あけましておめでとうございます!

今年も特に面白みのないブログですが、愛読者の方は今後もよろしくお願いいたしますm(_ _)m



大晦日の昨日一日振り返りまくって、いろいろと意識を高めテンションもあげていきましたが、一夜明けて元旦の本日はまあそこまでテンション高くなく地味に生きています。

年末のインフルエンザ対応ラッシュ(外来患者診察とか、病棟・スタッフ発症者や暴露者のICT対応とか)の影響か、昨日午前から鼻汁・咽頭違和感と寒気(これはたぶん普通に部屋が寒いから)、倦怠感やぼーっと感がでており、おそらく、十中八九、まず間違いなくインフルエンザウィルスに冒されてしまったと思われます。残念


自力では咽頭後壁のリンパ濾胞は見えませんでした

濾胞ってなんだ?という方は、解説する気力がわかないので、この辺をご参照ください。
元論文の日本語版→https://www.jstage.jst.go.jp/article/numa/72/1/72_11/_pdf
General medicineにのった英語版→https://www.jstage.jst.go.jp/article/general/12/2/12_2_51/_pdf
日本語で解説しているブログ→https://yaplog.jp/dacho_okbokujo/archive/512
研修医さんが作って公開しているカラー写真付きのスライド→http://www.matsuyama.jrc.or.jp/rinsyo/news/wp-content/uploads/2015/01/3feda77834e9e873e7889b5ea6f94eb7.pdf
その他診断の原則がまとまっている亀田感染症ガイドライン→http://www.kameda.com/files/kameda_ja_general/medi_personnel/infectious_disease/pdf/23.pdf


迅速検査で鼻がツーンと辛い思いするのがアホらしくなります。

社会に広く浸透して、普通の人がみなさん「検査受けるのあほらし」と感じる世の中になるとみんな幸せですね(デメリットとしたら診療所の検査代が減ったり、検査キット作っている会社の収益が減ったりくらいでしょうか)

希望する人には止めませんが、苦痛、待ち時間、お値段、検査特性考えると自分では受けたくない検査です。
(理論的に説明してやらないことを説得するよりも、「希望すればすぐにやりますけど」とお伝えしつつ簡単に2-3おすすめしない理由を伝えつつ「私だったら受けないですねぇ」と個人的意見ぽく伝えたほうが同意得られやすいのはどういう理屈なんですかね)



幸いというかなんというか、今日から3日間は完全休み(出勤なしどころか待機当番もない)ので業務に支障はなく社会にもご迷惑をおかけしませんが、残念無念です。

初期にきっちり治療して体も休めたため、かなり軽く済んでいますが、それでもまあ消耗はしますね。残念。


治療というのは、とにかく麻黄湯飲みまくって体温めて早めに寝たというのと、喘鳴が出始めたのでやばいと考えて今年はタミフルを飲むことにしました。
なんか、タミフル飲んだっていうと、「流行商品を高値で買って浮かれてるよあいつ」と後ろ指刺されそうな気がして嫌なんですが、私はいちおう重症化ハイリスク群なので飲むべきなのです。


ハイリスク群と抗インフルエンザ薬については、こっちをご参照ください。



内容的には良記事だとおもいますが、いかんせん長いです。
また、ハイリスク群という言葉が一般に知られておらず検索対象にならないせいか、あんまり読まれてません



あとは、一般的な風邪(インフルエンザじゃなく、肺炎とかでもない普通の風邪)のことも前に調べたのをまとめていたようです。



米国家庭医療学会のレビュー論文の表だけチョロっと見たやつです。




これはもう少しいろいろ読んでまとめたやつです。そういえば、これ以降はあんまり勉強し直してないなぁ・・・




あ、この本に、当時の後期研修医二人と一緒に書いた原稿がのっているので、2年後には勉強し直してますね。偉い。



ただ、風邪関係の記事で一番アクセス数が多いのは、残念ながらこの適当な記事でした。



Googleで「風邪 治した」で検索するとトップ10入りしちゃうんですよね。。。

こういうののほうが広く読まれることが残念というかなんというか。

普段から一般受けするタイトルにしつつ、真面目で役に立つ医学知識を載せるようにしたら社会がいい方向に動いたりするのだろうか?


あと、この記事のコメントがとてもよくて「医師が処方箋のいらない医薬品で治療することに驚きです。」なんですよね。

そうなの「風邪を引いたら早めに○○○○はあたりまえ。できれば医師が処方する処方薬のほうがもっと効く!(早く治る)」という感覚が一般的だと思いますが、風邪に効く処方薬ってほぼないので受信してもあんまりいいことないんですよ。

過去の風邪症状とくらべて「明らかにこれはおかしい」と思ったときは、風邪じゃないことを確認するために(もしくは、風邪じゃなくてやばいやつだったら治療するために)受診する意義(と、診察する医師の存在意義)がありますが、「風邪だ!」と確信しているなら受診してもあまりご利益ないのです。



さらに脱線ですが、人気記事トップ10に居座り続けている、健康関係の人気記事はこちらです
1声が潰れたので漢方試してみました。麦門冬湯はすごいです。(8144)
2ササクレからバイキンが入りました(TдT)(5997)
472時間で風邪を治しました(^O^)/(1560)
7結局、今回の風邪に一番効いたのは、コンビニで買ったのど飴でした。処方薬の完敗・・・_| ̄|○(1033)
8気管支炎の対症療法(733)

冬だけあって、風邪ネタが上位に入るのはわかりますが、なぜかこの「ささくれネタ」がずーっと上位なんですよね。
超不思議です。なんでなんだろう?

グーグル先生に聞いてみたら、「ささくれ」ではトップページにでず、「ささくれ 治療」でも2ページ目以降ですが、「ささくれ 化膿」だと堂々の1位に表示されますね。


ちなみに同じページの2つ下くらいにも、個人の「ささくれ闘病記」的なのがありますね。

ささくれが化膿して、指がくさって激痛・・・トホホ

処方された薬の内容が若干残念ですが、痛みの記述についてはとても共感しました






ああ、もうだめだ。だるい

寝よう。



おやすみなさい~



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