascular disease and stroke, and skeletal problems including osteoporosis and osteoarthritis conditions such as knee and hip replacements. 

老年リハは3つの領域をカバーしている。
1.廃用やデコンディショニングなどによる正常の加齢変化 
2.血管疾患や脳卒中のような心血管疾患
3.骨粗鬆症や膝・股関節置換も含めた変形性関節症のような骨格系疾患


うん、わかりやすいですね。

精神・神経系の問題(認知症、抑うつ、意欲障害など)や、急性疾患による廃用症候群なども重要な問題だと思いますけど、そこはあえて突っ込まずに。

その後の説明を読んでみると、栄養障害とか抑うつ・認知症やADLのことにも触れています。


要は、CGA(高齢者総合機能評価)でよく引っかかるような老年期諸問題に特化したリハビリ領域ってことみたいですね。

External links(外部リンク)のところでは米国老年医学会(American Geriatrics Society)があるので、リハビリ関連ではなく老年医学関連で検索するといい感じのが引っかかりそうです。




その他、UpToDateにも「Overview of geriatric rehabilitation: Program components and settings for rehabilitation」という解説のページもありますね。


ちょっと読みきれないくらい面白そうなwebページ、PDFファイル、PPTスライドデータなどが出てきたので、今日はここでいったん止めますが、次に関心持った時には一気に勉強してみようかなと思います。



ふふふ、いいこと知ったわ・・・( ̄ー ̄)ニヤリ





 

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