総合医向けのエビデンスごりごりな読み応えたっぷり雑誌「Gノート」に、自分が関わった記事が掲載されましたよ!
9784758123310
https://www.yodosha.co.jp/gnote/book/9784758123310/index.html




2018年8月号で少し前なんですが(紹介記事書くひま作れないまま時間経ってしまいましたすいません)、わりと力作なので紹介しておきます。




家庭医療専門医(新専門医制度では総合診療専門医)の、専門医試験時に提出するポートフォリオでは、救急や老年や終末期ケアと並んで「リハビリ」というテーマも設定されています。

一方で、家庭医療研修中にリハビリについて深く学ぶ機会があるプログラムは稀で、ポートフォリオを書く段階になって初めて「リハビリって何書いたらいいんだ?」と悩む人が多いです。


私は、いちおうリハビリ認定医の資格をもっていてそれなりに勉強してきたので、リハ医に読んでもらえるレポートの書き方は習得したつもりです(認定医試験のときにレポート提出してますしね)。

また、家庭医療を実践しながら、その文脈で活かせるリハビリを学んできたので「家庭医だからこそできるリハビリ」についての知識や考え方を持っているという意味では国内でも稀な存在だと思っています。
リハ認定医試験のときのレポートを、リハ専門医・指導医に見てもらったときの感想でも「家庭医がリハビリのレポートを書くとこうなるんですね。新鮮で勉強になりました」というフィードバックをいただけるくらいには視点が違うようです。



というわけで、普段から「リハ認定医試験用ではなく、あくまで家庭医療専門試験に提出するためのリハビリポートフォリオ」の書き方は意識しており、うちの専攻医には毎年指導していました。
(ポートフォリオ作成支援担当が、私の場合はリハと研究です)



今回は、その内容を詰め込んで書かせていただきました。

とはいっても、原稿の8割方を書いたのは、優秀ポートフォリオ賞を受賞したうちの若手で、自分は指導・フィードバックポイントを書き足した程度なんですが・・・

学会ホームページの優秀ポートフォリオ賞 受賞者一覧
https://www.primary-care.or.jp/nintei_fp/portfolio.html


指導医の立場の人の参考になるように、いっぱいコメント書き足したので、参考にしていただければ幸いです。



専門医試験の評価基準的には、「家庭医としての優秀さを示すリハビリテーション」をマニアックに示す必要はなく、「家庭医として幅広い分野に渡って標準的な診療ができており、リハビリも最低ラインはクリアしていますよ」ということが示せればいいようです。

ただ、それでは物足りないと個人的には思うので、「リハ医ではなく家庭医を選んだあなたが、今後家庭医療専門医(総合診療専門医)として堂々とリハビリに関われる」ことを目指して、ポートフォリオを書くのをきっかけに学んでもらうべしと思っています。

本来なら後期研修中に実践を通して学んでもらい、リアルタイムフィードバックやレクチャーで教え込むのがよいんですが、新専門医制度では短期ローテになりがちでリハまで学ぶ余裕がない人もおおいので、せめて専門医試験前の詰め込み時に補習できるようにという感じでやっています。
(もちろん、あからさまにポートフォリオ作成への熱意か余力がない人もいるので、そういう人で、かつリハは別に・・・という人には指導の要求水準を下げますが、本人に学ぶ意欲があればがっつりいきます)



今回ので、私が指導担当している「研究」と「リハ」のエントリーについて、それぞれ優秀ポートフォリオ賞を取ってくれた人達による記事ができたので満足しています。

研究のポートフォリオが掲載されている、2017年4月号掲載ページ
https://www.yodosha.co.jp/gnote/book/9784758123211/index.html


連載企画を降っていただいた編集部の方には感謝ですm(_ _)m










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